ソフトウェア業界とは?今後の動向と活躍している職種について

ソフトウェア業界とは?今後の動向と活躍している職種について
ソフトウェア業界への就職を迷う新卒に向けて、業界の概要や働いている職種についてまとめました。ソフトウェア業界は技術の進歩によって今後も需要が増えると予想され、就職先として魅力的な業界です。 この記事では、ソフトウェア業界以外のIT系の業界も紹介するので、IT関連の仕事に就きたい方はぜひ参考にしてください。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

1. ソフトウェア業界とは

ソフトウェア業界とは、その名前の通りソフトウェアを開発する企業の総称です。

「ソフトウェア」とは、コンピューターやスマートフォンを動かすプログラムを指します。パソコンにインストールされている文字入力・表計算ソフトなどが最もイメージしやすいソフトウェアの代表格でしょう。
一方で、コンピューター・スマートフォン本体やマウス・タブレットなどのようなものを「ハードウェア」と呼びます。

ソフトウェアの種類

ソフトウェアには、主に「アプリケーションソフトウェア」「OS(オペレーティングシステム)」「ミドルウェア」「デバイスドライバ」「ファームウェア」の5種類が存在します。

アプリケーションソフトウェア

アプリケーションソフトウェアは、パソコンなどのハードウェアを扱うユーザーが直接操作するソフトウェアのことです。たとえば、WordやExcel、Photoshop、Illustratorなどが該当します。

OS(オペレーティングシステム)

OS(オペレーティングシステム)はアプリケーションソフトウェアを動作させるソフトウェアで、ハードウェアの基本的な制御や操作に関わるものです。
有名なOSとしては、WindowsやMac OS、スマートフォン向けのAndroidがあります。

ミドルウェア

ミドルウェアは、OSとアプリケーションとの間の動きを快適にするソフトウェアです。ミドルウェアがOSでは補いきれない機能を提供することで、アプリケーションがスムーズに動作するようになります。
ミドルウェアには、OracleやIIS、Apacheといったものがあります。

デバイスドライバ

デバイスドライバは、OSがマウスやキーボードなど外付けのハードウェアを制御するために必要なソフトウェアです。

ファームウェア

コンピューターにあらかじめ内蔵されている制御のためのソフトウェアで、基本的にはユーザーは操作できません。ファームには「硬い」という意味があり、更新や書き換えが想定されていないことからそう呼ばれています。

受託開発とパッケージ開発

ソフトウェアの開発には、ユーザーのニーズを汲み取り需要が見込まれるソフトウェアを開発・販売する「パッケージ開発」と、顧客の希望を聞き取りソフトを開発する「受託開発」の2種類があります。

既製品であるパッケージソフトを使わず顧客の業務に合わせたシステムを開発することは「フルスクラッチ開発」と呼ばれます。フルスクラッチ開発はオーダーメイドである分コストや時間がかかりますが、ユーザーにとって最適なシステムを構築できるのがメリットです。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

2. ソフトウェア業界に属する代表的な企業

次に、ソフトウェア業界に属する代表的な企業を紹介します。

セールスフォース・ドットコム

「セールスフォース・ドットコム」とは、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く、営業・顧客関係管理を中心としたクラウド型プラットフォームを提供する企業です。
ソフトウェアはクラウド上で提供され、初期費用やサーバーの構築、維持管理が不要な点が特徴です。

Meta(旧:Facebook)

「Meta」とは、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く、主にオンラインソーシャルメディア・ソーシャルネットワーキングサービスを提供する企業です。2021年に、Facebookから社名を変更しました。GAFAと呼ばれる、アメリカのIT関連企業大手4社の一角を担っています。

Amazon.com

「Amazon.com」とは、アメリカのワシントン州に本社を置く、主に電子商取引やクラウドコンピューティング、デジタルストリーミング、人工知能などの開発・提供を行っている企業です。Facebookと同様、GAFAに属するアメリカの最も勢いのある大手IT企業の一つに数えられています。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

3. ソフトウェア業界の現状と今後の動向

経済産業省が行った「2020年経済構造実態調査(乙調査)」によると、対事業所サービス業21業種のうち、ソフトウェア業の事業所数は2万5877事業所と最も多く、従業者数も最も多い83万7606人となっています。この結果からは、ソフトウェア業界は国内でも規模の大きな業界であることが分かります。
加えて、現在あらゆる場面でITが活用されていることを考えると、ソフトウェア業界の今後の成長には大きな期待が持てるでしょう。

ソフトウェア業界の今後に関しては、以下のような動きがあると考えられます。

ソフトウェアのクラウド化が進む

ソフトウェアは、従来はパッケージを購入してコンピューターにダウンロードするのが一般的でした。
しかし現在は、サブスクリプションサービスとして、インターネットを通じて使いたい時にソフトウェアにアクセスする方法が主流になっています。この大きな動きを総じて「クラウド化」と呼びます。

クラウド化が進むことにより、ユーザーは初期費用を抑えてソフトウェアを導入できるようになりました。また、ソフトウェアがダウンロードされていないコンピューター・スマートフォンであっても、インターネットに接続さえできれば場所・使用機器を問わずいつでもソフトウェアを利用でき、膨大なデータにもアクセス可能です。

このように、クラウド化はユーザーにとって非常にメリットが多いため、今後もますます進められると考えられます。

技術の進歩によってソフトウェアの需要が増える

近年IT業界では、AI・ブロックチェーン・IoTなど新しい技術が誕生しており、次々とそれらの技術を用いた商品・サービスが開発されています。たとえば、「モノのインターネット」と呼ばれるIoTは、家電や工場の設備などあらゆるものに利用され始めています。

身近なものでいえば、Appleが提供しているApple Watchは、腕時計がインターネットに接続されたIoTの一種です。腕時計がインターネットに繋がることで、睡眠や歩行距離などのデータをスマートフォンやPCに同期し、健康データの分析ができるようになりました。

このように、IoTなどの新しい技術がより普及することで、その商品・サービスに対応するソフトウェアの開発が必要になり、ソフトウェア業界の需要が増えていくことが予想されています。

セキュリティ関連ソフトウェアの需要が増える

最近は働き方改革やコロナ禍の影響でリモートワークを導入する企業が増えており、オフィスの外から社内のシステムに接続する安全な仕組みが必要になっています。この問題を解決するため、セキュリティ関連のソフトウェアのニーズはさらに高まっていくと考えられます。

エンジニアの需要が高まる

上述した通り、クラウド化の拡大やIoTの普及に伴いソフトウェア業界の需要が増えることで、そこで活躍するエンジニアの需要も高まっていくと予想されています。

経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には最大で約80万人のIT人材が不足するといわれており、日本ではIT人材不足が大きな課題です。

しかし裏を返せば、ソフトウェア業界の各企業はエンジニアを積極的に採用しているため、IT業界で活躍したい新卒の学生にとってはチャンスが多い状況といえるでしょう。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

4. ソフトウェア業界で活躍する職種

では、ソフトウェア業界ではどのような職種が活躍しているのでしょうか。新卒が知っておきたい代表的な職種を紹介します。

システムエンジニア

システムエンジニアは、システム開発における要件定義や設計書制作、テストなど、プロジェクト全体の進行を指揮する職種です。
システムエンジニアには、クライアントやチームメンバーとスムーズなやり取りをするためのコミュニケーション能力、設計書を制作するためのプログラミングスキル、チームを指揮するマネジメントスキルなどが求められます。
システムエンジニアの平均年収は、約400〜500万円です。

関連記事:SEを目指す新卒向け|インターンシップは就活にどう役立つのか?

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが製作した設計書を元に、実際のプログラミングを行いシステムを開発する職種です。
開発するものの種類によって使用するプログラミング言語が異なるため、より多くの言語を扱えると仕事の幅を広げられます。また、IT業界は技術の流行り廃りのサイクルが非常に早いため、常に最新の技術を勉強し続けることが求められます。
プログラマーの平均年収は、約350~450万円です。

関連記事:文系にプログラミングは無理?向いている人・向いていない人の特徴とは

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、セキュリティの管理やコンピューター同士の連携、ネットワークの構築など、システムの構築から運用・保守を担当する職種です。周辺機器であるハードウェアの知識が求められ、トラブルが発生した際は原因をクライアントに分かりやすく説明するコミュニケーションスキルも必要になります。
ネットワークエンジニアの平均年収は、約400~500万円です。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、顧客企業が抱える問題を洗い出し、課題を改善するためのシステムの導入を提案する職種です。
システムの設計からテストまで幅広い領域に関わるITコンサルタントは、ITの専門的な知識が求められると同時に、企業の課題を解決するための経営的な視点も求められます。

営業

自社のサービスやソフトウェアを企業に提案し、販売する職種です。自社製品の深い知識が求められ、時にはユーザーのニーズを聞き出し必要なシステムを提案することもあります。ITコンサルタントほどではありませんが、システム導入の提案や導入後のサポートを行うための知識が必要になるでしょう。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

5. ソフトウェア業界の就職に役立つ資格やスキル

 ソフトウェア業界で働くには、必ずしも資格が必要なわけではありません。特に、未経験で採用される新卒は、入社後に働きながら知識を身につけることになるでしょう。
ただ、以下のような資格や知識を持っていると、就活でほかの学生と差をつけられる可能性があります。就活でアピールできる能力も紹介するので、参考にしてください。

情報処理技術者試験

情報処理技術者試験は独立行政法人情報処理推進機構が運営する国家資格で、試験は全部で12の区分に分かれています。
その中でも、新卒にはITの基礎知識が学べる「ITパスポート」や、ITエンジニアの登竜門と呼ばれる「基本情報技術者試験」がおすすめです。基本情報技術者試験に合格してさらに余裕があれば、その一つ上のレベルの「応用情報技術者試験」を目指しても良いでしょう。

ネットワークスペシャリスト試験

「ネットワークスペシャリスト試験」も情報処理技術者試験の試験区分の一つです。こちらは、目的に合ったネットワークシステムを構築するのに必要な知識を問う試験で、ネットワークエンジニアを目指す方に向いている資格です。

プログラミングスキル

プログラミングはソフトウェアを開発するエンジニアに不可欠なスキルの一つです。使用する言語は開発するものによって異なりますが、いずれかの言語を身につけておくと就活でアピールできます。
また、プログラミングの学習を通しては、論理的思考力や問題解決能力などのスキルも磨けるでしょう。

大学生/大学院生限定のプログラミングスクール・レバテックカレッジでは、3ヶ月でプログラミングの基礎が身につくカリキュラムを提供しています。
プログラミング未経験者も確実に成長できる内容になっているので、興味がある方はぜひ利用をご検討ください。

システムやアプリの知識

ソフトウェアを開発するエンジニアは、プログラミングに加えて情報システム全体の知識を持っていると良いでしょう。ユーザーの希望に沿ったソフトウェアを完成させるには、指示通りにプログラミングを行うだけではなく、システム全体を見渡すことが必要です。

また、アプリの開発を行っている企業に就職するには、アプリ開発に関連する知識も押さえておくと役立ちます。たとえば、スマートフォン向けのアプリを開発したいなら、KotlinやJava、Swiftなどのプログラミング言語を学ぶのがおすすめです。

コミュニケーション能力

ソフトウエア開発は複数人のチームで行うので、チームの仲間と連携する協調性やコミュニケーション能力が欠かせません。立場によってはクライアントと意思疎通することもあるので、相手の話を聞く力や分かりやすく説明する力が求められます。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

6. ITに関連するそのほかの業界

ITに関連する業界は、ソフトウェア業界以外にもいくつかあります。就職先を迷っている方は、ほかの業界の概要もチェックしてください。

ハードウェア業界

ハードウェア業界は、コンピューターやネットワーク機器、家電、ゲームなどの電子機器の本体を製造・販売する業界です。最近は、ロボットやドローン、3Dプリンタなど最新技術を使ったハードウェア開発が盛り上がりを見せています。

インターネット・Web業界

インターネット・Web業界は、インターネットを介したサービスを提供する業界です。具体的なサービスには、ECサイトやSNS、検索エンジン、eラーニングなどさまざまなものがあります。
インターネット・Web業界はIT業界の中でも技術の変化が早いことで知られており、新しい知識を学ぶのが好きな人に向いているでしょう。

通信業界

通信業界は、固定電話やパソコン、モバイル端末の通信サービスを扱う業界です。
近年は誰もがスマートフォンを所有するようになり、移動体通信の需要が増えています。また、コロナ禍で、リモートワーク下でのオンライン会議や、家での時間を楽しむサブスクリプション式の動画配信サービスが普及したことも、通信業界にとって追い風になっているようです。

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界は、あらゆる業界の企業のニーズに応じてシステムの設計や開発を行う業界です。情報処理サービス業界に属する企業は法人向けのサービスを中心としており、「システムインテグレータ(SIer)」と呼ばれています。
SIerは、ソフトウェア会社やハードウェア会社と連携しながらシステム開発を行うのが特徴です。

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

\ITエンジニア特化の就活支援サービス/

レバテックルーキーに登録する

7. まとめ

ソフトウェア業界では、主に「OS(オペレーティングシステム)」「アプリケーションソフトウェア」「ミドルウェア」「デバイスドライバ」「ファームウェア」の開発を行っています。
ソフトウェアは今後も新技術の登場によって需要が高まることが予想されており、ソフトウェア業界全体でIT人材の不足が課題になっています。各企業が積極的に採用を行う状況は新卒にとってはチャンスであり、ITに関連する知識やプログラミングスキルを習得すれば、さらに有利に就活を進められるでしょう。

ITエンジニアを目指す新卒学生向け就活エージェントならレバテックルーキー

レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

就活アドバイザーに相談してみる

レバテックカレッジ 就活まで支援するエンジニア志望学生のためのプログラミングスクール