プログラミングの仕事内容ややりがいについて解説|年収も紹介

プログラミングの仕事内容ややりがいについて解説|年収も紹介
IT業界でのキャリアを考えている方のなかには、プログラミングを仕事にしようと考えている方も多いのではないでしょうか。 しかし「プログラミングといっても具体的にどんな業務をするのか分からない」「自分がプログラマーに向いているのか不安」といった疑問や不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。 そこで本記事では、以下のようなことについて詳しく解説しています。
  • ・プログラミングの仕事内容

    ・プログラマーの種類

    ・プログラミングのやりがい / 辛いこと

    ・年収 など

プログラミングを仕事にするために必要な情報をまとめておりますので、ぜひ最後までお読みください。

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1.プログラミングの仕事内容

「プログラミング」とは、コンピュータへの仕事の指示を書き出す作業です。そして、その指示をまとめた指示書のようなものを「プログラム」と呼び、プログラムを書くためのコンピュータ専用の言語を「プログラミング言語」と呼びます。

ここでは、プログラミングが実際にどのようなシーンで活用されるのかについてや、プログラミング学習に向いている人について解説します。

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2.プログラミングにある9つの分野

一口にプログラミングといっても、様々な専門分野に分かれています。

プログラミングの分野によって業務内容や求められる役割は異なるので、各分野の特徴について理解することはとても大切です。

ここでは、9種類に分かれるプログラミングの仕事についてそれぞれ詳しく解説します。

Web系

Web系プログラマーは、WebサイトやWebアプリケーションの開発を担当します。普段みなさんが閲覧しているサイトのデザインや、そのデータベースなどの構築が主な業務です。

近年増えているショッピングサイトの開発に関わることも多く、ユーザーの利便性を考慮したデザインや機能を実装することが求められるでしょう。Webデザイナーの仕事とも関わりも深いです。

Web系のプログラミングについては情報量も充実しているため比較的学びやすく、初心者にもおすすめの分野となります。

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アプリ系

アプリ系プログラマーは、スマートフォンやタブレット向けのアプリケーションの開発を担当します。アプリのデザイン設計・実装から、データ処理の構築など幅広い技術が必要です。アプリの更新やバグ修正も重要な仕事となります。


現在はandoroid, iOS向けのアプリ開発が主です。iOS向けの場合、Appleの厳格なガイドラインに従う必要があります。

また、アプリは多言語展開が一般的であるため、英語や中国語など第2第3言語を扱えるようにしておくと市場価値が高まるでしょう。

ゲーム系

ゲーム系プログラマーは、ビデオゲームやモバイルゲームの開発を担当します。キャラクターの動作やゲームロジック、グラフィックス、サウンドなどのプログラムが主な業務です。バグの修正や定期的なアップデートなども行います。

基本的には仕様書にしたがってプログラムを組んでいくことになりますが、ゲームデザイナーやプロデューサーになれば作品にアイデアを反映できるなどやりがいも多い分野です。

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オープン・オンラインシステム系

オープン・オンラインシステム系プログラマーは、クラウドベースのシステムやオンラインプラットフォームの開発を担当します。

複数のコンピューターやシステムの組み合わせや通信を構築することで、データ取得やその活用を便利にするものです。電子カルテなど顧客情報のデータベースシステムは、オンラインシステム系プログラミングによって構築されるものになります。

社内システム系

社内システム系プログラマーは、企業の内部で使用されるシステムの開発や保守を担当します。主なシステムとして、勤怠管理や経理などの業務管理システムがあげられるでしょう。

社内開発のため納期のプレッシャーなどは委託と比べ少なく、安定した環境での働き方を希望する人に向いています。

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設備制御系

設備制御系プログラマーは、工場や生産ラインなどの設備や電化製品などの制御システムの開発を担当します。自動車やバイク、スマートフォンなど多くのモノづくりに欠かせないロボットや電化製品に組み込まれるプログラム開発やその保守が主な業務です。

ソフトウェアの開発はもちろん、ハードウェアの知識も求められます。また、大きな生産現場では、一つのバグが命に関わることもあるので、バグのチェックや定期的なメンテナンスが非常に重要です。

組み込み系

組み込み系プログラマーは、家電製品や自動車などのハードウェアに組み込まれるソフトウェアの開発を担当します。

組み込まれたプログラムは、後から変更や改変をすぐに行うことができません。組み入れる段階でバグのない完璧なプログラムである事が求められます。そのため、組み入れる前段階での動作チェックや修正が非常に重要です。

プログラムした製品が使われている様子を見たときには、大きなやりがいを感じられる分野でもあります。

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通信系

通信系プログラマーは、ネットワーク通信プロトコルやシステム開発を担当します。通信系は、インターネットやモバイルネットワーク、衛星通信などのインフラを支える重要な仕事です。WiFiルーターや電話通信に関連するシステムなどがあげられるでしょう。

社会に欠かせない通信の開発や構築、運用を担当するため、そのプロジェクトも大規模なものになりやすいです。

汎用系

汎用系プログラマーは、メインフレームと呼ばれる汎用機に搭載するプログラムの開発を担当します。

メインフレームとは、主に企業の基幹システムや大規模な業務システムにおけるデータ収集や通信を処理するコンピューターです。金融機関や製造業、大企業の情報システム部門には欠かせないハードウェアとなります。

一つのバグが情報流出などセキュリティ問題に発展する可能性があるため、責任感が要求される分野でもあるでしょう。

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3.未経験でもプログラミングを扱う仕事はできる?

プログラミングを扱う仕事は、専門的なスキルを必要とするため、「文系・未経験では就職が難しいのでは」と不安に思う方もいるでしょう。

しかし、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)社会基盤センターが発行した「IT人材白書2020」 によると、現在、活躍中のIT人材のなかで最終学歴の専攻分野がIT・情報系以外の文系や理系などの出身者の割合は64%であることが分かります。

「レバテックIT人材白書2024 」p22, 23によると、これまでエンジニアとして経験がある方のうち、新卒でエンジニアになった人は全体の2割です。未経験でエンジニアになった人の前職は、前職で販売・サービスと営業がそれぞれ約20%、事務関連職は約16%となっています。

この結果から、文系・未経験でもプログラミングを扱う仕事への就職を目指すことが十分に可能なことがわかるでしょう。

とはいえ、IT業界は就職先として学生からの人気が高い業界。まったくスキルがない状態で内定を勝ち取るのは困難でしょう。文系・未経験者でも、最低限、基本的なスキルや知識は自身で学んでおく必要があります。
関連記事:新卒エンジニアに未経験でなるには?エンジニア就職に向いている人はこんな人

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4.プログラミングを仕事にする3つのやりがい

プログラミングを仕事にすることで、下記のようなさまざまなやりがいを得ることができます。
 

  • ・社会インフラを支えることができる

    ・最先端のモノづくり・開発に携われる

    ・クライアントに感謝される


それぞれ詳しく解説します。

社会インフラを支えることができる

プログラミングは、現代社会のあらゆる分野で重要な役割を果たしています。

たとえば、金融システムや医療システム、交通管理など、私たちの生活を支える多くのインフラはプログラムによって動いています。プログラマーとしてこれらのシステムの開発や維持に携わることは、社会全体に大きな影響を与える仕事です。

このような重要な役割を担うことで、自分の仕事が社会の根幹を支えているという実感が得られ、大きなやりがいを感じることができます。

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最先端のモノづくり・開発に携われる

プログラミングは、最先端のテクノロジーに触れ、それを活用することができる仕事です。

人工知能(AI)、ビッグデータ、インターネット・オブ・シングス(IoT)など、現代の革新的な技術はすべてプログラムによって動いています。プログラマーとしてこれらの分野で働くことで、世界を変えるような新しい製品やサービスの開発に貢献することができます。自分のコードが新しい技術の一部として活用されることは、大きな満足感と達成感をもたらします。
クライアントに感謝される

プログラミングの仕事では、クライアントのニーズに応じたソフトウェアやシステムを開発することが多いです。クライアントが抱える問題を解決するためのプログラムを提供し、その結果として感謝されることは、非常にやりがいがあります。

特に、小さな企業やスタートアップでは、自分の仕事が直接的にビジネスの成功に貢献することが実感できます。クライアントからの感謝の言葉やフィードバックは、プログラマーとしてのモチベーションを高める重要な要素です。

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5.プログラミング仕事にある3つの辛いこと

プログラミングを仕事にすると、主に以下のような辛いこともあります。
 

  • ・納期に追われることが多い

    ・常に最新情報の習得が必要になる

    ・適性の有無がはっきりと分かれる


それぞれ詳しく解説します。

納期に追われることが多い

プログラミングの仕事は、決められた期間内に設計から実装、チェックまでを完了しなければなりません。プロジェクトやシステム規模によっては、納期に追われることもあるでしょう。

締め切りは動かせないことが多く、そのプレッシャーの中で高品質のソフトウェアを提供する必要があります。想定外のトラブルや追加注文が入った場合は、夜遅くまでの残業や休日出勤が必要になる可能性もあるでしょう。

納期に追われるストレスはプログラマーの大きな負担となることもあります。

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常に最新情報の習得が必要になる

プログラミングの世界は日々進化しており、新しい技術やツールが次々と登場します。そのため、常に最新情報をキャッチアップすることが必要です。

新しい言語やフレームワークの学習や技術トレンドの把握、セキュリティの最新動向などはプログラミングを仕事にする上で欠かせないものとなります。

日々業務をこなしながらの継続的な学習は大変ですが、自身のスキルアップに直結しキャリアの幅を広げるチャンスでもあります。

適性の有無がはっきりと分かれる

プログラミングは、適性の有無がはっきりと分かれる分野です。

プログラミングでは、論理的思考や問題解決能力、集中力といったスキルが求められ、これらが苦手な人にとっては負担のかかる作業となる可能性が高いでしょう。バグの修正やエラーの原因追及など細かい作業が多く、忍耐力も必要です。


しかし、適性があると感じることができれば、プログラミングは魅力的でやりがいのある職業となります。

自分に合っているかどうかを見極めるために、まずは基礎的なコードの学習や小さなプロジェクトから始めてみると良いでしょう。

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6.プログラミングを仕事にするメリット

ここでは、プログラミングを扱う仕事を目指すメリットについて解説します。

多様な働き方ができる

プログラミングを扱う仕事は、比較的働き方の自由度が高いという特徴があります。たとえば、プログラマーやWebデザイナーなどは、パソコンさえあれば業務を行うことも可能です。ほかの業界と比べ、新たな価値観をいち早く取り入れる企業や効率性を重視する企業が多く、在宅勤務を積極的に導入していることも少なくありません。ワークライフバランスを実現しやすいだけでなく、ライフステージが変わっても、働き続けやすい環境があるのは大きなメリットといえるでしょう。

また、高いスキルを身につければ独立してフリーランスという働き方を選択することも可能です。ただし、フリーランスの場合は、自ら営業して案件を獲得し、進行スケジュールもすべて自分で管理しなければなりません。一定の収入を得るためには、プログラミングスキルだけでなく、幅広い知識、人脈、高い営業力なども必要なため、新卒はまずは就職をして経験を積んでからフリーランスを目指すのが良いでしょう。

プログラミングを扱う仕事の需要は高い

IT技術の急速な進歩・普及に伴い、プログラミングを扱う仕事の需要は増加しています。一方で、日本は慢性的なIT人材不足に陥っており、経済産業省が発表した「IT分野について」によると、この状況が今後も続けば、2030年には不足するIT人材の人数が78.9万人にまで膨れ上がるとの予測も。そのため、プログラミングスキルを持つ人材を積極的に採用する企業は少なくありません。

新卒からプログラミングを扱う仕事に就職し、経験を積めば、将来的に高度なスキルを持つ市場価値の高い人材となることができるでしょう。もちろん、転職も有利に進めることができます。

関連記事:ITエンジニアが不足!?その理由と学生が知りたい今後の市場を解説

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論理的思考力を身に付けられる

プログラミングを扱う仕事への就職を目指し、スキルを身につける過程で論理的思考力を養うことができます。

プログラミングは一つでもロジックの組み間違いがあればエラーが起こり、正確には作動しません。また、発生したバグの原因を突き止めるためには論理的に考え、プログラムを見直す必要があります。そのため、プログラミングを学んでいるうちに、必然的に物事を論理的に考える習慣を身につけることができるでしょう。

ITトレンドへの理解が深まる

先述したとおり、IT業界のトレンドは目まぐるしいスピードで変化し、アップデートされています。プログラミングを扱う仕事で活躍するには、常に最新の情報をキャッチアップしていくことが大切です。

就職を目指す段階でも、常にトレンドにアンテナを張り、興味を持ったこと・必要なことに関しては自ら学ぶ努力が欠かせません。学びを継続していくうちに、ITトレンドの理解を深めていくことができるでしょう。

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7.プログラミングを扱う仕事に向いている人

プログラミングは文系・理系問わず習得が可能ですが、一般的に以下のような特性がある人が適性が高く、習得しやすいとされています。
 

  • ・地道な作業が苦にならない人

    ・継続的に学べる人

    ・人とのコミュニケーションに苦手意識がない人


それぞれ詳しく解説します。

関連記事:プログラマーに向いている人とは?その特徴と理由を学生向けに解説!

地道な作業が苦にならない人

プログラミングによって開発されるアプリケーションやゲームの完成形はきらびやかに見えるかもしれませんが、そこに至るまでの製作工程は失敗と修正を繰り返す地道な作業です。

同じ作業をコツコツと行うことに苦を感じず取り組める人が、プログラミングに向いています。

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継続的に学べる人

IT技術は流行り廃りのサイクルが非常に速いため、エンジニアは常に最新の情報をインプットした上で、それを使いこなさなければなりません。

たとえば、プログラミング言語の場合、1年前までは主流だったものが今ではほとんど使われていない、といったことが起こり得ます。一度習得した言語スキルだけで活躍し続けることは難しいでしょう。

したがって、自分の意志で積極的に新しい技術や情報を学べる人がプログラミングを扱う仕事に向いているといえます。

人とのコミュニケーションに苦手意識がない人

「プログラミングを扱う仕事=黙々と作業をする」と考える方もいるかもしれませんが、実際には、コミュニケーションを必要とする場面も少なくありません。

たとえば、プログラミングを使って何かを開発する場合、一人ですべてを行うことはほとんどなく、チームで役割分担をしながら進めていくのが基本となります。メンバー間でのコミュニケーションをスムーズに行うことができなければ、予定に齟齬が生じるなど、さまざまなトラブルが発生してしまう可能性が高まるでしょう。

また、クライアントから依頼されたシステムやアプリケーションを開発する場合、クライアントからニーズを引き出したり、要望をどのように実現するかを論理的に説明したりするための、コミュニケーション能力が必要になります。

そのため、苦手意識を持たずに人とコミュニケーションを取れる人が、プログラミングを扱う仕事に向いているといえるでしょう。スキルを習得をするうえでも、論理的に考え、的確な質問をするにはコミュニケーション能力が必要です。

関連記事:プログラマーの適性はある?ない?向いている人の性格をチェック

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8.プログラマーの年収

厚生労働省が実施した「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、プログラマーの平均年収は約550万円となっています。一般労働者の平均年収が約500万であることから、プログラマーの年収は比較的高いと言えるでしょう。

経済産業省が発表したが発表した「IT人材」によると、2030年にはプログラマーをはじめとしたIT人材が約80万人不足するとの調査結果もあります。需要が強くなれば、今後も年収が増加していくことも考えられるでしょう。

関連記事:ITエンジニアの年収はいくら?職種別の平均年収や年収を上げる方法について解説!

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9.プログラミング仕事のスキルを学ぶ方法

最後に、プログラミングを扱う仕事で役立つスキルを身につける方法を紹介します。

書籍や学習サイトを活用する

プログラミングを扱う仕事で役立つスキルを身につける方法として一般的なのは、書籍や学習サイトなどを活用する方法です。

独学は低予算で学習を進めることができる上に、勉強する場所やペースも自身で調整することができます。手軽に学びを始めることができるので、プログラミングを経験してみたい方やまずは基礎的な知識を身につけたいという方におすすめです。

ただし、プログラミング学習はその難易度の高さから、挫折率が非常に高いといわれており、特に独立の場合は、不明点を自ら調べたり、モチベーションを保つ努力をしたりする必要があります。

身近に質問できる人がいない状況で一人で学習を進めるのが不安な方や、根気強く学ぶのが苦手な方は、スクールに通うなど、ほかの方法も検討すると良いでしょう。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールに通うことで、カリキュラムに沿って、効率的に仕事に役立つプログラミングスキルを学ぶことができます。

プログラミング学習を挫折してしまう最大の原因とされている「疑問点を誰かに聞くことができない」という点に関しても、講師に質問しやすい環境が整っているため安心です。プログラミングに対して苦手意識を持つ文系の学生でも、しっかりとプログラミングを学ぶことができるでしょう。

最近では、オンライン・オフラインと学習環境を自由に選択できるスクールが増えてきています。スクールにもよりますが、カリキュラムを終えた後の就職支援を受けることできます。

しかし、スクールには費用が比較的高額というデメリットがあります。カリキュラムを終えるまでに最低でも約20万円~30万円、高いと60万円~70万円ほどかかるといわれています。スクールによって勉強できる言語やサービス内容が異なるため、複数のスクールをよく吟味し自分にあったスクールを選択することが大切です。

レバテックでは、大学生・大学院生向けに月額29,800円(税込)でプログラミングを学べるレバテックカレッジを運営しています。現場で活躍するエンジニアが考案した「確実に成長できる」オリジナルカリキュラムで、未経験者でも3カ月でWebサービスの開発に必要なスキルを身につけることが可能です。

また、教室には成長するベンチャー企業のエンジニア内定者を中心としたメンターが常駐しており、わからないことをいつでも気軽に相談できます。さらに、オンラインでは、Zoomでの相談会を開催しているほか、Slack上でもメンターに質問することが可能。リーズナブルな価格で、一生もののスキルを身につけたい方におすすめのプログラミングスクールです。

関連記事:プログラミングスクールの選び方!失敗しないための注意点とは

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長期インターンシップに参加する

プログラミングを扱う仕事で役立つスキルを身に付けるには、長期インターンシップへの参加もおすすめです。

長期インターンシップでは、企業で一定期間(3カ月以上が一般的)、実際の業務に携わることができます。参加することで、現役エンジニアから指導を受けながら、実務に必要なプログラミングスキルを身に付けられます。社会人として必要なビジネススキルやマナーも学ぶことができるでしょう。

インターンシップ先の企業で正社員になることを検討している場合、社内の雰囲気を肌で感じることもできます。企業の採用方針にもよりますが、インターンシップ中の頑張りが評価されれば、そのまま内定をもらえる可能性もゼロではありません。内定をもらえなかったとしても、周囲としっかりとコミュニケーションを取り、人脈を築いておけば就活を有利に進めやすくなるでしょう。

ただし、長期インターンシップに参加するためには選考を通過しなければなりません。プログラミングを扱う仕事のインターンシップは人気が高いため、合格を勝ち取るには事前に最低限のプログラミングスキルを身に付けておく必要があるでしょう。

長期インターンシップでは、原則報酬を受け取りながら行うため、スクールで学ぶのとは異なります。一人の働き手としての責任が求められる点には注意が必要です。

関連記事:エンジニアインターンは未経験でも参加できる?未経験参加可能な求人の応募方法
関連記事:おすすめエンジニアインターンシップ15選|選び方がわからなくてもこれを見れば大丈夫!

プログラミング関連の資格を取得する

資格取得を目指して勉強をするのも、プログラミングの仕事で役立つスキルを身に付けるには効果的です。プログラミングを扱う仕事に就職するために必須の資格はありませんが、「◯◯の資格を取得する」という明確な目標があれば、モチベーションを保ちながら学びを続けやすくなります。

また、資格の勉強では、知識やスキルを体系的に学べるというメリットも。未経験者でも、資格の勉強を通して着実に学習を進め、レベルアップしていくことができるでしょう。無事に資格を取得できれば、就職選考でスキルがあることを客観的に証明することもできます。

就活に向けて、最初に取得を目指す資格としておすすめなのは、独学でも十分に取得を目指せる国家資格の「ITパスポート」「基本情報技術者試験」です。どちらもITエンジニアとして働くうえで必要な基礎知識を網羅した内容で、社員の取得を推奨する企業も多いため、就職選考の時点で取得していれば高評価を得やすくなります。

そのほか、携わりたい開発分野で使用されるプログラミング言語の資格を取得しておくのも良いでしょう。代表的な資格としては、「PHP技術者認定試験」「Ruby技術者認定試験」「Oracle Certified Java Programmer」「C言語プログラミング能力認定試験」などがあります。プログラミング言語の資格は、多くの場合レベル別に複数の段階にわかれており、学習の進行度に合わせて受験できるので未経験者も挑戦しやすいでしょう。

関連記事:プログラミング資格を大学生が取得するメリットは?おすすめ5選を紹介

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10.まとめ

プログラミングの仕事は、社会におけるあらゆる製品やサービスが期待通り動くようにコードの記述や保守などを行うものです。

国内では将来的なIT人材の不足が叫ばれているため、プログラマーの需要は今後も強まるとと同時に、年収も高くなっていくと予想されています。

プログラミングを仕事にするとやりがいも大きいですが、辛いこともあります。自分に向いているのかどうかは、慎重に判断する必要があるでしょう。

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