エンジニアの就活はこれでバッチリ!スケジュールや準備事項をマルっと解説

エンジニアの就活はこれでバッチリ!スケジュールや準備事項をマルっと解説
「エンジニアに興味があるけど、何から始めればいいの?」「エンジニアになるためにはどんな準備が必要なの?」と悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。 この記事では、エンジニアになりたい就活生に向けて、就活のスケジュールや準備すべきことをまとめました。エンジニアの職種やポートフォリオの必要性、おすすめの資格、アピールしたい特徴などを紹介しているので、就活の進め方に迷う方はぜひ参考にしてください。

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1. エンジニアを目指す際の就活スケジュールは?いつから始めるべきか解説

エンジニアを目指すかどうかに関わらず、まずは就活の一般的なスケジュールを把握しましょう。以下、2024・2025年に卒業予定の方が当てはまるスケジュールを紹介します。

結論として、エンジニアを目指すからといって特別な選考スケジュールがあるわけではありません。しかし、エンジニアに就職するためにすべきことはいくつかあるため、内定獲得に向けた準備が別途必要であることは覚えておきましょう。

一般的な就活スケジュールは大学3年生の3月がスタート

多くの企業では大学3年生の3月を迎えたタイミングで広報活動が解禁され、エントリーや会社説明会の参加受付が開始されます。大学4年生の6月に面接がスタートし、本格的な選考がスタートします。

2024・2025年卒業予定の学生の場合は、大学3年生の3月から就活がスタートすると覚えておきましょう。

具体的には、3月から会社説明会に参加してエントリーシートを提出し、書類選考が実施されます。エントリーシートの選考に通過すると、順次、筆記試験や適性検査、面接といった選考を受けるイメージです。

大学4年生の6月以降の面接で企業から内々定を獲得し、就職先が決まります。

就活でスタートダッシュを切るためには、3月までに興味のある業界や企業の情報を調べ、エントリーする企業を大まかに決めておく必要があります。

そのため、自己分析や業界・企業研究、OB・OG訪問、後述するインターンシップを事前に済ませ、リサーチが完了した状態で大学3年生の3月を迎えることが重要です。

インターンシップは大学3年生の夏頃からスタートする

就活の広報活動が一般に解禁されるのは大学3年生の3月ですが、大学3年生の6月頃からインターンシップの応募が始まります。

夏休みを利用した1ヶ月ほどの長期インターンシップや、秋冬に開催される短期間のインターンシップなど、開催形式は企業によってさまざまです。IT系企業でもインターンシップを開催しているため、エンジニアを目指している方は積極的に参加して、実務を体感しましょう。

インターンシップによっては採用に直結する場合もあるため、成績次第で選考が早くスタートしたり、前倒しで内定をもらえたりすることもあります。

実務の体験はもちろん、自己PRや適性を判断するための場として、インターンシップはぜひ活用しましょう。

早期から選考を開始する企業もある

企業によっては、「3月に会社説明会、6月に選考を開始」というスケジュールに関係なく採用を進める場合があります。

一般的なスケジュールは、経団連に加盟する企業の多くが採用するスケジュールである一方、経団連に加盟していない企業は前倒しで採用活動を進めるケースも多いです。

IT業界ではベンチャー企業や中小企業など、経団連に加盟していない企業が多いため、一般的な就活のスケジュールに沿わず、大学3年生のうちに内定を出すこともあります。

志望する企業が明確な場合は、過去の選考スケジュールを事前に確認し、「応募が終了していた」という事態に陥らないように注意しましょう。

熱量の高さをアピールするなら自分でアプリ開発に挑戦しよう

エンジニアを志望する熱量の高さをアピールするなら、自分でアプリやサービスなどの開発に挑戦することをおすすめします。

比較的時間に余裕のある大学2年生のうちから、プログラミングを独学するなどしてアプリ開発にチャレンジした経験は、インターンシップや就活の自己PRで役立ちます。自分でアプリを作った経験は、採用担当に自分のスキルレベルを客観的に証明できるでしょう。

上記の就活スケジュールとは直接関係しませんが、熱意をアピールしたい方はプログラミングの学習と、アプリなどの開発へのチャレンジも同時並行で取り組むのがおすすめです。

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2. 文系学部や未経験の就活生もエンジニアを目指せる

「エンジニアは理系がなるものでは」と思う人もいますが、実際にはプログラミング経験がない文系出身者がエンジニアになることはよくあります。

IT人材白書2020」によると、データサイエンスやAI・人工知能、IoTなどに携わる先端IT従事者のうち、30.2%がIT・情報系以外の文系出身者という結果でした。なお、IT・情報系の理系出身者が36.0%で最も多く、文系出身者の次に多いのが、IT・情報系以外の理系出身者(26.4%)です。

データからもわかるように、文系出身者でもエンジニアとして活躍しており、「エンジニア=理系出身者」ではないことを押さえておきましょう。

エンジニア不足で未経験者を歓迎する企業が増えている

近年は少子高齢化による労働人口の減少により、あらゆる業界で人手不足が問題視されています。

IT人材需給に関する調査」によると、IT人材は2030年には最大で80万人近く不足する旨の結果が出ており、深刻な人手不足が予想されます。

IT化が進んでいない企業のIT導入や市場全体のさらなる成長も見込まれており、IT人材の需要は増加しており、今後もIT人材の需要と供給のギャップが広がる見込みです。

そのため、文系や未経験者であっても若手人材を求めるIT企業は多く、意欲があれば文系からエンジニアになるのはそれほど難しくありません。

関連記事:文系出身でもエンジニアになれる5つの理由とは?向き不向きの特徴も解説

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3. エンジニアを目指すなら就活の軸を決めよう

文系・理系に関わらず、エンジニアを目指す人は就活の軸を決めましょう。就活の軸とは、その人における仕事(会社)選びの基準のことです。
 

  • ・どのような環境で働きたいか

    ・仕事を通して何を実現したいか

    ・妥協できない条件は何か


これらの観点から就活の軸を決めていきます。就活の軸を決めたほうがよい理由や、就活の軸の具体例は以下を確認してください。

就活の軸を定めたほうがよい理由

就活の軸を定めると、就活の方向性が定まり、志望する企業を絞り込めます。

特に、就活の初期はどの企業も魅力的に思えてしまい、応募先を絞り込めない人もいるでしょう。そのようなときに、就活の軸があると自分が本当に働きたい企業の条件が分かり、応募企業をスムーズに選別できます。

また、就活の軸をもとに条件を満たす企業に応募すれば、入社後のミスマッチを防げるでしょう。さらに、就活の軸があると志望動機に一貫性が出るため、エントリーシートや履歴書、面接で説得力のあるアピールができるようになります。

就活の軸を定めるには、自己分析を徹底して行い、理想のキャリアを言語化することが重要です。

就活の軸の例

就活の軸としては以下が挙げられます。
 

  • ・希望するスキルを身につけたい

    ・経営が安定した企業で働きたい

    ・社会貢献性のある仕事がしたい

    ・風通しのよい職場で働きたい

    ・自分の強みを活かしたい

    ・グローバルに活躍したい

    ・年齢に関係なくチャレンジできる環境で働きたい


就活の軸を定める際は、できる限り内容を具体化しましょう。たとえば、「社会貢献がしたい」という軸を立てた場合、「どのような人の役に立ちたいのか」「社会に対してどのような影響を与えたいのか」などを明確にしていきます。

関連記事:「就活の軸」を聞かれたらどう答える?軸の見つけ方・答え方・軸の一覧を紹介

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4. エンジニアを目指す就活生におすすめしたい3つのアクション

就活の軸を定めた上で、エンジニアを目指す学生におすすめしたいアクションを3つ解説します。エンジニアの志望度や仕事の解像度を高めるためにも、一つずつ実践していきましょう。

なりたい職種を把握して方向性を定める

一口に「エンジニア」といっても幅が広いため、なりたい職種を把握して方向性を決めることをおすすめします。

職種によって扱う業務内容が異なるため、「思っていたエンジニア像と違った」「本当は〜〜のような仕事がしたかった」などのミスマッチが起きる可能性もあります。

「エンジニア」という仕事の解像度を高めて、具体的にどのような仕事をしたいか明確にすることが重要です。

このとき、必ずしも職種を一つに絞る必要はないため、就活の軸をもとに、自分がイメージするエンジニア像に近い職種を把握しましょう。具体的な職種は記事の後半で紹介します。

プログラミングを学ぶ

エンジニアを目指したい方は、プログラミングを学びましょう。実際に手を動かしながらプログラミングを学ぶことで、IT・Webに関する知識も自然と身につきます。

プログラミングを学習する教材や環境は手軽に用意できるため、企業に熱量や本気度をアピールしたい人は、学生のうちから学んでおきましょう。

入社後のミスマッチを防ぐという意味でも、プログラミングには一度触れておくことをおすすめします。

資格取得を視野に入れる

プログラミングを学ぶ以外にも、ITに関係する資格取得を目指すのもよいでしょう。

エンジニアとして活躍する上で、ITに関する基本的な知識・理解は欠かせません。就職してから学ぶこともできますが、学生のうちに資格取得を通して自ら学習することで、入社意欲の高さのアピールにもつながります。

新卒のうちに取得するのがおすすめな資格は以下の3つです。

ITパスポート

ITパスポート」とは、IT業界を含む幅広い業種で役立つ、ITの基礎知識を学べる資格です。

試験で問われる内容は、AIやビックデータ、アジャイルといった新しい技術・手法に関する知識や、経営全般の知識、セキュリティやネットワークに関する知識などです。

「情報処理技術者試験」と呼ばれる国家試験の一区分に属する最も簡単な試験なので、基礎的なIT知識を学びたい人は受験を検討しましょう。

関連記事:ITパスポートの勉強方法を紹介!初心者が合格するのにかかる時間は?

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験」は、ITパスポートと同様に「情報処理技術者試験」の一区分に属する試験です。

「ITエンジニアの登竜門」といわれる資格で、ITエンジニアとしてキャリアをスタートするタイミングで取得するべき資格とされています。

試験で問われる内容はITパスポートと同様、またそれ以上に広範囲な分野の知識が求められます。

エンジニアとしての基礎知識が身につくため、既にITパスポートを取得している人は基本情報技術者試験の取得を目指すとよいでしょう。

関連記事:基本情報技術者試験は新卒の就職に有利?ITパスポートとの違いも解説

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験」は、基本情報技術者試験の上位資格に位置付けられます。

「ワンランク上のITエンジニア」になるための試験で、「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3種類・合計23分野から出題される選択回答式だけでなく、記述による回答も求められます。

応用情報技術者試験に大学生のうちから合格すると、知識量や実践で使えるスキルの証明になるはずです。基本情報技術者試験に合格して、まだ余裕がある場合は検討しましょう。

関連記事:ITエンジニアを目指す大学生におすすめのプログラミング資格

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5. エンジニアを目指す就活生が理解しておきたい5つの職種

エンジニアにはさまざまな職種があり、扱う業務は別物と考えて差し支えありません。ここでは、エンジニアを目指す就活生が理解しておきたい、代表的な5つの職種を解説します。

システムエンジニア

システムエンジニアは、顧客のニーズをヒアリングして、おもにシステムの要件定義や設計といった上流工程を行います。

ほかにも、出来上がったシステムのテストや適正な運用や保守、システム開発の全体をまとめる役割も担います。

システムエンジニアとして活躍するには、プログラミングスキルだけでなく、IT技術に関する幅広い知識やマネジメント能力も欠かせません。

システムエンジニアは需要が高い職種で求人も豊富にある一方で、新卒で採用されるには、情報系学部出身者や、プログラミングスキルを備えた人材である必要があります。

未経験からシステムエンジニアを目指すというよりは、プログラマーとして就職し、キャリアアップの一つとして視野に入れるとよいでしょう。

Webエンジニア

Webエンジニアとは、WebサイトやECサイト、各種アプリケーション上で動作するシステムの設計や開発、運用・保守を行う職種です。

レビューサイトを例とした場合、ユーザー登録やレビューの登録・評価、評価の集計と反映などのシステム開発を行います。

Webエンジニアの活躍の場は、レビューサイト以外にも、金融系のサイトやデータを集計・管理するサイト、SNSなど、あらゆる分野で需要のある職種です。

Webエンジニアは、ユーザーが目にする見た目の部分を担当する「フロントエンドエンジニア」と、ユーザーの目には見えない裏側のロジック部分を担当する「バックエンドエンジニア」に分類されます。

「エンジニア」として最もイメージされるのが、Webエンジニアとしての働き方といえるでしょう。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、システムの基盤となるネットワークやセキュリティ、サーバーなどを管理する業務に携わる職種です。

バックエンドエンジニア同様、人の目には見えない裏方として活躍する仕事ですが、システムの基盤を支える重要なポジションを担うのがインフラエンジニアです。

ネットワーク、セキュリティ、サーバーのいずれかで領域を特化し、スキルを横展開してキャリアアップする傾向にあります。

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、ITシステムに含まれるアプリケーションの開発・運用を担います。

プログラムの開発が中心ですが、プロジェクトのシステム設計からテストまで、アプリケーション開発を総合的に扱えるのが特徴です。

案件は多岐にわたり、スマートフォン向けアプリや企業の業務効率化システム、金融システムなどさまざまです。

そのため、アプリケーションエンジニアとして活躍するためには、プログラミングスキルはもちろん、その会社で扱うシステムや製品の特徴・知識を身につける必要があります。

プログラマー

プログラマーは、システムを開発する実働部隊として、システムエンジニアが設計した仕様書・設計書をもとにプログラミングをします。

プログラマーは未経験からでも比較的目指しやすい職種であり、エンジニアとしてのキャリアを築く第一歩としておすすめです。

プログラマーとしてスキルアップした後に、システムエンジニアやマネージャー職などへのキャリアアップを目指してもよいでしょう。

関連記事:プログラミングを学んで目指せる就職先や職種は?気になる年収も紹介

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6. エンジニアを目指す就活生はポートフォリオ・成果物が必須

エンジニアを目指す就活生は、自分の実績やスキルを伝える作品集であるポートフォリオの作成が欠かせません。

ここでは、エンジニアを目指すにあたってポートフォリオ・成果物を用意するメリットや必要な理由を解説します。

ポートフォリオを作成するメリット

ポートフォリオを作成するメリットは、大きく分けて以下の3つです。
 

  • ・履歴書だけでは伝わらないスキルをアピールできる

    ・応募企業への熱意があることをアピールできる

    ・選考で正しい評価を得やすくなる


ポートフォリオを作成すると、ポートフォリオを提出していない就活生と比べて、応募企業への熱意があることや仕事に対する前向きな姿勢を示せます。

また、ポートフォリオによってスキルレベルを客観的に判断できるため、選考で正しい評価を得られやすいのもメリットです。

ポートフォリオの内容

ポートフォリオには以下の内容を盛り込みましょう。
 

  • ・作品、実績紹介

    ・氏名、連絡先

    ・得意とするスキル

    ・将来の目標(就職してから何をしたいか)


上記を中心に自己アピールになる要素を盛り込み、名刺代わりになるようなポートフォリオを作成してください。すでに職務経験があるエンジニアはこれまでの業務実績をアピールしますが、新卒の場合は、自分でつくったアプリやツールを作品として提出しましょう。

なお、ポートフォリオには紙媒体とWeb上で公開するものがありますが、エンジニアを志望する場合は、Webサイトで閲覧できるポートフォリオをつくるのがおすすめです。

ポートフォリオを作成するときの注意点

ポートフォリオを作成する際は、独自性・オリジナリティを意識しましょう。

ありきたりなポートフォリオは印象に残らないため注意してください。特に、有名なサンプルコードを模しただけのツール・サービスは採用担当者も把握している場合が多いため、かえって実力を疑われるリスクがあります。

また、制作するアプリなどは、実際に使用するユーザー・ターゲットをイメージしてつくるのがポイントです。エンジニアにはユーザーのニーズをとらえる能力が求められるため、ポートフォリオであってもユーザーを意識して開発を行う必要があります。

面接では開発の意図を聞かれることもあるため、開発に至った経緯を自分なりに回答できるように準備しましょう。

関連記事:エンジニア志望の大学生必見!ポートフォリオの重要性&作成法を解説

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7. エンジニアになるための具体的な就活の進め方

エンジニアになるための具体的な就活の進め方を解説します。ポートフォリオを用意した上で、以下で紹介する方法で希望する企業を見つけましょう。

就活サイトを利用する

就活サイトを利用して、IT企業やエンジニアの求人を探すのが最も一般的な方法です。

就活サイトとは、就活に役立つ情報や求人を掲載しているサイトです。業界別・職種別・エリア別などの項目で求人を検索でき、企業にエントリーしたり、会社説明会の予約を行ったりする機能もあります。

就活サイトにはいくつか種類があり、総合型と呼ばれる就活サイトは、業界や企業規模を問わず幅広い求人を掲載しているのが特徴です。ほかにも、中小企業やベンチャー企業に特化した就活サイトや、業界に特化した就活サイトもあります。

エンジニアを目指すのであれば、IT業界に特化した就活サイトの利用がおすすめです。

就活サイトを利用するメリット

就活サイトは、インターネット環境さえあれば自分の都合のよい時間に、いつでも利用できます。

業界や職種のほかにも、給与や勤務地などさまざまな条件から求人を検索できるため、条件に合う企業を効率的に選べるのもメリットの一つです。

就活エージェントを利用する

就活サイトだけでなく、就活エージェントを利用してもよいでしょう。

就活エージェントとは、学生の希望や悩みをヒアリングし、条件に合う求人の提案から面接日の調整、企業との条件交渉など、就活のすべての行程をサポートしてくれるサービスです。

就活エージェントは提携する企業から紹介手数料を受け取るため、学生は無料でサービスを利用できます。就活サイトと併用することで、幅広い企業をチェックできるようになるでしょう。

就活エージェントのメリット

就活エージェントでは、専門の担当者が学生の希望を聞いた上で、条件に合いそうな求人を提案してくれます。そのため、「どのような企業が合うか分からない」人でも、自分に合った求人を見つけやすいでしょう。

また、就活エージェントは企業に関する詳しい情報を持っていることも多く、説明会や募集要項だけでは分からない情報を入手できる可能性もあります。

さらに、就活エージェントでは担当者から応募書類の添削や模擬面接などの指導を受けられるため、効率的に選考対策を行えるのも大きなメリットです。

企業の選考を受けて内定獲得を目指す

希望する企業が見つかり次第、内定獲得に向けて行動しましょう。

上記のいずれの媒体を使うにしても、エントリーシートの作成や面接を受けるのは自分自身です。就活の軸を定めて、各企業のリサーチを踏まえた志望動機やキャリアプランの検討なども、自分の言葉でまとめることでようやく説得力が生まれます。

就活サイトや就活エージェントは、あくまで企業選びのサポートです。効率よく企業をリサーチし、内定獲得まで最短距離で行動しましょう。

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8. エンジニアの就活でアピールしたい性格や特徴3選

就活を進めるにあたり、エンジニアとして活躍できることをアピールするのにおすすめな性格や特徴を3つ紹介します。

自己分析の結果を踏まえ、以下で紹介する性格も踏まえて自己PRの方法を検討しましょう。

コミュニケーション能力の高さ

エンジニアとして仕事をする上では、コミュニケーション能力が欠かせません。

エンジニアは一人で黙々と作業するわけではなく、チームで一つのサービスやアプリなどを開発し、ほかのメンバーとコミュニケーションをとる機会が多いです。

コミュニケーション能力は、ビジネスパーソンに求められる最も基本的なスキルの一つです。エンジニアに限った話ではありませんが、仕事を円滑に進めるためにも、日頃から良好なコミュニケーションをとる訓練はしておいて損はないでしょう。

学習意欲の旺盛さ・ITへの興味関心

学習意欲の旺盛さやITへの興味関心の高さも積極的にアピールするのがおすすめです。

新卒採用では、今まで学んできた知識やスキルも大切ですが、IT技術が純粋に「好き」であるかも重視されます。また、IT業界は技術の流行り廃りが激しく、新たな技術・トレンドも頻繁に生まれます。このような流れについていける学習意欲の高さがエンジニアに求められるのです。

文系出身者の場合は、資格取得に励んだり、自らプログラミングを学んだりして、学習意欲の高さをアピールしましょう。

課題に対して真摯に向き合えるか

エンジニアには、課題に対して真摯に向き合う姿勢が求められます。

仕様書に定められた機能を実装するにあたり、プログラミングの過程でエラーが続出するのはエンジニアとして日常茶飯事です。都度発生するエラーに対して、原因を自ら考え、責任を持って課題に最後まで取り組む姿勢は欠かせません。

粘り強さやコツコツ努力できる姿勢、仮説検証して物事を改善させた経験などは、エンジニアとしての活躍をアピールする際にピッタリです。過去のエピソードを洗い出し、課題に対して真摯に向き合った経験を面接でアピールしましょう。

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9. エンジニアの就活面接でよく聞かれる質問5選

エンジニアを目指すにあたって、面接でよく聞かれる質問があります。ここでは、エンジニアの就活面接でよく聞かれる定番の質問を5つ解説します。

質問の意図と回答例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

エンジニアになろうと思った理由やきっかけを教えてください

その企業を志望した理由とは異なり、エンジニアになろうと思った理由を区別して回答する必要があります。

未経験の場合は必ず聞かれる質問なので、回答を用意しておきましょう。あなたがエンジニアとして働く決意・覚悟を知りたいという意図以外にも、エンジニアという仕事を正しく理解できているか、業界を理解しているか確認する狙いがあります。

回答例・ポイント

アルバイトをしていたアパレルで、業務効率化のためのシステムが導入されました。システム導入がきっかけで従業員の作業効率が飛躍的に高まり、来店したお客様への接客に注力できるようになりました。結果的に売上・リピート率ともに上昇し、システムの効果に感銘を受けました。この経験から、私も誰かの助けになるシステムの開発に携わりたいと思いエンジニアを志望しました。

取り繕って回答する必要はないため、エンジニアに興味を持ったきっかけや、熱意を持ってエンジニアに挑戦しようと決めたエピソードを具体的に伝えましょう。

将来的にどのようなエンジニアになりたいですか?

エンジニアとしてのキャリアをどの程度具体的に考えているのか、会社で長期的に活躍するビジョンを持っているか確認したい意図があります。

エンジニアにはさまざまな職種やキャリアパスがあり、事前に調査して理解できているかも知りたいと考えています。加えて、自社に関する情報収集ができているか、社風とマッチしているかも見られています。

回答例・ポイント

人とコミュニケーションを取ることが好きなので、IT技術とコミュニケーション力の両方を活かせるエンジニアになりたいです。具体的には、お客様の製品導入からアフターフォローまで携われるセールスエンジニアに興味があります。そして技術力をしっかりと身につけたら、チームをまとめるプロジェクトマネージャーのような役割を担える人物になることを目指しています。

回答の仕方は人によって大きく異なります。あなたがエンジニアとしてやりたいことや得意な分野を活かして、会社のために貢献できることを具体的に伝えましょう。企業の社風やビジョンを踏まえたエピソード選びがポイントです。

現在興味のある技術や領域はありますか?

IT業界に対する興味関心があるか、最新の情報を積極的にリサーチしているかを見ています。また、実際に働く場面で、自発的に行動できる人であるかを見られています。

回答例・ポイント

特に興味があるのはAI分野です。なぜなら、ネットショッピングをする際にアプリ上でチャットボットを利用し、違和感なく回答がなされ、非常に使いやすいと感じたからです。現在はSwiftを勉強しています。AI分野のなかでも人工知能や機械学習について基礎的なことから詳しく知りたいと考えており、書籍をいくつか購入して学んでいます。また、日頃からIT関連のニュースサイトやSNSをチェックし、トレンドを掴むように心がけています。

実際に興味のある技術やトピックを話しましょう。このとき、興味を持ったきっかけや理由も付け加えるのがポイントです。また情報収集の方法も具体的に説明し、積極的に情報収集に励んでいる姿勢も伝えてください。

エンジニアになるためにどのような勉強をしてきましたか?

エンジニアを志望する熱量の高さを確認する狙いがあります。

ITエンジニア業界は技術やサービスの変化が特に激しいため、学び続ける姿勢が欠かせません。質問を通して学習に対する意欲があるか、継続力があるかをチェックしています。また、経験値がどの程度あるかも把握したい意図があります。

回答例・ポイント

基本的な知識の習得が必須だと考え、『基本情報技術者試験』の取得を目指して勉強しています。また、インターネットの学習サイトや書籍でHTMLやCSS、JavaScriptを学び、実際にWebサイトを制作しました。

今まで学んできたことや、どのように学習を進めたかを具体的に説明しましょう。成果物がある際はポートフォリオにまとめ、面接官にいつでも見せられるように準備しておくことをおすすめします。

最近気になったIT系のニュースは何ですか?

IT分野にまつわる知的好奇心や興味関心の程度を知りたい意図があります。

また、普段からITに関する最新情報をチェックしているか、なかでもどのような領域に興味があるかを知るために質問しています。

回答例・ポイント

最近気になったニュースは、地銀の銀行システムが統合に向けて動き出していることです。過去にはメガバンクの銀行システムにトラブルが相次ぎ、問題になっていました。国内の人口は将来的に減少することが自明なため、地銀の統廃合に伴うシステムの効率的な運用が求められていると考えます。

質問されて慌てることのないよう、IT系のニュースは普段からチェックしましょう。

関連記事:【未経験・新卒】エンジニア面接の質問23選と具体的な回答例を徹底解説

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10. エンジニアになるための就活を進める際の注意点

最後に、エンジニアになるための就活を進めるにあたって注意すべきことを解説します。新卒でエンジニアを目指すにあたって、特に以下の2点には注意してください。
 

  • ・使用する就活サイトは厳選する

    ・就活エージェントのアドバイスは鵜呑みにしない


就活サイトや就活エージェントは便利であることに間違いありませんが、手当たり次第に利用すると情報過多になりかねません。サイトの使い勝手が異なるため、複数サイトに登録して利用してみた上で、メインで使用する就活サイトは絞ることをおすすめします。

また、就活エージェントのアドバイスは参考程度にとどめ、自分の軸をもとに最終的な判断をしましょう。他人の判断に委ねると、ミスマッチが起きる可能性も高まります。

就活サイトやエージェントは、理想とする会社を見つけるためのサポートに留め、自分の意思を最優先しましょう。

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11. まとめ

エンジニアを目指す就活生は、就活のスケジュール・全体像を把握したうえで、資格取得やポートフォリオの作成、プログラミングの学習といった準備を始めましょう。

求人を探す際は、就活の軸を明確にして入社後のミスマッチを防ぐことが重要です。

就活には、就活サイトや就活エージェントなどのサービスを利用するのが一般的です。応募する企業が絞り込めない、選考対策に自信がないという人は、就活エージェントに相談してみましょう。

本記事の内容を踏まえ、エンジニアを目指すための準備を進めてみてください。

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