プログラマーの適性はある?ない?向いている人の性格をチェック

プログラマーの適性はある?ない?向いている人の性格をチェック
プログラマーになりたい人の中には、「自分に適性があるか不安…」と思っている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、プログラマーの適性がある人・ない人の特徴を解説するとともに、適性の有無をチェックする具体的な方法を紹介します。文系からプログラマーを目指せるの?という疑問にも答えているので、プログラマーに向いている性格や必要なスキルに興味がある方は参考にしてください。

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1. プログラマーの適性がある人・ない人の特徴

プログラマーとは、プログラミング言語を使ってシステム開発を行う技術者のこと。論理的な思考力やITスキルを求められることから、向き不向きの分かれる仕事です。
では、プログラマーに適性がある人・ない人にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか?

プログラマーの適性がある人

まずは、プログラマーの適性がある人の特徴を紹介します。

論理的な思考力がある

論理的思考力とは、道筋を立てて物事を考える力のことです。プログラムを記述する際はもちろん、プログラムにエラーが発生した時には論理的思考力が非常に重要となります。

プログラミングにはミスや入力エラーがつきものです。もちろん、エラーを起こさないように慎重にコードを書くことは大事ですが、どれだけ気をつけていてもヒューマンエラーは起こってしまうもの。プログラマーにとって重要なのは、発生したエラーにどう対処するかです。
その際、「原因は何か」「どこをどう修正すればいち早く解決できるか」というように順序立てて考える論理的な思考力があると、大きなトラブルを回避できます。

知的好奇心が旺盛

プログラミング言語を含め、IT技術は次々と新しいものが登場する変化が激しい領域です。プログラマーに関しても、一度身に付けた技術だけで働き続けることは難しく、キャリアアップや収入アップのためには常に技術力を向上させる必要があります。
そのため、知的好奇心が旺盛で継続的に学習するのが苦にならない人は、プログラマーの適性があるといえるでしょう。

ものを作ることが好き

プログラムは「もの」としての形はありませんが、プログラミング言語を記述し、プログラムを構築するという意味では「もの」を作ることと同様です。
そのため、プログラミングも出来上がっていく過程では、ものを作ることの面白さを感じられます。もの作りが好き・興味があるという人は、プログラマーの適性があるといえるでしょう。

人と連携できるコミュニケーション能力がある

プログラマーはチームでプロジェクトを進めるため、ほかのメンバーと連携して仕事を進める協調性が求められます。
また、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーなどにキャリアアップすると、顧客と話す機会が増えたり、メンバーとのやりとりが頻繁になったりします。将来的な役割を考えたときにも、コミュニケーション能力はプログラマーに求められる適性の一つといえそうです。

集中力がある

プログラマーは長時間パソコンに向かって作業をするため、集中力が欠かせない仕事。そのため、プログラミング以外にも、勉強やスポーツなど、何か一つのことに集中して取り組めた経験がある人は、プログラマーに向いている可能性が高いです。

根気よく続ける姿勢がある

プログラマーはエラーが解消されるまで繰り返し修正作業を行うため、根気よく作業を進められる人に適性があります。また、より良いコードを書くためには、妥協せず粘り強く仕事に取り組む姿勢も必要です。

体力がある

納期前は残業が続くこともあり、プログラマーにはある程度の体力が必要となります。また、納品後もシステムトラブルなどで急な対処が必要になる場面があり、場合によっては休日出勤しなければならないことも。
根気よくエラーに向き合う精神的な粘り強さに加えて、仕事をやり遂げる体力があることもプログラマーの適性だといえるでしょう。

柔軟に行動できる

臨機応変に頭を切り替え行動できることも、プログラマーに求められる適性として挙げられます。プロジェクトを進めていると、納期前に急な仕様変更や機能の追加を求められることがあるからです。
また、プログラマーには自分のやり方にこだわり過ぎず、状況によって適した方法を選ぶ柔軟性も求められます。

自分で工夫して考えられる

プロダクトを納期に間に合わせるためには、あらゆる作業を効率的に行うことが重要です。たとえば、プログラミング作業のタスク管理をツールを使って自動化すると、作業の時間を大幅に短縮できます。そうした作業の効率化を自ら考えて実行できる人は、仕事に余裕が生まれるだけでなく、精神面でもゆとりができ、将来的に第一線で活躍していけるでしょう。
目の前の作業を常に工夫できないか考えられる人は、プログラマーの適性がある可能性が高いです。

プログラミングを楽しめる

長時間パソコンに向かうプログラマーの仕事は、やはり「プログラミングを楽しい」と思える人に適性があります。
プログラミングが好きであれば勉強も苦にならず、自然と新しい技術を身につけられるはず。今は技術が未熟でも、前向きにスキルアップに取り組めるでしょう。

関連記事:新卒向け!プログラマーの仕事内容とキャリアアップ方法を徹底解説

プログラマーの適性がない人

これから紹介する特徴がある人には、プログラマーの適性がないかもしれません。ただ、対策を講じることでプログラマーとして活躍できる可能性が出てきます。対処策を確認して、改善の余地があるか見極めていきましょう。

論理的な思考が苦手

前述した通り、プログラマーに求められる適性の一つに論理的な思考力があります。論理立てて考えるのが苦手な人はエラーの原因を特定するのに時間がかかり、プログラマーとして仕事をするうえで苦労する可能性があるでしょう。

対処法
論理的な思考が苦手な人は、普段から「なぜそうなるのか」と考える癖をつけたり、人に何かを説明するときに理由を加えることを意識したりすると良いでしょう。

IT機器やソフトウェアに触れることが苦手

プログラマーは基本的にパソコンを使ってプログラミングを行います。また、パソコン機器などのハードウェアのほかに、WindowsなどのOS・開発環境のソフトウェアを使うため、ひと通りの扱いに慣れることが必要です。

すべての機器に精通する必要はありませんが、IT機器に苦手意識があると業務に支障が出る可能性があるので注意しましょう。

対処法
プログラミングを学ぶ前に、タイピングやショートカットキーといったパソコンの基本的スキルを学ぶことをおすすめします。無料でタイピングの練習やレベル判定ができるサイトもあるので、上手に活用してスキルアップを目指してください。

地道な作業が苦手

プログラマーは、エラーの修正といった地道な作業に取り組む時間の長い仕事です。そのため、根気のいる作業や地道な作業が苦手な人には、プログラマーの適性がない可能性があります。

対処法
地道な作業に対する集中力がない人は、休憩時間を設定したり、「今日はここまでやる」と目標を決めたりすると良いでしょう。
また、何となく目の前の作業をこなすのではなく、今取り組んでいる作業を効率化できないか考えることも仕事を面白くしてくれます。

学習を続けることが苦手

プログラマーは常に技術を磨き続ける必要があり、ときには業務時間外に自主学習をしなければなりません。そのため、勉強が嫌いな人は「仕事が辛い」と感じてしまう可能性があります。

対処法
勉強が苦手な人は、まずは1日10分でも良いのでIT関連の情報やプログラミング言語に触れる時間をつくってみましょう。短い時間でも毎日学習を続ければ、少しずつ知識が蓄積されて勉強の面白さを感じるようになるかもしれません。

人と会話しながら仕事がしたい

プログラマーはチームでプロジェクトを進めるものの、一人でパソコンに向き合う時間が長い仕事です。そのため、「人と話しながら働きたい」という人はプログラマーの適性がない可能性があります。

対処法
前述したように、プログラマーからシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーになると、顧客やメンバーとコミュニケーションをとる機会が多くなります。
周りと会話を交わしながら仕事をしたい人は、将来的なキャリアアップを前提としてプログラマーを目指す道もあるでしょう。

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2. プログラマーとしての適性をチェックする方法

ここからは、プログラマーとしての適性をチェックする具体的な方法を紹介します。自分に適性があるか分からない方は、ぜひ試してみてください。

実際にプログラミングに触れてみる

実際にプログラミングに触れることで、自分がプログラミングを楽しめるかどうかを判断できます。
パソコンとインターネット環境、コードを書くためのソフトウェアを準備し、初心者向けの書籍やサイトを参考に学習を進めていきましょう。

とはいえ、最初から一人でコードを書くのは難しいため、まずは教材に掲載されたサンプルコードを手元のソフトウェアに書き写して実行したり、サプルコードを編集してアプリケーションをつくったりするのがおすすめです。

関連記事:プログラミングでできることとは?学習メリットまで徹底解説

適性診断を利用する

プログラマーへの適性を客観的に判断したいときは、インターネットで見つかる適性診断サイトを使うと良いでしょう。
適性診断サイトでは、簡単な質問に答えるだけで適性の有無をチェックできます。ただし、結果はサイトによって異なる場合もあるので、あくまで参考程度に利用してください。

適性検査の問題集を解いてみる

企業の採用過程で使われる適性検査の問題を解いて、プログラマーへの適性を確かめる方法もあります。
たとえば、「CAB(Computer Aptitude Battery)」はプログラマーやシステムエンジニアといったコンピューター関連職種の採用に使われる適性検査で、論理的な思考力やバイタリティ、チームワークを図るものです。CABは市販の問題集が販売されているので、自分がどのくらい解答できるか試してみましょう。

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3. 文系でも適性次第でプログラマーを目指せる

最後に、文系の学生が抱える不安を解消する情報をお伝えします。
「文系でプログラマーになるのは難しい」と思っている人は多いですが、実際は文系出身で活躍するプログラマーは少なくありません。

IT業界は未経験者を歓迎している

IT業界は人手不足を課題としており、文系や未経験の人材をIT系職種として採用する企業が増えています。
特に、新卒に対しては入社後の研修を充実させている企業が目立ち、プログラミング経験がなくても採用されることもあるようです。スキルよりも意欲や適性を重視する企業は多いので、プログラマーとして働きたい気持ちをアピールすれば内定の可能性は十分あるでしょう。

関連記事:IT業界の今後 | 新卒が就活時に留意すべきポイントとは

コミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキルを活かせる

プログラマーに求められるのは、プログラミングスキルばかりではありません。チームで仕事を進めるうえではコミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキルも必要となるため、これらの能力があれば文系・理系に関係なくプログラマーを目指せるでしょう。

文系未経験者は就職前にプログラミングを学習しよう

文系かつプログラミング未経験でも採用される可能性はありますが、適性を確かめたり、ほかの応募者と差をつけたりするには、プログラミングを学習することをおすすめします。
プログラミング言語にはさまざまな種類があり、未経験者が学びやすいのは構文がシンプルなPHPJavaScriptです。独学での学習がうまくいかないときは、プログラミングスクールの利用も検討しましょう。

大学生・大学院生向けプログラミングスクールのレバテックカレッジでは、PHPを中心とするカリキュラムを提供しています。未経験の方が確実に成長できるようサポートしているので、ぜひ利用を検討してください。

関連記事:プログラミング言語の特徴とは?新卒向けにおすすめの言語を紹介

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4. まとめ

プログラマーに適性があるのは、論理的な思考力がある人や知的好奇心が旺盛な人、ものづくりに興味がある人です。一方、地道な作業が嫌いな人やパソコン機器が苦手な人は、プログラマーに向いていない可能性があります。
プログラマーに興味がある人は、自分の性格や考え方を考慮したうえで就職を決めると良いでしょう。

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