IoTエンジニアとは?就活に必要なスキル・資格と将来性を解説

IoTエンジニアとは?就活に必要なスキル・資格と将来性を解説
IoTエンジニアとは、インターネットに接続しながら動作するIT機器の設計・開発を担う職種です。従来の組み込みシステムや自動運転技術、AI搭載機器など、業界の先端分野でも活躍できる職種であり、高い将来性から就職先としての人気が高まっています。

新卒でIoTエンジニアへの就職を目指すなら、入社後に必要とされるスキル・資格を習得しておき、即戦力で活躍できる人材であることをアピールするのが大切です。

本記事では、IoTエンジニアの役割や仕事内容とともに、就活で必要とされるスキル・資格、おすすめの就活対策などを解説します。

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1.IoTエンジニアとは

IoTエンジニアは、近年高い将来性が見込まれている職種であり、高収入・好待遇が期待できる人気の就職先でもあります。しかし、具体的にIoTエンジニアがどのような役割を果たす職種なのか、うまくイメージできていない方も多いでしょう。ここではIoTエンジニアとして就職するにあたって、必ず押さえておきたい基礎知識についてご紹介します。

IoTの基本情報

IoTは"Internet of Things"の頭文字を取った言葉であり、あらゆる製品がインターネットに接続され、相互通信を行いながらより便利な暮らしを実現するためのハードウェア機器のことを指します。いわゆる「組み込みシステム」の一種で、IoTエンジニアはインターネットに接続する機能を備えた家電・自動車・ロボット・雑貨などを設計・開発するのが仕事です。

IoT機器を開発するためには、モバイル通信やWi-Fiに接続する機能を備えることに加えて、加速度センサーや画像認識ソフトウェアなどを搭載している必要があります。従来の組み込みシステムと比べて、より高機能なハードウェア・ソフトウェアが要求されるため、IoTエンジニアは専門性が高い職種の一つとなっています。

IoTエンジニアの仕事内容

IoTエンジニアが手掛ける仕事内容には、IoT技術を搭載した製品の設計・開発・メンテナンス業務などが含まれます。IoTシステムを実装するためには、ハードウェア・ソフトウェアについての知識に加えて、サーバーやネットワーク側の知見も求められます。そのため従来のIT系職種と比べて、非常に幅広い分野のスキルと知識が必要とされるのが特徴です。

しかし多くの現場では一人のIoTエンジニアがすべての開発工程を担当することは少なく、それぞれの得意分野を持ったIoTエンジニアがチームとなって製品開発に取り組んでいることが多いです。そのため前述した仕事内容を一人ですべてカバーできる必要はなく、完璧なスキルを身につけていなければ就職できないというわけではないので、ご安心ください。

IoTエンジニアと組み込みエンジニアの違い

IoTエンジニアは、組み込みエンジニアと役割・仕事内容が重なる部分が多くあります。IoTエンジニアは組み込みエンジニアと比較すると、IoT技術に特化した製品開発に取り組むのが特徴です。組み込みエンジニアとして経験を積んだ方が、キャリアパスの一つとしてIoTエンジニアを目指すことも多く、組み込みシステム開発の経験をそのまま活かすことができる職種です。

未経験から挑戦しやすいのは組み込みエンジニアであり、就活ではまず組み込みエンジニアとしての就職を目指し、ハードウェア・ソフトウェアの両方を扱うシステム開発の経験を積んだ上で、将来のキャリアプランとしてIoTエンジニアを目指すのが一般的です。

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2.IoTエンジニアの将来性

IoTエンジニアはIT業界の中でも特に将来性が明るい職種とされています。というのも、IoTエンジニアは医療業界や自動車業界など、さまざまな分野で活躍できるポテンシャルがあるからです。DX推進を進める官公庁や教育機関などでも活躍できるフィールドがあるので、今後も高い需要が見込まれています。

一方で、IoTエンジニアになるためには幅広い分野の専門知識が必要とされるため、急速に増加している需要に対して、高いスキルを持ったIoTエンジニアの供給が追いつきにくい現状があります。そのため一度IoTエンジニアとしてのキャリアを歩み始めることができれば、業界で長く活躍し続けることができるでしょう。

今後AIが発達したとしても仕事が奪われにくい職種の一つなので、これからの将来性を重視して就職先を選びたい方にもおすすめの仕事です。

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3.IoTエンジニアの就活に必要なスキル

ここからは、IoTエンジニアとして就職するために必要とされるスキルについて、具体的にご紹介します。
 

  • ・組み込みシステム開発のスキル

    ・ITインフラを扱うスキル

    ・ハードウェア・デバイスに関する知識

    ・AI・機械学習の知識

    ・コミュニケーションスキル


上記の5つのスキルを順番に解説しますので、就活対策のためのスキルアップのヒントにしてみてください。

組み込みシステム開発のスキル

IoTエンジニアとして活躍するためには、組み込みシステム開発のためのスキルが求められます。プログラミング言語としては、C言語やC++、JavaやPythonなどを扱うスキルが優遇されます。Linuxをはじめとする組み込みシステムで用いられるOSを扱うスキルも求められる職種です。

未経験からIoTエンジニアを目指すなら、Raspberry Piを使った電子工作に取り組んだ経験があると、選考では高く評価されるでしょう。アルバイトやインターンなどで、組み込みエンジニアとしての実務経験があると、さらに好評価を獲得できます。

ITインフラを扱うスキル

IoTエンジニアになるためには、サーバーやネットワークなどのITインフラを扱うスキルが必要とされます。Wi-Fiやモバイル通信などの通信技術に加えて、Bluetoothをはじめとする無線技術、情報セキュリティに関する知見があると、IoTエンジニアとして高評価を獲得しやすいでしょう。

ITインフラを扱うスキルは、就活対策のために独学することが難しい分野です。そのため、入社後のOJTなどを通じて実務に触れながら習得するのが一般的です。

ハードウェア・デバイスに関する知識

IoTエンジニアの仕事内容では、ハードウェアやデバイスの設計・開発にも携わるため、これらの分野の知識も必要とされます。開発するハードウェアのスペックの制限の中で、適切なソフトウェアを開発するスキルがある方なら、IoTエンジニアとして即戦力の待遇で迎えられることでしょう。

ハードウェア・デバイスに関する知識やスキルも独学が難しい分野です。そのため現役のIoTエンジニアと同レベルのスキルを習得する必要はありませんが、ハードウェアに関する基礎的な知識を書籍などを通じて学習しておくのがおすすめです。

AI・機械学習の知識

IoTエンジニアの開発現場では、AIを搭載した機器や機械学習を取り入れたシステムの開発にも携わることがあります。これらの分野の知識があると、選考でも高評価を獲得しやすくなります。IoT機器を通じて収集したビッグデータを解析することで、企業の意思決定に役立てるシーンもあるため、データサイエンスに関する知識がある方は、IoTエンジニアへの資質が高い人物として評価されます。

これまでにAI・機械学習についての分野を専攻してきた経験がある方なら、IoTエンジニアとしての就職も難しくないでしょう。

コミュニケーションスキル

IoTエンジニアの業務では、非常に幅広い分野のスキルが必要とされるため、各分野の専門知識を持ったエンジニアが集まってチームで開発業務に取り組むことが多いです。そのため開発チーム内で円滑に連携し、意思疎通を図るためのコミュニケーションスキルも重視されます。

入社時点では技術面・スキル面に大きな差がつきにくい新卒採用では、特にコミュニケーションスキルなどの人物面が評価されやすいです。高いコミュニケーションスキルを活かし、部活動やサークル活動、アルバイトに取り組んだエピソードがある方は、選考では積極的にアピールしてみましょう。

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4.IoTエンジニアの就活で役立つ資格

ここからはIoTエンジニアの就活を有利に進めるためのIT資格についてご紹介します。
 

  • ・基本情報技術者試験

    ・エンベデッドシステムスペシャリスト試験

    ・IoT検定


基礎的なIT知識を身につけるのに役立つ資格ばかりなので、就活対策の一環としてこれらの資格取得にも取り組んでみてください。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、ITエンジニアの登竜門に位置づけられるIT系の国家資格です。ITエンジニアとして必要とされる幅広い分野のIT知識が問われる資格で、未経験や新卒からIT業界を目指すならぜひ取得しておきたい資格の一つです。

基本情報技術者試験は「ITパスポート試験」の上位に位置する資格ですが、合格率は高めで取得難易度はそれほど高いわけではありません。これまで情報系や理系で学んできた方なら合格するのは難しくないため、積極的に受験してみると良いでしょう。なお、基本情報技術者試験は、全国の試験会場で随時受験申し込みを受け付けているため、忙しい就活の合間に資格取得を目指せるのも魅力です。

おすすめ記事:基本情報技術者は就活で有利な資格?取るメリットや活かせる職業を解説

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、組み込みエンジニアを目指す方向けの国家試験です。IoTエンジニアに必要とされるスキル・知識と共通する部分が多いため、IoTエンジニアへの就活を目指すなら積極的に取得しておきたい国家資格です。ただし、前述の「基本情報技術者試験」などと比べると難易度の高い資格となっており、就活対策に取り組む学生が合格するのは簡単なことではありません。

現役の組み込みエンジニアでも一発合格は容易ではないため、企業に入社した後も勉強を続けるなど、長期的な学習プランを立てた上で試験対策に取り組むと良いでしょう。

IoT検定

IoT検定とは、IoTやAI、ビッグデータといった先端分野における専門知識が問われる民間資格です。IoTに関する深い理解度を必要とすることに加えて、ハードウェア・ネットワーク・セキュリティなど、実務に必要な幅広い分野が出題範囲となっています。技術的な問題だけではなく、マーケティングやプロジェクトマネジメントといった知識も習得できるので、取得できればIoTエンジニアとしての専門スキルが備わっていることを客観的にアピールすることが可能です。

IoT検定は、ユーザー試験・レベル1試験の2つの難易度が用意されており、習熟度に合わせて受験することができます。パソコンを使うCBT方式の試験なので時期を問わず試験を受けることが可能で、公式サイト内で模試や参考記事などが紹介されているので、試験対策に取り組みやすい資格となっています。

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5.未経験からIoTエンジニアになるための就活対策

最後に、未経験からIoTエンジニアになるために実践したい、おすすめの就活対策をご紹介します。
 

  • ・資格取得を通じて基礎知識を身につける

    ・専門的なプログラミングスキルを習得する

    ・まずは組み込みエンジニアからスタートする


これらのポイントも取り入れながら、IoTエンジニアの就活に取り組んでみてください。

資格取得を通じて基礎知識を身につける

未経験からIoTエンジニアを目指すなら、本記事でもご紹介してきたIT資格の取得を通じて、基本的なスキルと知識を身につけておくのがおすすめです。IoTエンジニア向けの資格取得に取り組むことで、入社後の業務に必要な知識を体系的に習得できるので、独学で参考書や動画サイトを使って学ぶよりも効率的に学習を進めることができます。

資格対策を通じて知識を身につけながら、試験本番で合格ラインをクリアして保有資格を増やすことができれば、就活でのアピール材料を増やすこともできます。IoTエンジニアになるための勉強にどのように取り組めば良いのか迷っている場合には、IT資格の取得からスタートしてみてください。

専門的なプログラミングスキルを習得する

IoTエンジニアに就職するために、入社後に必要となるプログラミングスキルを習得しておくことも有効です。IoTエンジニアの選考では、高いレベルのプログラミングスキルが要求されるため、独学やプログラミングスクールで基礎を学んだ後は、個人開発に取り組んだり、アルバイトやインターンで実務に触れたりして、習得したプログラミングスキルをアウトプットする場を設けることをおすすめします。

IoTエンジニアの業務で用いるプログラミングスキルがあれば、組み込みエンジニアをはじめとしてさまざまな職種に就職・転職できるチャンスも得られます。今後の就活の選択肢を増やすためにも、プログラミングスキルの習得には特に力を入れてみてください。

まずは組み込みエンジニアからスタートする

IoTエンジニアは、未経験や新卒からの募集があまり多くない職種です。まずは未経験からの採用も積極的に行っている組み込みエンジニアの求人から、IT業界でのキャリアをスタートするのもおすすめです。組み込みエンジニアとしてハードウェア・ソフトウェアそれぞれを扱うスキル・経験を磨いておくことで、将来IoTエンジニアの求人に応募して転職する、もしくは社内異動を果たすこともできるようになるでしょう。

新卒採用でIoTエンジニアを目指すよりも、スムーズに内定を獲得できる可能性が高いので、IoTエンジニアを目指すためのキャリアパスの一つとして検討してみてください。

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6.まとめ

IoTエンジニアとは、インターネットに接続することでさまざまな機能を搭載する家電・自動車・ロボットなどのIT機器を開発する職種です。近年のAIの発達やIoTへの注目の高まりにより、高い将来性が見込まれている仕事でもあります。IoTエンジニアの仕事内容は、従来の組み込みエンジニアと共通する部分が多く、組み込みエンジニアへの就活対策をそのままIoTエンジニアの就活対策に役立てることもできます。

また、IoTエンジニアに就職するために必要なスキルには、ITインフラを扱うスキルやハードウェアを使う知識、チーム内で円滑な意思疎通を図るためのコミュニケーションスキルなどが挙げられます。未経験からIoTエンジニアの内定獲得を目指すのであれば、IT系資格の取得を通じてIoTエンジニアに必要な基礎知識を身につけたり、C言語・C++をはじめとする専門的なプログラミングスキルを磨いたりすることが有効です。

まずは組み込みエンジニアとしてのキャリアからスタートして、IoTエンジニアへのステップアップを狙うのも効果的ですので、今後の就活対策やキャリアパスの参考にしてみてください。

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