セキュリティエンジニアを目指す新卒学生必見!目標とするべきキャリアについても紹介新卒でセキュリティエンジニアに就職できるのか?

最終更新日:2021年3月23日

近年、サイバー犯罪の増加・高度化に伴い、セキュリティ対策のプロであるセキュリティエンジニアの需要が高まっています。しかし一方で、セキュリティエンジニアには専門知識と高度な技術が必要とされるため、大学でセキュリティを専攻していたなど、すでに高いスキルを身につけていない限り、新卒で採用されることは難しいと言われています。
本記事では、将来的にセキュリティエンジニアを目指す学生のために、身につけるべきスキルや知識・キャリアプランなどについて解説します。

1. セキュリティエンジニアとは?

まず、セキュリティエンジニアの概要および仕事内容、年収について解説します。

セキュリティエンジニアとは

セキュリティエンジニアは、ITシステムにおけるセキュリティ対策を行う技術者です。サイバー攻撃が増加・高度化する中、企業においてはセキュリティ対策が重要な課題とされており、セキュリティエンジニアの需要は急速に高まっています。(※1)

※1 参考:総務省「我が国のサイバーセキュリティ人材の現状について」p.1~2より

セキュリティエンジニアの仕事内容

サーバー・ネットワークのセキュリティ強化

過去に構築されたシステムなど、セキュリティ対策が不足しているまま利用されているシステムも多く存在します。セキュリティエンジニアは、そのようなシステムのセキュリティ対策状況を確認し、改善策の企画と実行を行います。

脆弱性の調査と改善策の提案

インターネット上で外部公開されているシステムは、システムの持つ弱点である脆弱性をついたサイバー攻撃を受けるリスクがあります。セキュリティエンジニアは、いわゆるホワイトハッカーとしてそのようなシステムに対し脆弱性の有無を調査し、改善策を提案します。

サイバー攻撃への対応(SOC)

サイバー攻撃によりインシデントが発生した場合、企業は可能な限り被害を最小化する必要があります。迅速な対応を行うため、多くの企業ではSOC(Security Operational Center)と呼ばれる組織を設けています。セキュリティエンジニアは、SOCの一員としてインシデント対応を行います。

セキュリティエンジニアの年収

セキュリティエンジニアは需要が高く、他のIT職種と比較すると年収は高い傾向にあります。厚生労働省が提供する日本版O-NETでは、セキュリティエンジニアに相当するセキュリティエキスパートの平均年収は666.9万円となっています(※2)
セキュリティに関する知識を身につけてセキュリティエンジニアとなることで、年収アップが期待できるといえるでしょう。

※2 参考:厚生労働省「日本版O-NET セキュリティエキスパート」より

2. 新卒の未経験でもセキュリティエンジニアとして採用されるのか

冒頭でも示したとおり、セキュリティエンジニアには高いスキルレベルが必要とされるため、新卒ですぐに採用されることはかなり難しいといえます。

一般的なキャリアパスとしては、インフラエンジニアやSEとして10年程度の経験を積み、セキュリティやシステム全般に関する知見やスキルを十分に蓄えてから、セキュリティエンジニアへのキャリアアップを目指すのが望ましいでしょう。
将来的にセキュリティエンジニアを目指すのであれば、まずは新卒でエンジニアとしての就職を目標にしましょう。

3. エンジニア採用されるために必要なスキル

IT業界は人材不足が顕著であるため、未経験でもポテンシャル採用されることが多々ありますが、当然スキルがあると採用において有利となります。
新卒でエンジニア採用を目指す場合、基礎的なレベルでも以下のスキルや知識が1つでもあると評価されやすいでしょう。

プログラミングスキル

エンジニアとして就職するなら、プログラミングに関する知識は必須です。企業や業界によって扱う言語は異なりますが、基本的な考え方は共通であるため、どの言語であってもプログラミングスキルを持っていることは強みとなります。

インフラ・ネットワークスキル

将来的にセキュリティエンジニアになるためには、LinuxやWindows Serverなど、インフラに関する知識は身につけておくべきです。また、セキュリティ対策を行う上で重要となるTCP/IPなどのネットワークに関する知識があるとさらに有利となるでしょう。

データベーススキル

システムを構築する上では、データベースの活用が必須となります。SQLの使い方やデータベース設計など、データベースに関する知識とスキルも磨いておくとよいでしょう。サイバー攻撃においては企業の重要情報が眠っているデータベースを狙われるケースも多々ありますので、セキュリティエンジニアへのキャリアアップ後も役立ちます。

4. 新卒でエンジニア(SE・インフラエンジニア)に就職する方法

ここでは、新卒でエンジニア就職する方法について解説します。エンジニアになるためには、IT知識およびスキルを身につけて求人に応募するという流れが一般的です。

IT知識・スキルを身につける

ITの世界においては、知識とスキルが何よりの武器となります。
全くのIT未経験者であれば、学習が比較的容易なプログラミングから学ぶことをおすすめします。プログラミングを学ぶ場合は、RubyやPythonなど未経験者でも学習しやすい言語選ぶとよいでしょう。

ITに関する学習においては、書籍での独学や動画サイトなどを活用する方法が一般的ですが、学習ハードルが高く挫折する可能性があります。プログラミングスクールでの受講も検討しましょう。

資格を取得して付加価値を高める

資格は自身のスキルの証明となります。
IT未経験者であれば、難易度が低いITパスポートの取得がおすすめです。ITパスポートは情報処理技術者試験と呼ばれる国家資格であり、IT業界での知名度も高いです。

ある程度ITへの知識がある場合は、同じ情報処理技術者試験の中でも中級者向けの基本情報処理技術者の取得を目指すとよいでしょう。基本情報処理技術者は、IT業界で仕事をする上で一定の技術や知識があることを証明できるため、学生の時点で取得していると高い評価につながります。

その他、特にプログラミングに興味がある場合は、Ruby技術者認定などの言語資格の取得がおすすめです。

インターンシップに参加する

エンジニア志望者向けのインターンシップに参加することで、プログラミングやインフラ・ネットワークに関するスキルを身につけることができます。また、インターンシップ期間中に高い評価を得られれば、そのまま正社員として採用される可能性もあるため、インターンシップへの参加はおすすめです。

新卒採用選考を受ける

新卒でエンジニアになる一般的な方法は、新卒採用選考を受けることです。採用面談の場で面接官は、採用の可否はもちろん就職後の適切な配属先についても評価・検討しています。将来的にセキュリティエンジニアを目指すために自分はどんなスキルを身につけているのか、どのようなキャリアパスを考えているのかなど、就職後の目標やビジョンをしっかりと示せるとよいでしょう。

5. まとめ

セキュリティエンジニアは、エンジニア職の中でも特に人材が不足している職種の一つです。需要が高く、収入面でも高収入が期待できるでしょう。ただし、新卒からすぐにセキュリティエンジニアになることは難しいため、まずはSEやプログラマーとして修飾し、将来的なキャリアの選択肢としてセキュリティエンジニアを目指すことをおすすめします。

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