プログラミングを使う仕事は?職種や年収、仕事になるまでの時間を解説

プログラミングを使う仕事は?職種や年収、仕事になるまでの時間を解説
IT技術が社会のあらゆる領域に広がる現在、プログラミングができる人材はIT業界に限らず幅広い企業から求められています。開発・データ分析・業務効率化など、プログラミングスキルを活かせる仕事は増え続けており、働き方や関わる分野も多様化しています。

本記事では、これからプログラミングを使う仕事に携わりたい方に向けて、代表的な職種や具体的な仕事内容、平均年収、将来性、身につけておくべきスキルをわかりやすく紹介します。未経験からエンジニアを目指す方や、新卒でプログラミングを武器に就活をしたいと考えている学生にとって役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
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1. プログラミングを使う仕事13選

プログラミングを扱う主な仕事としては、次のようなものがあります。

プログラミングを使う仕事は、Webサービス開発からインフラ構築、AIやデータ分析、ハードウェア制御まで多岐にわたります。仕事内容や必要なスキル、向いているタイプも職種によって大きく違うため、自分がどの領域に適性があるのか理解することが重要です。
ここでは、プログラミングスキルを活かすことができる代表的な13の職種について、それぞれの特徴や役割をわかりやすく解説します。

プログラマー(PG)

プログラマーは、設計書をもとにコードを書き、システムを動かす役割に特化した職種です。バグ修正や動作テストも含め、正確なプログラミングが求められるため、基礎的なスキルをしっかりと身につけたい人に向いています。
開発の入門ポジションとして最も一般的で、ここで経験を積むことで、上流工程や他の専門職種にもキャリアを広げることができます。

関連記事:プログラマーに未経験・新卒から就職する方法は?適性や必要な準備を解説

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアは、クライアントの要望を聞き取り、どのようなシステムを作るかを設計する上流工程を担当します。プログラミングも行いますが、要件定義や設計といった工程の比重が高い点が特徴です。
顧客との調整力やプロジェクト全体の把握力が必要で、技術とコミュニケーションの両面を活かして働きたい人に適した職種です。

関連記事:システムエンジニアとは?仕事内容や年収・必要なスキルを解説

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリでユーザーが直接触れる部分の開発を担当する職種です。デザインをもとに、HTML・CSS・JavaScriptなどを使って画面を実装し、見た目の部分の挙動やUIを実装していきます。

また、アニメーションの実装やレスポンシブ対応、アクセシビリティ改善、パフォーマンス最適化など、ユーザー体験を向上させるための幅広い技術も求められます。最近ではReactやVueなどのフレームワークを扱うケースも多く、最新のトレンドをキャッチしながら開発を進める必要があります。

関連記事:フロントエンドエンジニアに新卒でなれる?なる方法や必要な知識を紹介

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、Webサービスの裏側で動く機能やデータ処理の仕組みを開発する職種です。ユーザーの操作を受け取ってデータを保存・取得したり、サービスが安定して動くような仕組みを作ったりするなどの役割が求められます。

扱う言語はサービスによって異なりますが、Python・Java・PHPなどのサーバーサイド言語や、MySQL・PostgreSQLといったデータベース、API設計、セキュリティ対策など多岐にわたります。エンジニア同士での設計レビューやパフォーマンス改善など、論理的思考と問題解決力が必要になる場面が多い点も特徴です。

関連記事:バックエンドエンジニアとは?仕事内容・必要スキルと効果的な就活対策を紹介

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークを構築・運用し、システムが安定して稼働するよう支える役割を担います。業務内容は、サーバー構築、ネットワーク設定、障害対応、セキュリティ対策、性能監視など多岐にわたります。

近年はAWSやGCPなどのクラウドサービスが主流になり、クラウド上でインフラを設計・管理するクラウドエンジニアの需要も高まっています。インフラはサービスの土台となる部分であり、一度トラブルが起きると大規模な影響が出るため、正確性と冷静な判断が求められます。

関連記事:インフラエンジニアの仕事とは?必要な資格や向いている人についても解説

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、企業のネットワークやシステムをサイバー攻撃や情報漏えいのリスクから守る職種です。脆弱性の診断、ログ監視、対策ツールの導入、社内ルールの整備など、攻撃を未然に防ぐ仕組みづくりを行います。

攻撃手法は年々高度化しており、生成AIを悪用した攻撃やゼロデイ攻撃など、新しい脅威に対応するための最新知識のアップデートが欠かせません。問題発生時は迅速な判断で対応する必要があるため、緊張感の高い場面もあります。

関連記事:セキュリティエンジニアに新卒でなるには?必要なスキルや向いている人の特徴

データサイエンティスト

データサイエンティストは、膨大なデータを分析し、企業の意思決定やサービス改善につなげる役割を持つ職種です。業務には、データ収集、前処理、統計分析、機械学習モデルの構築、レポート作成などが含まれ、ビジネスと技術の両方を理解する力が求められます。

使用する技術はPythonやR、SQL、機械学習、統計学など幅広く、分析だけでなくデータ基盤の理解も必要になる場面があります。論理的思考力に加え、分析結果をわかりやすく伝えるコミュニケーション力も必要です。

関連記事:新卒からデータサイエンティストになれる?未経験でも目指せる理由

組み込みエンジニア

家電製品、自動車、産業機器などのハードウェアを動かすソフトウェアを開発する職種です。C言語・C++・Python などを使い、デバイスの制御や最適化を行います。
ハードウェアが好きな人や、IoTやロボットなど「モノづくり×ソフト」の領域に興味がある人に向いています。

関連記事:組み込みエンジニアに新卒で就職する方法や必要なスキルなどを解説!

ゲームエンジニア

ゲームのロジック、キャラクターの動き、UI、エフェクト、オンライン通信など、ゲーム開発に必要な処理を実装するエンジニアです。UnityやUnreal Engine、C#、C++ などがよく使われます。
ゲームが好きで、創造性と技術力の両方を活かしたい人にぴったりの仕事です。

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AIエンジニア

AIモデルの構築・改善、機械学習アルゴリズムの実装、データ解析などを担当する職種です。Pythonや統計、数学の知識、クラウド環境の利用経験が求められます。
最先端技術に触れながら、予測モデルや自動化システムなどを作りたい人に向いています。

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セールスエンジニア

自社サービスや製品を顧客に説明・提案する際、技術的な観点からサポートする職種です。営業とエンジニアリングの橋渡し役で、プログラミング知識があることで顧客の課題をより深く理解できます。
人と話すのが好きで、技術の価値をわかりやすく伝えたい人に適しています。

関連記事:セールスエンジニアとはどんな職種?仕事内容・必要スキルと就活のポイント

社内SE

自社のシステムやネットワークを管理し、業務効率化のための改善やツール開発を行う職種です。トラブル対応や社員向けサポートも含まれるため、コミュニケーションが重要です。
社内から企業を支えることにやりがいを感じる人や、幅広い技術をバランスよく学びたい人に向いています。

関連記事:新卒で社内SEはやめた方がいい?難しい理由と就活での対策を解説

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーとは、システム開発やサービス開発のプロジェクトをまとめ、開発物の完成責任をもつ職種です。エンジニアのようにコードを書く仕事ではありませんが、プロジェクト全体を成功させるために最も重要なポジションのひとつといえます。

主な仕事内容は、開発の計画立案、進行管理、予算管理、リスク管理、関係者との調整などです。クライアントや経営層との打ち合わせを行い、要件を整理して開発チームに伝えるほか、スケジュール遅延やトラブルが発生した際には的確な判断でプロジェクトを軌道修正する力が求められます。

また、開発メンバーの負担が偏らないように調整したり、コミュニケーションを円滑にしたりするなど、チームマネジメントも重要な役割です。

関連記事:プロジェクトマネージャーとは?仕事内容・必要スキルと未経験から目指す方法

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2. プログラミングを使う仕事内容

続いて、プログラミングを使って行う仕事の具体的な仕事内容を記載していきます。どういう仕事なのかイメージがつきづらい部分もあると思いますので、ここで仕事内容の理解を深めておきましょう。

フロントエンド開発

フロントエンド開発は、Webサイトやアプリにおいて、ユーザーが直接触れる部分を実装する仕事です。HTML・CSS・JavaScriptといったプログラミング言語を使い、ReactやVueなどのフレームワークを用いて、デザインを正確かつ使いやすい形に仕上げていきます。

ユーザーの反応が見えやすく、UI/UX改善の効果がすぐに数字に表れる点が大きな魅力です。一方で、ブラウザごとの表示差異や仕様変更への対応、デザインとの認識違いなど、細かな調整が必要になる部分は負担を感じる点となっています。

バックエンド開発

バックエンド開発は、サービスの裏側で動くシステムやデータ処理を作る仕事です。Python、Java、PHP、Rubyなどのサーバーサイド言語を扱ったり、SQLを用いたデータベース操作、API設計などが中心となる仕事です。

サービスがきちんと想定通り作動するための処理を正しく実装したり、負荷に耐えられる仕組みを構築したりする必要があるため、論理的な設計力や改善力を求められます。ただ、障害発生時は原因調査に時間がかかったり、複雑なバグ対応に追われることも多く、負担が大きくなる場面もあります。

アプリ開発

アプリ開発は、スマートフォンで使うアプリを作る仕事です。見た目の実装からアプリの機能開発など、扱う範囲は多岐に渡ります。
iOSではSwift、AndroidではKotlinといった言語を使うのが主流で、カメラ・位置情報・センサーなどスマホ特有の機能を扱う場面も多くあります。日常的に使われるアプリを自分の手で形にでき、ユーザーの声がダイレクトに届く点は大きなやりがいです。
一方で、OSアップデートや端末ごとの挙動差などに振り回されやすく、細かな調整やテスト確認が煩雑になるという面倒さもあります。

インフラ・クラウド構築

インフラ・クラウド構築は、サービスが安定して動くための土台を作る仕事で、AWS・GCP・Azureといったクラウド技術を使ってサービスの稼働を円滑なものにしていきます。

Linuxサーバー、ネットワーク、セキュリティ設定など幅広い技術を扱い、障害を防ぎながらシステムの信頼性を高めていくことが求められます。サービス全体を支えている実感が得られ、トラブルを未然に防げたときは大きな達成感があります。
ただし、障害時は深夜でも対応する必要があったり、サービスを急速に復旧する必要があるプレッシャーがある点は辛いと感じる方もいらっしゃいます。

機械学習・AI開発

機械学習・AI開発は、データを用いてモデルを構築し、予測・分類・生成などを行う仕組みを作る仕事です。
PythonやRといったプログラミング言語を中心に、TensorFlowやPyTorchなどのライブラリを用いて実装していきます。大量のデータから価値を生み出し、これまでなかったような技術をサービスに実装したり、AIを活用した技術で最先端の実装に携われたりする点が大きな魅力です。
一方で、膨大な検証作業が必要になったり、まだまだ周りにAI・機械学習技術のノウハウや知見を持った人が多くないため、自分で学習を進めて仕事に活かしていく粘り強さが求められます。

ゲーム開発

ゲーム開発では、UnityやUnreal Engine¥といったプログラミング言語を使ってゲームの挙動・キャラクター動作・UIなどを実装します。
自分が作った機能がそのままゲームとしての楽しさにつながるため、クリエイティブ性と技術力が両方求められる分野です。なお、ゲームの規模が大きくなるほど、デザインやゲームのストーリー、実装部分などそれぞれで役割を分けて担当を設け、全員で1つのゲームを作り上げていくことになります。

実際にリリースするとユーザーの反応をダイレクトに感じることができ、完成時の達成感は非常に大きい仕事といえます。
その一方、細かな調整やデバッグが膨大に発生するほか、リリース前には長時間の作業が続くこともあり、精神的・肉体的な負担がかかりやすい点が辛いと感じる方もいらっしゃいます。

IoT・ハードウェア開発

IoT・ハードウェア開発は、センサーやデバイスなど、物理機器と連携するソフトウェアを作る仕事です。スマートフォンとクーラーを連携して自動で作動するようにしたり、電化製品と接続して自動で動くようにしたりなど、さまざまな技術が現在進行形で企画・開発されています。

C言語、C++、Pythonなどを用いながら、組み込み制御やクラウドとの連携を行いつつ、日々の生活や暮らしを技術を活用してより良いものにしていく仕事です。
実際の製品が動く瞬間を見られるため、ものづくりの楽しさを強く感じられる点が魅力ですが、ハードウェアは修正が難しいため、想定外の接続不良や物理的トラブルが起きることも多く、デバッグに時間がかかる点が大変な部分です。

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3. プログラミングの仕事の平均年収

厚生労働省が実施した「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、プログラマーの平均年収は約550万円となっています。国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると一般労働者の平均年収が458万円であることから、プログラマーの年収は比較的高いと言えるでしょう。

もちろん、職種によっても年収は異なります。システムエンジニアやプロジェクトマネージャーなど、プロジェクト全体の進行や上流工程に携わる職種の方が年収は高くなりやすいとされています。

プログラマーやシステムエンジニアからキャリアをスタートさせた後、上流工程に関わる職種に転向して年収をあげていくというのが王道のキャリアパスのようです。

関連記事:ITエンジニアの年収はいくら?職種別の平均年収や年収を上げる方法について解説!

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4. プログラミングの仕事に向いている人の特徴

プログラミングは文系・理系問わず習得が可能ですが、一般的に以下のような特性がある人が適性が高く、習得しやすいとされています。
 

  • ・地道な作業が苦にならない人

  • ・継続的に学べる人

  • ・人とのコミュニケーションに苦手意識がない人


それぞれ詳しく解説します。

地道な作業が苦にならない人

プログラミングによって開発されるアプリケーションやゲームの完成形はきらびやかに見えるかもしれませんが、そこに至るまでの製作工程は失敗と修正を繰り返す地道な作業です。

同じ作業をコツコツと行うことに苦を感じず取り組める人が、プログラミングに向いています。

継続的に学べる人

IT技術は流行り廃りのサイクルが非常に速いため、エンジニアは常に最新の情報をインプットした上で、それを使いこなさなければなりません。

たとえば、プログラミング言語の場合、1年前までは主流だったものが今ではほとんど使われていない、といったことが起こり得ます。一度習得した言語スキルだけで活躍し続けることは難しいでしょう。

したがって、自分の意志で積極的に新しい技術や情報を学べる人がプログラミングを扱う仕事に向いているといえます。

人とのコミュニケーションに苦手意識がない人

「プログラミングを扱う仕事=黙々と作業をする」と考える方もいるかもしれませんが、実際には、コミュニケーションを必要とする場面も少なくありません。

たとえば、プログラミングを使って何かを開発する場合、一人ですべてを行うことはほとんどなく、チームで役割分担をしながら進めていくのが基本となります。メンバー間でのコミュニケーションをスムーズに行うことができなければ、予定に齟齬が生じるなど、さまざまなトラブルが発生してしまう可能性が高まるでしょう。

また、クライアントから依頼されたシステムやアプリケーションを開発する場合、クライアントからニーズを引き出したり、要望をどのように実現するかを論理的に説明したりするための、コミュニケーション能力が必要になります。

そのため、苦手意識を持たずに人とコミュニケーションを取れる人が、プログラミングを扱う仕事に向いているといえるでしょう。スキルを習得をするうえでも、論理的に考え、的確な質問をするにはコミュニケーション能力が必要です。

関連記事:プログラマーの適性はある?ない?向いている人の性格をチェック

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5. プログラミングを仕事にすることのやりがい

プログラミングを仕事にすることで、下記のようなさまざまなやりがいを得ることができます。
 

  • ・社会インフラを支えることができる

  • ・最先端のモノづくり・開発に携われる

  • ・クライアントに感謝される


それぞれ詳しく解説します。

社会インフラを支えることができる

プログラミングは、現代社会のあらゆる分野で重要な役割を果たしています。

たとえば、金融システムや医療システム、交通管理など、私たちの生活を支える多くのインフラはプログラムによって動いています。プログラマーとしてこれらのシステムの開発や維持に携わることは、社会全体に大きな影響を与える仕事です。

このような重要な役割を担うことで、自分の仕事が社会の根幹を支えているという実感が得られ、大きなやりがいを感じることができます。

最先端のモノづくり・開発に携われる

プログラミングは、最先端のテクノロジーに触れ、それを活用することができる仕事です。

人工知能(AI)、ビッグデータ、インターネット・オブ・シングス(IoT)など、現代の革新的な技術はすべてプログラムによって動いています。プログラマーとしてこれらの分野で働くことで、世界を変えるような新しい製品やサービスの開発に貢献することができます。自分のコードが新しい技術の一部として活用されることは、大きな満足感と達成感をもたらします。

クライアントに感謝される

プログラミングの仕事では、クライアントのニーズに応じたソフトウェアやシステムを開発することが多いです。クライアントが抱える問題を解決するためのプログラムを提供し、その結果として感謝されることは、非常にやりがいがあります。

特に、小さな企業やスタートアップでは、自分の仕事が直接的にビジネスの成功に貢献することが実感できます。クライアントからの感謝の言葉やフィードバックは、プログラマーとしてのモチベーションを高める重要な要素です。

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6. プログラミングで仕事になるまでの時間とレベルは?

続いて、プログラミングを仕事にできるまでに必要な時間や実際に求められるレベルについて解説していきます。

プログラミングで仕事になるまでに必要な時間

プログラミングを一度も触ったことがない人が未経験から仕事にできるレベルに到達するまでには、おおよそ400〜600時間の学習が必要と言われています。
 

  • ・1日2時間 × 6〜10ヶ月

  • ・1日3時間 × 4〜7ヶ月


ほどで到達できます。

もちろん個人差はありますが、全くの未経験者が、未経験可のエンジニア採用に十分挑戦できるラインとして、多くの人がこの時間を目安にしています。ここでは一から学び始める場合の、より具体的なステップと学習時間の目安を紹介します。

基礎習得フェーズ:1〜2ヶ月(100〜150時間)

まずはプログラミング言語の文法や、変数・条件分岐・ループ・関数などの基本概念を理解します。最初の1〜2ヶ月はとにかく書いて動かすことを繰り返し、簡単な計算アプリやじゃんけんゲームなど、小さくても自分で作れるものを増やしていきます。

小規模アプリ開発フェーズ:2〜4ヶ月(200〜300時間)

文法を覚えただけでは実務で戦えないため、実際に動くWebアプリを作るフェーズに入ります。ログイン機能付きのメモアプリ、タスク管理アプリ、掲示板など、複数画面を持つアプリを自力で完成させる経験をつけましょう。ここでエラー対応力や検索力が身につき、プログラミングの本質的な理解が深まります。

ポートフォリオ・実務準備フェーズ:2〜6ヶ月(100〜200時間)

ある程度作れるようになったら、企業に提出できるオリジナルアプリを制作します。UIを整えたり、ログイン・データ保存など実務に近い機能を組み込んだり、Git/GitHubでコード管理を行ったりと、現場で使うスタイルに慣れていく時期です。
特に新卒でプログラミングを使う仕事につくためには、ここで作ったポートフォリオが合否を分けることも多くあります。

プログラミングを仕事にできるレベル

プログラミングを仕事にできるレベルとは、単に文法を知っていることはもちろん、自分の力で動くものを作り、エラーを調べて解決できる状態まで含みます。もう少し具体的に分解すると、次のようなレベル感が目安になります。

基礎文法を説明でき、手を止めずに書ける

変数・条件分岐・ループ・関数・クラスなど、基本構文を見ながらではなく、ある程度スラスラ書ける状態です。なんとなく動くことがわかるだけでなく、なぜそう書くのかを理解している必要があります。

簡単なWebアプリを一人で作り切れる

ログイン機能付きのメモアプリ、掲示板、タスク管理アプリなどのような簡単なWebアプリを設計〜実装〜テストまで自力で完成させられる必要があります。フロントエンド・バックエンド・データベースの基本的なつながりが理解できていれば、実務でも戦力になりやすくなります。

エラーや不具合を自分で調べて直せる

コードが一度で完璧に動くことはほとんどありません。
エラー文を読み、Google検索や公式ドキュメント、Qiitaなどのプラットフォームを使って原因を特定し、試行錯誤しながら修正できる力が、実務では非常に重視されます。

チーム開発の基本がわかっている

実際の現場では一人で完結することは少なく、複数人でコードを共有しながら開発します。Githubの基本的な使い方やGitでブランチを切る、プルリクエストを出す、他人のコードを読むといったGitの開発の流れをある程度理解しておく必要があります。

自分の興味領域に1つ軸がある

フロントエンドが好きで、Reactを重点的に勉強しているたり、バックエンドでAPI設計を学んでいたり、機械学習の基礎を勉強していたりするなど、少なくとも1分野で中級レベルの技術を持っていることが、新卒でIT職につくための大きなアピールポイントになります。

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7. 未経験からプログラミングの仕事に就くための学習方法

続いて、プログラミングを扱う仕事で役立つスキルを身につける方法を紹介します。

書籍や学習サイトを活用する

プログラミングを扱う仕事で役立つスキルを身につける方法として一般的なのは、書籍や学習サイトなどを活用する方法です。

独学は低予算で学習を進めることができる上に、勉強する場所やペースも自身で調整することができます。手軽に学びを始めることができるので、プログラミングを経験してみたい方やまずは基礎的な知識を身につけたいという方におすすめです。

ただし、プログラミング学習はその難易度の高さから、挫折率が非常に高いといわれており、特に独立の場合は、不明点を自ら調べたり、モチベーションを保つ努力をしたりする必要があります。

身近に質問できる人がいない状況で一人で学習を進めるのが不安な方や、根気強く学ぶのが苦手な方は、スクールに通うなど、ほかの方法も検討すると良いでしょう。

おすすめ学習サイトとその特徴

①Progate
Progateは、プログラミングの基礎をスライド形式で学べる学習サイトです。コードを書く前に考え方を丁寧に説明してくれるため、まったくの初心者でも安心して取り組めます。
ブラウザ上でコードを書けるため環境構築が不要で、「HTML/CSS」「JavaScript」「Python」「SQL」など主要言語を網羅しています。まずはプログラミングの全体像を知り、基礎文法を理解したい人に向いています。

②ドットインストール
ドットインストールは、3分程度の短い動画でサクサク学習を進めていけるのが特徴のサービスです。プロが書くコードを見ながら学習できるため、実務に近い感覚で手を動かすトレーニングができます。
Web制作やアプリ開発の教材が豊富で、動画の数も多く、初心者がどういう順番で学んでいけばいいかがわかりやすい点も魅力です。Progateで基礎を理解した後、さらに実践的に進みたい人におすすめです。

③Udemy
Udemyは、世界中のエンジニアが提供する講座を受けられるオンライン学習サービスです。プログラミング概論から各言語のコース、基礎的なものから実際に開発をやってみるコースなど、様々なコースが用意されているので、自分のニーズに合わせて好きな口座を購入し、学べる点が強みです。講義型で学びたい場合はUdemyがおすすめです。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールに通うことで、カリキュラムに沿って、効率的に仕事に役立つプログラミングスキルを学ぶことができます。

プログラミング学習を挫折してしまう最大の原因とされている「疑問点を誰かに聞くことができない」という点に関しても、講師に質問しやすい環境が整っているため安心です。プログラミングに対して苦手意識を持つ文系の学生でも、しっかりとプログラミングを学ぶことができるでしょう。

最近では、オンライン・オフラインと学習環境を自由に選択できるスクールが増えてきています。スクールにもよりますが、カリキュラムを終えた後の就職支援を受けることできます。

しかし、スクールには費用が比較的高額というデメリットがあります。カリキュラムを終えるまでに最低でも約20万円~30万円、高いと60万円~70万円ほどかかるといわれています。スクールによって勉強できる言語やサービス内容が異なるため、複数のスクールをよく吟味し自分にあったスクールを選択することが大切です。

関連記事:プログラミングスクールの選び方!失敗しないための注意点とは

ポートフォリオを用意しておく

ポートフォリオとは、自分で作成したものをまとめた作品集のようなものです。ある程度のプログラミングスキルを身に着けたら、実際に自分でWebサイトやアプリを開発し、ポートフォリオとしてまとめておくとよいでしょう。

新卒・中途問わず、エンジニアの採用ではポートフォリオの提出を求められることが多いため、準備しておいて損はありません。また、プログラミングスキルの証明だけでなく、資料化する能力や熱意のアピールにもつながるため、プログラミングを扱う仕事への就職を目指すのであればぜひ一度取り組んでみてください。

長期インターンシップに参加する手もあり

プログラミングを扱う仕事で役立つスキルを身に付けるには、長期インターンシップへの参加もおすすめです。

長期インターンシップでは、企業で一定期間(3カ月以上が一般的)、実際の業務に携わることができます。参加することで、現役エンジニアから指導を受けながら、実務に必要なプログラミングスキルを身に付けられます。社会人として必要なビジネススキルやマナーも学ぶことができるでしょう。

インターンシップ先の企業で正社員になることを検討している場合、社内の雰囲気を肌で感じることもできます。企業の採用方針にもよりますが、インターンシップ中の頑張りが評価されれば、そのまま内定をもらえる可能性もゼロではありません。内定をもらえなかったとしても、周囲としっかりとコミュニケーションを取り、人脈を築いておけば就活を有利に進めやすくなるでしょう。

関連記事:エンジニアインターンは未経験でも参加できる?人気のインターンシップをまとめて紹介

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8. プログラミングの仕事をするうえで有利な資格

プログラミングやITに関連する資格にはさまざまなものがあります。基本的に、プログラミングを扱う仕事に就く際に必須となる資格はないですが、持っておくと就活などで有利になる資格は存在します。

また、資格取得を目標にして勉強することでプログラミング知識の習得にもつながりますので、未経験で何から始めればいいのか分からないという方にも資格の勉強はおすすめです。ここでは取得しておくとよい資格をいくつかご紹介します。

ITパスポート

ITパスポート」とは、ITに関する基本的な知識を持っていることを証明するための日本の国家資格試験です。IT分野の総合的な知識を広範囲に問う初心者向けの試験と位置づけられており、IT業界での就職を目指すのであれば学生のうちに取得しておくと良いでしょう。

コンピュータを利用して実施するCBT方式で、試験時間は120分。試験内容はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の大きく3つに分かれており、各分野から幅広く出題されます。

関連記事:ITパスポートの勉強方法は?初心者でも独学で合格するためのコツ

競技プログラミング

競技プログラミングとは、与えられた問題をプログラムで効率よく解決する技術を競う取り組みです。AtCoder、Codeforces、LeetCodeなどのオンラインコンテストに参加し、アルゴリズム力・実装力・思考力を鍛えることができます。

エンジニア採用では競技プログラミングの成績が高評価につながるケースも多く、問題を論理的に分解する力や高速にコーディングする力が客観的に証明できるのが魅力です。
一方、実務的な開発スキルとは少し分野が異なるため、競プロだけでなくアプリ開発経験も併せて示せるとより評価されやすくなります。

関連記事:競技プログラミングの始め方!おすすめのサイトや言語について解説

基本情報技術者試験

ITパスポートと似た資格として混同されやすいのが「基本情報技術者試験」です。

ITパスポート試験と基本情報技術者試験はどちらもIPAが実施している国家資格ですが、ITパスポート試験は「IT技術を利用して業務に活かす人材」を対象にしているのに対して、基本情報技術者試験は「システム開発する人材」を対象としています。つまり、システムの設計から開発、運用などを行うITエンジニアであれば基本情報技術者試験の方が適していると言えるでしょう。

ITパスポート試験の合格率は約50%、基本情報技術者試験の合格率は約20~30%とされており、基本情報技術者試験の方がITパスポートと比べて難易度が高い資格となっています。

関連記事:基本情報技術者試験とITパスポート試験どちらを受けるべき?2つの資格の違いを解説

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験はIPAが実施するIT国家資格の一つで、基本情報技術者試験の上位に位置づけられています。IT戦略・データベース・ネットワーク・アルゴリズム・プロジェクト管理など、幅広いIT知識を応用レベルで問われる試験です。

システム開発の現場で求められる設計力や管理スキル、セキュリティの深い理解などが必要となるため、エンジニアとして知識の幅を広げたい方や、将来的にリーダー・PMポジションを目指す方に適しています。合格率は約20%前後で、基本情報より難易度は高めです。

関連記事:応用情報技術者試験は就職に有利?就活生が知っておきたいメリットと活かし方

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、PHPの文法・関数・Webアプリ開発に必要な知識をどれだけ理解しているかを測る民間資格です。初級・上級などレベルが分かれており、PHPを使用するWeb開発の基礎力を証明できます。

PHPは多くの企業で利用されているサーバーサイド言語で、WordPressや既存システムの改修案件などニーズが大きいため、PHPで仕事がしたい、Webバックエンドを学びたいという方に向いています。資格取得により、文法理解や基礎スキルを客観的に示せるため、未経験者のアピール材料として使いやすい点も特徴です。

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験は、Rubyを用いたプログラム開発に必要な基礎・応用知識を問う資格です。特にRailsを用いたWebアプリ開発を志望する人から人気が高く、Rubyコミュニティが監修していることから信頼性が高い点も特徴です。

Silver試験では文法・組み込みライブラリ・基本的なコーディング力が問われ、Goldではより高度なRubyの内部仕様やメタプログラミング的な内容も扱われます。Rubyを使った開発職を目指す方、Railsエンジニアとして成長したい方に適した資格で、学習を通じてコード理解が深まる点もメリットです。

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、C言語の文法理解から実際のプログラム構築力までを評価する民間資格です。レベルは3級〜1級まであり、3級では基礎文法、2級・1級ではより高度なアルゴリズムや実装力が問われます。

C言語は組み込み開発やハードウェア制御などで今も広く使われているため、ハードウェアを軸とした開発職を目指す方には特に有効な資格です。メモリ管理やポインタなど、難しい概念を扱う言語だからこそ、資格取得により基礎をしっかり理解していることを示せるのが大きなメリットといえます。

Python3エンジニア認定試験

Python3エンジニア認定試験は、Pythonの基礎文法から標準ライブラリの理解、データ処理の基本などを問う資格で、特に近年人気が高まっています。基礎試験やデータ分析試験など複数の種類の試験があり、自分の学習段階に合わせて受験できる点も特徴です。

PythonはAI・機械学習・データ分析・Web開発など幅広い分野で使われており、資格として体系的に学ぶことで実務に直結する知識が身につきます。未経験者がPython学習の到達度を示す際にも有効です。

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験は、Web制作・Webアプリ開発に必要なHTML5・CSS3・JavaScriptの技術力を評価する資格です。レベル1ではWeb制作の基礎、レベル2ではWebアプリやAPI連携、レスポンシブ設計などより高度な内容が問われます。

フロントエンドエンジニアやWebデザイナー志望の方に特に人気で、HTML/CSSをどの程度扱えるのか、JavaScriptを理解しているかを客観的に示せるのが魅力です。資格取得の過程で実践的なコーディング力も鍛えられるため、ポートフォリオ作成にも役立ちます。

関連記事:HTML5とは?言語の特徴や学習方法からおすすめ資格3選を解説

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9. まとめ

プログラミングの仕事は、社会におけるあらゆる製品やサービスが期待通り動くようにコードの記述や保守などを行うものです。

国内では将来的なIT人材の不足が叫ばれているため、プログラマーの需要は今後も強まるとと同時に、年収も高くなっていくと予想されています。

プログラミングを仕事にするとやりがいも大きいですが、辛いこともあります。自分に向いているのかどうかは、慎重に判断する必要があるでしょう。

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