ガクチカで英語力を伝える方法|評価される書き方や注意点を例文で解説

本記事では、企業がガクチカを見る評価基準をもとに、英語学習の経験をどのように言語化すれば良いのかを解説します。例文や構成の流れも紹介するので、ガクチカ作成の参考にしてください。

- 1. 英語力はガクチカのアピール材料におすすめ
- 2. 企業がガクチカを見る時の評価基準
- 3. ガクチカで英語をアピールする時に効果的なエピソード
- 4. ガクチカで使える英語力の例文
- 5. 英語力をアピールするガクチカの書き方
- 6. ガクチカで英語をアピールする時の構成・流れ
- 7. 英語力・語学力をガクチカ用に言語化する方法
- 8. ガクチカで英語をアピールする時に気をつけたい注意点
- 9. まとめ
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1. 英語力はガクチカのアピール材料におすすめ
英語力は、努力の過程や工夫を具体的に示しやすく、ガクチカの題材として評価につながりやすいテーマです。 英語学習は継続的な取り組みになりやすく、行動の積み重ねを説明できます。数値や経験の有無に左右されにくく、説得力のある内容にまとめやすい点も特長です。
ガクチカで英語力が評価されやすい理由
ガクチカで英語力が評価されやすい理由は、学習の過程が具体的な行動として伝わるからです。 英語学習には、目標設定、計画、実行、改善という一連の流れが含まれます。この流れを説明することで、物事への向き合い方が明確になるでしょう。
リスニングが苦手と気づき、毎日30分の音声学習を続けた経験は、継続力や課題発見力を示します。点数の向上だけでなく、取り組み方の変化を伝えることで、行動の具体性が増し、採用担当者が働く姿をイメージしやすくなります。
また、英語力は客観的な数値や経験で示せるため、話の信頼性も高まるでしょう。曖昧な表現になりにくく、事実に基づいた説明が可能です。そのため、英語力は評価の対象として扱いやすいテーマといえます。
ガクチカでは英語力の高さより過程が見られる
ガクチカでは英語力の高さよりも、どのように力を伸ばしたのかという過程が重視されます。 TOEICの点数や留学経験の有無は、評価の決定要因にはなりません。目標に向けた工夫や改善の姿勢が注目されます。
思うように点数が伸びなかった時期に学習方法を見直した経験は、分析力を示します。問題集を繰り返すだけでなく、原因を考えて対策を変えた行動が評価につながるでしょう。結果に至るまでの思考が、人物像を具体的に伝えます。
周囲の助言を取り入れたり、学習環境を整えたりした工夫も重要です。困難な状況でも継続した姿勢は、仕事への取り組み方と重なって見られます。こうした点が、英語力よりも過程が見られる理由です。
英語力をテーマにしたガクチカが向いている学生の特徴
英語力をテーマにしたガクチカが向いている学生は、継続的な学習や工夫を行ってきた経験がある人です。 特別な留学経験や高得点がなくても、取り組みの積み重ねがあれば十分に伝えられます。
毎日の学習時間を決めて継続した経験や、苦手分野を克服するために工夫した経験は、アピール材料になります。結果よりも、どのように取り組んできたかを説明できる点が重要です。
また、英語学習を通じて得た学びや気づきを整理できる学生にも向いているでしょう。単なる経験の紹介ではなく、行動の背景や思考を伝えられる場合、ガクチカとしての完成度が高まるでしょう。
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2. 企業がガクチカを見る時の評価基準
続いて、企業が学生のガクチカを見る時に、どんなポイントに注目しているのか、具体的な評価基準をご紹介していきます。
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・物事への取り組み方を知るため
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・企業の社風とのマッチ度を見るため
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・学生のスキル・経験を参考にするため
エントリーシートや面接での回答は、上記のような視点からチェックされていることを踏まえて、英語力をアピールするガクチカを作成しましょう。
物事への取り組み方を知るため
エントリーシートや面接で、企業が自己PRや長所・短所以外にガクチカを追加で質問する背景として、学生が物事へどう取り組むのかを知りたいという意図があります。たとえば、アルバイトへの取り組み方や、学業での課題への取り組み方は、企業に入社した後の業務への取り組み方と共通することが多く、入社後の働き方のイメージを膨らませたいと考えているのです。
仮に、英語力を高めるためのエピソードとして「英語力を磨くため、教授からお薦めされたイギリス留学のプログラムへ当日応募しました。」のような経験をアピールできると、目標を達成するために素早く行動を起こせる人物という印象につながります。企業がそういった行動力のある人材を求めている場合には、内定を獲得できるチャンスも高まるでしょう。
企業の社風とのマッチ度を見るため
ガクチカでは過去に取り組んできた活動について、エピソードとともに紹介する項目なので、学生の回答から人柄・価値観を知りたいと考える意図もあります。学生がどういったモチベーションで行動するのか、課題や困難にぶつかった時にどう対処するのかをエピソードを通じて把握し、自社の社風とどれだけマッチしているかを調べているのです。
たとえば、若手の社員に責任ある仕事をどんどん任せていく社風の企業であれば、自分の今の実力よりも難易度の高い課題を与えられた方がモチベーションが高まりやすい学生が、高く評価される傾向にあります。チームワークを重視して働く社風の企業では、自分の力だけで課題に取り組む学生よりも、周囲を頼りながら課題に取り組む学生の方が評価されやすくなるでしょう。
学生のスキル・経験を参考にするため
英語力のようなスキルを向上させてきたガクチカは、その学生の人物性を見ると同時に、どのような強みを持っているのかを知る参考としてチェックされます。たとえば、TOEIC800点の学生が二人応募してきたとして、一人は独学でひたすら英語力を磨いてきた学生、もう一人は留学や国際コミュニティへ参加しながら英語力を磨いてきた学生だったとしたら、企業によってどちらの人材を欲するかは異なります。
自己PRでは同じTOEIC800点というアピールの学生だったとしても、ガクチカから英語力を高めるための過程を知ることにより、即戦力として活躍できるメンバーかどうかを見極めているのです。
3. ガクチカで英語をアピールする時に効果的なエピソード
ガクチカで英語力をアピールしていきたいと考えた時、重要になるのは英語力の高さを裏付けるエピソードです。どのようなプロセスを通じて今の英語力を獲得したのか、具体的にアピールするために以下のようなエピソードを紹介するのが効果的です。
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・留学経験
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・TOEICなどの資格試験
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・ゼミ・研究室での体験
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・国際交流コミュニティへの参加
それぞれのエピソードについて、どのようにアピールしたら良いのかを解説します。
留学経験
英語力をアピールするガクチカのエピソードとして効果的なのが、海外への留学経験です。特に数ヶ月にわたる長期の留学経験は、経験している学生が少なく、そのエピソード自体がライバルとの差別化ポイントとなります。なぜ留学という選択肢を選んだのか、留学を通じてどのように変化したのかを具体的な描写とともにアピールできると、英語力に加えて人物性が評価されやすくなります。
留学前のTOEICの点数と、留学後のTOEICの点数を比較しながら紹介するなど、数字を使って留学前後の変化をアピールするのも効果的です。
TOEICなどの資格試験
TOEICや英検をはじめとする 英語関連の資格試験は、英語力を客観的な評価でアピールできるほか、資格試験の合格までのプロセスを具体的にアピールしやすいため、ガクチカのエピソードとしておすすめです。取得した資格について説明するだけではなく、その資格を取るまでにどのように勉強し、どのような困難を乗り越えたのかを伝えるのがポイントです。
資格試験のエピソードでは、目標を達成するための計画性や、諦めることなく努力できる根気強さ、不合格となった原因を分析して合格を目指す分析力など、さまざまな強みをアピールすることが可能です。資格を取得するまでのプロセスをできるだけ深掘りして、ライバルとの差別化を図りましょう。
ゼミ・研究室での体験
大学時代のゼミや研究室で英語に関する研究を行ってきた場合には、その研究内容をアピールするのもおすすめです。ゼミ活動で出された課題に対して、どのように文献を調べて回答をまとめたのか、メンバーと協力して課題に取り組む時にどのような役割を果たしたのか、具体的な描写とともにアピールすることで好印象のガクチカが完成します。
ただし、ゼミや研究室での研究内容で専門用語が多く登場する場合には、読み手の理解度に合わせて平易な言葉に言い換えて伝えることが大切です。海外の文化や英語について堪能な企業では専門用語を使ってすっきりとまとめ、そうでない企業では簡単な言葉に置き換えて伝えると良いでしょう。
国際交流コミュニティへの参加
学内・学外で開催されている国際交流コミュニティに参加した経験について、ガクチカのエピソードで紹介するのも効果的です。留学経験と同様に、自分がこれまで経験したことのないコミュニティに参加し、知見を広めたことは就活での好印象につながります。コミュニティの中でどのような活動に参加したのか、なぜそのコミュニティを選んだのかといった部分についてもアピールできると、説得力のあるガクチカが完成します。
国際交流コミュニティに参加する前と後での意識の変化や、英語力を磨くことへのモチベーションの変化を紹介するのもおすすめです。ただし、英語カフェや英会話バーに数回参加しただけのエピソードは、英語力をアピールする根拠としては弱く感じられるため、なるべく長い期間携わったコミュニティでの経験をアピールすると良いでしょう。
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4. ガクチカで使える英語力の例文
ガクチカで英語力を伝える際は、評価されやすい型に沿った例文を参考にすることで、伝え方の質を高められます。 英語力はテーマとして扱いやすい一方で、書き方を誤ると単なる経験の羅列になりやすい特徴があります。例文から構成や表現の工夫を学ぶことで、自分の経験を効果的にまとめやすくなるでしょう。
TOEICをテーマにしたガクチカ例文
TOEICを題材にする場合は、点数そのものよりも、目標設定や学習の工夫が伝わる構成にすることが重要です。 数字は客観性を補う要素として活用し、どのように行動したかを中心にまとめます。
「私が学生時代に力を入れたことは、TOEICのスコア向上に向けた学習です。大学入学時は600点台でしたが、将来英語を使う仕事に就きたいと考え、800点を目標に設定しました。毎日単語学習を行うだけでなく、リスニング対策として通学時間に英語音声を聞く習慣をつくりました。
模試の結果が思うように伸びない時期もありましたが、間違えた問題を分析し、文法の基礎から学び直しました。その結果、大学3年時には目標の800点を達成できました。この経験から、課題に対して原因を考え、改善を重ねる姿勢を身につけることができました。」
このように、目標に向けた具体的な行動と改善の流れを示すことで、TOEICの点数以上に取り組み姿勢を伝えられます。学習方法の工夫や試行錯誤を盛り込むことで、評価につながるガクチカに仕上がるでしょう。
語学学習をテーマにしたガクチカ例文
語学学習をテーマにする場合は、日々の継続や学習方法の工夫が伝わる内容にまとめることが重要です。 特別な経験がなくても、習慣化や改善の過程を示すことで、評価につながるガクチカになります。
「私が学生時代に力を入れたことは、英語の学習習慣を確立することです。授業以外で英語に触れる時間が不足していると感じ、毎日1時間は英語学習に充てると決めました。最初は単語帳や文法問題集に取り組んでいましたが、実際の会話力が伸びていないと気づき、学習内容を見直しました。
そこで、海外ニュースを英語で読むことや、英語の動画を視聴する方法を取り入れました。分からない表現は必ず調べてノートにまとめ、翌日に復習する流れを継続しました。この取り組みにより、英語を読むことや聞くことへの抵抗感が減り、自信を持って扱えるようになりました。」
このような例文では、学習時間の確保や方法の見直しなど、行動の変化を具体的に示すことがポイントです。結果だけでなく、試行錯誤の過程を丁寧に伝えることで、主体的な姿勢を印象づけられます。
語学留学の経験をテーマにしたガクチカ例文
語学留学を題材にする場合は、環境の変化にどう対応したかという過程を中心にまとめることが重要です。 留学経験そのものではなく、現地での行動や工夫を具体的に示すことで、評価につながる内容になります。
「私が学生時代に力を入れたことは、語学留学中に英語でのコミュニケーション力を高めることです。留学当初は、授業内容を十分に理解できず、会話にも自信が持てませんでした。そこで、授業後に必ず復習の時間を確保し、分からなかった表現をその日のうちに整理する習慣をつくりました。
また、現地の学生との交流機会を増やすため、学内のイベントやボランティア活動にも積極的に参加しました。会話の中で伝わらない場面も多くありましたが、表現を言い換えたり、身振り手振りを交えたりしながら意思疎通を図りました。その結果、次第に会話への抵抗がなくなり、自信を持って話せるようになりました。」
このような例文では、困難な状況に直面した際の対応や工夫を示すことがポイントです。環境の変化に適応する力や、積極的に行動する姿勢を具体的に伝えることで、評価されやすいガクチカになります。
ゼミ・研究活動で英語を使ったガクチカ例文
ゼミや研究活動を題材にする場合は、英語をどのように活用し、課題解決に結びつけたかを示すことが重要です。 学業の一環であっても、行動や工夫を具体的に伝えることで、評価につながるガクチカになります。
「私が学生時代に力を入れたことは、ゼミで扱う英語文献の読解に取り組んだことです。専門分野の最新情報を調べる中で、日本語の資料だけでは十分な情報を得られないと感じました。そこで、英語の論文を積極的に読み、内容を要約してゼミ内で共有する役割を担いました。
専門用語が多く理解に時間がかかりましたが、分からない単語をそのままにせず、関連する資料もあわせて調べるようにしました。また、内容をそのまま訳すのではなく、他のメンバーが理解しやすい表現に置き換える工夫も行いました。その結果、ゼミ全体の理解度向上に貢献できました。」
このような例文では、英語を単なる読解にとどめず、周囲に共有する行動まで示すことがポイントです。課題に対する主体的な姿勢や、伝える工夫を具体的に盛り込むことで、評価につながる内容にまとめられます。
国際交流・コミュニケーションをテーマにしたガクチカ例文
国際交流を題材にする場合は、英語で意思疎通を図るために行った工夫を具体的に示すことが重要です。 参加した事実だけでなく、どのように関わり方を変えたかを伝えることで、評価につながるガクチカになります。
「私が学生時代に力を入れたことは、学内の国際交流イベントに継続して参加し、海外の学生と交流したことです。最初は自分の英語が伝わらず、会話が続かない場面も多くありました。そこで、事前に話題になりそうなテーマを準備し、簡単な英語で説明できるように練習しました。
また、相手の話を聞く姿勢を意識し、分からない場合は聞き返すように心がけました。会話が途切れた時には、ジェスチャーや図を用いて説明する工夫も行いました。その結果、少しずつ会話が続くようになり、相手との距離を縮めることができました。」
このような例文では、英語力そのものよりも、伝えるために行った工夫が評価の対象になります。相手に伝わる方法を考えながら行動した経験を示すことで、コミュニケーション力を効果的に伝えられます。
英語力向上のプロセスを重視したガクチカ例文
英語力向上のプロセスを題材にする場合は、課題発見から改善までの流れを具体的に示すことが重要です。 点数や成果ではなく、取り組み方の変化を伝えることで、評価につながるガクチカになります。
「私が学生時代に力を入れたことは、英語力の弱点を分析し、継続的に改善を行ったことです。大学入学時に受験したTOEICでは、リスニングの正答率が低いという課題が明確になりました。そこで、毎日30分の音声学習を習慣にし、聞き取れなかった部分を繰り返し確認しました。
また、音読を取り入れることで、音のつながりや発音にも注意を向けるようにしました。定期的に模擬試験を受け、改善点を見つけて学習方法を見直しました。その結果、リスニングの得点が大きく向上し、苦手意識を克服できました。」
このような例文では、課題を把握し、改善を重ねた過程を示すことがポイントです。試行錯誤を重ねた姿勢を具体的に伝えることで、評価されやすいガクチカにまとめられます。
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5. 英語力をアピールするガクチカの書き方
次に、エントリーシートのガクチカで英語力を効果的にアピールするためのコツについて解説していきます。
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・成果よりもプロセスを重視して伝える
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・英語を学び始めたきっかけを深掘りする
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・期間・目標は数字を使って表現する
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・英語学習を通じて得た学びをアピールする
これらのポイントを踏まえて、ガクチカの構成やエピソードをまとめてみましょう。
成果よりもプロセスを重視して伝える
企業がガクチカの回答で重視しているのは、どれだけ高い英語力が備わっているのかという部分ではなく、英語力を磨く過程でどのような経験をしてきたのかという部分です。つまり、結果よりもプロセスを重視して回答をチェックしているので、私たちがガクチカをまとめる時にも、プロセス重視の書き方を意識する必要があります。
英語力を高く評価してもらいたいからと、取得した英語資格や留学経験など、取り組んできた事実を並べてアピールしてしまう学生は少なくありません。しかし過去の事実よりも重要なのが、どのような人柄・価値観なのかをわかりやすく伝えることです。そのためガクチカをまとめる時には、事実や結果だけではなく、達成するまでの過程がしっかりと述べられているかをチェックしておきましょう。
英語を学び始めたきっかけを深掘りする
英語力をアピールするガクチカでおすすめなのが、英語を学び始めたきっかけについて深掘りして伝えることです。英語力を高めたいと思った理由について詳しく伝えることにより、どのようなモチベーションで行動する人物なのか、どれだけ英語に対して熱意があるのかを効果的にアピールすることができます。
たとえば、「海外での仕事に興味があったから」「幼少期から海外で生活したいと考えていたから」などとアピールすることにより、海外勤務への意欲を示すことも可能です。就活のために考えた理由ではなく本心からの理由であることを伝えるために、学び始めたきっかけの出来事について詳しく描写すると良いでしょう。
期間・目標は数字を使って表現する
留学した期間や資格取得のためにかけた期間、TOEICの点数など、数字でアピールできる部分は積極的に数字を取り入れましょう。日本語の文章が続く中で具体的な数字が出てくると、自然と興味が引かれる効果があるほか、英語力を磨くために取り組んだエピソードにも説得力が生まれます。
たとえば、「TOEICで高得点を取ることができました。」と書くよりも、「大学入学時はTOEIC600点でしたが、大学3年時にはTOEIC800点を獲得できました。」と書く方が、英語力を磨いている姿が具体的にイメージしやすくなるでしょう。自分をより良く見せようとして数字を誇張するのはNGですが、数字を使って表現できるものは忘れずにアピールすることが大切です。
英語学習を通じて得た学びをアピールする
採用担当者からガクチカでより高く評価されるために、英語学習を通じた学びについてアピールするのもおすすめです。英語力に関するアピールに加えて、計画性を持って物事に取り組む大切さや、困った時には他人を頼る勇気の大切さ、一つの物事を諦めることなく続けることの重要性など、入社後の仕事にも活かせるような学びを伝えるのがポイントです。
ガクチカの経験を通じて得た学びをまとめることにより、単に英語力に優れた学生と評価してもらうのではなく、社会人として大切な学びを得ている学生と評価してもらえるのがメリットです。英語学習の前後での変化にもフォーカスを当てながら、入社後に活かせる学びをアピールしてみましょう。
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6. ガクチカで英語をアピールする時の構成・流れ
ガクチカで英語を伝える場合は、結論から順に組み立てる流れにすると、読み手に内容が伝わりやすくなります。 構成が整理されていると、エピソードの内容だけでなく、論理的に伝える力も評価されます。
結論
結論では、学生時代に英語力向上へ取り組んだ事実を最初に示すことが重要です。 冒頭でテーマが明確になると、その後の話の流れを読み手が把握しやすくなります。何に力を入れたのかが曖昧なままでは、内容が伝わりにくくなります。
結論は長く書く必要はなく、一文で端的にまとめることが効果的です。英語学習のどの取り組みをガクチカとして扱うのかを、はっきり示しましょう。文章全体の方向性を決める役割があります。
たとえば、「私が学生時代に力を入れたことは、TOEICのスコア向上に向けた英語学習です」と伝えるだけで、話の軸が明確になります。以降の内容を理解しやすくする効果があります。
動機・根拠
動機・根拠では、なぜ英語学習に取り組もうと考えたのかを具体的に示しましょう。 行動の背景が分かることで、エピソードに説得力が生まれます。読み手は行動そのものよりも、なぜ行動したのかに注目しています。
英語を学び始めた理由を示すことで、価値観や考え方も伝わるでしょう。単に勉強した事実を書くのではなく、きっかけとなった出来事を入れることが重要です。行動の必然性が伝わります。
きっかけが明確になると、取り組みへの本気度も伝わりやすくなります。動機はガクチカ全体の納得感を高める要素です。
具体例
具体例では、実際にどのような行動を取ったのかを詳しく伝えることが重要です。 読み手が情景を想像できるほど具体的に書くことで、評価につながります。抽象的な表現は避けましょう。
学習方法や工夫、課題への対応などを時系列で示すと、取り組みの過程が分かりやすくなります。数字や期間を含めることで、内容の信頼性も高まるでしょう。
行動の積み重ねが見える文章は、継続力や課題解決力を伝える効果があります。具体性がガクチカの質を左右します。
入社後の活かし方
入社後の活かし方では、英語学習の経験を仕事にどうつなげるかを示しましょう。 過去の経験だけでなく、未来の視点を含めることが評価につながります。企業は再現性を重視しています。
英語力そのものよりも、学習を通じて得た姿勢や考え方を伝えることが重要です。どのように業務へ応用できるかを示しましょう。経験の価値が明確になります。
将来の働き方と結びつけることで、ガクチカ全体の説得力が高まります。締めくくりとして重要な要素です。
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7. 英語力・語学力をガクチカ用に言語化する方法
英語力や語学力は、そのまま書くのではなく、行動や工夫に置き換えて伝えることが重要です。 言語化の質によって、同じ経験でも評価は大きく変わります。
ガクチカで語学力をそのまま書くのはNG
ガクチカで「英語が得意」「TOEICが高得点」と書くだけでは、評価につながりにくい傾向があります。 なぜなら、企業が見ているのはスキルの高さではなく、そのスキルを身につけるまでの過程だからです。語学力という結果だけを伝えても、どのような努力をしたのかが見えません。
読み手は行動や工夫から人物像を判断しています。結果の羅列では、人柄や取り組み方が伝わりにくくなります。英語力はあくまで成果の一部であり、評価されるのはそこに至るまでの行動です。
英語学習をガクチカに使える情報にする方法
英語学習の経験は、目的・行動・工夫・変化の流れで整理すると、ガクチカに使える情報です。 学習の内容を分解することで、伝える材料が増えます。まずは、なぜ英語を学ぼうと考えたのかという目的を明確にしましょう。
次に、実際にどのような行動を取り、どのような工夫を行ったのかを書き出します。最後に、どのような変化があったのかを整理しましょう。この流れで情報をまとめると、単なる学習経験が、評価されるエピソードへと変わります。
英語力向上を評価される表現に言い換えるコツ
英語力向上は、「努力」「継続」「改善」といった行動に言い換えると評価されやすくなります。 表現の仕方によって、伝わり方は大きく変わるでしょう。「英語力が上がった」と書くのではなく、「毎日30分の学習を続けた」「苦手分野を分析して学習方法を見直した」と書き換えます。
行動に焦点を当てることで、取り組み方が伝わります。評価される表現にするためには、結果ではなく過程を主語にすることがポイントです。文章の主役を行動に置き換えましょう。
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8. ガクチカで英語をアピールする時に気をつけたい注意点
最後に、英語力をガクチカでアピールする時に押さえておきたい注意点として、以下の3つについて解説します。
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・エピソードを嘘や創作で書かない
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・面接での深掘り質問を想定しておく
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・過去だけではなく未来の視点でもアピールする
それぞれの注意点を念頭に置きながら、ガクチカの文章を作成しましょう。
エピソードを嘘や創作で書かない
ガクチカに限らず就活においては、嘘や創作でアピールすることはNGですが、英語力のようなスキルを伝えるガクチカでは特に嘘・創作を書くデメリットが大きくなります。たとえば、実際はTOEIC700点の成績にも関わらず、ガクチカではTOEIC800点であることをアピールしてしまうと、資格の証明書の提出を求められた時に嘘がバレて、内定取り消しとなる危険性があるからです。
また、入社後にTOEICの試験を受けさせられた際に、エントリーシートの点数よりも低いことが指摘されて、入社後苦労することになる可能性もあります。内定取り消しや早期退職によって、2回目の就活となってしまう事態を防ぐためにも、ガクチカで実際よりも良く見せようとすることは避けるようにしてください。
面接での深掘り質問を想定しておく
エントリーシートのガクチカで英語力についてアピールした際には、その後の面接で深掘り質問が来ることも想定しておくと良いでしょう。たとえば、ガクチカで留学経験について紹介した場合には、「なぜ留学をしようと考えたのか?」「留学を通じてどんな学びを得られたのか?」「今から当時に戻れるなら、もう一度留学を選ぶか?」といった深掘り質問が予想されます。
こうした深掘り質問に対してもしっかりと準備しておき、スムーズに受け答えできるように練習しておくことで、就活を成功へと導くことができるでしょう。
過去だけではなく未来の視点でもアピールする
ガクチカの回答では、過去の出来事について事実を伝える一方で、未来の視点でアピールできていないケースにも注意が必要です。留学経験や資格取得のための勉強について、どのように努力したのかを伝える一方で、ガクチカから得た学びや英語力を将来どう活かすのかが明確になっていない状態です。
どれだけ優れた英語力を持っていたとしても、それを活かして働くビジョンが伝わってこなければ、ただ勉強熱心な学生という印象だけで終わってしまいます。そうではなく、英語力を使って達成したい目標や、入社後の働き方についてもアピールしながらガクチカをまとめるようにしてください。
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9. まとめ
ガクチカで英語力を伝える場合は、語学力そのものではなく、英語力向上までの過程を具体的に示すことが重要です。 本記事では、企業がガクチカを見る評価基準をもとに、英語学習をどのように言語化すれば評価につながるのかを解説しました。
TOEICや留学経験、ゼミ活動、国際交流といったエピソードも、取り組み方や工夫に焦点を当てることで、説得力のある内容に変わります。また、結論から入る構成や、動機・具体例・入社後の活かし方まで整理することで、論理的なガクチカにまとめられます。
英語力は結果ではなく、行動の積み重ねを伝える材料です。学習の経験を分解し、評価される表現に言い換えることで、企業に伝わるガクチカを作成できます。
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