プログラミングはなぜ重要なのか?プログラミングを行う職種と仕事内容、キャリアパスを紹介プログラミングでどんな仕事ができる?仕事内容とキャリアを解説

最終更新日:2021年3月23日

IT業界では、2020年のプログラミング教育必修化や、AI・クラウドなどデジタル技術の普及により、プログラミング人材の需要が高まっており、プログラミングで行う仕事や職種も選択肢が増えています。
ここでは、プログラミングの重要性や、プログラミングを行う職種と仕事内容について紹介するとともに、新卒プログラマーのキャリアパスについて解説します。

1. プログラミングの重要性と活用例

プログラミングと聞くと、企業の業務アプリケーションを作成するイメージが強いでしょう。しかし近年では、スマホ(スマートフォン)の普及により、SNSやショッピングサイトなどのWebサービスの利用やゲームを楽しむ人が増えており、プログラミングの活用範囲も下記のように大幅に増えています。

・業務アプリケーション
・スマホアプリ・Webサービス・SNS
・ゲーム
・家電・電子機器

業務アプリケーション

業務アプリケーションとは、企業の業務システム上で動作するアプリケーションのことを指します。具体的には、ERP(Enterprise Resources Planning)のような顧客管理・会計管理・人事労務管理を行うアプリケーションなどを作成します。

スマホアプリ・Webサービス・SNS

スマホ上で動作するショッピングアプリや音楽配信アプリなど、Webサービスを提供するアプリや、SNSアプリなどを作成します。
スマホの普及率は2019年には67.6%(※)に達しており、今後もさらに増えていくと考えられます。

※参考:総務省「令和2年版 情報通信白書」

ゲーム

スマホや専用ゲーム機、Webブラウザなどから楽しめるゲームの開発を行います。高い安定性や性能が求められる難易度の高い仕事です。

家電・電子機器

エアコンや洗濯機・冷蔵庫などの家電やスマホなどの電子機器も、内部にプログラムが利用されています。
電子機器の制御を行うための組み込みアプリケーションは、C言語やC++などのプログラミング言語を用いて作成されます。

2. プログラミングを行う職種と仕事内容

このように、私達の生活はプログラミングによって支えられているといっても過言ではありません。今後もデジタル化の波により、AIやクラウドなどプログラミングを活用する技術は増えていくでしょう。

また、今後10年でIT人材は約45万人不足する(※)という経済産業省の試算もあることから、プログラミング人材の需要は高く、さまざまな業界で新卒採用も積極的に行われています。
(※参考:経済産業省「IT人材需給に関する調査」p17より

プログラミングを行う職種として、プログラマーがよく知られていますが、一言でプログラマーといっても、下記のようにさまざまな職種が存在します。

・業務システム系プログラマー
・Web系プログラマー
・ゲームプログラマー
・制御・組み込み系プログラマー

業務システム系プログラマー

業務システム系プログラマーは、企業の業務アプリケーションの開発を行う職種です。
JavaやC言語など比較的古くから使われている言語を使用することが多く、金融の勘定系システムなどでは、COBOLといった古い技術が今も現役で利用されています。

Web系プログラマー

Web系プログラマーは、SNSやショッピングサイト、グルメサイトなど、Web上で動作するアプリケーションのプログラミングを行います。
JavaやPerlなどから、PHP、Ruby、Goなど比較的モダンな言語を使用することが多い、人気の高い職種です。

ゲームプログラマー

ゲームプログラマーは、スマートフォンやPC、専用ゲーム機のゲームの開発を行う職種です。
C言語やC++、SwiftやJavaなどの言語を使用して、ゲームに求められる高い性能と安定性を実現します。

制御・組み込み系プログラマー

制御・組み込み系プログラマーは、家電や電子機器、ロボットなど、機械の中に組み込まれたコンピューターを動作・制御するためのプログラミングを行う職種です。
主にC言語やC++を使用し、簡素かつ効率よく制御するためのプログラムを作成します。

3. 新卒が行う仕事内容と効果的なスキルアップの方法

新卒での配属後、すぐに高度なプログラミングの仕事ができるわけではありません。
上記で紹介したいずれの職種も、最初は軽微な修正やテストなどを行うことで経験を積み、少しずつ仕事の範囲を広げていきます。

プログラミングの効果的なスキルアップ方法として、主に3つのポイントが挙げられます。

・1つの言語に時間をかけてじっくり取り組むこと
・多くの人のコードを読むこと
・資格を取得すること


プログラミング言語にはさまざまな種類がありますが、どれも文法で共通する部分が多いため、1つの言語に詳しくなれば他の言語にも応用をきかせて習得しやすくなります。

また、プログラミングはある程度書き方が規約化されていることが多いですが、その中でも効率的な書き方というものがあります。多くの人から多くの書き方を学ぶことで、自分なりに効率の良いコードを書けるようになります。

また、プログラミング言語の資格の取得も効果的です。特に初学者にとっては、資格の勉強は網羅的に言語の知識を学ぶことができるためおすすめです。

4. プログラマーからのキャリアパス

高いプログラミングスキルを持つプログラマーはキャリアパスの選択肢が広く、さまざまなエンジニア職種へのキャリアアップが可能です。
プログラマーとエンジニアの違いは、プログラマーは主にプログラミングによるシステム開発を担うのに対し、エンジニアは要件定義や設計など、いわゆる上流工程と呼ばれる業務も担う点です。

・システムエンジニア/Webエンジニア
・インフラエンジニア
・データベースエンジニア


経済産業省の調査(※)によると、ここで紹介するエンジニア職種はプログラマーよりも年収が高い職種です。プログラマーからキャリアアップすることで、年収アップの可能性も期待できるといえます。

※参考:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」p6より

システムエンジニア/Webエンジニア

システムエンジニア、Webエンジニアは、企業の業務システムや、Webサービスを支えるアプリケーションの要件定義、設計など上流工程に携わる職種です。
プログラマーを経験した後は、この職種にキャリアアップすることが一般的です。
システムエンジニアやWebエンジニアとして経験を積むことで、さらに上位職種であるプロジェクトマネージャーやWebプロデューサーになることも可能です。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、企業の業務システムやWebサービスを支えるサーバーやネットワーク、クラウドの要件定義、設計、構築に携わる職種です。
インフラの仕事はプログラミングスキルが必要ないと思われるかもしれませんが、IaC(Infrastructure as Code)の普及により、インフラの仕事でもプログラミングの必要性が高まっています。そのため、プログラミングスキルがあるインフラエンジニアは大変重宝されます。

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、業務システムやWebサービスで利用されるデータを格納・蓄積するためのデータベースの設計を行う職種です。SQLやNoSQLなどの知識に精通し、アプリケーションに最適なデータ構造の設計と管理を担います。

AIやIoTの需要の高まりに伴い、ビッグデータを扱うエンジニアの需要も増えており、将来性の高い職種といえます。

5. まとめ

新卒でプログラマーとして就職を目指す場合、始めはテストなど平易な業務からスタートするケースが多いですが、将来的にはアプリケーションのスペシャリスト、インフラエンジニア、ITアーキテクト、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーなどの多彩なキャリアの選択が可能です。将来担当したい業務領域や、学習の難易度を考慮したうえで、まず1つの言語の習得に時間をかけてじっくり取り組むことをおすすめします。

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