インターン面接で「何を得たいか」と聞かれた。評価される答え方は?【IT就活一問一答】

今回は「インターンを通じて何を得たいですか」と面接で聞かれた場合の答え方について、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!

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Q.インターン選考の面接で「インターンを通じて何を得たいですか」と聞かれました。どう答えれば評価されますか?
現在、サマーインターンの選考を受けているのですが、面接で「このインターンを通じて何を得たいですか?」という質問にうまく答えられず、なかなか面接を突破できません。
「社員の方々からたくさんフィードバックをもらって、自分の足りない部分を吸収して成長したいです」と答えているのですが、あまり面接官の反応が良くなく、サマーインターンの選考が行き詰っている状態です。
面接官に評価される、正しい答え方があれば教えてほしいです。
A.「教えてもらう前提」の受け身なスタンスを卒業しましょう。「プロの仕事の基準を知り、自分の現状を確かめる」という視座の高さを示すのが良いです。
「たくさんフィードバックをもらって成長したい」という回答に対して面接官の反応があまり良くないのは、あなたの熱意不足ではなく、その回答が「会社に成長させてもらう」という受動的な印象を与えてしまっている可能性があります。
企業は学校のような教えてもらう場ではないため、「手取り足取りノウハウを教えてほしい」「会社のリソースを使って成長させてほしい」という受け身な学生は落されてしまいます。
まずは面接官がこの質問を通じて、あなたのどこをチェックしているのか、その意図から理解しましょう。
面接官が質問する本当の意図
①受動的な姿勢になっていないかの確認
会社は学校ではないため、「会社のリソースを使ってビジネスを学ばせてもらう」という受け身な姿勢になっていないかを確認しています。
②当事者意識の有無
インターン中に行うワークも、単なる学生向けのグループワークではなく、本気で挑むビジネスプロジェクトであると捉え、チームの一員として積極的に成果にコミットする姿勢があるかを見ています。
③視座の高い成長意欲の確認
企業側も学生に即戦力の成果は期待していません。だからこそ、「実際の現場で通用する論理の組み立て方や、提案の質の高さという『プロの仕事の基準』を肌で体感し、そこから何が足りないのかの差分を学んで今後の成長の糧にしたい」という、視座の高い成長意欲があるかを確認しています。
面接で伝えるべき「得たいこと」
面接官の意図を汲み取り、前向きな姿勢を示すためには、ただ「成長したい」と言うだけでは不十分です。以下の3つの要素を意識して、参加の目的をロジカルに語りましょう。
プロが求める仕事の基準
大学の講義やゼミ活動でのレベルを脱却し、実際のビジネスの現場で通用する論理の組み立て方や提案の質の高さという、プロが求めている本物の基準を知ること。
自分が次に超えるべき壁の高さ
今の自分の知識や思考力が実際の現場でどれほど通用するのか、社会人と比べて何が足りないのかという現在地を客観的に把握すること。
チームで成果を出すための動き方
限られた時間の中で、優秀な社員や仲間がどのように議論をまとめ、どのように役割分担して成果を生み出すのかという、現場のリアルなプロセスを体感すること。
面接でそのまま使える「回答の型」
上記の要素を論理的に伝えるために、面接では以下のステップに沿って構成しましょう。この順番通りに言葉をあてはめるだけで、格段に説得力のある回答になります。
回答の型
「得たいこと➔ 理由➔ 自分の現状 ➔ それを得てどうなりたいか ➔ インターンへの意気込み」
具体的な回答例文
ここまでの内容を踏まえて、実際の面接の場はどのように評価されるのか、具体的なNG例とOK例を比較してみましょう。
NG例
「今回のインターンでは、ビジネスの基礎的なスキルや、ロジカルシンキングのノウハウを得たいと考えています。また、社員の方々から直接フィードバックをいただくことで、自分の足りない部分をたくさん吸収して成長したいです」
【解説】
「スキルを得たい」「フィードバックをもらいたい」という受け身の要望に終始しているため、企業側から「積極性が足りない」「教育コストがかかる学生」という印象を持たれがちで、実務への意識が低いと判断されてしまいます。
OK例
「実際のビジネスの現場で通用する『論理の組み立て方』や『提案の質の高さ』という、プロの仕事の基準を得たいと考えています。
大学の講義やゼミの活動だけでは、社会で本当に求められる思考の深さを体感することが難しいと感じたからです。
だからこそ、今の自分の知識や思考力が実際の現場でどれほど通用するのか、何が足りないのかを正確に知りたいと考えています。
このインターンを通じて自分の現在地を客観的に把握し、今後の大きな成長の糧にしたいです。
その基準を掴むためにも、インターン期間中はチームの一員として積極的に議論を前に進め、グループワークの成果を最大化させるために全力でコミットします」
【解説】
企業に何かしてもらうことを求めるのではなく、プロの基準を知り、自分の現在地を確かめることを明確な目的としています。最後の意気込みでチームの一員として貢献する姿勢まで語れているため、チームの成果のために前向きに取り組む姿勢が真っ直ぐ伝わり、面接官に好印象を与えられます。
現場の基準を知る目的意識を持ち、チームの成果にコミットする姿勢を語ろう
面接で語る「得たいこと」は、現在のあなたの実力を測るものではなく、あなたがインターンというプロの現場をどれだけ本気で捉えているかというスタンスを確認するためのものです。
特別なスキルや実務経験がなかったとしても、参加への姿勢や目的意識さえプロと同じ方向を向いていれば、面接官も評価しやすくなります。
まずはこれまでのゼミやサークルでの活動を振り返り、議論が浅くなってしまったり、成果を出し切れなかったりした「学生ならではの課題」を1つ書き出してみることから始めましょう。
そのギャップを埋めるために、今回のインターンでどんなプロの基準を掴みたいのかを「回答の型」に当てはめて整理すれば、面接官に響くあなただけの「得たいこと」の回答が完成しますよ。
この質問の回答者

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