ソフトウェア業界に属する代表的な企業の紹介と、これからこの業界が益々発展する理由についてソフトウェア業界とは?今後の動向と学生が目指せる職業とは

最終更新日:2021年7月21日

コンピュータやスマートフォンが私たちの生活に欠かせないものになったことにより、ソフトウェアの需要はますます高まっています。そのソフトウェアを開発している企業が属しているのがソフトウェア業界であり、この将来性がある業界で働きたいと考える学生も多いことでしょう。ここでは、ソフトウェア業界とは、ソフトウェア業界に属する企業、ソフトウェア業界の今後の動向、そしてソフトウェア業界で活躍する職業について解説します。

1. ソフトウェア業界とは

ソフトウェア業界とは、その名前の通りソフトウェアを開発する企業の総称です。「ソフトウェア」とは、目に見えないコンピュータ・スマートフォンを動かすプログラムを指します。パソコンにインストールされている文字入力・表計算ソフトなどが最もイメージしやすいソフトウェアの代表格でしょう。反対に、コンピュータ・スマートフォン本体やマウス・タブレットなどの周辺機器のように目に見えるものを「ハードウェア」と呼びます。

ソフトウェアには主に「OS(オペレーティングシステム)」「アプリケーションソフトウェア」「ミドルウェア」の3種類が存在します。OSがハードウェアの制御や操作に関わるソフトウェア、アプリケーションソフトウェアはハードウェアを扱うユーザーが直接操作するソフトウェア、そしてミドルウェアはOSとアプリケーションとの間の動きを快適にするソフトウェアです。
 

OSの例

  • ・Windows

    ・Mac OS

    ・Android

 

アプリケーションソフトウェアの例

  • ・Word

    ・Excel

    ・Powerpoint

    ・Photoshop

    ・Illustrator

 

ミドルウェアの例

  • ・Oracle

    ・IIS

    ・Apache

2. ソフトウェア業界に属する代表的な企業

次に、ソフトウェア業界に属する代表的な企業を3つご紹介します。

セールスフォース・ドットコム

「セールスフォース・ドットコム」とは、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く、営業・顧客関係管理を中心としたクラウド型プラットフォームを提供する企業です。クラウド上でソフトウェアが提供されているため、初期費用、サーバーの構築、維持管理など不要で導入可能であるという強みがあります。

Facebook

「Facebook」とは、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く、主にオンラインソーシャルメディア・ソーシャルネットワーキングサービスを提供する企業です。GAFAと呼ばれる、アメリカのIT関連企業大手4社の一角を担っています。

Amazon.com

「Amazon.com」とは、アメリカのワシントン州に本社を置く、主に電子商取引、クラウドコンピューティング、デジタルストリーミング、人工知能などの開発・提供を行っている企業です。Facebookと同様、GAFAに属するアメリカの最も勢いのある大手IT企業の一つにカウントされています。

3. ソフトウェア業界の今後の動向

次に、ソフトウェア業界の今後の動向について解説します。

ソフトウェアのクラウド化が進む

ソフトウェアは、従来はパッケージを購入してコンピュータにダウンロードすることが一般的でした。しかし現在は、サブスクリプションサービスとして、インターネットを通じて使いたい時にソフトウェアにアクセスする方法が主流になっています。この大きな動きを総じて「クラウド化」と呼ばれています。

クラウド化が進むことにより、ユーザーは初期費用を抑えてソフトウェアの導入が可能になりました。また、ソフトウェアがダウンロードされていないコンピュータ・スマートフォンであってもインターネットに接続さえできれば場所・使用機器を問わずいつでもソフトウェアを利用でき、膨大なデータにもアクセス可能です。

このようにクラウド化はユーザーにとって非常にメリットが多いため、今後も益々進められると考えられています。

技術の進歩によってソフトウェアの需要が増える

近年IT業界では、AI・ブロックチェーン・IoTなど新しい技術が誕生しており、次々とそれらの技術を用いた商品・サービスが開発されています。例えばIoTは、「モノのインターネット化」と呼ばれる、私たちが日常的に使うあらゆる物がインターネットに繋がっていることを言います。

身近なもので言えば、Appleが提供しているApple Watchは腕時計がインターネットに接続されているという商品です。腕時計がインターネットに繋がることで、睡眠や歩行距離などの取得したデータをスマートフォンやPCに同期し、健康データの分析ができるようになりました。

このようにIoTなどの新しい技術がより普及することで、それの商品・サービスに対応するソフトウェアの開発が必要になり、ソフトウェア業界の需要が益々増えていくことが予想されています。

エンジニアの需要が高まる

上述した通り、クラウド化の拡大やIoTの普及などに伴いソフトウェア業界の需要が増えることで、そこで活躍するエンジニアの需要も併せて高まっていくことが予想されています。

経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には約80万人のIT人材が不足すると言われており、日本ではIT人材不足が大きな課題です。

しかし裏を返せば、ソフトウェア業界の各企業はエンジニアを積極的に採用しているため、将来的にIT業界で活躍したいと考えている人にとってはチャンスでもあると言えるでしょう。
※参考:経済産業省「IT人材需給に関する調査」p.1より

4. ソフトウェア業界で活躍する職業

最後に、ソフトウェア業界で活躍する職業を3つご紹介します。

システムエンジニア

システムエンジニアとは、システム開発における要件定義、設計書制作、テストなど、プロジェクト全体の進行を指揮する仕事です。ただし、厳密な定義は企業によって異なるため注意してください。システムエンジニアには、クライアント・チームメンバーとスムーズなやり取りをするためのコミュニケーション能力、設計書を制作するためのプログラミングスキル、チームを指揮するマネジメントスキルなどが求められます。平均年収は、約400〜500万円です。

プログラマー

プログラマーとは、システムエンジニアが製作した設計書を元に、実際のプログラミングを行いシステムを開発する仕事です。開発するものの種類によって使用されるプログラミング言語が異なるため、より多くの言語を扱えることによって仕事の幅を広げることができます。また、IT業界は技術の流行り廃りのサイクルが非常に速いため、常に最新の技術を勉強し続ける必要があります。プログラマーの平均年収は、約350~450万円です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、セキュリティの管理、コンピューター同士の連携、ネットワークの構築など、システムの構築から運用・保守を担当する仕事です。特に周辺機器であるハードウェアの知識が求められ、またトラブルが発生した場合はその原因などをクライアントに分かりやすく説明するためのコミュニケーションスキルも必要になります。ネットワークエンジニアの平均年収は、約400~500万円です。

5. まとめ

ソフトウェアとは、コンピュータを動かすプログラムであり、それを開発するのがソフトウェア業界です。世の中にITが普及していく中で、今後ますます発展する業界であると予想されており、そこで働くエンジニアの需要も高まっていくといえるでしょう。

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