「どんなエンジニアになりたいか」にはどう答えるべき?5つの回答例を紹介

「どんなエンジニアになりたいか」にはどう答えるべき?5つの回答例を紹介
エンジニア志望の学生のなかには、面接でどのような質問をされるのか、回答の際に注意すべきことは何なのかといった点が気になっている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、新卒のエンジニア採用面接でよく聞かれる代表的な質問「どんなエンジニアになりたいか」の答え方を5つの回答例を交えて解説します。考え方や伝え方のポイントはもちろん、その他の頻出質問と回答例24選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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1. 企業が「どんなエンジニアになりたいか」を質問する5つの理由

採用面接において、企業が「どんなエンジニアになりたいか」という質問をする理由は、大きく分けて5つあります。新卒でエンジニアを目指している人は、以下のポイントを踏まえて対策を検討しましょう。

一定程度のスキルや興味関心があるか

企業は「どんなエンジニアになりたいか」という質問を通して、就活生のIT関連のスキルや興味関心の度合いを確認しています。
新卒採用において、今まで学んできた知識やスキルはもちろん大切ですが、単純にIT技術が好きな人であるかも重視しています。
なぜなら、IT技術への興味・関心が強い人であれば、入社してからも最新技術のキャッチアップに積極的に取り組み、企業に大きく貢献してくれる可能性が高いからです。
エンジニアとして採用される以上、大学時代に自分でアプリ開発などをした経験があるか、今はどのような技術や分野に興味があるのかなどを問われます。
特に、大学の専攻がITと無関係な人の場合は、IT分野に興味関心がある具体的な理由を挙げて熱意を伝えるとよいでしょう。

入社後のキャリアを描けているか

企業は「どんなエンジニアになりたいか」という質問を通して、入社してからどのような仕事をしたいか、どんなキャリアを築いていきたいかという点も確認しています。
新規採用者は、将来的に会社の中心となって活躍しそうな、中長期的な視点で評価されるのが一般的です。重要なのは、入社への熱意よりも入社してからどのような仕事をしたいかです。
就職していない状況でキャリアを描くのは簡単ではありませんが、具体的に話せるほど面接官からの評価は高まるので、将来像もイメージしておきましょう。

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チームの一員として会社にマッチするか

「どんなエンジニアになりたいか」という質問には、入社後どのような働き方をしたいかを確認する意図も込められています。
エンジニアの仕事はチームで開発を進めることが大半なため、メンバーの一員として会社にマッチするかも見られています。
チームの一員としてほかのメンバーと連携しながら、円滑に業務を進めなければいけないため、協調性やコミュニケーション能力が求められるでしょう。
コミュニケーション能力は、ビジネスパーソンとして最も基本的なスキルの一つです。エンジニアに限った話ではありませんが、仕事をスムーズに進めるためにも、日頃から良好なコミュニケーションをとる訓練をしておきましょう。
また、企業は応募者が面接官からの質問の意図を正しく理解し、自分の考えを簡潔に伝えられるかどうかもチェックしています。
企業によって雰囲気や組織風土は異なるため、応募者の人物像が自社の開発チームにマッチするかも見られているのです。

エンジニアの適性はあるか

企業は「どんなエンジニアになりたいか」という質問から、就活生のエンジニア適性も判断しています。
適性がない学生をエンジニアとして採用してしまうと、早期退職のリスクが高まります。
企業は、採用した人材にできるだけ長く自社で働いてほしいと考えているため、理想の将来像に関する質問を通して、エンジニア向きの性格・考え方をしているかチェックしているのです。
また、一口にエンジニアといっても業務範囲は幅広く、さまざまな職種が存在します。そのため、企業は入社後の担当業務や社内の配置を考えるうえでも「どんなエンジニアになりたいか」から就活生の希望や適性を確認しています。

どの程度の熱意でエンジニアを目指しているか

「どんなエンジニアになりたいか」という質問には「就活生の志望度の高さを知りたい」という企業側の意図が込められています。
ポテンシャルが重視される新卒の就活において、熱意や志望度の高さは採用に影響しやすい要素の一つです。
一般的に、エンジニアとして理想の姿を具体的に思い浮かべられている学生の方が、熱意は高いと判断される傾向にあります。
「本気でエンジニアになりたい」という熱意を余すことなく面接官に伝えるためにも、まずは自分のなかにある将来のビジョンを固めておくことが大切です。

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2. 「どんなエンジニアになりたいか」の回答を考える際のポイント4選

「どんなエンジニアになりたいか」の回答を考える際に、意識するべき4つのポイントを紹介します。
採用担当者に好印象を与える回答を作成するためにも、ぜひ参考にしてください。

将来のビジョンを明確にする

「どんなエンジニアになりたいか」という質問に答えるためには、自分の将来のビジョンを明確にする必要があります。まずは就職後のキャリアを言語化し、入社後のイメージをできるかぎり具体化させましょう。
就活におけるゴールは内定ではなく、入社後も企業で活躍し続けることです。また、企業が求める人材も「長きにわたって会社の売上に貢献してくれる人」に集約されます。
そのため、入社してからどんな仕事をしたいのか、何年後にどんなキャリアを築きたいかなどを自分なりに言語化して伝えられると、面接官の評価も高まるでしょう。
なお、将来のビジョンや入社後のキャリアを思い描くために必要な作業が「自己分析」です。
具体的には、過去の経験から自分のやりたいことや理想とする方向性をきちんと分析し、どうしてそう思うのか、理由や背景まで深掘りしましょう。
自己分析や企業研究など、面接準備が不足していると、面接官にも想像以上に伝わっています。面接官から「浅い回答」といったマイナスイメージを持たれないためにも、自己分析を踏まえて将来の明確なビジョンを持ちましょう。
関連記事:自己分析とは?5つの方法と就活に役立つポイントを解説

「なぜエンジニアになりたいか」を深掘りする

「なぜエンジニアになりたいか」を深掘りすることで「どんなエンジニアになりたいか」という質問の答えが見えてくる可能性もあります。
エンジニアを目指す代表的な理由としては、以下のようなものが挙げられます。
  • ・システムやアプリの開発に興味があるから

    ・将来性のある業界に就職したいから

    ・IT人材は市場価値が高いから

    ・自分が作ったWebサイトやアプリを喜んでもらえたから

    ・AIなどの先端IT技術を身につけたいから など

上記のような理由を基に将来像を考えることで、説得力のある回答が完成します。
まずは、自分がエンジニアになりたい理由や、IT業界に興味を持ったきっかけを思いつく限り書き出しましょう。そのなかで、特に思い入れが強い理由を選定し、最終的にどんなエンジニアとして活躍したいかを考えてみてください。

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自分の強みを把握する

「どんなエンジニアになりたいか」の答えが見つからない場合は、自分の強みから考えてみるのも一つの方法です。
自分の強みを基にどんなエンジニアになりたいかを考えてみることで、将来的に実現する確率の高いビジョンが明確になります。
まずは、自分の現時点における強みを洗い出し、入社してから1年後、5年後、10年後といった形で段階的に将来像を具体化していきましょう。
なお、強みを自覚するための具体的な方法としては、自己分析が適していますが、客観的な意見を取り入れるために家族や友人といった第三者に聞いてみるのもおすすめです。

企業側の目線で考える

「どんなエンジニアになりたいか」という質問に対して、高評価につながる回答を作成するためには、企業側の目線も欠かせません。
企業側は同業他社が多数あるなかで、どうしてその会社を選んだのか、志望度合いはどれくらいなのかをチェックしています。
そのため、他社ではなくその会社を選んだことが伝わるよう、応募企業の事業内容やサービス、得意としている分野や同業他社との違いはしっかりと調べておくべきです。
事前にしっかりリサーチを済ませたうえで、自信を持って答えや意見を伝えられれば、企業からの信頼も獲得しやすくなるでしょう。
また、自分のやりたいことやビジョンを伝えるだけでなく、自分が企業に対してどのように貢献できるのか、企業側のメリットも意識して話すのがポイントです。
関連記事:IT業界研究のポイントを徹底解説|就活生必見

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3. 面接で「どんなエンジニアになりたいか」を伝える際のポイント4選

面接で「どんなエンジニアになりたいか」を伝える際のポイントを紹介します。
どれほど回答の内容がよくても、面接での伝え方を間違えてしまうと高評価にはつながらない可能性があります。
自分のポテンシャルをわかりやすく伝えるためにも、紹介する4つのポイントを意識しましょう。

結論から答える

面接で「どんなエンジニアになりたいか」を伝える際は、結論から伝えることを意識してください。
エンジニアの仕事では、物事について簡潔かつ論理的に話すことが求められます。
面接で論理的な話し方ができれば、「現場でも正確な報連相ができる人」「相手への配慮ができる人」というイメージを採用担当者に与えられます。また、面接官は最初に結論が知りたいので、求められる回答ができれば好印象にもつながります。
質問の内容にもよりますが、面接で質問に答える際は、まず「Yes」か「No」で回答してから、理由や過程を話すことを意識しましょう。

具体的な数字やエピソードを付け加える

面接官からの「どんなエンジニアになりたいか」といった質問に対して答える際は、具体的な数字やエピソードを付け加えてください。
エピソードや数字が含まれていない抽象的な回答だと、ほかの就活生と差別化しづらいため、採用担当者の印象に残らない可能性があります。
オリジナリティのある回答をするためにも、実体験に基づくエピソードで結論を補足しましょう。また、実績や成果を伝える場合は、具体的な数字を用いて説明すると、説得力や信憑性が増します。
採用担当者に自身が思う理想のエンジニア像をイメージしてもらうためにも、できるだけ具体的な内容を伝えましょう。

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できるだけ短い一文で簡潔に伝える

面接では、できるだけ短い一文で簡潔に伝えることを意識してください。
あまりにもダラダラ話してしまうと、面接官に「なにが言いたいのかわからない」「論理的に物事を伝えられない」といったマイナスイメージを与えてしまう可能性があります。
また、面接では1人あたりの持ち時間が決まっているケースもあるため、回答にかける時間も意識するべきです。長々と話しすぎてしまうと、ほかの就活生に迷惑をかけてしまう可能性もあるため、1〜2分程度で伝えられるとよいでしょう。
ただし、企業によっては深掘りした回答を求められる場合もあるため、文章は長めに考えておくのがおすすめです。企業から指定された時間や、ほかの就活生の回答の長さに合わせて、臨機応変に対応できるよう、いくつかのパターンを想定して準備を進めましょう。

話し方や姿勢に注意する

面接では、話し方や姿勢にも注意しなければなりません。ITエンジニアは技術力だけでなく、コミュニケーション能力も重視される職業です。
そのため、面接では適切な意思疎通ができるかチェックされます。適切な声の大きさではっきりと話す、相手の話にリアクションする、相槌を打つなどを意識しましょう。
また、背筋を伸ばして相手の目をしっかり見ることも忘れてはいけません。できる限り本番での緊張をやわらげるためにも、事前に面接を想定したシチュエーションで練習を繰り返しておきましょう。
基本的なことですが、ちょっとした意識で印象アップにつながるポイントです。
なお、当然ですが、面接対策に時間をかけるほど、選考を通過できる確率は上がります。「面倒だな」と感じるかもしれませんが、面接のチャンスは限られているので、しっかりと対策をしておきましょう。
大学の就職支援サービスや、就活の専門家である就活エージェントを利用するのもおすすめです。
関連記事:面接対策はいつから始める?就活での準備や想定質問・練習方法も伝授!

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4. 「どんなエンジニアになりたいか」の回答例5選

「どんなエンジニアになりたいか」という質問の回答に悩んでいる学生に向けて、具体的な回答例を紹介します。
5つのエンジニア職に分けて例文を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアの例文

私はお客様の課題解決や業務改善に貢献し、社会にイノベーションをもたらすシステムエンジニアになりたいと考えています。
その理由は、単に要求されたものを開発するだけでなく、お客様の潜在的なニーズや課題を深く理解し、それを解決する最適なシステムを提案・開発することで、驚きと感動を提供できると信じているからです。
大学時代には、ゼミでプログラミングを学び、学内コンテストで優秀賞を受賞しました。その経験を通して、システムエンジニアとしてクライアントの課題を解決することのやりがいを実感しました。
また、アルバイト先では、接客を通じてお客様のニーズを理解し、それに応じたサービスを提供する大切さを学びました。
これらの経験を活かし、御社でシステムエンジニアとして活躍することで、お客様に付加価値を提供できると確信しています。
関連記事:新卒でSEになるためにしておくべき準備|仕事内容や必要な資格、求められるスキルまで解説

Webエンジニアの例文

私は地域の中小企業や個人事業主を支援できるWebエンジニアになりたいと考えています。
私の地元では、大企業の進出や少子化による人材不足の影響によって、経営に苦戦する中小企業が増えてきています。私の父も個人事業主として商売を営んでいますが、デジタルマーケティングやWebサイトの重要性を感じていて、私にもその必要性を説いていました。
そこで、私は大学のゼミでWebサイトの制作を学び、地元の中小企業や個人事業主向けに、低価格でサービスを始めました。おかげさまで、これまで数多くの企業や事業主の方から依頼をいただき、その都度、クライアントの要望に沿ったホームページを制作しています。
クライアントからは、「ホームページのおかげで集客が増えた」「ホームページがきっかけで新規顧客を獲得できた」など、大変好評をいただいています。
入社後は、このような私の経験を活かして、御社に所属するWebエンジニアとして、クライアントに価値を提供したいと考えています。また、御社の製品やサービスをより多くの方に知ってもらうための施策を提案し、御社の業績向上に貢献したいです。
関連記事:未経験でweb系エンジニアになるには?仕事内容やなるための方法を解説

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社内SEの例文

御社の社内SEとして、安定したシステム運用と、時代のニーズに合わせたシステム開発を進めていきたいと考えています。
なぜなら、社内SEは企業のシステムインフラを支え、業務効率化や生産性向上に貢献する役割を担っているからです。
私は学生時代にアルバイトでコールセンターのオペレーターを経験し、1日に100件以上の問い合わせに対応していました。その経験を通して、臨機応変な対応力と、問題解決能力を養いました。
この経験は、御社の社内SEとして、日々発生する問い合わせや障害対応に迅速かつ的確に対処する力となると考えています。
関連記事:社内SEに新卒で就職するメリットとは?仕事内容や必要なスキルも紹介

インフラエンジニアの例文

私は御社のインフラエンジニアとして、企業の課題解決を支えたいと考えています。
大学時代にアルバイトでIT機器の保守管理業務に携わっていたのですが、そこで、ITインフラが企業の存続に不可欠であることを痛感しました。
その会社ではシステム障害が発生した際に、迅速かつ的確な対応が求められており、エンジニアの皆さんが尽力する姿勢に強い憧れを抱きました。
また、顧客との折衝に同席した際には、エンジニアの皆さんが、顧客の要望を真摯に受け止め、ソリューションを提案する姿に感銘を受けました。
このような経験から、私もインフラエンジニアとして、企業の課題解決に貢献したいと考えるようになりました。
御社は、最先端のITインフラを備え、常に新しい技術を導入しておられると聞いております。私は御社の業務を通して最新の技術を学び、企業の課題解決に貢献したいと考えています。
関連記事:新卒でインフラエンジニアになれる?インフラエンジニアの仕事内容や職種を徹底解説

セールスエンジニアの例文

私はセールスエンジニアとして、IT技術を駆使してお客様の課題解決に貢献したいと考えています。具体的には、営業活動において、お客様のニーズを的確に把握し、最適なソリューションを提案できるエンジニアになりたいです。
また、私は人とコミュニケーションをとることが得意で、お客様との信頼関係を築く自信があります。そのため、お客様の抱える課題を深く理解し、最適な解決策を提案できると自負しています。
入社後も常に新しい技術を学び続け、お客様に最良のサービスを提供できるよう努めてまいります。

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5. 「どんなエンジニアになりたいか」以外の頻出質問と回答例24選

エンジニアの採用面接で聞かれる質問は、おもに以下の5つのパターンに分類できます。
  • ・定番の質問

    ・キャリアに関する質問

    ・興味関心に関する質問

    ・入社条件に関する質問

    ・逆質問

 それぞれの質問を具体的に紹介しながら、その回答例も解説します。エンジニアの採用面接を控えている人は、自分なりの回答をひとつずつ考えながら読み進めてみてください。

エンジニアの面接における頻出質問と回答例 〜定番質問編〜

エンジニアの採用面接において、定番といえる質問を7つピックアップしました。これらはエンジニアに限らず、どの業界を志望する場合にも聞かれる内容です。
ひとつずつ、自分なりの回答を用意しながら確認していきましょう。

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どうしてエンジニアになりたいと思ったのですか?
◎質問の意図
未経験の場合、必ず聞かれる質問です。応募者のエンジニアとして働く決意の度合いを知りたいと考えています。また、エンジニアという仕事を正しく理解しているか、調査しているかを確認しています。
◎回答例
アルバイトをしていた飲食店で、業務効率化のためのシステムが導入されました。それがきっかけで従業員の作業効率が飛躍的に上がり、お客様へのサービスに注力できるようになりました。
結果的に売上・リピート率ともに上昇し、IT技術の便利さにとても感銘を受けました。この経験から、私も誰かの助けになり、喜んでもらえるシステムの開発に携わりたいと思いエンジニアを志望しました。
◎ポイント
無理に繕って答える必要はありません。具体的にエンジニアに興味を持ったきっかけや、計画性や熱意を持ってエンジニアに挑戦しようと決めたエピソードを伝えましょう。
関連記事:「なぜIT業界を選んだのか」有効な志望動機の書き方や業界別の例文を紹介
学生時代に力を入れたことや、趣味はありますか?
◎質問の意図
一般的な質問から、応募者の人間性を知り、会社やチームの雰囲気に合う人物であるかを見ています。また、エンジニア業務に活かせる好奇心・探究心・協調性・課題解決能力・適応能力があるかといった適性もチェックしています。
◎回答例
私が学生時代に力を入れたことは、ブログサイトの運営です。始めた理由は、趣味の旅行で体験したことを発信し、たくさんの人に見てもらいたいと思ったからです。
ただ、毎日欠かさず更新をしているにもかかわらず、なかなかアクセス数が伸びないことが悩みでした。
そこで、日頃よく使うSNSの活用を思いつきました。SNSも毎日必ず更新すると同時に、ブログ記事の拡散もこまめに行いました。その結果、アクセス数が倍以上に増え、現在は旅関係のWebメディアから記事の執筆依頼をいただくこともあります。
◎ポイント
具体的なエピソードを交えて話すことが重要です。「なぜそう考えたか」「どんな結果が出たか」「結果を受けてどう考えたか」を整理し、簡潔に伝えましょう。

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自己紹介をお願いします
◎質問の意図
自己紹介は面接の冒頭で聞かれ、対策は必須です。本人確認のためだけでなく、礼儀正しさや立ち居振る舞いをみています。
◎回答例
△△(フルネーム)と申します。本日はよろしくお願いいたします。
私は大学でミクロ経済学を中心に学んでおりました。父親が金融機関に勤めていたこともあり、世の中のお金の流れや経済について話を聞く機会も多く、興味を持ったことがきっかけです。
就職活動も金融機関を中心に受けていましたが、銀行の金融システムに関するトラブルやシステム統合のニュースをみて、エンジニアに興味を抱くようになりました。
昔からものづくりが好きで、世の中の不満や不備を解消し、顧客に価値を提供できる仕事をしたいと強く思いました。そうした経緯もあり、今回は御社の選考を受けさせていただいています。
◎ポイント
面接の「掴み」として、自分に興味を持ってもらえるような内容を端的に伝えましょう。最初は早口になりがちなので、普段以上にゆったりと話し、面接官の目をみて、コミュニケーションを楽しむ感覚が重要です。
関連記事:【例文あり】就活面接の自己紹介のポイントは?自己PRの違いや好印象を残すコツを解説
自己PRをしてください
◎質問の意図
自己PRは、企業にとって応募者を採用するメリットがあるかどうかを判断するために確認しています。企業が求める人材に対し、自身がPRする内容がマッチするかどうかが重要です。
◎回答例
私の強みは粘り強く行動できる、諦めない気持ちの強さです。
私は中学高校と野球部に所属していましたが、練習してもなかなか上達せず、スタメン出場できない日々が続きました。監督やコーチに対し、何が足りないか直接指導を仰ぎ、不足していた筋力トレーニングを中心に行動し続け、高校3年夏の大会で初めてスタメンを獲得できました。
諦めずに努力し続ければ、必ず結果は出るんだとわかった瞬間で、この体験が今でも活きています。御社に入社できた際は、持ち前の粘り強さでプログラムのエラーに真摯に向き合い、チームの一員としてサービス開発に貢献いたします。
◎ポイント
結論を最初に伝え、その背景にあるエピソードで具体性や説得力を持たせましょう。最後に、自分の強みが会社でも活かせることにつなげて締めくくるのがポイントです。
関連記事:【新卒就活】IT業界向けの自己PR文の例とアピールポイントを詳しく解説

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これまでに一番苦労したことは何ですか?
◎質問の意図
苦労したことを質問するのは、困難な状況に対しても逃げずに乗り越えられる人物かを確認するためです。
◎回答例
学生時代のスマートフォン販売のアルバイトで、結果を出すのにとても苦労した経験があります。販売の仕事は初めてで、先輩から誘われてスタートしたものの、どのように声をかけてよいかわからず、全く売れませんでした。
時給以外にも、販売台数に応じて歩合で報酬が支払われる仕組みだったこともあり、シフトで一緒になった先輩の接客態度をすべて真似し、徐々にコツを掴めるようになりました。
1年後にはアルバイトのなかで3位の販売台数を売れるようになり、表彰していただきました。「肌に合わない」とすぐに辞めることもできましたが、諦めず自分なりに努力した結果が、この成果につながったと考えています。
◎ポイント
困難に直面した状況、困難を打破するための行動、その結果をワンセットにして、数字を盛り込んで説明できると説得力のあるエピソードになるでしょう。
長所と短所を教えてください
◎質問の意図
長所と短所も、応募者の人となりを知るための質問です。
◎回答例
私の長所は、コツコツと取り組めることです。
夏休みの宿題は計画的に取り組むタイプで、大学入学以降のレポートなども、2日前には完成するように逆算して一日の作業量を決めていました。提出で遅れることは一度もなく、単位を落とすこともありませんでした。
持ち前のコツコツ取り組める計画性・継続力を、御社の仕事でも活かしていきます。
短所は、極度の心配性なところです。先ほどお話ししたコツコツと取り組む姿勢がある一方で、確認作業などに時間をかけすぎる傾向があります。そのため、何度も確認するのではなく、チェックリストを作って効率よく時間を使えるような改善を試みています。
◎ポイント
最初に結論を述べ、その理由や改善策を端的に伝えましょう。長所と短所に関しても、可能な限りエンジニアの仕事に関連するような内容にするのがポイントです。

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弊社を志望した動機を聞かせてください
◎質問の意図
応募者の熱意や将来性、会社が求める人材にマッチするかなどを確認するために聞いています。
◎回答例
私が御社を志望した理由は、これまで学んだスキルを活かせて、自己成長し続けられそうな企業だと感じたからです。
御社は受託開発以外にも自社でサービスを開発する部署もあると聞き、さまざまな工程を経験できることがわかり、エンジニアとしてスキルアップできると強く感じ、志望いたしました。
◎ポイント
その企業の特徴を踏まえ、自分の考えと企業の求める人材がマッチしていることが伝わる内容にしましょう。
関連記事:新卒向け!IT業界の志望動機作成のコツと書き方を実例つきで解説

エンジニアの面接における頻出質問と回答例 〜キャリア編〜

エンジニアの採用面接において、キャリアにまつわる質問を4つピックアップしました。具体的に答えられるほど、志望度の高さが伝わります。
ひとつずつ、自分なりの回答を用意しながら確認していきましょう。

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入社したらどんな業務をしたいですか?
◎質問の意図
入社への熱意や企業の理解度を確認するだけでなく、入社後の働く姿を具体的にイメージしているかを知るための質問です。
◎回答例
開発はもちろん、保守や運用など、Webサービスに関わる仕事はすべてやってみたいと考えています。まだ適性がどこにあるかわかりかねるというのが正直なところですので、任された仕事を着実にこなして、徐々に仕事の幅を広げられたらと考えています。
◎ポイント
具体的にやりたい仕事があれば、そのまま伝えても問題ありません。未経験者の場合は、含みを持たせて幅広く捉えられる回答のほうがベターです。
くれぐれも、どのような仕事ができるかをその場で確認しないよう、仕事内容は事前にリサーチしておきましょう。
将来のキャリアプランはどのようにお考えですか?
◎質問の意図
「どのようなエンジニアになりたいか」という質問よりも抽象的な内容です。ビジネスパーソンとしてのキャリアを確認し、中長期的に活躍できる人材かを見極めています。
◎回答例
プロジェクトリーダーとして、責任のある立場でチームの中心で活躍できるエンジニアになりたいと考えています。または、技術領域をどんどん広めて、「とりあえず△△(名前)に任せておけば大丈夫だろう」という信頼とスキルを身につけたいです。
エンジニアとして市場価値を高めたいと考えていますので、チームをまとめる立場として成長するか、自身の技術力を高めるか、このいずれかで御社に貢献したいと考えています。
◎ポイント
具体的であればあるほど、面接官に好印象を残せます。どのようなキャリアを歩む人がいるのか、企業分析を通じてチェックしておきましょう。
関連記事:【就活生向け】面接でのキャリアプランの答え方と5つのポイントを解説

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これまでの経験を弊社でどのように活用できますか?
◎質問の意図
業務内容に関する正しい理解ができているかを確認するための質問です。
◎回答例
実務経験やサービスの開発経験はありませんが、在学中に執筆した論文での仮説検証を繰り返す工程は、エンジニアとしてのプログラミングスキルに活かせると考えています。
大学時代には卒業論文を含めて合計3本の論文を執筆し、学会で発表する機会もいただきました。仮説検証を繰り返して論理的に物事を考える姿勢が染み付いており、コードの記述に関しても、持ち前の思考力で仕事を着実にこなしていけると考えています。
◎ポイント
自身の経験と会社の事業内容を関連付け、どれだけ具体的に話せるかどうかがポイントです。
会社を選ぶ軸を教えてください
◎質問の意図
応募者の価値観を知るための質問です。働くうえで何を重視したいと考えているかを把握し、自社の価値観とマッチするかを見るために質問しています。
◎回答例
私が会社を選ぶ基準はシンプルで、エンジニアとして成長できそうかどうかです。特定の工程だけでなく、幅広い工程の業務を扱っている企業であるほど、エンジニアとしての経験を積めると考えています。
◎ポイント
「結論と理由」をワンセットにして、説得力のある回答を心がけましょう。
関連記事:企業選びの軸を4つに分けて解説!入社後も後悔しない企業の選び方から面接対策まで

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エンジニアの面接における頻出質問と回答例 〜興味関心編〜

エンジニアの採用面接において、興味関心を確認する質問を7つピックアップしました。質問に適切に答えられると、エンジニアとして情報感度の高さを伝えられます。
ひとつずつ、自分なりの回答を用意しながら確認していきましょう。
現在興味のある技術はありますか?
◎質問の意図
IT業界に対する興味や関心を持っているか、積極的に最新の情報を取り入れているかを確認しています。また、実際に働く場面で、受け身ではなく自発的に行動できる人であるかを見ています。
◎回答例
アプリ開発とAI分野に興味があります。ネットショッピングをする際にアプリ上でチャットボットを利用し、非常に使いやすいと感じたのがきっかけです。
言語としてはSwiftを勉強しています。特に人工知能や機械学習については基礎的なことから詳しく知りたいと考えており、書籍をいくつか購入して学んでいます。また、日頃からIT関連のニュースサイトやSNSをチェックし、トレンドを掴むように心がけています。
◎ポイント
実際に興味を持っている技術やトピックについて話しましょう。興味を持ったきっかけや理由も付け加えるのがポイントです。
また、情報収集の方法も具体的に説明し、積極的にキャッチアップに励んでいる姿勢も伝えましょう。
エンジニアになるためにどのような勉強をしてきましたか?
◎質問の意図
ITエンジニア業界は、技術やサービスの変化が非常に激しい傾向にあります。そのため、働き始めてからも学び続けなければなりません。学習に対して意欲があるか、継続できる人であるかをチェックしています。
◎回答例
基本的な知識をしっかり身につけたいと思い、『基本情報技術者試験』の取得を目指して勉強しています。また、インターネットの学習サイトや書籍でHTMLやCSS・JavaScriptを学び、実際にWebサイトを制作しました。
◎ポイント
具体的に学んできたことや学習の進め方をできるだけ具体的に説明しましょう。取得した資格や実際に制作したものがあれば事前に整理し、ポートフォリオを用意しておくのもおすすめです。
関連記事:就活で使えるポートフォリオの作り方!構成例や7職種の自己紹介例文を紹介

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アプリやサービスなどをオリジナルで開発した経験はありますか?
◎質問の意図
応募者がどのような分野・領域に興味をもっているのか、実際に開発できるスキルを持っているのか、具体的なスキルレベルを確認する意図があります。
◎回答例
学生時代に、行ってよかった飲食店を記録できるようなメモアプリを開発しました。
カフェや居酒屋で飲食をするのが好きなのですが、一度行ったお店を思い出せないことがあり、地図と連動してピン留めする形でメモを残したいと思ったことがきっかけです。
仕組みはシンプルでブラウザでしか動作しませんが、忘備録にもなるため今でも個人的に利用しています。
◎ポイント
開発した経験があれば、そのきっかけや制作物をアピールすべきです。開発した経験がない場合には、内定を獲得できてから何かを開発してみたい、などの意欲を示すとよいでしょう。
自宅のPCはどのようなスペックですか?
◎質問の意図
日頃からパソコンを使って作業をしているのか、ネットワークなどについて基本的な理解をしているか確認する狙いがあります。
◎回答例
自宅のパソコンは、OSがWindows 11、CPUはIntelCorei7 2.5GHz、メモリ16GB、HDDは500GBです。
◎ポイント
基本情報については、素早く答えられるように準備しておきましょう。
最近勉強していることは何ですか?
◎質問の意図
常に勉強する姿勢を持っているのか、どの領域に興味があるかを知るための質問です。
◎回答例
最近勉強しているのは、AIによる自動生成ツールに関する分野です。
突如として話題になり、とてつもない勢いでAIの進歩が進み、ツールの開発やビジネス活用事例も登場しています。技術的な内容以上に、最新の情報をキャッチし、今後のエンジニア業務の在り方も含めて勉強しています。
◎ポイント
実際に勉強している内容を伝えれば問題ありません。勉強しようと思った理由や背景も説明しましょう。なお、取り上げた領域によってはトレンドに遅れていると判断されかねないため、注意が必要です。

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最近気になったIT系のニュースは何ですか?
◎質問の意図
普段から最新情報をキャッチアップしているか、どのような領域に興味があるかを知るための質問です。エンジニアとしての素養があるかをみられています。
◎回答例
最近気になったニュースは、地銀の銀行システムが統合に向けて動き出していることです。
過去にはメガバンクの銀行システムにトラブルが相次ぎ、問題になっていました。国内の人口は将来的に減少することが自明なため、地銀の統廃合に伴うシステムの効率的な運用が求められていると考えます。
◎ポイント
質問されて慌てることのないよう、普段からIT系のニュースはウォッチしておきましょう。
普段はどのような媒体でIT業界の情報を確認していますか?
◎質問の意図
日頃から情報感度高くリサーチしているかを見ています。
◎回答例
ITmediaと日経クロステックを中心に情報収集しています。
◎ポイント
気になったニュースとセットで質問されることもあるため、興味をもった理由とニュースに対する感想をセットにして伝えましょう。

エンジニアの面接における頻出質問と回答例 〜入社条件編〜

エンジニアの採用面接において、入社条件に関する質問を3つピックアップしました。質問によっては答えにつまる可能性もあります。
ひとつずつ、自分なりの回答を用意しながら確認していきましょう。

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入社可能時期はいつ頃ですか?
◎質問の意図
採用の状況次第では、入社可能時期を尋ねられます。新卒の就活では質問される可能性は低いですが、第二新卒などの場合は10月採用の可能性もあるため、状況に応じて適切に回答しましょう。
◎回答例
内定をいただき次第、すぐにでも入社可能です。
◎ポイント
自身の状況次第なので、ルールや節度に従って適切に回答しましょう。なお、できる限り具体的な日程を伝えられるほうが、企業側も調整しやすいため重宝されます。
希望年収を教えてください
◎質問の意図
応募者が自身の市場価値をどの程度で捉えているかを確認する狙いがあります。
◎回答例
希望年収に関して特に希望はありませんので、御社の規定に従います。
◎ポイント
新卒の場合は、回答例のとおりに答えるのがベターです。職務経験がない新卒の場合、現時点での市場価値は高くない傾向にあるため、謙虚な回答を心がけましょう。

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他社の選考状況を教えてください
◎質問の意図
応募者の自社に対する志望度の高さを確認するための質問です。また、応募者が志望する企業を踏まえ、就職の軸にブレがないかを知りたい狙いもあります。
◎回答例
現在は御社の選考が最も進んでおり、内定をいただけるならそのまま同意させていただく予定です。ですが、ほかにも△△社など合計5社の面接を控えており、状況次第では内定先を検討させていただくことになるかもしれません。
◎ポイント
ありのままに伝えても構いませんし、熱意をアピールするために第一志望であることが伝わるような回答をしてもよいでしょう。回答の際は、企業への入社意欲があることは少なくとも明示し、企業選びの軸に触れるのがポイントです。
関連記事:就活の面接で聞かれる質問とは?回答例もあわせて対策方法を紹介

エンジニアの面接における頻出質問と回答例 〜逆質問編〜

応募者が採用担当者に質問する「逆質問」は、エンジニアの採用面接に限らず、多くの企業で導入されています。
逆質問は面接の最後にあることが多く、質問次第では熱意をアピールできます。質問の例を3つピックアップしたので、面接を受ける際の参考にしてみてください。

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内定をいただけた場合、どのような勉強をしたらよいか教えてください
◎質問の狙いやポイント
「内定をいただけた場合」を具体的に想起させ、会社に貢献する気持ちが強いこと・入社意欲の高さをアピールできる質問です。
勉強内容に限らず、「どのような業務を任せてもらえそうか」「未経験で入社した方がどのようにスキルを磨いているのか」などを質問してもよいでしょう。
入社までに読むべき本や教材があれば教えてください
◎質問の狙いやポイント
「入社までに△△すべき」といった質問方法は入社を前提としており、自身の意欲をアピールできます。
ほかにも、「御社が推奨する資格」を質問し、資格取得の勉強に励んで会社に貢献したい旨のアピールにつなげられるでしょう。
配属予定のチームメンバーの経験年数を教えてください
◎質問の狙いやポイント
「配属予定のチームメンバー」に関しても、応募者が入社した後を採用担当にイメージさせる内容です。
入社意欲をアピールする以外にも、サービス開発の経験があるなら、技術的な内容を質問してもよいでしょう。
関連記事:就活生向け!面接での逆質問例6選 逆質問を成功させるポイントとは

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6. まとめ

企業は「どんなエンジニアになりたいか」という理想の将来像を尋ねる質問を通して、就活生の志望度や熱意の高さ、エンジニア適性などを確認しています。
IT分野への興味関心やコミュニケーション能力も評価の対象になるため、それを踏まえてアピールにつながる回答を用意しましょう。
また、回答を考える際は、自己分析を入念に行うのはもちろん、入社後のキャリアを可能な限り明確に描き、会社でどのように貢献するか伝えるように意識してください。
なお、エンジニアの採用面接で聞かれる質問は特有なものもありますが、大半はほかの業界における面接と同様です。IT分野に興味関心があるかどうかは見られているため、日頃からニュースはチェックしておき、アンテナを張っておきましょう。
IT関連のニュースやPCのスペックなどを除き、自己分析や企業研究ができていれば、エンジニアの採用面接で問われる基本的な質問には答えられます。本記事で紹介したエンジニアとして採用されるためのポイントを踏まえ、面接対策を入念に施しましょう。

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