エンジニアの志望動機の書き方は? 未経験でも効果的な例文5選

エンジニアの志望動機の書き方は? 未経験でも効果的な例文5選
エンジニアの志望動機で「未経験の場合、何を書けばよいのだろう」と悩んでいるあなた。コツを押さえてしっかりとアピールできる志望動機を作成すれば、採用の可能性を上げることができます。 この記事では未経験でエンジニアを目指す新卒就活生に向けて、アピールの仕方や志望動機の書き方、例文などをまとめました。エンジニアの仕事内容や求められる人物像についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

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1. エンジニアの仕事は大きく6つ

エンジニアとは、エンジニアリング(工学)に関する専門的なスキル・知識を持った技術者です。近年はインターネット技術の進歩により、ITに精通しているエンジニアの需要が高まっています。

一口にエンジニアと言っても、担当する分野や工程により、システムエンジニアやプログラマーなど、さまざまな職種が存在するため、自分が携わりたい仕事を把握しておくのが大切です。

以下で、新卒・未経験でも目指せる代表的なエンジニア職を6つ紹介します。

システムエンジニア

システムエンジニアは、システム開発において上流工程と呼ばれる「要件分析・定義」「外部・内部設計」「テスト」の工程を担当する職種です。

具体的には、クライアントの要望をヒアリングし、それを反映した設計書を作成するほか、構築したシステムの動作を確認するテストを行います。また、開発チームをまとめるリーダーの役割を担うケースも少なくありません。

一人のシステムエンジニアが上記すべてを担当する場合もあれば、工程ごとに別々のシステムエンジニアが担当する場合もあるなど、仕事のスタイルは企業によって異なります。

システムエンジニアになるには、プログラミングスキルや幅広いITに関する知識、コミュニケーション能力などが必要です。

システムエンジニアとして就職したいと考えている未経験者は、求められるスキルや能力を身につけ、志望動機でもアピールできるように準備しておきましょう。

関連記事:SEには新卒未経験や文系でもなれる?就職に向けてやるべきこと

プログラマー

プログラマーとは、システムエンジニアが作成した設計書に沿って、プログラミング言語を用いてシステムを構築する職種です。使用する言語は、Webサイトやスマートフォンアプリ、ゲームなど構築するシステムによって異なります。

プログラマーになるには、プログラミングスキルが必須です。また、プログラムは一つでもミスがあると正確に作動しなくなるため、正確性も求められます。さらに、発生したバグや修正するまで繰り返し対応できる忍耐力も必要でしょう。

プログラマーは、エンジニア職のなかでも未経験者が目指しやすい職種なので、これからプログラミングの学習を始めようと考えている就活生にもおすすめです。

携わりたい開発領域や志望する企業で使われている言語を習得しておくと、志望動機で大きなアピール材料になります。

関連記事:新卒がプログラマーになるには?後悔しない方法と就活に向けてやりたいこと

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Webエンジニア

Webエンジニアは、WebサイトやWebサービスの設計や開発、運用・保守を行うエンジニアです。すべてを一人で手掛ける場合もありますが、多くの場合、「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)」の2つに分かれます。

「フロントエンドエンジニア」は、ユーザーが目にするブラウザ部分の開発を担当するのに対し、「バックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)」は、OSやサーバー、データベースといった情報を管理するシステムの開発を担当する職種です。

Webエンジニアになるには、上述した職種と同様にプログラミングスキルが欠かせません。さらに、フロントエンドエンジニアはWebデザイナーと連携する機会が多いため、業務をスムーズに進められるよう、デザインソフトの知識も求められる場合があるでしょう。

バックエンドエンジニアの場合は、データベースソフトやセキュリティに関する専門的な知識・スキルが必要です。

Webエンジニアの採用選考では、比較的プログラミングスキルを重視される傾向があるため、未経験者は求められる言語を習得し、実際にWebサイトを作成してみるとよいでしょう。

志望動機でその経験をアピールできるだけでなく、面接でも成果物として提出すればプラス評価を得やすくなります。

関連記事:Webエンジニアに新卒・未経験でなるには?就職前にすると良い準備を紹介

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、ITシステムの基盤を支える、ネットワークやサーバーの設計や構築から、保守、運用まで行う職種です。

企業の基幹システムや、緊急時に使用するためのネットワークなど、経営や生活に必要なシステム開発に携わるチャンスもあるでしょう。

インフラエンジニアには、ネットワークとサーバーに関する知識やスキルだけでなく、OSやIPアドレスなどへも深い理解が求められます。

なお、インフラエンジニアの仕事は一貫して担当する場合と、プロジェクトによって、「データベースエンジニア」「サーバーエンジニア」「ネットワークエンジニア」に細分化される場合があります。

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セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、取引先のシステムやネットワークを保守する職種です。不正ウィルス感染や情報漏洩、サイバー攻撃などのセキュリティリスクを予防するため、対策や調査、システム管理を行います。

コンプライアンスが重視される昨今、セキュリティ強化のため徹底した管理が必要です。また、外部からシステムへの攻撃を受けた場合、機能が停止し大きな損害を被る可能性もあります。

そのため、企業のシステムについて、見えていない部分のセキュリティリスクを掘り起こし、対策を講じる能力も求められるでしょう。

セキュリティエンジニアに就職したい場合、特別な資格は不要ですが、幅広い業務に対応できるよう学ぶ必要があります。セキュリティに関する知識は前提として、サーバーやネットワーク、IT関係の法律に関する知識も必要になるでしょう。

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、大きなシステム内で使用するアプリケーションの設計から運用までを行う職種です。

具体的には、企業の顧客管理や人事管理システム、鉄道の自動改札や銀行のATMなどが挙げられます。また、スマートフォンで使用するアプリケーションや、Webブラウザ上で使用できるものも含まれ、幅広い業務を経験できる可能性があるでしょう。

アプリケーションエンジニアには、プログラミング言語のほか、ネットワークやソフト・ハードウェア開発の知識が求められます。就活において、資格の保有は必須ではありませんが、これらの知識を事前に学んでおくとよいでしょう。

上記で紹介した以外にも、エンジニアにはセールスエンジニアなど数多くの職種が存在し、それぞれに仕事内容や求められるスキルは異なります。自分の適性や将来像と照らし合わせながら職種を選ぶのが大切です。

また、興味を持った職種はしっかりと理解を深めて必要な準備を進め、志望動機でアピールできるようにしておきましょう。

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2. エンジニアの志望動機でアピールできるスキルや人物像

企業がエンジニアに求める能力や人物像を、以下で5つ説明します。

知的好奇心が旺盛

エンジニアには、スキルや知識への知的好奇心の旺盛さが求められます。

新しい技術は次々と登場し、IT業界を取り巻く環境はめまぐるしいスピードで変化し続けています。したがって、エンジニアは、一度身につけた技術・知識だけでずっと働ける仕事ではありません。

常に最新の情報・技術を積極的に学ぶ姿勢のある、知的好奇心が旺盛な人でなければ、長期的なIT業界での活躍は困難でしょう。

人とのコミュニケーションが得意

エンジニアは、コンピュータと向き合って黙々と行う業務だけでなく、取引先やチームメンバーとのコミュニケーションも求められます。

たとえば、システムエンジニアの場合、クライアントからのヒアリングも大切な業務です。また、システム開発はチームで行うのが基本となるため、職種に関係なく、メンバー同士のこまめな情報交換が欠かせません。

したがって、人とのコミュニケーションに苦手意識がない人や、コミュニケーションを取るのが得意な人がエンジニアに向いています。

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忍耐強くやり通すことができる

エンジニアは、長期にわたり課題に向き合う必要があるため、忍耐強さが求められます。システムは開発・リリースで終わるのではなく、その後、課題の解決につながるまでのアップデートが欠かせません。

さらに、突発的な問題が起こった際も、修復や解決に向けて途中であきらめない根気強さが大切です。

また、一つのミスが多方面にわたって大きな影響を与える可能性があるため、集中力も問われます。これらから、忍耐強い人はエンジニアに向いているといえるでしょう。

論理的な思考力がある

正しく機能するプログラムを記述するには、論理的思考力が必要です。

コンピュータはあくまでも指示の通りにしか動作しないため、曖昧な表現や辻褄が合わないコードでは思うように動いてくれません。

また、クライアントの課題や要望への解決策をロジカルに考えたり、システムについてわかりやすく説明したりする際にも、論理的思考力が求められます。

したがって、日ごろから何事に対しても、きちんと筋道を立てて考えられる人がエンジニアに向いているといえるでしょう。

学習に意欲的

新しいプログラミング技術やIT情報以外にも、自分に足りない知識や組み合わせて使える技術の学習も必要です。

ITが普及し、一般の会社でもシステムに詳しい人が増えています。さまざまな角度からの問い合わせや質問に対応するケースや、自分の知らない内容を問われる場合もあるでしょう。

そのため、向上心を持って意欲的に学習できる人は、エンジニアに向いているといえます。

また、技術や知識を学ぶためにモチベーションの維持やスケジュール管理など、自己管理も必要なため、合わせてアピールできるでしょう。

なお、志望動機では、エンジニアの適性とリンクする自身の特性をアピールするのが重要です。応募先企業に好印象を与えられるよう、エンジニアに求められる資質・能力を把握しておきましょう。

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3. 未経験からエンジニアになる志望動機作成に必要な準備

ここでは、未経験からエンジニアを目指す学生が、しっかりとアピールできる志望動機を作成するためにやるべき準備について4つ解説します。

企業研究をする

エンジニアへの就職を考えるプログラミング未経験者は、まずは業界・企業研究を行い、理解を深めましょう。曖昧な知識やなんとなくのイメージだけでは、しっかりとしたアピールにつながる志望動機は作成できません。

企業・業界に関する情報をWebサイトで調べたり、企業説明会やインターンに参加したりすると知識を深められます。また、現場の生の声を知れるOB・OG訪問もおすすめです。

業界・企業研究の大切なポイントは、その業界・企業で実際に自分が働く姿をイメージすることです。その業界・企業で「自分のどのような部分を活かせるのか」「何ができるのか」が明らかになれば、説得力のある志望動機を作成できます。

関連記事:IT業界の分類とは?5つの分類のほか、活躍する職種、働く魅力までを解説

企業を選んだ理由を差別化する

企業への理解が深まったら、応募を決めた企業の選んだ理由や、他社を選ばなかった理由を明確にし、差別化しておきましょう。

たとえば、「応募先の仕事内容に興味がある」「応募先の理念に感銘を受けた」など、人によってさまざまな理由が浮かぶはずです。差別化できていれば、応募先は「自社への入社意欲が高い」ととらえ、好印象にもつながります。

また、好きな仕事でも、職場や労働環境が合わなければ、長く働き続けられない可能性もあります。

就活の軸として、自分がなにに価値を感じているかも分かる大切なステップになるので、しっかり企業選びの差別化を行いましょう。

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エンジニアを目指す理由を明確にする

特に、プログラミング未経験者の場合は、志望動機を作成する前に、「なぜエンジニアになりたいか」を明確にしておくのも大切です。

企業側にとって「エンジニアを目指す理由」は、「なんとなくの憧れだけで志望していないか」「入社後も継続して努力できそうか」などを判断する重要な材料となります。

理由がうまくまとまらない人は、以下のように、思いつくことから簡単に書き出してみるとよいでしょう。
 

  • ・将来性のある仕事だから

    ・IT業界に憧れがあるから

    ・人の役に立つ新しい仕組みを作ってみたいと思ったから

    ・これまでできなかったことを可能にするIT技術に感動したから


最初からきちんとした内容である必要はありません。

あくまでも、志望動機を作成するためのメモ程度と考え、自分に正直になって思いつくままに書き出していくのがコツです。いくつか書き出すうちに、それぞれの共通点やつながりが見えてきて、自分がエンジニアを目指す理由やきっかけが明確になるでしょう。

将来のビジョンやキャリアプランを考える

「自分がどのようなエンジニアになりたいのか」を考えるのも、エンジニアを目指す未経験者が志望動機を作成する前にするべき準備の一つです。

将来のビジョンがはっきりとしていれば、「△△の業務に取り組み、将来的には△△分野のスペシャリストとして御社(貴社)に貢献したい」というように、具体性のある志望動機を作成できます。

もちろん、自分の方向性に合った業界・企業を選ぶうえでもビジョンを明確にするのは大切です。

将来のビジョンがまとまらない人は、前述した、エンジニアを目指す理由の考え方と同様に、思いつくことから簡単に書き出していくのがおすすめです。

ひと通り書き出したら、その内容を実現するために「どのような分野で、どのような技術を持ったエンジニアになればよいか」を考えてみましょう。

目指すエンジニア像のイメージが固まれば、「どのような業界・企業で、どのようなキャリアを積めばよいか」といったキャリアプランも描けるはずです。

未経験でエンジニアになるための志望動機は、特に職種や企業を志望する理由をしっかり考えたうえで応募しましょう。

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4. 未経験からエンジニアになるための志望動機の書き方

未経験からエンジニアになるための志望動機を書く際には、構成の流れに沿ってまとめると、わかりやすく伝えられるようになります。以下で具体的な構成を解説するので参考にしてください。

構成の型を使って論理的にまとめる

志望動機はPREP法という構成を使ってまとめると効果的です。PREP法は、「結論→根拠→具体例→まとめ」の順で伝える手法であり、順序だてて作成できるため、自分の考えもまとまりやすいメリットもあります。

なぜ未経験でエンジニアを目指すのかを明確に伝える

まずは、エンジニアを目指す理由やきっかけなど、結論を簡潔に述べましょう。

「私が御社(貴社)でエンジニア職を志望した理由は△△です」と、冒頭で結論を伝えれば、その後に続く内容を理解してもらいやすくなります。

なぜその企業や職種に応募したのか具体的に伝える

次に、最初に述べた結論の根拠や具体例を、エピソードをまじえて説明します。

たとえば、「△△の経験から御社(貴社)で△△の開発に携わりたいと思ったから」「△△の経験があり、△△が得意でそれを一番活かせる職種が御社(貴社)のエンジニアだと感じたから」というように、なぜ企業でエンジニア職を目指そうとしているのかが明確になる根拠や具体例を書きましょう。

エピソードは、ただ伝えるだけではなく、「その経験からどのような学びを得たのか」「その学びを企業のエンジニア職でどのように活かすのか」も伝えるのが大切なポイントです。

入社後に貢献できることやキャリアプランを述べる

最後に、まとめとして企業での仕事への意欲・熱意を伝えます。

結論から具体例までで述べた内容と企業での仕事内容、自分の目指すキャリアビジョンなどを絡めて、「どう貢献できるのか」「入社したらどのような業務に取り組みたいのか」をしっかりとアピールしましょう。

採用担当者が、企業で活躍するあなたの姿を具体的にイメージできるように意識してまとめるのがコツです。

これらを踏まえて、より伝わりやすく効果的な志望動機を作成しましょう。

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5. 未経験からエンジニアになるための志望動機のポイント

未経験者がエンジニアになるために、必要な志望動機のポイントを4つ紹介します。

興味・関心・意欲の高さを伝える

プログラミング未経験者がエンジニアを目指す場合、志望動機で職種への興味や関心、意欲の高さをしっかりと伝えるのが重要なポイントの一つです。

たとえば、習得したプログラミングスキルや、IT企業のインターンシップに参加した経験などを志望動機に盛り込むとよいでしょう。

プログラミング未経験でも、エンジニアの仕事内容を理解したうえで、高い興味・関心・意欲を持っていると伝わります。

さらに、みずから行動を起こす積極性や向上心もアピールでき、高評価を得やすくなるでしょう。

経験や実績を過程とともにアピールする

IT業界は原則、実力主義であり、何よりも結果が重視される傾向にあります。

そのため、志望動機では、分野を問わず過去にどのような困難を乗り越えて、結果を残してきたエピソードが重要です。

たとえば、「部活動で出場した大会で優勝した」という実績をアピールする場合は、「優勝するために△△の改善が必要と考え、△△の練習をした」というように、実績を上げるまでの過程も伝えましょう。

さらに、先述しましたが、経験から得た学びを「企業でどう活かせるのか」まで伝えるのも大切です。

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なぜその企業や職種を志望するのかがわかる内容にする

エンジニアを募集する企業は数多くありますが、そのなかでも「なぜその企業や職種を選んだのか」が伝わる内容にするのも重要なポイントです。

企業研究で得た、応募先企業ならではの特徴を取り入れて志望動機を作成しましょう。

たとえば、「御社(貴社)のサービスの△△に魅力を感じた」「△△という御社(貴社)のビジョンが、自分の△△の考えと重なり活躍できると思った」など、その企業でなくてはならない理由を明確に伝えると採用担当者に響く志望動機になります。

情報を詰め込みすぎない

質の高い志望動機を作成するうえで大切なポイントは、採用担当者にとって伝わりやすい・分かりやすい文章を書くことです。

たとえ、実績がたくさんある場合でも、それらをすべて羅列するのではなく、応募先の企業に合わせて取捨選択しましょう。文章もただ詳しければ良いわけではなく、なるべく無駄は省き、すっきりとしたものにする必要があります。

志望動機を作成したら、確認の意味で、一度冷静になり客観性を持って読み返してみましょう。また、可能であれば第三者にも目を通してもらい、読みやすさや自分の思いがしっかりと伝わる内容になっているかをチェックしてもらうのがおすすめです。

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6. 未経験でエンジニアに応募する際の志望動機の例文

上記で解説した「企業が求める能力や人物像」別に、志望動機の例文を紹介します。

知的好奇心をアピールしたい場合

私は、御社(貴社)が常に新しい技術やスキルを取り入れ、活用している環境だと感じたため志望しました。

大学で3年間アルバイトした飲食店では、長年変わらないアナログな集客方法やサービスを行っていました。しかし、新型コロナウイルスの影響で客足が遠のき、今までの方法では経営が困難になってしまいました。

そこで、私は御社(貴社)のアプリで、集客から注文、支払いまでできるものがあると知り、導入を提案し取り入れたところ、コロナ前より売り上げが10%上昇しました。

私は、その経験がきっかけで、御社(貴社)のアプリケーションエンジニアに興味を持ちました。

入社させていただいた際は、最新の情報を常に学び、実際にコードを書いて身につけ、御社(貴社)に貢献して参ります。

コミュニケーション能力をアピールしたい場合

私は、御社(貴社)のeラーニングシステムの開発に携わりたいと思い、志望しました。

私には、中学生の弟がおり、学校現場でeラーニングが取り入れられています。しかし、使い勝手が悪く、勉強に支障があると聞き、ただ内容が充実していればよいというわけではなく、画面の先にいるお客様を想定する必要があると実感しました。

私は高校時代、バスケットボールチームのキャプテン、大学では副キャプテンとして、チームの表面に出ていないニーズを引き出し、よりよい形にブラッシュアップする役割をしておりました。この経験で、コミュニケーション能力が身についたと自負しております。

入社させていただいた際は、鍛えたコミュニケーション能力を活かし、御社(貴社)でシステムエンジニアとして活躍して参ります。

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忍耐強さをアピールしたい場合

私は、御社(貴社)の長期インターンシップに参加した経験から、IT業界で活躍したいと思うようになりました。

御社(貴社)を志望した理由は、元々ものづくりが好きで、プログラミングが楽しいと感じたことに加え、御社(貴社)で働いていらっしゃる社員の皆様の仕事への情熱に魅力を感じたからです。

私は15年以上書道を続けており、大学時代に全国規模のコンクールで自分の作品が入賞した経験もあります。書道の稽古を通じて培った、忍耐力や集中力を駆使して、御社(貴社)でプログラマーとして活躍することをお約束します。

論理的な思考力をアピールしたい場合

私は、自身のロジカルな思考がプログラミングで活かせると感じたため、御社(貴社)を志望いたしました。

私は大学1年生から3年生まで、コールセンターのアルバイトをしていました。お客様と対面でないため、説明する際は、イメージしながら論理的に話さなければなりません。お客様がおっしゃる内容と、自分の認識に相違がないよう努め、筋の通った分かりやすい説明を心がけたところ、部署でお客様満足度1位を獲得できました。

独学でプログラミングを勉強する過程で、細やかで論理的な指示が必要であり、自分に向いていると感じております。

御社(貴社)に入社後は、培った論理的な思考力をプログラム構築や、お客様への対応に活かし、貢献して参ります。

学習に意欲的であることをアピールしたい場合

私が御社(貴社)を志望した理由は、「すべての人が輝ける社会を作る」という経営理念に共感したためです。

御社(貴社)が問題定義されているとおり、日本はIT後進国であり、未だに集客用のWebサイトやアプリケーションを持っていないために思うように結果を出せない企業やお店があることは事実です。

私は御社(貴社)でWebエンジニアとして活躍し、少しでも多くの人がITの力を使って活躍できるチャンスを提供したいと考えています。

私はまだ実務経験はありませんが、6ヶ月間プログラミングスクールに通い、JavaScriptとPythonを扱えるようになりました。楽しみながら学ぶことができたため、今後も引き続き勉強し、さらに高い技術を身につけ、御社(貴社)に貢献したいと思っています。

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7. まとめ

プログラミング未経験でも、新卒でエンジニアへの就職を目指すのは十分に可能です。しかし、エンジニアは人気が高まっています。採用を勝ち取るためには、ポイントを押さえた志望動機の作成が重要です。

エンジニアに求められる論理的思考力やコミュニケーション能力、プログラミングスキルがあることや、IT業界・エンジニアへの興味・関心が高いことを志望動機で効果的にアピールしましょう。

また、企業の特徴と自身の特性や経験とを絡めて「その企業でなくてはならない理由」を伝えるのも大切です。説得力のある志望動機を作成できれば、就職活動を有利に進められるでしょう。

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