学部卒でも研究職に就職は可能?メリット・デメリットを徹底解説!

学部卒でも研究職に就職は可能?メリット・デメリットを徹底解説!
研究職は、修士以上でなければ就職できないと考えている方も少なくないでしょう。しかし学部卒であっても研究職に就く道はあります。本記事では、学部卒と大学院卒双方において、研究職に就くメリット・デメリット、就職する際の注意点などを解説します。疑問を解消し、前向きな気持ちで就活に取り組んでみましょう。

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1. 研究職とはどんな仕事?

研究職とは、特定の分野を専門的に研究する職業です。食品や化粧品・製薬、電子機器などあらゆる業界において、新製品やサービス開発のために日々研究を行っています。主な就職先としては一般企業や大学、医療関連施設や公的機関の研究所が挙げられます。就職先として選べる幅が広いことも研究職が人気である理由のひとつといえます。

なお、研究職は基礎研究と応用研究に大別されます。基礎研究は世の中にまだ存在していないものを、0から生み出すことを目的とし、根気強さやアイデア力が鍵となる職業です。応用研究は基礎研究で得られた成果を、製品やサービスの開発に応用していく役目を担っており、スピーディさやマーケティングとのバランスを見出す力が必要とされます。

双方に優劣や良し悪しはありませんが、人によって向き不向きはあります。そのため、研究職を目指すのなら、ご自身がどちらに適性があるのかを考えておく必要があります。

研究職に向いている人の特徴

研究職に向いているのは、探求心がある人です。新たな可能性や希望を追い求める仕事でもあるため、飽くなき探求心を持っていなければモチベーションを保ち続けられないでしょう。また特定の分野を徹底的に深く掘り下げていく必要があるため、集中力も求められます。

研究の内容によっては、なかなか成果が出ないこともあります。そのようなときも、簡単に諦めることなく熱心に粘り強く続けられる人が向いているといえます。そして、研究はチームで行うことが多いため、協調性も必要です。チームワークを重んじる姿勢を持っていることも重要な適性です。

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2. 研究職は学部卒と大学院卒どちらがいい?

研究職は大学院卒の人材を採用すると考えられることが多いですが、学部卒・大学院卒でそれぞれメリット・デメリットがあります。ここでは分かりやすく説明していきます。

学部卒で就職するメリット・デメリット

大手や有名企業は、大学院を卒業している修士・博士以上を採用条件としていることが主流です。一方、中小企業やベンチャー企業は、学部卒を採用することも多いためチャンスは数多くあるのです。

学部卒で就職するメリットとしては、大学院卒よりも早いタイミングで社会に出られることです。大学院卒と比べると2年も早く実社会で経験を積めるため、専門分野に関する豊富な知識を習得できます。若さや将来性を評価する企業も一定数存在するため、そのような企業から採用される可能性も少なくありません。さらに進学する費用をかけずに、研究を続けられるといった利点もあります。

デメリットとしては、大学院卒よりも特定分野に関する専門知識が少ないことです。実際には、高度な専門知識を有していても、大学院卒より劣ると判断される可能性があります。また学校推薦の枠を得られないのもデメリットといえます。

大学院卒で就職するメリット・デメリット

大手企業は、高度な専門性を有する人材を求める傾向があるため、規模の大きい企業への就職を希望するならば、大学院卒が有利といえます。メリットとしては大学院で培った専門性を活かし、より高度な研究に携われることが挙げられます。

また、在学中に研究等で一定の成果を出していれば、就活を有利に進められる可能性があります。研究の成果や培った技術は自己PRの好材料になることは確実です。

デメリットとしては、忙しくて就活の時間を確保しにくいことが挙げられます。大学院生は研究で忙しい日々を送っているため、就活にまとまった時間を割けないといったケースが少なくありません。

また、大学院にまで進学して研究の道を歩んでいる方は、その分野に関する並々ならぬこだわりをもっていることがあります。そのため、自分の思い通りの研究をできる就職先が見つからない、入社したもののミスマッチだったということが起こる可能性は否めません。

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3. 研究職を志望する際の注意点

研究職を志すのであれば、志望する際の注意点を覚えておきましょう。事前に注意点をおさえておけば、しっかりと心構えをもって就活に取り組めます。ここでは主な注意点をピックアップしました。

新卒・中途採用の募集が少ない

そもそも、研究職の新卒・中途採用の募集はあまり多くないのが事実です。求人の母数が少ないため募集している企業が見つからないといったことも起こります。

ただでさえ少ない募集案件を、数多くの研究職志望者が奪い合うため、倍率は自ずと高くなります。このような狭き門をくぐり抜け、採用を勝ち取るには入念な準備をして就活に挑む必要があります。

早期から準備が必要

研究職は、特定の分野を探求する仕事です。そのためその道を究めると思い立ったら、早期からその分野について徹底的に知識を増やすなどの準備も必要です。

採用の条件が厳しい

企業によって、人材に求める要件は異なりますが、多くのケースでは採用の条件を厳しく設定している傾向があります。その中には大学院卒でないと採用条件を満たせない企業もあるため、この時点で学部卒は不利になってしまいます。

学部卒を積極的に採用している企業であっても、条件は厳しく設定していることがほとんどです。募集を行うと、大勢の志望者が応募してくるため、その中から特に優秀な人材を採用しようと、厳しめの条件を設定しているのです。

面接のみならず、論文の提出や実技試験、適性試験を実施するような企業もあります。選考に向けて、あらかじめ準備・対策しておくことも大切です。

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周囲との連携が大切

就職後、研究職は1人で黙々と研究に没頭するだけではありません。チームのメンバーや、ときには複数部門をまたいで協力し合うケースが多々あります。周りとうまく連携して研究を進めるには、協調性はもとより、コミュニケーション力も求められます。うまくコミュニケーションをとれないと、情報共有が疎かになり、研究が遅れてしまうかもしれません。

反対に「研究職は孤独に仕事している」といったイメージがあり不安に思っていた人もいるかもしれません。決して単独作業ばかりではなく、社内外の人と活発なコミュニケーションが必要な職種であるため安心して志望することができます。

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学部卒でも研究職に就くことはできます。特にベンチャー・中小企業では学部卒を採用条件として研究職を募集していることも多々あります。ただ狭き門ではあるため、就活エージェントなどを上手に利用しながら、確実に採用を勝ち取るために必要なことを準備・対策していくことが重要です。

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