情報系大学生の就職先とは?代表的な業界や職種、年収について解説

情報系大学生の就職先とは?代表的な業界や職種、年収について解説
「情報系の学生にはどんな就職先があるの?」と悩む方に向けて、情報系の代表的な就職先を紹介します。システムエンジニアやプログラマーなど、情報系の学生はさまざまなIT系の仕事を目指せます。国内ではIT人材の不足が課題となっているため、学んだ知識を活かして就職できるでしょう。 この記事では、就活に向けて行うと良い対策や、業界・企業を選ぶ際のポイントもまとめたので、ぜひ参考にしてください。

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1. 情報系とは?

大学で情報系の学問を専門的に扱う学部として「情報学部」があります。情報学部は大きく文系と理系の2つに分かれます。

文系の情報学部

文系の情報学部では、「情報技術を社会でどのように扱うか」という観点で、技術よりも理論などを扱うのが一般的です。具体的には、メディア系や情報社会学に関する知識を学ぶ傾向にあり、人文や社会科学系の領域と連携した内容も多いようです。

理系の情報学部

理系の情報学部には、「情報工学」「情報科学」などの学科名がついており、プログラミング言語やコンピュータの仕組みなどを学びます。理系の学科は、プログラミングやデータ解析に必要な「微分・積分」「線形代数」など、数学的な基礎科目が多いことが特徴です。

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2. 情報系の学生のメリット(長所)

まず、情報系の学生のメリットについて解説します。情報系の強みを理解することで、就職活動の可能性を広げていきましょう。

大学で学んだ知識・技術がそのまま技術として活かせる

情報系で学ぶIT関係の知識は、そのまま就職後に活かせます。
経済産業省による「参考資料(IT人材育成の状況等について)」によると、今後はますます「ビッグデータ」「AI」「情報セキュリティ」「デジタルビジネス」「IoT」などの分野の専門家が必要になると予想されています。これらの分野を大学で学んだ学生は、就職後に即戦力として重宝される可能性が高いでしょう。

特に、理系の情報学部は学生のうちにプログラミングなどのスキルを身につけていることが多く、就活に有利になりやすいといわれています。

応募可能な業種が多い

現在はあらゆる業界がITを活用しており、情報系の学生が就職先に選べる業種は多種多様になっています。具体的には、下記の通りです。
 

  • ・IT

    ・医療

    ・自動車

    ・コンサルティング

    ・スポーツ

    ・保険

    ・金融


このほかにも、技術系の国家公務員として働く道もあります。今日では、IT技術を必要としていない業種・業界を探す方が困難な状況で、学校で学んだITの知識はあらゆる業種で活かせます。

海外就職の選択肢がある

優秀なIT人材は海外の企業でも求められています。プログラミング言語は世界共通なので、語学力に自信があれば、日本にいながらリモートワークで海外の企業に勤めることも可能です。
または、後述するブリッジSEとして海外で仕事をする選択肢もあるでしょう。

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3. 情報系学生の代表的な就職先

情報系の学生は幅広い業界に就職できますが、理系の就職先としてはIT業界が代表的です。
IT業界には、インターネット/Web業界・通信業界・ソフトウェア業界・ハードウェア業界・情報処理サービス業界があり、情報系出身者はこれらの業界でエンジニアやプログラマーとして活躍することが多くなります。

文系の就職先として代表的なのは、マスコミや広告業界で、テレビや新聞、雑誌などのメディアに関わる仕事に就く人が多いようです。また、文系でもIT系の知識を持っていれば、インターネットを活用して情報発信を行う企業の就職に役立つでしょう。

関連記事:IT業界の研究をしよう!企業の分類から活躍する職種、働く魅力までを解説

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4. 情報系の学生におすすめの職種

次に、情報系の学生におすすめの職種をご紹介します。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、クライアントの業務分析・システム設計・プログラミング・テスト・運用までシステム開発を一貫して請け負うエンジニアです。
システムエンジニアはクライアントの要望を汲み取った上でシステムを設計していく必要があるため、プログラミングスキルに加えて、設計図を作成するデザイン力や文章力、コミュニケーション能力が問われます。

システムエンジニアは、職場によってはプログラミングを担当しないこともあるため、プログラミングに限らず、クライアントへのコンサルティング、提案、営業など総合的に携わりたい方におすすめです。

関連記事:新卒で社内SEに就職する方法!向いているのはどんな人?

プログラマー

プログラマーとは、前述したシステムエンジニアが作成した設計書を元に、実際のプログラミングを行うエンジニアです。アプリケーションプログラマー、組み込みプログラマーなど、担当分野によってさまざまな呼び名があります。
顧客とのコミュニケーションやチームのマネジメントよりも、純粋にプログラミングが好きな人におすすめです。

関連記事:プログラマーの適性はある?ない?向いている人の性格をチェック

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアとは、サーバーの設計から運用を行うエンジニアです。サーバー障害の対応、セキュリティ対策なども業務に含まれるため、OSやネットワークセキュリティ、グループウェアセキュリティの知識が必要になります。

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Webエンジニア

Webエンジニアとは、WebアプリケーションやECサイトといったWebシステム・サービスの設計から運用を担当するエンジニアで、システムの動作面の開発が主な業務です。
ネットワークやセキュリティの知識は必須で、JavaやRuby、PHP、HTMLなどのプログラミングスキルも活かせます。

関連記事:新卒・未経験からWebエンジニアになる方法!今からできる準備とは?

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアとは、設計されたデザインを元にプログラミングを行うエンジニアです。
デザインを設計するWebデザイナー(マークアップエンジニア)と、フロントエンドエンジニアが共同で業務を行うこともあれば、フロントエンドエンジニアがデザインの設計から行うこともあります。

関連記事:未経験の新卒がフロントエンドエンジニアとして採用されるには?

データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、データベースの設計から運用を専門的に行うエンジニアです。就職後は、最初からデータベースエンジニアとして配属される以外にも、まずはシステムエンジニアとして業務を行い、適性によってデータベースエンジニアになることもあります。

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ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、コンピュータネットワークの設計から運用を行うエンジニアです。
ルーターやスイッチ、ファイアウォールなどのネットワークに関する専門的な知識を駆使して、社内ネットワークを取り扱います。前述したデータベースエンジニア同様、システムエンジニアからネットワークエンジニアになるパターンもあります。

関連記事:新卒でも活躍できる?ネットワークエンジニアのキャリアを解説

組み込みエンジニア

組み込みエンジニアとは、家電製品などにソフトウェアを組み込む際、そのプログラムの設計から開発を行うエンジニアです。別名「エンベデッドエンジニア」とも呼ばれます。
たとえば、スマーフォンのバックライトの自動調節機能、電子レンジなどの調理器具に付いている制御機能の設計・開発は組み込みエンジニアが行います。ハードウェアとの連携を想定したシステム開発に興味がある方におすすめです。

関連記事:組み込みシステムとは?新卒から切り開く組み込みエンジニアへの道

カスタマーエンジニア

カスタマーエンジニアとは、クライアントを訪問、もしくはクライアント先に常駐し、システムや機器の不具合を調整するエンジニアです。状況によっては、直接訪問せずに電話でクライアントに指示を出す場合もあり、「サービスエンジニア」とも呼ばれます。
カスタマーエンジニアには、扱う機器に関する知識や、クライアントとスムーズにやり取りをするためのコミュニケーション能力が必要です。

サポートエンジニア

サポートエンジニアとは、製品を導入したクライアントの問い合わせ窓口として、操作方法の説明やトラブルの解決方法などをリモートで指導するエンジニアです。別名「ヘルプデスク」とも呼ばれます。原則として、メールや電話で対応しますが、時にはクライアントの元に出向いて指示を行う場合もあります。

クライアントの疑問に的確に答える必要があるため、基本的なITの知識に加え、その製品の専門家であることが求められます。また前述したカスタマーエンジニア同様、トラブルを解決するためのコミュニケーション能力も重要です。人とコミュニケーションを取ること、また誰かの疑問を解消することが好きな人に向いている職種です。

セールスエンジニア

セールスエンジニアとは、専門的な知識を活かしてセールスを行うエンジニアです。原則として、営業職の社員に同行し、専門的な部分についての説明や技術面の提案を行います。
また、クライアントから直接ニーズを聞き出すために、システムの開発を担当するエンジニアと兼任する場合もあります。エンジニアとして開発するだけ、営業として販売するだけではなく、両方の仕事に総合的に関わりたい方におすすめです。

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セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアとは、サイバー攻撃や情報漏洩を防ぐためのシステムを構築する情報セキュリティの専門家です。社外のクライアントに対してセキュリティについてのアドバイスをする場合は、「セキュリティコンサルタント」と呼ばれる場合もあります。
セキュリティシステムの設計、実装を行うセキュリティエンジニアには、ネットワーク機器やセキュアプログラミングスキルなどの幅広い知識が求められます。

関連記事:新卒でセキュリティエンジニアに就職できるのか?

テストエンジニア

テストエンジニアとは、開発された製品にバグなどの問題がないか調査するエンジニアで、「テスター」とも呼ばれます。想定しうるすべての可能性を考え、テストを設計から分析まで行います。
その製品で使用されているプログラミング言語のスキル、品質マネジメントスキル、その製品の業務内容に関する知識など、専門的な教養が求められます。繰り返し何度も同じテストを行う仕事なので、ルーティン業務が苦ではない人に適性があるでしょう。

国内ではまだ専門的なテストエンジニアは少なく、開発担当のエンジニアがテスト作業を行うのが一般的です。しかし、海外ではテストエンジニアの人材価値は高まっており、将来性がある職種だといえます。

ブリッジSE

ブリッジSEとは、国外のシステム開発会社やエンジニアにプロジェクトを外注する際に、国内のプロジェクトチームと海外チームのコミュニケーションを取り持つエンジニアです。国内からビデオ通話などで国外と連絡を取る場合もあれば、海外に常駐して働く場合もあります。
ブリッジSEには、エンジニアとしての実務経験値はもちろん、外国の文化やビジネスルールに柔軟に対応できるマインドと、英語力が求められます。海外勤務を目指している方や、語学力を活かしたい方におすすめです。

ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、クライアントの業界や経営状況を調査し、課題を見極めた上で、ITシステムの導入による改善・解決を提案するコンサルタントです。

クライアントが抱える問題点を聞き出し、解決に結びつく的確な提案をする必要があるため、幅広い分野のスキルが求められます。具体的には、IT全般に関わる知識やクライアントの業界の知識、クライアントから話を聞き出すコミュニケーション能力、問題解決能力などが挙げられます。人とコミュニケーションを取ること、そして問題解決を行うための企画・提案を行うことが好きな人におすすめです。

システムエンジニアなどの職種からキャリアアップしてITコンサルタントになることが多く、平均的な年収はほかのエンジニア職と比較してやや高くなっています。

関連記事:新卒でITコンサルタントになるために知っておくべきこと5選

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プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーとは、プロジェクトにおけるスケジュールや予算、納期などの管理を担う職種です。成果物の品質をはじめ、プロジェクトのすべての責任を負う重要なポジションにあります。

プロジェクトマネージャーは、社内外の関係者と頻繁にコミュニケーションを取り、トラブル発生時の交渉も行うため、高いコミュニケーション能力とチームをまとめるリーダーシップが求められます。
また、スケジュールや予算、チームメンバーの状態などを総合的に判断して意思決定をしていくので、経営者的な目線も必要です。プログラミングだけではなく、人とのコミュニケーションが好きな方におすすめです。

キャリアの流れとしては、システムエンジニアとして現場経験を積んだ後にプロジェクトマネージャーになることが多くなります。

プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダーとは、前述したプロジェクトマネージャーの一つ下の立場に属し、開発現場の管理を行う職種です。プロジェクトマネージャーがプロジェクト全体の責任者である一方、プロジェクトリーダーは現場の責任者という役割分担が一般的ですが、会社やプロジェクトの規模によっては、プロジェクトマネージャーがリーダーを兼任することもあります。

プロジェクトリーダーに求められるスキルは、プロジェクトマネージャー同様、IT技術のほかにコミュニケーション能力とリーダーシップです。
また、立場としてはプロジェクトマネージャーの下の位置づけになりますが、多くの場合両者の年収はそれほど変わりません。

関連記事:プロジェクトマネジメントとは?IT職種における必要性を解説

開発・研究職

開発・研究職とは、企業に所属し、その企業の製品・サービスの開発を行う職種です。たとえば、スマートフォンのハードウェア、アプリケーション、自動運転技術などのソフトウェア、人工知能などの開発に携わることになります。研究・開発の結果によっては、その企業の業績に大きく貢献することになり、重要な立場であるといえます。

開発する製品によっては、目に見える成果が出るまで年単位の時間がかかる場合もあります。そのため、開発・研究職には研究分野への専門的な知識と関心に加え、中長期的な計画を立てる時間管理能力も必須です。

関連記事:学部卒でも研究職に就職は可能?メリット・デメリットを徹底解説!

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5. 情報系から就職できる職種の年収は?

情報系から就職できる職種について紹介してきましたが、各職種の年収はどの程度になるのでしょうか。経済産業省が公表している「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、SIerやシステム開発関連企業における主な職種の平均年収は下記の通りです。
 

  • ・コンサルタント 928.5万円

    ・プロジェクトマネージャー 891.5万円

    ・高度SE/ITエンジニア(基盤設計担当/ITアーキテクト) 778万円

    ・SE・プログラマ(顧客向けシステムの開発/実装)593.7万円

    ・SE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発/実装)568.5万円

    ・SE・プログラマ(組込みソフトウェアの開発・実装)603.9万円

    ・IT技術スペシャリスト(特定技術…DB/NW/セキュリティなど)758.2万円

    ・IT運用/管理(顧客向け情報システムの運用)608.6万円

    ・IT保守(顧客向け情報システムの保守サポート)592.2万円

    ・IT教育(IT関連講師/インストラクタなど)651万円

    ・IT業務の営業/マーケティング 783.3万円

 
新卒でも目指しやすいシステムエンジニアやプログラマーの平均年収は600万円前後であることが分かります。一方で、コンサルタントやプロジェクトマネージャーなど案件を管理・進行していく職種の平均年収は900万円程度です。

新卒の給与は経験があるエンジニアより低いのが普通ですが、一部の企業では入社直後から年収が600万円近くになる場合もあります。そういった企業では、採用選考時点である程度のプログラミング経験やスキルを要求されることが多いです。

一般的には、システムエンジニアやプログラマーとしての経験を積んでから、マネジメント業務を担う職種へとステップアップすることで、年収を増やしていけるでしょう。また、データベースやセキュリティなど、専門領域に特化したエンジニアを目指すことでも年収アップしていけます。

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6. 情報系の学生におすすめの就職対策

最後に、情報系の学生が取り組んでおくと良い就職対策を紹介します。

専門分野を決める

情報系には多様な専門分野と学科が存在します。その中で自分が何に特化するかを決めておくと、就活で企業にアピールしやすくなります。さらに、その専門分野を伸ばしたい場合は、大学院への進学も選択肢に加わるでしょう。

前述した通り、現在は多くの企業で「ビッグデータ」「AI」「情報セキュリティ」「デジタルビジネス」「IoT」などの専門家が必要とされています。これらの知識を学んでおくと、就職に役立てられるでしょう。
もしくは、なりたい職種から自分が習得すべき専門分野を決める方法もあります。たとえば、ビッグデータを扱うデータサイエンティストを目指すのであれば、自ずと統計学やデータモデリングなどの分野を学ぶことになるでしょう。

資格の取得

IT系職種への就職に資格は必須ではありませんが、資格があるとスキルや意欲をアピールできます。情報系の学生におすすめの資格をまとめたので、参考にしてください。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、高度IT人材になるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身につけていることを証明する国家資格です。ITエンジニアとしてキャリアをスタートさせる人を対象とすることから、「ITエンジニアの登竜門」とも呼ばれています。

試験範囲は非常に広く、数学やアルゴリズムとデータ構造、コンピュータ、OS 、メディア表現、データベース、ネットワーク、セキュリティ、Web 、アーキテクチャ、開発手法、プロジェクトマネジメント、経営戦略、プログラミングなどが含まれます。

合格率は例年20〜30%を推移しており、難易度は高めです。短期間の学習での合格は難しいかもしれませんが、参考書や過去問を使って取得を目指しましょう。

関連記事:基本情報技術者は新卒の就職に有利?試験内容やITパスポートとの違いを解説

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応用情報技術者試験

応用情報技術者試験とは、基本情報技術者試験の一つ上のレベルにあたる国家資格です。高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能を持っていることを証明する国家資格で、基礎情報技術者試験よりもさらに試験範囲が広いのが特徴です。具体的には、戦略立案やコンサルティング、サービスマネジメント、システム監査などの項目が追加されます。

合格率は20%前後を推移しており、こちらも合格は簡単ではありません。その分、新卒が取得すると高い評価を得られるでしょう。

関連記事:応用情報技術者試験の資格を取得し就職を有利にする方法

ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12c(オラクルマスターブロンズ )

オラクルマスターとは、「日本オラクル社」が運営しているデータベース管理ソフトウェア「Oracle Database」シリーズを取り扱う技術力に関する資格です。4段階の難易度がある中で最も難易度が低いのが、ORACLE MASTER Bronzeです。
データベース管理者が管理業務を行う上で最低限必要な知識である、データベースの作成・運用・保守・削除操作と、データベースを操作するためのSQLの文法を理解しているかが問われます。

Oracle製品は、日本国内のリレーショナルデータベース管理ソフトウェア市場において多くのシェアを占めており、オラクルマスターを取得することで、国内トップシェアのデータベースを取り扱えることが証明できます。

Ruby技術者認定

Ruby技術者認定とは、Rubyをベースとしたシステムを設計・開発・運用するエンジニア向けの認定試験制度です。シルバー・ゴールドの2つの資格区分が設けられています。

シルバーの試験範囲は、文法・組み込みライブラリ・オブジェクト指向の3つの項目に分かれています。合格率は約70%と高く、Rubyの基礎を正しく段階を踏んで学習することで初心者でも十分合格できるでしょう。

Javaプログラミング能力認定

Javaプログラミング能力認定とは、Javaに関する基本的な知識を持ち、オブジェクト指向に基づくアプレット・アプリケーションプログラムの作成を行う能力があることを認定する試験です。認定基準は1〜3級の3段階に分かれています。合格率は1〜3級の累計で約65%と高く、難易度はそれほど高くありません。

プログラミング言語別の資格は、プログラマーとしての技術力を示す手段として非常に有効です。プログラミングを行う職種への就職を目指す方のみならず、IT関係に従事するすべての人に役立つといえるでしょう。

自分に合った業界・企業を選ぶ

情報系の学生が就職を成功させるには、自分に合った業界や企業を選んで就職後のミスマッチを防ぐことが重要です。たとえ就職できたとしても、自分に合わない仕事はすぐに離職してしまうでしょう。
自分に合った就職先を探すには、自己分析を行い自分の得意なことややりたいことを明らかにすることが有効です。加えて、興味のある業界や企業についてよく調べ、自分がやりたいことが実現できそうか確かめましょう。

インターンシップへの参加

業界や企業のリアルな情報を得るには、インターンシップに参加するのがおすすめです。インターンでは、現場で実際にどのような知識・技術が必要なのかを知ることもできます。インターンの情報は就活生向けの求人サイトや大学のキャリアセンターで見つけられるので、探してみると良いでしょう。

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7. まとめ

情報系の学部で学んだ内容は、文系であればマスコミ、理系であればIT業界などへの就職に活かせます。
理系の学生の場合、学生のうちからプログラミングスキルを身につけておくと就活でアピールできるでしょう。IT業界には、プログラマーやシステムエンジニア、セールスエンジニアなどさまざまな職種があるので、それぞれの仕事内容を把握したうえで自分の適性に合ったものを選んでください。

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