未経験からエンジニアになるための志望動機の書き方|職種・企業別に解説!

未経験からエンジニアになるための志望動機の書き方|職種・企業別に解説!
近年では未経験からエンジニアになろうと考える方も増えてきました。しかし、「やっぱり未経験だと選考突破はむずかしいのでは」といった不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、未経験からエンジニアになるための志望動機の書き方や、未経験だからこそ示したいアピールポイントに加え、志望動機の例文を職種別・企業種類別で詳しく解説しています。

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1.未経験からエンジニアになるための志望動機の書き方

未経験からエンジニアを目指すとき、悩み所として多いのが志望動機です。実務経験などがないとき、どのように自分をアピールすべきか迷う方も多いでしょう。

そこで本記事では、未経験からエンジニアになるための志望動機の書き方のポイントを詳しくご紹介します。

興味・関心・意欲の高さを伝える

未経験からエンジニア職を目指す場合、何よりも重要なのは「なぜエンジニアになりたいのか」という動機の強さです。

「技術が好きで自主的に学んでいる」「アプリ開発やシステムの仕組みに強い関心がある」といった熱意は、採用担当者にとって好印象になるでしょう。具体的なエピソードと共に、自分の興味や意欲をストレートに伝えることで、経験不足を補う説得力ある志望動機になります。

経験や実績を過程とともにアピールする

たとえ実務経験がなくても、自主的に学習した内容や制作物、参加した勉強会などは大きなアピール材料です。その経験を通じてどのような学びを得たか、どのようなプロセスを踏んだかを丁寧に伝えることがポイントになります。

また「エラーに対処しながら試行錯誤を続けた」といった姿勢も成長意欲を示す材料になるでしょう。

なぜその企業や職種を志望するのかがわかる内容にする

単に「エンジニアになりたい」だけでなく、「なぜこの企業なのか」「なぜこの職種を選んだのか」を明確に伝えることが大切です。

企業の理念やプロダクトに共感した点、または自分の将来像とその職種がどのように合致しているのかを具体的に説明しましょう。企業への理解度と自身の適性が重なっていることを示せれば、志望動機として説得力が高まります。

関連記事:IT業界研究のポイントを徹底解説|就活生必見

情報を詰め込みすぎない

志望動機では伝えたいことが多くなりがちですが、情報を詰め込みすぎると要点がぼやけてしまいます。

1つのエピソードや経験を中心に据え、読み手に伝えたいメッセージを明確にすることがポイントです。文章は簡潔かつ論理的に構成し、結論から述べて理由を補足するようにしましょう。欲張らず「何を最も伝えたいか」を意識してまとめることがポイントです。

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2.未経験からエンジニアを目指す際のアピールポイント

ここでは、未経験からエンジニアを目指す際のアピールポイントを3つご紹介します。

知的好奇心が旺盛

エンジニアは常に新しい技術やツールに触れる職種です。そのため、「なぜ?」「どうして?」と疑問を持ち、自ら調べて試す姿勢が重要となります。

未経験でも、身の回りの仕組みに興味を持ち、自発的に学習を進める経験があれば、それは十分なアピール材料になるでしょう。知的好奇心は、成長ポテンシャルの高い人材であることを示す強力な要素です。

人とのコミュニケーションが得意

エンジニアというと黙々とコードを書くイメージが強いかもしれませんが、実際はチームでの連携が欠かせない仕事です。

特に未経験者は、分からないことを素直に聞いたり、周囲と情報を共有したりする力が求められます。サークルやアルバイトなどでの協調性や報連相の経験を通じて、円滑なコミュニケーションができる点をアピールすると評価につながるでしょう。

忍耐強くやり通すことができる

開発の現場ではエラーやバグに直面することが多く、何度も試行錯誤を繰り返すことになります。こうした困難に対して諦めずに取り組む粘り強さは、未経験者が特に評価されやすい資質です。

資格取得や独学の経験、課題を地道にクリアした経験などを通して、自分の忍耐力や継続力を具体的に伝えると、採用担当者にも信頼感を与えることができます。

論理的な思考力がある

プログラミングは、論理の積み重ねで成り立つ作業です。物事を順序立てて考えられる論理的な思考力は、未経験者でも習得できるスキルの1つです。

たとえば、大学でのレポート作成やプレゼンの構成経験、または複雑な課題に対して筋道を立てて解決した経験などがあれば、それを例に挙げて論理的思考力をアピールしましょう。

学習に意欲的

エンジニアは継続的な学びが求められる職種です。そのため、未経験であっても「学び続ける意欲」があるかどうかが採用時の判断材料になります。

たとえば、Progateやドットインストールなどで学習を進めている、参考書を1冊やり切ったなど、取り組みの内容と継続の姿勢を具体的に伝えましょう。成長意欲を持つ姿勢は、未経験者にとって最大の強みです。

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3.エンジニアの志望動機を作成するときの3ステップ

エンジニアの志望動機を作成するときの3ステップは、以下の通りです。
 

  • 1.自己分析をして性格や経験を棚卸する

    2.エンジニアを目指す理由を明確にする

    3.企業研究をする


順番に詳しく解説していきます。

自己分析をして性格や経験を棚卸する

まずは自分の性格や価値観、これまでの経験を振り返り、「なぜエンジニアを目指すのか」「自分に向いている理由は何か」を言語化しましょう。

興味のある技術分野や得意な作業スタイルを把握することで、自分に合った職種や企業像も明確になります。過去の経験を抽象化して、仕事への適性とつなげて整理することが、説得力のある志望動機の土台になります。

関連記事:就活の自己分析のやり方は?9つの方法と役立て方・行う際の注意点を解説

エンジニアを目指す理由を明確にする

「なぜエンジニアという職種を選んだのか」は、志望動機の中でも最も重要なポイントです。

単に「手に職をつけたい」だけではなく、どのような業務や働き方に魅力を感じているのか、また将来的にどんなキャリアを描きたいのかを具体的に説明しましょう。

自分の中にある「エンジニアを選ぶ理由」が明確にすることで、ブレのない志望動機を作ることができます。

企業研究をする

志望する企業について事前にしっかり調べることも重要です。企業のサービス内容、開発環境、技術スタック、社風などを把握しておくことで、自分の志望動機とより強く結び付けることができます。

企業のブログやエンジニアインタビュー、採用情報を活用し、企業が求める人物像を理解したうえで、それに自分がどう合致するかをアピールしましょう。

エントリー企業を選んだ理由を差別化する

数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかを明確にすることは、他の志望者との差別化につながります。他社と比較した上での魅力や、自分の将来像と企業の方向性が重なる点を具体的に挙げることがポイントです。

たとえば「フロントエンド技術に強みがあり、自分の学習内容と合致していた」など、理由に納得感があれば、採用担当者の印象にも残りやすくなります。

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4.エンジニアの仕事内容

エンジニアとは、エンジニアリング(工学)に関する専門的なスキル・知識を持った技術者です。近年はインターネット技術の進歩により、ITに精通しているエンジニアの需要が高まっています。

一口にエンジニアと言っても、担当する分野や工程により、システムエンジニアやプログラマーなど、さまざまな職種が存在するため、志望動機を作成する前に自分が携わりたい仕事を把握しておくのが大切です。以下で、新卒・未経験でも目指せる代表的なエンジニア職を6つ紹介します。

関連記事:エンジニアの仕事内容とは?主な職種と必要なスキルも紹介

開発エンジニア

開発エンジニアは、アプリケーションやシステムの設計・開発・テスト・保守を担当する職種です。

要件定義から設計、コーディング、テスト、本番リリース後の運用・改善まで幅広い業務があります。担当する領域はフロントエンド、バックエンド、インフラなどに分かれており、チームでの分担や連携が欠かせません。ユーザーの課題を技術で解決する職種であり、技術力だけでなく、論理的な思考力や課題発見力、そして他職種とのコミュニケーション力も求められます。

未経験者であっても、自主制作や学習の経験を通じて、どの工程に興味があるのか、どんな貢献ができそうかを考えておくと、応募時のアピールにつながるでしょう。エンジニアの中でも特に実装フェーズに関わることが多く、技術的な手応えを感じやすい役割です。

関連記事:自社開発エンジニアはやめとけと言われるのはなぜ?7つの理由と対策まとめ

システムエンジニア

システムエンジニアは、システム開発において上流工程と呼ばれる「要件分析・定義」「外部・内部設計」「テスト」の工程を担当する職種です。

具体的には、クライアントの要望をヒアリングし、それを反映した設計書を作成するほか、構築したシステムの動作を確認するテストを行います。また、開発チームをまとめるリーダーの役割を担うケースも少なくありません。

一人のシステムエンジニアが上記すべてを担当する場合もあれば、工程ごとに別々のシステムエンジニアが担当する場合もあるなど、仕事のスタイルは企業によって異なります。

システムエンジニアになるには、プログラミングスキルや幅広いITに関する知識、コミュニケーション能力などが必要です。システムエンジニアとして就職したいと考えている未経験者は、求められるスキルや能力を身につけ、志望動機でもアピールできるように準備しておきましょう。

関連記事:新卒でSEになるためにしておくべき準備|仕事内容や必要な資格、求められるスキルまで解説

プログラマー

プログラマーとは、システムエンジニアが作成した設計書に沿って、プログラミング言語を用いてシステムを構築する職種です。使用する言語は、Webサイトやスマートフォンアプリ、ゲームなど構築するシステムによって異なります。

プログラマーになるには、プログラミングスキルが必須です。また、プログラムは一つでもミスがあると正確に作動しなくなるため、正確性も求められます。さらに、発生したバグや修正するまで繰り返し対応できる忍耐力も必要でしょう。

プログラマーは、エンジニア職のなかでも未経験者が目指しやすい職種なので、これからプログラミングの学習を始めようと考えている就活生にもおすすめです。

携わりたい開発領域や志望する企業で使われている言語を習得しておくと、志望動機で大きなアピール材料になります。

関連記事:プログラマーに未経験・新卒から就職する方法は?適性や必要な準備を解説

Webエンジニア

Webエンジニアは、WebサイトやWebサービスの設計や開発、運用・保守を行うエンジニアです。すべてを一人で手掛ける場合もありますが、多くの場合、「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)」の2つに分かれます。

「フロントエンドエンジニア」は、ユーザーが目にするブラウザ部分の開発を担当するのに対し、「バックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)」は、OSやサーバー、データベースといった情報を管理するシステムの開発を担当する職種です。

Webエンジニアになるには、上述した職種と同様にプログラミングスキルが欠かせません。さらに、フロントエンドエンジニアはWebデザイナーと連携する機会が多いため、業務をスムーズに進められるよう、デザインソフトの知識も求められる場合があるでしょう。

バックエンドエンジニアの場合は、データベースソフトやセキュリティに関する専門的な知識・スキルが必要です。

Webエンジニアの採用選考では、比較的プログラミングスキルを重視される傾向があるため、未経験者は求められる言語を習得し、実際にWebサイトを作成してみるとよいでしょう。志望動機でその経験をアピールできるだけでなく、面接でも成果物として提出すればプラス評価を得やすくなります。

関連記事:Webエンジニアに新卒・未経験でなるには?就職前にすると良い準備を紹介

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、ITシステムの基盤を支える、ネットワークやサーバーの設計や構築から、保守、運用まで行う職種です。

企業の基幹システムや、緊急時に使用するためのネットワークなど、経営や生活に必要なシステム開発に携わるチャンスもあるでしょう。

インフラエンジニアには、ネットワークとサーバーに関する知識やスキルだけでなく、OSやIPアドレスなどへも深い理解が求められます。

なお、インフラエンジニアの仕事は一貫して担当する場合と、プロジェクトによって、「データベースエンジニア」「サーバーエンジニア」「ネットワークエンジニア」に細分化される場合があります。

関連記事:新卒でインフラエンジニアになれる?インフラエンジニアの仕事内容や職種を徹底解説

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、取引先のシステムやネットワークを保守する職種です。不正ウィルス感染や情報漏洩、サイバー攻撃などのセキュリティリスクを予防するため、対策や調査、システム管理を行います。

コンプライアンスが重視される昨今、セキュリティ強化のため徹底した管理が必要です。また、外部からシステムへの攻撃を受けた場合、機能が停止し大きな損害を被る可能性もあります。

そのため、企業のシステムについて、見えていない部分のセキュリティリスクを掘り起こし、対策を講じる能力も求められるでしょう。セキュリティエンジニアに就職したい場合、特別な資格は不要ですが、幅広い業務に対応できるよう学ぶ必要があります。セキュリティに関する知識は前提として、サーバーやネットワーク、IT関係の法律に関する知識も必要になるでしょう。

関連記事:セキュリティエンジニアに新卒でなるには?必要なスキルや向いている人の特徴

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、大きなシステム内で使用するアプリケーションの設計から運用までを行う職種です。

具体的には、企業の顧客管理や人事管理システム、鉄道の自動改札や銀行のATMなどが挙げられます。また、スマートフォンで使用するアプリケーションや、Webブラウザ上で使用できるものも含まれ、幅広い業務を経験できる可能性があるでしょう。

アプリケーションエンジニアには、プログラミング言語のほか、ネットワークやソフト・ハードウェア開発の知識が求められます。就活において、資格の保有は必須ではありませんが、これらの知識を事前に学んでおくとよいでしょう。

上記で紹介した以外にも、エンジニアにはセールスエンジニアなど数多くの職種が存在し、それぞれに仕事内容や求められるスキルは異なります。自分の適性や将来像と照らし合わせながら職種を選ぶのが大切です。

また、興味を持った職種はしっかりと理解を深めて必要な準備を進め、志望動機でアピールできるようにしておきましょう。

関連記事:アプリケーションエンジニアに向いている人とは?7つの特徴と就活のコツを解説

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5.【企業種類別】未経験者・新卒向けのエンジニア志望動機例文

ここからはさまざまなケース別にエンジニアに志望動機例文を紹介します。まず初めに、さまざまな企業種別に合わせて志望動機の例文を紹介していきますので参考にしてみてください。

関連記事:IT業界に響く志望動機の書き方とは?PR例文と企業が評価するポイントを解説

自社開発企業のシステムエンジニアを目指す場合の志望動機例文

私は御社のeラーニングシステムの開発に携わりたいと思い、志望しました。

新型コロナウイルスの影響を受けて急速に教育のオンライン化などが進むのを目の当たりにし、今後のIT技術と教育の分野に興味を持つようになりました。また、そこからオンライン学習サイトを使ってRubyとJavaScriptを学習し、実際に簡単なサービスを作ってみたことでシステム開発に関わりたい気持ちがより強くなり、御社の●●という事業とビジョンに惹かれて志望しています。

私はバスケットボールチームの高校ではキャプテン、大学では副キャプテンとしてチームをまとめる役割をしておりました。当時鍛えたコミュニケーション能力や統率力を活かして、御社でシステムエンジニアとして活躍したいと思っています。

自社開発のエンジニアを目指す際のアピール方法

自社開発のエンジニアを目指したい場合、その企業が開発しているシステムやサービスに惹かれた理由やそのサービスの開発に携わりたい理由を、ご自身の経験と合わせて語れるようにしておくことが重要になります。

受託開発企業のエンジニアを目指す場合の志望動機例文

私はさまざまな業界やサービスのシステム開発に携わりたいと思い、御社を志望しました。

私は大学1年生の頃から独学でプログラミングを学び、友人3人とオリジナルのアプリ開発をしていました。はじめは遊びとして始めたものでしたが、そのうち友人のアルバイト先から店舗紹介とオンライン通販をするためのECサイト開発の依頼を受けました。その時に初めて3人チームでECサイトを開発し、アルバイト先の売上は前年比1.5倍に上がったという成果が出て大きな達成感を味わいました。

これを機に、自分が作ったアプリやサービスでさまざまなクライアントに貢献できるシステムエンジニアになりたいと思うようになり、複数の業界をクライアントに抱える御社でシステムエンジニアとして活躍したいと思い志望しました。チームで開発した経験を踏まえ、1日でも早く御社の売上に貢献したいと考えています。

関連記事:新卒からSEの志望動機を考えるときのポイント|NG例文も紹介

受託開発のエンジニアを目指す際のアピール方法

受託開発のエンジニアに携わる場合は、他者貢献やテクノロジー・技術への興味を軸にアピールすると良いでしょう。サポートで入って成果を出した経験や、最新のテクノロジーを使って何かをした経験などをアピールできると、クライアントワークでも高い価値を発揮してくれそうと思われる可能性が高まります。

SIer企業を目指す場合の志望動機例文

私は、御社が様々な業界に対し、最適なITシステムを提案・構築することで企業の成長を支援している点に強く惹かれ、志望いたしました。

大学では情報システムの授業やプロジェクトに参加し、IT技術を活用した問題解決の重要性を学びました。特に、ゼミのプロジェクトで中小企業向けに業務効率化の提案を行う機会があり、そこで業務管理システムの導入を提案しました。現状の手作業を自動化し、データの一元管理を実現するシステムを提案したところ、作業時間の短縮やミスの削減が期待され、クライアントに大変喜ばれました。

この経験から、企業の課題に対してITを活用し、包括的なソリューションを提供するSIerの仕事に大きな魅力を感じるようになりました。入社後は、御社でクライアントのニーズに寄り添って最適なシステムを構築し、企業の成功に貢献できるよう尽力して参ります。

SIer系企業を目指す際のアピール方法

SIer企業は、さまざまなITツールを駆使して企業の経営課題を解決する企業です。そのためSIer系企業を目指す場合は、開発やテクノロジーが好きと言う方向性よりも、課題を解決することが好き、楽しいという方向性でアピールするようにしましょう。課題を解決する手段がITであってITを使うことが目的ではないため、あくまで手段としてITを駆使して課題解決をしたいと言う方向性で伝えるようにしましょう。

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6.【職種別】未経験者・新卒向けのエンジニア志望動機例文

続いて、未経験で新卒の方がエンジニアに就職した際の志望動機を、職種別に紹介していきます。職種に合わせてアピールする内容や伝え方が異なってくる場合もあるので、ここで書いてある内容を参考にしてみてください。

開発エンジニアを目指す場合の志望動機例文

私は、自分の手で人の役に立つプロダクトを開発したいという思いから、開発エンジニア職を志望いたしました。

大学では情報工学を専攻し、個人でToDo管理アプリや簡易チャットアプリの開発に取り組んできました。特にチャットアプリの開発では、FirebaseとReactを用いてリアルタイムでのメッセージの送受信を実現する過程が非常に刺激的でした。動作が思い通りにいかない場面も多々ありましたが、エラーの原因を突き止めてひとつひとつ解決していく過程で、自分の成長を実感できました。

こうした経験から、チームで協力しながらユーザー視点に立って開発を進めていく開発エンジニアの仕事に魅力を感じています。貴社の多様なサービス開発に携わり、価値あるプロダクトを生み出せるエンジニアを目指してまいります。

開発エンジニアを目指す際のアピールポイント

開発エンジニアを志望する際は、「何かをつくる楽しさ」や「動くものを形にした経験」が伝わるエピソードを盛り込むと効果的です。

また、具体的な技術スタックやツール(例:React、Node.js、Firebaseなど)を記載することで、即戦力としてのポテンシャルを感じてもらえる志望動機になります。

インフラエンジニアを目指す場合の志望動機例文

私は、ITサービスを安定して提供するための土台を支えるインフラの重要性に惹かれ、インフラエンジニア職を志望いたしました。

大学では、仮想環境構築に関する授業やLinuxサーバーの基礎を学ぶ中で、ネットワークやサーバー設定の面白さを感じました。また、個人でVPSを借りてポート開放やドメイン設定などに挑戦し、ポートフォリオサイトを公開した経験があります。安定した通信が確保できるようにチューニングを重ねた結果、ページ読み込みの速度も改善され、大きな達成感を得ることができました。

これらの経験を活かし、御社の安定したIT基盤を支えるインフラエンジニアとして成長していきたいと考えています。

インフラエンジニアを目指す際のアピールポイント

インフラエンジニアは、縁の下の力持ちとしてITサービスの安定稼働を支える存在です。

インフラに関する実践的な学習経験や、サーバー・ネットワーク・セキュリティに関する関心を示すことが大切です。また、「安定性」や「責任感」といった価値観を持っていることも、好印象につながります。

Webエンジニアを目指す場合の志望動機例文

私は、Web技術を使って多くの人の生活を便利にできるWebエンジニアという仕事に魅力を感じ、志望いたしました。

大学ではHTML/CSSやJavaScriptを学び、個人でWebサイト制作にも取り組みました。特に、ユーザーインターフェースのデザインと操作性の改善に注力し、友人向けに開発したスケジュール共有サイトでは、複数人で予定を調整できる機能を実装しました。この開発では、JavaScriptとjQueryを用いたDOM操作や、GitHubでのバージョン管理にも挑戦しました。

自分のアイデアが形になり、それが誰かの役に立つ喜びを実感したこの経験から、Webエンジニアとして多くの人に価値を届けたいという想いが強まりました。

Webエンジニアを目指す際のアピールポイント

Webエンジニアは、使いやすさと技術の両立が求められます。自作Webアプリや個人開発経験を交え、「ユーザー視点」で何を工夫したか、「どの技術を使ってどう解決したか」を明確にすると、説得力が増します。

また、Webの動向に興味があることを示すと向上心も伝わります。

セキュリティエンジニアを目指す場合の志望動機例文

私は、サイバー攻撃のリスクが高まる現代において、安心・安全な情報社会を支える仕事に魅力を感じ、セキュリティエンジニア職を志望いたしました。

大学では情報セキュリティに関する授業を履修し、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃手法とその対策について学びました。特に、仮想環境を用いたCTF形式の演習では、攻撃の意図を読み解き、防御する視点を持つことの重要性を強く実感しました。また、自宅のネットワーク環境を見直し、WAFやファイアウォールの設定にも挑戦しました。

こうした経験を活かし、御社のサービスが安心して使われ続けるための防衛線を担いたいと考えています。

セキュリティエンジニアを目指す際のアピールポイント

セキュリティエンジニアを目指す際は、「守る仕事」への意識や、セキュリティに関する具体的な勉強・演習経験を伝えることが重要です。

CTF経験や脆弱性診断への関心をアピールすると、学び続ける姿勢も評価されやすくなります。

アプリケーションエンジニアを目指す場合の志望動機例文

私は、人の行動を変えるような便利なアプリケーションを開発したいという想いから、アプリケーションエンジニア職を志望いたしました。

大学時代には、スマートフォン向けの簡単な家計簿アプリをFlutterで開発しました。UI設計からFirebaseとの連携、データの保存まで一通りの開発工程を経験する中で、使いやすさと動作の安定性の両立に苦労しましたが、完成した際には大きな達成感がありました。また、レビューを受けてUIを改修する中で、ユーザーの視点を意識する大切さも学びました。

今後は御社で実務経験を積みながら、多くの人の生活に寄り添うアプリケーションを開発していきたいと考えています。

アプリケーションエンジニアを目指す際のアピールポイント

アプリケーションエンジニアを目指す場合は、実際にアプリを開発・公開した経験があると強みになります。

開発時に意識した「ユーザー体験」や「改善点」、使ったフレームワークや技術スタックも具体的に伝えると、実践力や成長意欲が伝わります。

システムエンジニアを目指す場合の志望動機例文

私は、御社が提供する多様なシステム開発を通じて、企業や社会の課題解決に貢献していることに強く惹かれ、システムエンジニア職を志望いたしました。

大学ではプログラミングを学びながら、サークルで管理ツールの開発に取り組みました。サークル活動では、イベントのスケジュール調整やメンバー間の連絡が煩雑だったため、私はその課題を解決するために、イベント管理システムを開発しました。このシステムは、参加者がスムーズに登録して各種通知を自動で送信できる機能を持ち、導入後は活動の効率が大幅に向上しました。

この経験から、ユーザーのニーズに応じたシステムを作り上げることのやりがいや、技術を駆使して問題解決に貢献できるシステムエンジニアの仕事に魅力を感じるようになりました。入社後は、御社の高度な技術を学んでチームの一員として価値あるシステムを開発し、御社に貢献していきたいと考えております。

システムエンジニアを目指す際のアピールポイント

システムエンジニアを目指す場合は、実際にテクノロジーや技術を使って課題解決した話をアピールすると良いでしょう。その際、テクノロジーや技術を使って楽しかった点やワクワクした点を盛り込んでおけると、実際に会社に入ってからも楽しく働いてくれる可能性が高いと期待してくれる可能性が高まります。

プログラマーを目指す場合の志望動機例文

私は大学で情報技術の講義を受けたことで、プログラミングに興味を持ちました。現在は、自分のスキルを伸ばすためにプログラミングスクールに通いながら新たにJavaの勉強をしています。

自分がプログラミングを行ったサービスで日本のIT技術の進化などに貢献したいという気持ちが強くなっていたところに、貴社の「●●」という理念に出会い、強く共感したため志望しています。貴社での業務を通してさらにプログラミングスキルを磨き、専門性の高いエンジニアとして成長していきたいと思っています。

現在はWeb系企業でプログラマーとしてインターンを行っております。インターン中にチームのメンバーを牽引しながら一つのアプリ開発をリリースまで担当し、チームでモノづくりをすることの楽しさと達成感を体験しました。これらの経験を活かして、将来的には開発チームのリーダーとして貴社で活躍できるような人材を目指したいと思っています。

関連記事:プログラマーの志望動機を作成するポイント5選!新卒向けに例文付きで解説

プログラマーを目指す際のアピール方法

プログラマーを目指す場合は、プログラミングに携わった経験やテクノロジー・技術が好きな点をアピールするようにしましょう。プログラミングを駆使して技術開発に携わり続けることが好きなら、大学在学時から何か携わっているはずです。そこで得た経験や楽しさを感じたポイントを伝えるようにしましょう。

自社開発企業のシステムエンジニアを目指す場合の志望動機例文

私は、ユーザーに寄り添ったプロダクトを長期的に育てていける自社開発の環境に魅力を感じ、御社のシステムエンジニア職を志望いたしました。

大学では情報系の学科でプログラミングを学び、ゼミ活動の一環としてチームでタスク管理ツールを開発しました。開発過程では、ユーザーインタビューをもとに機能を見直すなど、実際のニーズを反映させる難しさと面白さを実感しました。完成後もユーザーからのフィードバックを受け、機能改善を継続的に行うプロセスを通して、プロダクトを育てていく喜びを知りました。

御社では自社サービスの設計から改善・運用まで一貫して関わることができる点に惹かれております。入社後は、ユーザーの声に耳を傾けながら、より良いサービスづくりに貢献していきたいと考えております。

自社開発のエンジニアを目指す際のアピール方法

自社開発企業を志望する場合は、「ユーザー志向」や「プロダクトへの愛着」を伝えることがポイントです。

また、継続的な改善や運用に関わることへの意欲を示すと、入社後の活躍がイメージしやすくなります。実際にユーザーからの声をもとに改善した経験があると、より説得力が増します。

受託開発企業のエンジニアを目指す場合の志望動機例文

私は、さまざまな業界の課題に対して柔軟にソリューションを提供する受託開発の仕事に魅力を感じ、御社を志望いたしました。

大学では経済学部に所属しながら、独学でPythonやHTML/CSSを学び、学園祭向けの予約管理システムを開発しました。その際、依頼者である実行委員の要望をヒアリングし、使いやすさを意識して画面設計や機能を調整しました。多様な要件に応えながら、最終的に満足してもらえた経験から、相手のニーズに応じた開発のやりがいを実感しました。

御社では多様な業種のクライアントと向き合う経験を積める点に魅力を感じており、柔軟な対応力と提案力を身につけ、信頼されるエンジニアとして成長していきたいと考えております。

受託開発のエンジニアを目指す際のアピール方法

受託開発企業では「コミュニケーション力」や「顧客視点での対応力」が重要です。相手の要望をヒアリングして、それに応える形で開発した経験がある場合、それを具体的に伝えるとよいでしょう。

また、異なる業界や要件に柔軟に対応できる姿勢を示すと、信頼感のある志望動機になります。

SIer企業を目指す場合の志望動機例文

私は、大規模なシステム構築を通じて社会のインフラを支えるSIerの仕事に魅力を感じ、御社を志望いたしました。

大学では情報処理技術者試験の学習を通じて、要件定義から設計、開発、運用といったシステム開発の一連の流れを学びました。また、ゼミ活動では自治体向けに模擬業務システムの構築を経験し、業務フローの整理やデータベース設計の重要性を体感しました。特に、チームでの役割分担や進行管理の難しさと面白さから、プロジェクト推進への関心が高まりました。

御社では、大規模プロジェクトに携わる中で、幅広い知識とチームマネジメント能力を身につけ、社会に貢献できるエンジニアを目指したいと考えております。

SIer系企業を目指す際のアピール方法

SIer系企業を志望する場合は、「プロジェクト単位での開発経験」や「複数の関係者と連携して進める力」にフォーカスするのがポイントです。

また、上流工程への関心や、大規模システムの運用を支える責任感をアピールすると、志望の説得力が増します。

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7.まとめ

プログラミング未経験でも、新卒でエンジニアへの就職を目指すのは十分に可能です。しかし、エンジニアは人気が高まっています。採用を勝ち取るためには、ポイントを押さえた志望動機の作成が重要です。

エンジニアに求められる論理的思考力やコミュニケーション能力、プログラミングスキルがあることや、IT業界・エンジニアへの興味・関心が高いことを志望動機で効果的にアピールしましょう。

また、企業の特徴と自身の特性や経験とを絡めて「その企業でなくてはならない理由」を伝えるのも大切です。説得力のある志望動機を作成できれば、就職活動を有利に進められるでしょう。

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