IT企業に就職するには?業界の基礎知識と文系・高卒から目指す3つの方法

IT企業に就職するには?業界の基礎知識と文系・高卒から目指す3つの方法
「IT企業に就職したいが具体的な方法がわからない」とお悩みの学生に向けて、業界の基礎知識や就職を有利にするための方法を解説します。 また、この記事では「文系やプログラミング未経験者、高卒でもIT企業で働けるのか」「IT企業に向いている人にはどんな特徴があるのか」など、よくある疑問への答えもお伝えします。 IT企業で働くメリット・デメリットを知り、就職後のイメージを固めていきましょう。

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1. IT企業に就職するために知っておきたい基礎知識

近年では、技術が急激に発展するとともに、さまざまな産業でITが活用されています。

ITシステムの導入によって、多くの企業が業務を効率化したり、ビッグデータを利用して新規事業を創出したりするなど、さまざまな業界・企業に幅広く浸透しているのが特徴です。

具体的には、金融や農業、不動産など幅広い業種で導入が進んでおり、IT関連のサービスを提供するIT業界へのニーズは、今後も高まっていくと予想されています。

IT業界における4つの分類

一口でIT業界といっても、さまざまな業種が存在しており、おもに4つの業界に分類されます。

IT業界を構成する4つの業界について、それぞれ解説するので、業界内の構造を正しく理解するためにお役立てください。

ハードウェア業界

ハードウェアとは、パソコンやスマホなどのデバイスやキーボード、マウスなどの周辺機器などを指します。したがって、ハードウェア業界に属する企業では、各種機器や回路の開発・製造や販売に携わっているのが特徴です。

なお、近年では家電やゲーム機器にも高度なプログラムが搭載されるようになり、コンピュータ以外の製品を扱うメーカー企業とハードウェア系企業の境目は曖昧になりつつあります。

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界には、コンピューターを動かすためのプログラムである「ソフトウェア」の開発・提供を行っている企業が属しています。

一口でソフトウェアといっても、以下のような多種多様の製品が提供されています。
 

  • ・Word、Excelなどのアプリケーションソフト

    ・OS(オペレーションシステム)

    ・グラフィック制作ソフト

    ・経営管理ソフト

    ・顧客情報管理ソフト

    ・勤怠管理ソフト


また、近年ではクラウド上に存在するソフトウェアをインターネット経由で、活用できるSaaS(サース)というサービスも普及しています。

上記のように、ソフトウェア業界では、顧客のニーズに合わせてさまざまな種類・方法で製品を提供しているのが特徴です。

インターネット業界

インターネット業界には、インターネットに関連するサービスを提供する以下のような企業が含まれます。
 

  • ・企業向けにネットワークの構築やWebサイトの制作などのサービスを提供するBtoB企業

    ・個人向けにECサイト・SNSなどのプラットフォームを提供するBtoC企業


近年では、一般の人が当たり前にインターネットを活用しているため、インターネット業界では、BtoC型のさまざまなサービスが生まれています。

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界で行われるのは、企業向けの情報システムやWebサイト上で利用するサービスの開発です。

さまざまな業種の企業や行政から依頼を受け、業務で必要なシステムの開発・提供を行っています。

なお、顧客の業務内容に合わせたシステムの設計・開発を行う企業をSI(システムインテグレーター)企業または、SIer(エスアイヤー)といいます。

SIerではクライアント企業の業務の進め方について改善策を提案したり、経営課題を抽出したりなど、コンサルティング業務に携わるケースもあるようです。

関連記事:IT業界の分類とは?5つの分類のほか、活躍する職種、働く魅力までを解説

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IT業界で注目されている技術

IT業界では、絶え間なく技術が進化し、新しいサービスが生まれています。ここでは近年、特に注目を集めている先端IT技術やサービスを紹介します。

クラウド

クラウドとは、インターネットなどのネットワークを経由してユーザーにサービスを届ける形態のことです。提供するサービスとしては、以下のようなものが挙げられます。
 

  • ・サーバー

    ・データベース

    ・ストレージ

    ・SaaS(サース) など


クラウド技術によって、ユーザーは大規模なサーバーを持たずにインターネット上でソフトウェアやストレージを利用できるようになりました。

また、システム更新を行わなくても常に最新の機能を使える点も非常に便利で、近年多くの企業がクラウドサービスを導入しています。

IoT

IoT(Internet of Things)とは「モノのインターネット」を意味します。IoTとは、身の回りにあるモノをインターネットにつないで遠隔操作やモノ同士の通信ができるようにする技術です。

IoT技術の活用によって、以下のような生活を便利にする機能を搭載した製品が生まれています。
 

  • ・外出先からテレビやエアコンの操作ができるスマート家電

    ・外出先から自宅の施錠などができるスマートホーム機器

    ・詳細なヘルスケアが可能なスマートウォッチ など


また、医療・介護の現場や製造工場など、さまざまな産業でもIoT技術は活用されています。IoT技術によって患者や要介護者に危険がないか見守ったり、工場内の安全・工程管理を行ったりなど、労働者の負担を和らげるのに役立っています。

関連記事:学生向け | IoTとは?活用事例や求められるスキルについて解説

ビッグデータ

ビックデータとは、従来の処理ソフトウェアによる分析が難しい膨大なデータ群を意味します。インターネット上に日々蓄積されているデータを指し、情報源としては以下のようなものが挙げられます。
 

  • ・電車の乗車履歴

    ・ECサイトでの購入履歴

    ・SNS上に書き込まれる情報や閲覧履歴

    ・ウェアラブル端末から集まる健康情報 など


上記のような、顧客のデータをプロモーションや商品企画に取り入れることで、消費者のニーズを満たす製品・サービスを生み出せます。最近では、ビックデータをAIに学ばせ、マーケティング戦略の創出に活用している企業もあるようです。

AI

AI(人工知能)とは、人間の知能をコンピュータープログラムとして再現する技術です。

AIは大量のデータの読み込みによって、正確な判断を行います。現在では、AI技術の進歩によって、以下のような幅広い機能を獲得しています。
 

  • ・画像認識

    ・音声認識

    ・自然言語処理

    ・データ解析

    ・機械制御 など


AI技術は製造業の現場で不良品を見分けたり、小売業では店舗の混雑状況を予測してフードロスを予防したりと、あらゆる産業で活用されています。

近年、話題を集めているAIチャットや文章作成なども普及しており、今後幅広い業界でAI技術が活用されると予想されています。

関連記事:AIとは?メリット・デメリットとこれからの活用法について

IT企業は人手不足が深刻化している

近年はあらゆる業界でITの活用が進み、IT業界の需要は伸びている状況です。

そんな中、国内のIT人材は不足している傾向にあり、2019年3月に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査(20p)」によると、2030年には最大で約79万人ものIT人材が不足すると予想されています。

上記のような人材不足を埋めるため、IT業界では多くの企業が人材獲得に力を入れています。

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2. IT企業で活躍するおもな職種と仕事内容

IT業界で活躍する職種は大きく分けて「エンジニア系」「営業・コンサルタント系」「マネジメント系」「マーケティング系」の4つに分類されます。それぞれの仕事内容、求められるスキルなどについて確認していきましょう。

エンジニア系

エンジニア系は、システムエンジニア・インフラエンジニア・プログラマー・Webデザイナーなど、直接的に商品・サービスの開発に携わる仕事です。

プログラミングやデザインなどの開発スキルに限らず、クライアントから要望を聞き出したり、ほかのメンバーと円滑に仕事を進めたりするコミュニケーション能力が求められます。

プログラマー

プログラマーは、プログラミングによってソフトウェアを作成する職種です。一般的にはシステムエンジニアが設計した仕様書をもとに、作業を進めていきます。

プログラマーはエンジニア系のなかでも募集が多く、未経験者でも比較的目指しやすい職種です。

プログラマーとして活躍するには、基本的なPC操作とプログラミングスキルが必要となるため、事前に習得しておくとよいでしょう。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、おもに顧客の要望をヒアリングし、開発するシステムの要件定義や設計を行う仕事です。システム開発の上流工程に携わるだけでなく、開発工程の管理なども行う重要な役割を担っています。

システムエンジニアとして活躍するには、プログラミングスキルだけでなく、マネジメントスキルやコミュニケーション・プレゼン能力など幅広い能力が求められます。

Webエンジニア

Webエンジニアは、Webサイト関係のシステム制作に携わる職種です。

Webサイトの機能開発やシステム・アプリケーションの設計・開発・運用・保守など、Web系の開発に関しては網羅的に行います。

一般的には、Webサイトのデザインを担当するデザイナーと組んで開発を進めていきますが、なかにはデザインも一括して担当するWebエンジニアもいるようです。

Webエンジニアとして活躍するには、プログラミングスキルはもちろん、データベースに関するスキル・知識や迅速に問題を解決できる論理的思考力などが求められます。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、システムやインターネットを使用するために必要なIT基盤の設計・構築や運用、保守などを行う職種です。

インフラエンジニアの作業範囲は幅広く、担当する領域によって以下のような職業に細分化されます。
 

  • ・サーバーの構築や設計などに関わるサーバーエンジニア

    ・インターネット環境の構築、整備、保守などに関わるネットワークエンジニア

    ・セキュリティ環境の構築、整備、保守などに関わるセキュリティエンジニア


インフラエンジニアとして活躍するには、システムを構築するためのプログラミングスキルはもちろん、サーバーやネットワーク、セキュリティなど担当する領域の専門知識が求められます。

Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトのデザインを行う職種です。

機能的な部分の作成を担当するWebエンジニアとは異なり、プログラミングによって外観や見せ方といったデザインの部分を作成する役割を担います。

Webデザイナーとして活躍するには、デザインを形にするプログラミングスキルはもちろん、グラフィックツールに関する知識や配色、レイアウトに関する知識が必要です。

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営業・コンサルタント系

営業・コンサルタント系は、社内の関係者とクライアントの橋渡し役となる仕事です。クライアントに対して自社で開発した商品・サービスについて説明するほか、クライアントが抱えている課題をIT技術を用いて解決する方法を提示します。

実際の商品・サービスを開発することはありませんが、クライアントに正確な説明をするためにITの深い理解と知識が必要です。

営業職・セールスエンジニア

IT企業における営業職は、自社が開発したソフトウェアやWebサービスなどを顧客に提案する仕事です。

一般的な営業と仕事内容は変わりませんが、自社サービスやプロダクトの魅力をわかりやすく顧客に説明しなければならないため、IT関連全般の知識が求められます。

セールスエンジニアは、自社が開発したソフトウェアやWebサービスなどの商材に関して、技術面の専門的な内容を説明する役割です。

一般的には、営業職に同行し、商材の技術面に関する専門的な部分を説明したり、専門領域からの提案・調整を行ったりします。場合によっては、実際にシステム開発を担当するエンジニアがセールスエンジニアとして顧客の要望を聞く場合もあるようです。

セールスエンジニアとして活躍するには、ITに関する深い知識が必要なのはもちろん、提案力やコミュニケーションなどの対人スキルが求められます。

ITコンサルタント

ITコンサルタントはクライアント企業における経営課題に対して、ITを活用した解決策を提案する仕事です。

クライアント企業が抱えるさまざまな悩み・課題をヒアリングによって浮き彫りにし、改善策として、システムの導入やIT関連の社内環境・制度の刷新などを提案します。

ITコンサルタントとして活躍するには、システム・ツールへの深い理解などIT関連の総合的な知識はもちろん、クライアント企業の業界知識や迅速な問題解決に向けた論理的思考力など、幅広い知識・スキルが求められます。

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マネジメント系

マネジメント系は、プログラミングマネージャーやプログラミングリーダーなど開発に関わる管理職に該当する仕事です。

商品・サービス開発のプロジェクトを円滑に進めるために、人員、スケジュール、タスクの管理などを行います。

管理・開発側の立場として正確に仕事内容を理解し、適切に指示を出して会話するための高いITスキルとコミュニケーション能力はもちろん、チームを引っ張っていくためのリーダーシップやマネジメントスキルも必要です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体の進行管理を行う仕事です。プロジェクトの予算やスケジュールを決め、納期までに完了できるよう、進捗状況を管理します。

職業というよりも役職的な意味合いが強く、プロジェクトに携わるエンジニアのなかから、経験や適性をみて管理役を任されるイメージです。

プロジェクトマネージャーには、IT関連の総合的な知識はもちろん、プロジェクトを円滑に進めるためのマネジメント能力や、社内外の担当者と連携をとるためのコミュニケーション能力などが求められます。

ブリッジシステムエンジニア

ブリッジシステムエンジニアは、海外のシステム開発会社と連携してプロジェクトを進める場合に自社との橋渡し役になる仕事です。

国内からオンラインツールを使用して2社間の調整を行うケースと、海外企業に常駐するケースの大きく2通りの働き方があります。

ブリッジシステムエンジニアには、システム開発に関するIT知識はもちろん、ビシネスレベルの英語力や調整役としての交渉能力なども求められます。

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マーケティング系

マーケティング系は、Webマーケターやデータアナリストなど、収集したデータを元にマーケティングを行う仕事です。

近年はIT技術の進歩に伴い、膨大な量の顧客データを容易に入手できるようになりました。

しかし、データは収集しただけでは役に立たないため、データを解析して企業の意思決定の判断材料にできる状態にするのがマーケティング系職種の役割です。

Webマーケター

Webマーケターは、顧客にWeb関連の集客施策を提案し、利益向上に貢献する仕事です。

基本的にはまず、ヒアリングによってクライアントの課題を抽出し、解決に向けて最適な集客方法を提案します。さらに、集客に使用するツールの導入やアカウント設計、施策の効果測定や改善案の提案まで、幅広い業務に携わるのが特徴です。

Webマーケターとして活躍するには、IT・Webに関する知識やマーケティングに関する知見はもちろん、クライアントへ施策を提案するためのプレゼン能力や、施策の効果を正しく測定するための分析能力などが求められます。

データアナリスト・データサイエンティスト

データアナリストは、ビッグデータから抽出したデータを分析し、企業の商品開発やマーケティングに取り入れることで、企業の成長や利益につなげる仕事です。

また、データアナリストの仕事内容に加え、顧客の事業戦略や解決といった上流工程にも携わるのがデータサイエンティストです。

データ活用に携わる職業という意味では、2つの職種は類似点も多いですが、データサイエンティストはよりコンサル的な動き方が求められます。

ほかにも、データ分析に必要な専門分野のIT知識が求められるだけでなく、マーケティングに関する知識や統計学などのスキル・知識も必要です。

関連記事:IT業界とは?新卒が目指せる職種や必要なスキル&知識を紹介

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3. IT企業に就職する5つのメリット

IT企業に就職する5つのメリットを紹介します。IT企業への就職を考えている学生は、改めて、どのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。

自由な働き方が多い

IT企業は、比較的柔軟な働き方ができるのが特徴です。

具体的には、社員が自身で日々の始業・終業の時刻を決められる「フレックスタイム制」や、自宅で働ける「リモートワーク制」を導入する企業も増えています。

これらの制度を活かして、自分にとって理想の生活リズムを整えられるのは、IT企業で働く魅力の一つといえるでしょう。

実力で昇給・昇進できる企業が多い

IT業界の多くの企業では、年功序列ではなく、実力主義を採用しています。したがって、自身の努力次第で、年齢に関係なく昇進・昇給を実現できます。

積極的に新しいことに挑戦できる人や、継続的に勉強してスキルアップしていける人はやりがいを感じやすい環境だといえるでしょう。

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人材の採用に積極的な企業が多い

IT業界では人手不足を課題としており、人材を積極的に募集する企業が増えています。

そのため、未経験者や異業種からの転職者を柔軟に受け入れる企業が多く、スキルを身につける意欲があれば比較的就職先を見つけやすいでしょう。

新卒の採用にも積極的な企業が多く、スキルに自信がなくてもポテンシャルがあれば採用してもらえる可能性はあるので、チャレンジしてみるのもおすすめです。

専門的なスキルが身につく

IT企業で働くことによって、自然とITに関する知識・技術が身につきます。IT業界は成長傾向にあるため、スキルを身につければより条件のよい企業への転職も叶うでしょう。

また、専門的なスキルがあれば、フリーランスとして独立する道も考えられます。フリーランスになれば、場所や時間を選ばない自由な働き方ができるだけでなく、自分の裁量次第で会社員時代よりも高い収入を目指せます。

個人でも通用する需要の高いITスキルを習得できるのは、非常に大きなメリットといえるでしょう。

新しいサービスに関われる

IT業界には、今までの常識を変える革新的なサービス・システムを開発している企業も多く存在します。

今まで社会になかったサービスを次々に生み出しているため、就職後、新しいサービスの創出に関わる機会があるかもしれません。

実際、IT企業で働いている人のなかには、自分が携わったサービスを通して人々の生活がより便利になったり、働き方が変わったりするのをみて、やりがいを感じる人もいるようです。

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4. IT企業に就職する2つのデメリット

IT企業に就職することでいくつかのメリットを得られる一方、デメリットも存在します。IT企業に就職する2つのデメリットを紹介するので、しっかり確認しておきましょう。

常に勉強を続けなければいけない

IT業界は競争が激しく、最新情報・技術の移り変わりも非常に速いです。

したがって、IT企業で働く人は常に新しい技術・情報を勉強する姿勢を持つ必要があり、日々の業務時間以外にも、スキルアップに時間を割かなければなりません。

実力主義のIT業界では、努力次第で昇給・昇進できる反面、勉強が苦手な人やルーティンワークを好む人が活躍するのは難しいといえるでしょう。

福利厚生、教育制度が充実していない可能性がある

IT業界は他業界と比較すると歴史が浅く、ベンチャー企業やスタートアップといった設立して間もない企業が多い傾向です。

そのため、福利厚生が整っていない場合もあり、安定的な働き方を希望する人にとってはデメリットといえます。

また、教育制度が整っていない企業も多く、わからない部分は自分で調べて解決できる能力がないとIT業界で活躍するのは難しいでしょう。

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5. IT企業への就職に向いている人の特徴3選

IT企業への就職に向いている人の特徴を3点紹介します。IT業界への就職を迷っている人は、自分の性格と照らし合わせてみてください。

学び続ける向上心がある人

IT企業で活躍するには、最新の技術をキャッチアップし続ける必要があります。そのため、就職後も継続して学習できる意欲と向上心のある人は、IT企業で活躍できる見込みが高いでしょう。

職種によっては、就職後もプログラミングを勉強したり、資格を取得したりするので、IT系の知識を吸収するのが楽しい、常に成長し続けたいという人はIT企業での仕事に喜びを感じられる傾向があります。

論理的思考力がある人

プログラミングを行うには論理的な思考が必要です。難解なプログラムも自分のなかで筋道を立てて考えられる思考力があれば、効率的に解決できます。

また、エンジニアが顧客の要望をもとにシステムの設計を組む際にも、なぜその設計を組むのか根拠を示して説明できるようにしなければなりません。

プロジェクトのメンバーと情報を共有する際にも、論理的な思考は不可欠であり、物事を順序立てて考えられる人はIT系の仕事に向いているでしょう。

チームで動ける人

IT企業ではチーム単位で仕事を進めることが多く、周りのメンバーと協力して動けるチームワークが求められます。

情報共有に漏れがあるとミスが増えるため、チームのメンバーと密にコミュニケーションをとって連携できる人はIT業界への就職に向いているでしょう。

また、職種によっては顧客と直接やりとりをするケースもあるため、コミュニケーション能力やプレゼン能力は重視されるスキルの一つといえます。

関連記事:IT業界に向いている人の特徴7選!就職するメリットやおもな職種もご紹介

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6. IT企業に就職するための方法3選

新卒の就活ではポテンシャルが重視される傾向にあるため、直接的なスキルの重要度はそこまで高くありません。

しかし、ITの基礎的なスキルがあれば、ほかの学生より有利になるのは間違いないため、あらかじめ身につけておくとよいでしょう。

IT企業への就職を成功させるための3つの方法として、ITスキルの学習方法や就活で有利になる資格を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

プログラミングを学習する

IT業界にはさまざまな職種が存在しますが、プログラミングスキルは幅広い仕事で役立ちます。

一からプログラミング学習を始める人は習得難易度が比較的低く、需要が高い以下のプログラミング言語を勉強するのがおすすめです。
 

  • ・Ruby

    ・JavaScript

    ・PHP


ただし、開発するシステム・サービスや職種によって、必要なプログラミング言語は大きく異なるため、用途に応じて適切な言語を習得する必要があります。

働きたい企業や就きたい職種が決まっている場合は、そこで必要とされるプログラミング言語を事前に調査してから学習を始めましょう。

なお、プログラミングを勉強する方法としては、独学で学ぶかプログラミングスクールに通うかの2種類が主流です。それぞれの方法のメリット・デメリットを解説するので、自分にはどちらが向いてそうか検討してみてください。

独学で勉強する

独学でのプログラミング学習は、低コストで気軽に始められるのがメリットです。

独学での勉強方法は、おもに書籍や学習サイトを使用するのが一般的ですが、どちらの場合でも高額な費用はかかりません。書籍代の数千円やインターネット通信量のみで学習を始められます。

しかし、独学の場合、自分で学習スケジュールを組み立てなければならないため、継続して勉強を続けられる強い意思が必要です。また、わからないことがあっても自分で解決しなければならないため、効率的に学習が進まず、挫折してしまうケースも少なくありません。

そのため、未経験からプログラミングを学習する場合は、スクールを利用した方が無難といえるでしょう。

プログラミングスクールを利用する

プログラミング初心者の場合は、スクールを利用すると挫折せずに学習を継続しやすいです。

スクールでは、プログラミングに精通した講師がカリキュラムを組み立ててくれるため、効率よく学習を進められます。

ただし、学習効率が高い分、高額な費用がかかりやすいというデメリットもあります。具体的な費用はピンキリですが、1ヶ月あたり10万円以上かかるスクールも多いため、気軽に利用するにはハードルが高いといえるでしょう。

なお、レバテックでは、大学生・大学院生向けに低コストで実戦的プログラミングスキルが学べるレバテックカレッジを運営しています。

レバテックカレッジでは、現役エンジニア考案の「確実に成長できる」オリジナルカリキュラムを用意しているので、プログラミング未経験の人でも無理なくスキルを習得可能です。

また、現役のエンジニアにいつでも相談できる環境が整っているため、わからない部分があっても、即座に的確なアドバイスをもらえます。さらに、ZoomやSlackなどオンライン上でも講師に質問できるのも便利なポイントです。

充実したサポートを提供していながら、月額29,800円(税込)で利用できるコストパフォーマンスを実現しているため、本格的なプログラミングスキルを手軽に習得したい人におすすめです。

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インターンシップに参加する

大学生・大学院生であれば、IT企業の長期インターンシップに参加するのもよいでしょう。インターンシップとは、学生が企業を訪問したり、一定期間実際に就労したりできる職場体験プログラムを指します。

インターンシップを実施しているIT企業のなかには、実際にシステム開発の業務に携わったり、グループで企画の案出しを行ったりなど、実践的なプログラムを用意している企業もあります。学生のうちから、IT企業で働く経験を積むには最適なイベントです。

また、プログラミングなどの実践的なスキルを身につけられるだけでなく、現場の空気感を体験できるため、入社後のミスマッチ回避にも役立つでしょう。

関連記事:プログラミングのインターンを探す方法は?未経験でも学べる5つのメリット

資格を取得する

IT企業への就職に資格取得は必須ではありませんが、選考で知識レベルをアピールする手段として活用できます。また、受験勉強を通じて体系的にIT知識を学習できるのも、資格取得に挑戦するメリットです。

初心者でも比較的取得しやすいIT資格をまとめたので、就活を有利に進めるために受験を検討してみてください。

試験・資格名 資格の特徴
ITパスポート ・IT未経験者、初心者向けの国家資格
・幅広い分野のITに関する基礎的な知識が問われる
基本情報技術者試験 ・IT関連の基礎的な知識が問われる国家資格
・IT人材として基本的な知識と実践的能力を証明できる
応用情報技術者試験 ・IT関連の応用的な知識を所持していることを証明する国家資格
・出題範囲は基本情報技術者試験とほぼ同じだが、より高レベルな専門的な知識
・技術が問われる

上記のなかでも、初めてIT資格を取得するならITパスポートか基本情報技術者試験をおすすめします。

初心者向けの難易度でありながら国家資格なので、幅広いIT企業で評価されやすいです。まずは基礎的な資格に挑戦してみて、無事取得できたら応用レベルや専門的な資格へのステップアップを考えましょう。

関連記事:プログラミング資格を大学生が取得するメリットは?おすすめ5選を紹介

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7. IT企業への就職と学歴・出身学部の関係性

IT業界と聞くと専門性が高く、理系でなければ就職するのは難しいイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、IT企業の間口は広く、学歴や出身学部に関係なくさまざまな人材が活躍しています。IT企業への就職と学歴・出身学部の関係性について詳しく解説するので、IT企業志望の就活生はぜひ参考にしてください。

 文系・未経験でもIT企業への就職は可能

「文系の未経験者がIT企業に就職するのは難しい」というイメージを持つ人は多いですが、実際は、多くの文系出身エンジニアが活躍しています。

特に、新卒の場合、入社時に高度なIT知識がなくても問題としない企業が多く、そのような企業では、入社後の研修を充実させている場合が大半です。

新卒採用では、知識よりも熱意を重視する企業が多いので、現時点で知識がなくても、意欲や適性が認められればポテンシャル採用される可能性は十分あるでしょう。

さらに、IT企業では学歴よりもスキルが評価されるため、就職後もスキルを磨けば文系・理系に関係なくキャリアアップできます。

また、IT企業で働いているのはプログラマーやエンジニアだけではないため、営業職や事務職といった職種で活躍する道もあります。したがって、IT業界は文系・理系に関係なく就職できる業界だといえるでしょう。

関連記事:文系出身がSEの仕事を楽しいと思える理由と働くメリット3選

高卒からでもIT企業への就職は可能

専門的なイメージの強いIT企業には、大卒資格がないと入社できないと考えている人が多いかもしれませんが、高卒からでもIT企業への就職は可能です。

IT企業では学歴よりもスキルや経験が重視される傾向にあり、実際、学歴不問で求人情報を出しているIT企業も多く存在します。

また、IT人材不足の影響もあり、ポテンシャルを感じる未経験の高卒者を積極的に採用し、自社で教育する方針の企業も増加しています。

入社後も学歴に関係なく出世できる環境を用意している企業が多いため、高卒でありながら大卒よりも高い報酬をもらっているエンジニアも少なくありません。初任給もそこまで変わらないため、高卒からIT企業に就職して経験を積むのも、高収入を実現できる一つの手段といえるでしょう。

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8. 文系・未経験からIT企業へ就職するための3ステップ

文系・未経験からIT企業へ就職するための3つのステップを解説します。

文系・未経験でもIT企業に就職できるのは事実ですが、理系出身者やプログラミング経験者と比較するとどうしても評価は下がってしまいます。

その差を埋めるための考え方や方法を紹介するので、文系・未経験からIT企業を志望している学生はぜひ参考にしてください。

IT技術やトレンドを積極的に学ぶ

文系・未経験の学生がIT企業に就職するために、まずはIT技術やトレンドについて理解を深めましょう。

文系・未経験のなかには、ITに関して漠然としたイメージしか持っていない人が大勢います。まずはそのイメージを解消し、具体的にどのような技術が活用され、どのような製品が提供されているのかを把握してください。

また、IT技術は日々進化していくため、継続的に学習を続けていく必要があります。最新の技術トレンドについていけるように、日常的にIT関連の情報を仕入れる習慣をつけましょう。

就職したい職業・企業を選定する

IT関連の知識が身についてきたら、どの分野の職業・企業に就職したいのか考えてみてください。

IT技術やトレンドについて調べていくなかで、興味のある分野がみつかれば、該当する業務に携われる職業・企業を探しましょう。

いくつか候補がみつかったら、その企業についてさらに深掘りしてリサーチを行います。その結果、自分のビジョンと企業の業務内容や社風がマッチするのであれば、志望する企業として相応しいといえます。

もし、なかなか自分が興味のある分野を見つけられなければ、条件面から逆算して企業を探してみるのもおすすめです。「未経験OK」や「文系からでもチャレンジOK」と記載してある企業をいくつかリストアップし、そのなかから志望する企業を選定しましょう。

評価につながる実績を作る

志望する企業がいくつか選定できたら、選考で評価につながる実績を用意します。

まずはプログラミングスキルを学習して、自分でシステムやソフトウェアを構築できるレベルを目指してください。時間に余裕があれば、独学で学習してもよいですが、難しければプログラミングスクールを活用して効率的に学習を進めましょう。

スキルが身についたら、実際にシステムやソフトウェアを構築します。できれば、志望する企業に関連性のあるシステムやソフトウェア、Webサイトなどを作成するのが望ましいです。

完成品を実績として提出できれば、熱意と勤勉さをアピールできます。IT人材としてのポテンシャルを伝えるには、十分効果的な方法なのでぜひ実践してみてください。

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9. まとめ

IT業界は今後も市場の成長が予想され、IT人材へのニーズも高まると考えられます。IT業界で活躍する職種は大きく分けて「エンジニア系」「営業・コンサルタント系」「マネジメント系」「マーケティング系」の4つです。

IT技術は常に進化を続けているため、どの職種でも新しい知識を学ぶ意欲のある人が活躍できるでしょう。

IT業界に就職するには、プログラミング学習や資格取得で知識を身につけ、選考でのアピール材料を増やすことが大切です。

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