ESでチームワークを印象的に伝えるコツ!自己PRを書く時のNG例文も解説

ESでチームワークを印象的に伝えるコツ!自己PRを書く時のNG例文も解説
ES(エントリーシート)に書くことで、どの企業からも好印象を獲得できるのが「チームワーク」というキーワードです。チームワークを発揮して課題に取り組んだエピソードや、チームワークを重視して協力できる強みは、組織というチームで業務に取り組む際には欠かせないため、あらゆる業種・職種で好印象を獲得できます。 その一方で、多くの学生がアピールポイントとして使う人気のキーワードでもあるので、しっかりと差別化しながらESを作らなければライバルのESに埋もれてしまう可能性も高いです。そのためチームワークを題材に自己PRする時には、いかにライバルとの差別化を図り、採用担当者の印象に残せるかを考えながら回答を作るのがコツです。 本記事では、ESでチームワークを自己PRする時の伝え方のコツや、回答を作る4つのステップ、注意したいNG例文などについてご紹介します。

 

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1.ESでチームワークを自己PRするのは効果的だが差別化も必要

チームワークを発揮して課題に取り組めること、チームワークを重視して組織内で立ち回れることは、就活のESや面接で非常に効果的な自己PRです。組織というチームの中で働く際には、チームワークは必ず必要になるからです。部活動やアルバイト、サークル活動などを通じて、チームワークを発揮して課題に取り組んだ経験をアピールできれば、ESの説得力も高まります。

また、チームワークはどの企業で働くとしても必要なスキルであることから、ESの使い回しがしやすいメリットもあります。もちろん応募する企業に合わせて、志望動機や入社後の働き方などは微修正する必要がありますが、チームワークに関する強みはどの企業に応募する時にもマイナス評価になることがないので、非常に使い勝手の良い強みとなっています。

一方で、チームワークを強みとするESを提出する学生も多いと予想できますので、ライバルのESに埋もれてしまわないよう、しっかりと差別化する工夫が必要になります。では、具体的にどうやって差別化すれば良いのか、本記事の続きでご紹介します。

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2.ESでチームワークを自己PRするメリット

まずはESでチームワークについてアピールすることで、どのようなメリットが得られるのかをご紹介しましょう。チームワークをテーマとする自己PRを書くメリットには、「業種・職種を問わず評価されやすい」「『社会人基礎力』の一つをアピールできる」の2つがあります。

業種・職種を問わず評価されやすい

チームワークをESでアピールする最大のメリットは、業種・職種を問わず評価されやすい点です。企業が組織というチーム単位で働く以上、チームワークが不要な企業は存在せず、どんな企業のESでもアピール材料になります。コミュニケーション能力が必要なイメージのある営業職はもちろん、顧客企業との窓口を担当するシステムエンジニア、会議やプレゼンでチームのための提案が求められる企画職なども、チームワークが求められる職種です。

社会人として企業という組織の中で働く際には、自分一人だけで完結する仕事というのは存在しません。自分に仕事を割り振る上司がいて、仕事内容をチェックする先輩がいて、社会保険の手続きなどを担当してくれる事務スタッフがいて…と、必ず組織の中で何らかの役割を持ちながら働きます。

その意味では、社会人はほぼ全員がチームワークをもとに働いていると言えます。だからこそチームワークというキーワードは、ESで高評価が得られるテーマなのです。

『社会人基礎力』の一つをアピールできる

チームワークを重視して課題に取り組むことは、経済産業省が提唱する『社会人基礎力』の一つに含まれます。「前に踏み出す力」「考え抜く力」、そして「チームで働く力」が、社会人基礎力です。つまり、チームワークを発揮して働くことは、社会人として最も基礎的なスキルの一つだということです。それほど社会人にとって欠かせないスキルであり、選考の時に重視している企業も多いのです。

チームワークに関するエピソードを自己PRしながら、「チームで働く力」が身についていることをアピールすることで、採用担当者から高く評価されます。印象的なエピソードや、チームワークを発揮した出来事についても盛り込むことで説得力を高めれば、ライバルに大きな差をつけて選考に進めるでしょう。

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3.ESでチームワークを印象的に伝えるコツ

ESでチームワークを印象的に伝えるためには、以下の4つのポイントをもとにアピールするのが重要です。
 

  • チームワークを発揮したエピソードを伝える

    チームワークが重要と考える根拠を書く

    チームワークを別の表現に言い換える

    企業の求める人物像に合わせてチームワークを伝える


一つずつ順番にご紹介しますので、チームワークをどのように自己PRするか、イメージする参考にしてください。

チームワークを発揮したエピソードを伝える

チームワークについて自己PRするとしても、単に「私はチームワークを重視して働けます」と伝えるだけでは、採用担当者を納得させることはできません。大切なのは、あなたが自己PRするチームワークの説得力を高めるための、具体的なエピソードです。つまり、チームワークを重視して部活動やアルバイト、サークル活動に取り組んだエピソードが、あなたの強みを補強する材料になるのです。

たとえばサークル活動において、会計係という役目を担当してサークルというチーム全体に貢献したエピソードも、チームワークを裏付ける根拠の一つになります。その際にどのように考え、どのように工夫しながらチームワークを発揮してきたのかを詳細に伝えられると、オリジナリティあるESとして高く評価されるでしょう。

チームワークが重要と考える根拠を書く

ESでチームワークについてアピールする時には、なぜチームワークが必要と考えるのかという根拠を書くのも重要です。「会社という組織ではチームワークが必要だから」といった誰でも思いつくような根拠よりも、あなた自身が体験したエピソードから、チームワークの重要性を肌で感じた時のことを伝えるのがおすすめです。

たとえば、一「人で文化祭の準備を進めていて思うように進まなかったが、友人が助けてくれて役割分担しながら準備を進めたら、想定の何倍もの速さで完了した」というエピソードなど。チームワークの大切さや有効性を実感し、チームワークをアピールするに至った根拠を盛り込むことが、効果的なESを作るポイントです。

チームワークを別の表現に言い換える

チームワークは社会人として必ず求められるスキルですが、細分化するとより具体的なスキルに分類することができます。たとえば、コミュニケーション能力やリーダーシップ、マネジメント力などが挙げられます。あなたにとっての強みが、リーダーシップやマネジメント力であるなら、チームワークに加えてこれらのスキルをアピールするのも効果的です。

別の表現に言い換えながら強みをアピールすることで、採用担当者にとって読みやすい文章になり、さまざまな強みを持っている学生という印象を与えられるからです。異なる表現を使うことで、チームワークをアピールするライバルとの差別化にもつながるので、積極的に活用してみましょう。

企業の求める人物像に合わせてチームワークを伝える

ESでチームワークをアピールする時には、応募する企業の「求める人物像」に合わせて回答するのも重要です。自己PRの内容と企業の求める人物像がマッチしていれば、企業が求める資質をまさに持ち合わせている学生として、好印象につながるからです。

たとえば「主体的に行動できる人」「自走型人材を求めます」といった求める人物像を掲げる企業に応募するなら、チームワークの中でもリーダーシップに重点を置きながらアピールすると、より評価されやすいESになるでしょう。チームワークはどの企業に応募する時にも活用できる強みですが、このように応募企業によって微修正することで、より効果的な回答が作れるのです。

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4.ESでチームワークを自己PRする4つのステップ

続いて、ESの回答でチームワークを自己PRするために押さえておきたい、4つのステップをご紹介します。
 

  • チームワークが強みであることを端的に伝える

    チーム内での自分の役割を伝える

    チームにどのように貢献したのかを伝える

    入社後の活かし方を伝える


上記の4つの順番でチームワークを伝えることでより効果的なESが完成しますので、ぜひ参考にしてください。

チームワークが強みであることを端的に伝える

ESでチームワークを自己PRする時には、まずは結論ファーストでチームワークという強みを端的に伝えましょう。「私の強みは、チームワークを発揮して課題に取り組めることです」など、質問に対する回答を最初に持ってくることがポイントです。回答の冒頭で結論を書くことにより、読み手にとってこの後何のアピールが始まるのかがイメージしやすくなるからです。

一方で、最後まで読まなければ結論がわからないESや、いきなりエピソードから始まって唐突な印象を受けるESでは、採用担当者からの高評価は得にくくなります。自己PRに限らずESの回答では、結論ファーストで書き始めることを心がけてください。

チーム内での自分の役割を伝える

ESでチームワークについて自己PRする時には、チーム内で自分がどのような役割を果たすことが多いのか、具体的に紹介するのが効果的です。チームワークを発揮するためには、部活動やアルバイトなどのチームの中で、自分がどういった役割を担当できるのかを伝える必要があります。

たとえば、リーダー役やマネージャー役、メンバーをバックアップするサポート役、空気を盛り上げるムードメーカー役、後輩に物事を教える教官役など、チーム内ではさまざまな役割が求められます。その中で、自分はどのような役割を果たすことが多いのか、過去のエピソードとともに紹介してみましょう。

部長やバイトリーダーといった役職もアピール材料にはなりますが、役職だけではどのような役割を果たせる人物なのかが伝わりにくいため、しっかりとエピソードとともに回答するのがコツです。

チームにどう貢献したのかを伝える

チームの中で自分に与えられた役割をこなした結果、どんな結果が得られたのかについて回答するのもおすすめです。自分がチームワークを発揮してチームを支えたことで、大きな成果や変化を手に入れた経験があると、なお良いでしょう。

たとえば、自分が部長に就任してから練習メニューを変更し、大会で勝ち進めるようになった変化などが挙げられます。あなた自身のリーダーシップを活かすことで、チーム全体のパフォーマンスが向上したエピソードを伝えることにより、組織で求められる役割をこなし、チームを成功へと導ける存在として評価されます。

入社後も同じようにチーム内での役割を果たしてくれることを期待して、内定を獲得できるチャンスが高まるでしょう。

入社後の活かし方を伝える

チームワークについてESで自己PRする時には、入社後の業務での活かし方を伝えるのも有効です。大学時代のチームではチームワークを発揮して活動できたが、入社後のチームでは発揮できなかったとなれば意味がありません。そのため企業研究を通じて入社後の働き方をイメージしながら、自分だったらどのようにチームワークを発揮するかというイメージを回答に盛り込んでみてください。

たとえば、単に「入社後もチームワークを発揮して働きたいです」と伝えるよりも、「入社後に配属される法人営業部では、まずは先輩から仕事に進め方を学び、入社1年目からチームを引っ張っていけるような存在になりたいです」と伝える方が、チーム内で活躍している姿がイメージしやすくなります。

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5.ESでチームワークをアピールする自己PR例文

ここではESでチームワークをアピールする時に役立つ、自己PRの参考例文をご紹介します。自己PRの書き方が思いつかない場合や、全体の構成・流れを押さえておきたい方は、ぜひ参考にしてください。

アルバイトがテーマのES例文

私はチームワークを発揮してチームに貢献できることが強みです。大学1年生から続けている居酒屋のアルバイトでは、後輩の指導やメンバーのシフト管理を任されるバイトリーダーを努めており、チームを俯瞰しながらリーダーシップを取る経験を積んできました。

年末の繁忙期には、スタッフの人手が足りずにお客様に対応しきれない状況が続いたため、メンバーに個別に連絡を取って応援を頼み、チームと店舗が円滑に回るように調整したことがありました。おかげで店長からは「頼りになるバイトリーダーだね」と声をかけてもらったことも印象に残っています。無理を言って応援に来てくれたメンバーには、その後ランチをごちそうしてお礼の気持ちを伝えることも欠かしませんでした。

こうした経験から培ったリーダーシップを活かし、貴社に入社した後もチームに貢献できるようなエンジニアになりたいと考えています。

部活動がテーマのES例文

私はチームのマネジメントが得意なことが強みです。大学時代に所属した卓球部では、チームの雰囲気を明るくさせるムードメーカー役として、部員のモチベーションを高めることに取り組んできました。

大きな大会を控えた日の練習では、全員が目の前の練習に集中してピリピリしており、相手の些細なミスで大声を出してしまうなどの雰囲気の悪さが目立ちました。そんな時には、私は率先して声を出して仲介に入り、よりリラックスした雰囲気の中でいつも通りの練習に取り組めるようにチームを支えてきました。そのおかげで大学3年生の時の団体戦では、私たちのチームが大会で優勝を果たし、最高の思い出を作ることができました。

こうした部活動での経験を活かして、社会人になってからも場の雰囲気を自在にコントロールできるようなマネジメントを実践していきたいと考えています。そのためにも一刻も早く仕事を覚え、周囲に頼りにされる管理職になることが目標です。

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6.ESでチームワークを自己PRする時の注意点・NG例

最後に、ESでチームワークを自己PRする時の注意点について、具体的なNG例とともに解説します。
 

  • チームメンバーを下げる表現は避ける

    仲が良いチームをアピールするだけではNG

    主観的・抽象的な書き方だけで終えない


ESの回答にこれらの要素が入っていると、チームワークをアピールしたESでもマイナス評価を受けてしまいます。企業にエントリーする際には、自己PRにこうした要素が残っていないか確認してから、ESを提出するようにしてください。

チームメンバーを下げる表現は避ける

チームワークについて自己PRする時には、他のメンバーを下げてまでアピールする姿勢を伝えるのはNGです。たとえば、メンバーの意見を無視してまで自分の意見を押し通し、成果が得られた実績についてアピールしたとしても、自己中心的で周りが見えない学生のように映ってしまいます。

周囲とのコミュニケーションがうまく取れない人材として、早期退職が不安視されたり、チームの和を乱すのではないかと思われたりしてしまうので、チームメンバーを下げてまで活躍した自己PRを書かないように注意してください。

仲が良いチームをアピールするだけではNG

チームワークをアピールする時に注意したいのが、単にチームの仲が良いだけのエピソードを書いてしまうケースです。チームメンバーと良好な関係を築くことは確かに重要ですが、仲が良いだけでは仕事の場で成果を出すことはできません。あくまでも仲の良さやチームワークの良さを活かし、何か結果を出したエピソードを伝えるのが大切です。

たとえば、仲の良い部活動のメンバーと一緒に大会で優勝できた経験や、アルバイト先のチームで売上アップに貢献した経験であれば、企業に評価されやすくなります。

主観的・抽象的な書き方だけで終えない

自己PRに限らずESで高く評価されやすいのは、客観的で説得力のある回答です。逆に、主観的な考えや抽象的な話ばかりで、説得力がない回答は評価されにくくなります。たとえチームで大きな成果を出せていたとしても、たまたま別のチームメンバーの能力が高かったおかげなのではないかと思われてしまうのです。

そのためESを書く際には、単に自分の感想や思い出だけを書いていないかを確認するようにしてください。その回答を通じて、読み手である採用担当者にチームワークを発揮して活躍できる自分の姿が伝わるかどうか、十分にチェックしてから提出しましょう。

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7.まとめ

ESでチームワークを自己PRすることは、業種・職種を問わず評価されやすいメリットがあるため、積極的に伝えるのがおすすめです。ただしチームワークというキーワードは、ライバルの学生も自己PRに使うことの多い言葉なので、いかにESで差別化できるかが重要になります。

ESの差別化のためには、チームワークを発揮した過去のエピソードについて具体的に回答したり、チームワークが重要と考える根拠について紹介したりするのが効果的です。ただしチームメンバーを下げる表現や、単に仲の良さを伝えるだけの回答になっていないか、十分にチェックしてください。本記事で紹介してきた回答例文も参考にしながら、チームワークを武器としたESで内定を勝ち取りましょう。

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