自分の言葉できちんと自分のことを伝えて、面接官にアピールしよう【参考例文付き】就活のスタートは自己紹介から!誰でも実践できる自己紹介のポイントは?

最終更新日:2021年8月23日

就活の面接では、面接官に自分自身をアピールするために「自己紹介」を行います。しかし、いざ自己紹介を行おうとすると、自己紹介の内容が思い浮かばない、または、何を言えば良いのかわからないと感じてしまいがちです。
面接を成功させたい就活生としては「自己紹介の具体例を参考にしたい」と考えるのではないでしょうか。
この記事では、就活での自己紹介の例文を紹介し、自己紹介で押さえておきたいポイントについて説明します。自己紹介についてのポイントを理解し、例文をもとに、自分の言葉で自己紹介ができることを目指しましょう。

1. 何をどこまで話せば?面接の自己紹介の意味とは

「そもそも自己紹介とは何か」ということについて知っておくと、自己紹介の内容を深めることができ、面接官に自分自身のことを伝えやすくなります。就活の面接における自己紹介の意味について理解しておきましょう。

そもそも自己紹介とは

そもそも自己紹介とは、自分自身についての基本的な情報を相手に伝えることです。就活の面接では、学校名や氏名を伝えるほかに、自分自身のアピールポイントを簡単にまとめて説明します。

自己紹介を行う理由は、相手とコミュニケーションを取りやすくするためです。自己紹介といえば、「自分自身のことをくわしく知ってもらうために行うもの」と理解している人も見受けられますが、その考え方は誤りとなります。
自分自身をくわしく知ってもらうために行うことは「自己PR」であり、自己紹介と自己PRは別物であることを理解しておきましょう。

もし、事前に自己紹介を行っていないと、面接官は相手のことが全くわからない状態でコミュニケーションを取らなければならないため、話題に詰まってしまいがちです。その点、自己紹介で相手のことがある程度わかっていれば、話題を振りやすくなり、コミュニケーションを円滑に進められます。

自己紹介は、就活の面接においてコミュニケーションを取りやすくするために行うものといえます。

自己紹介は自己PRと混同されがち

就活中に自己紹介を行ううえで気をつけたいことは、自己PRと混同してしまう点です。
自己PRは、自分自身の良さをアピールするために行います。自己PRの「PR」とは「Public Relations(パブリック・リレーションズ)」の略語であり、意味は「多くの人々に情報を伝えること、また、多くの人々から情報や意見を受け入れること」です。

PRは、「情報や意見を受け入れる」という意味合いもありますが、一般的には「多くの人々に情報を伝えること」という意味で使われています。いわば、PRとは宣伝または広報活動を指すため、自己PRとは、相手に対して自分自身を売り込むための活動といえるでしょう。

そのため、面接官から「自己PRをお願いします」という指示があった場合は、自分自身の長所、能力など、就活を通じてアピールしたいことをメインに伝えます。

ただし、自己PRが長すぎてまとまりがないものになってしまうと、それを聞く面接官の立場としては内容を理解することが難しくなってしまいます。あくまで簡潔に、わかりやすくPRすることがポイントです。

自己紹介の目的~エントリーシートがあるのになぜ行うのか~

就活の面接で自己紹介を行うとき「エントリーシートがあるのに、なぜわざわざ自己紹介を行う必要があるのか」という疑問を持ったことはないでしょうか。
その答えとしては、エントリーシートの内容と自己紹介の内容が食い違っていないかどうかを、面接官が確認するためです。

エントリーシートと自己紹介の内容がどちらも同じであれば問題はありませんが、もし、両者の内容に違いがある場合、面接官から「エントリーシートと自己紹介の内容が食い違っていますが、何か理由があるのですか」と指摘される原因にもなりかねません。

エントリーシートの自己紹介欄に記入するときは、面接の自己紹介のときをイメージすると効果的です。また、就活の面接で自己紹介を行う前には、エントリーシートに記入した内容をあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

なお、エントリーシートで書き切れなかった内容を自己紹介のときに補足するのは差し支えありません。両者の内容は一致しており、エントリーシートで説明できなかった分を自己紹介で説明する形となるため、面接官からは好印象を持たれやすくなります。

2. 基本的な回答例

まずは就活の自己紹介での基本的な回答例から説明します。押さえておきたい情報は、以下の3つです。

①氏名・大学名などの基本情報
②これまでの活動・自分が力をいれてきたこと
③自分の人間性と個性

なお、③については、個性的な趣味なら印象づけに効果的です。
次の項目で、上記の3つの情報を盛り込んだ回答の例文を紹介します。

回答例文

「○○大学○○学部4年の××と申します。
大学では統計学を専攻しています。卒業論文のテーマは県内の商圏調査で、統計学を活かしながら商圏調査に関する研究を行っています。
また、私は街歩きも好きで、最近どんなお店ができたか、行列ができているのはどんなお店か、ということもチェックしており、商圏調査の参考にしています。
本日は貴重な時間をいただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」

NG回答文

次に、NG回答文の事例を紹介します。以下の回答文はどこがダメなのか、という点を考えながら読んでみましょう。

「○○大学○○学部4年の××と申します。大学では統計学を専攻しています。卒業論文のテーマは県内の商圏調査で、統計学を活かしながら商圏調査に関する研究を行っています。研究内容については質の高いものであると自負しています。
また、私の趣味は街歩きです。そして、特技は観察能力と分析能力の高さです。これらの能力には自信があるので、街の中で売れ行きの良いお店は簡単にわかります。そして、お店が繁盛している理由もすぐに気がつくことができます。
急成長をとげている御社で、私の高い能力を十分に発揮したいと考えています。」

このように回答すると、全体的に自信過剰に感じられるうえに、話した内容は客観性に乏しいものとなってしまいます。例えば、研究内容の質の高さ、観察能力と分析能力については主観的なものに過ぎず、本当にこれらの能力が高いかどうかは定かではありません。
面接官としては「自分を良く見せたい気持ちが強すぎる。客観性に欠けるため業務に支障が生じかねない」と判断してしまうことでしょう。

応募者としては、就活の面接で高評価を受けたいために自分を良く見せたいと考えてしまいがちですが、多くの場合、それは逆効果となります。自己紹介では、客観的な視点、そして謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。

3. 自己紹介のポイント

先の項目で、自己紹介の良い例、悪い例について紹介しました。それを元にして、就活の自己紹介を行ううえで押さえておきたいポイントについてまとめます。

大切なことは、必要以上に話さないこと

自己紹介を行ううえで大切なことは、必要以上に話さないことです。目安としては話す時間が30~45秒前後、文字数で表すと200文字程度となります。自己紹介は簡潔に行うことがポイントです。

就活の自己紹介のときは、自分の能力をアピールしたい気持ちになってしまいがちですが、それを行うのはする場は自己PRのときとなります。自己紹介と自己PRの違いについて理解しておくこと、そして、発言は場をわきまえて行うことが大切です。

また、自己紹介の最後には、面接の機会を得られたことに対する感謝の気持ちを伝えましょう。多くの応募者の中から面接までたどり着ける人はごく一部に限られます。面接官は多忙の中で面接を行うため、面接を受けられたことに対する感謝の気持ちを伝えることは大切です。

4. 面接官の立場から 好印象なのはこんな人

就活の自己紹介において大切なことは、面接官から良い印象を受けることです。好印象に感じる内容について以下にまとめました。

目を見て話す

目を見て話すことは、コミュニケーションにおける基本といえます。目を見て話すことにより、相手に気持ちを伝えようという気持ちが強まるからです。もし、就活の面接中に目を合わせずに話を続けてしまうと、面接官としては「応募者は自信がないのだろうか」と感じてしまいます。

ただし、凝視するほど相手を見ると、面接官は困惑してしまうため、凝視をしてしまうのは控えましょう。

基本的には相手の目を見て話をしますが、考えに詰まったときなどに視線をずらす程度であれば問題はありません。その場合は、顔は面接官の方を向いたままで、視線だけ少しずらすようにしておきましょう。

やわらかい表情

就活の面接を受ける場合にはやわらかい表情を心がけましょう。表情はそのときの感情と連動する傾向があります。緊張するほど表情が硬くなり、落ち着いているときほど表情がやわらかめとなります。

つまり、表情をやわらかくするためには、気持ちを落ち着けることがポイントといえます。また、深呼吸して気持ちを落ち着かせたり、肩の力を抜いてみたりすることを心がけましょう。また、緊張しているときほど「表情をやわらかくしよう」と意識することも大切です。

姿勢、所作が良い

また、姿勢や所作が良いと、面接官の印象が良くなります。姿勢は立っているとき、座っているとき、いずれも背筋をまっすぐに伸ばしておきます。それによって堂々とした印象となり、自信があるように感じられます。

所作に関しては、入室時のノックは落ち着いてゆっくりとすること、話をするときは元気な声で相手の目を見ること、お辞儀は相手を敬う気持ちを持ちながら行うようにします。

就活において適度な緊張感を持つことは気持ちを引き締めることに繋がり、良い姿勢や所作の良さを保ちやすくなります。

5. 内定者の体験談

就活の面接で自己紹介を行う方法については、内定者の体験が参考になります。体験の内容を参考にしながら、実際の面接で役立ててみましょう。

今思えば「あれは効果があったかも」と思うこと

内定者が、就活の面接で効果があったと感じるのは「自分の言葉で話せた」ということです。

面接を受ける前は、準備を万端にしようと話したいことを一字一句覚えてしまうケースもありますが、そのようなことをすると、気持ちがこもりにくくなってしまい、面接官としては不自然な感覚を受けてしまいがちです。

それよりも、たどたどしいながらも自分が考えていることを一生懸命に伝えた方が、面接官にその気持ちが伝わりやすく、むしろ高評価に繋がる場合もあります。

面接とは、あくまでも人と人とのコミュニケーションなので、自分の思いを相手に伝える、という気持ちが大切です。

6. 準備は万全!なのに緊張で話せなくなってしまったら…

就活の面接の準備を万全に行っても、面接の当日に頭が真っ白になってしまうことがあります。言いたいことがほとんど言えなかった面接ほど、失敗してしまったと感じ、落ち込みやすくなってしまいます。

しかし、失敗したと感じても、最後まで一生懸命取り組むことが基本です。落ち込んだ態度を見せてしまうよりも、面接を受けさせてもらえたという感謝の気持ちを伝えることが、就活を行う人としての態度といえるのではないでしょうか。

今回の面接の失敗を十分に反省すれば、次回の面接に活かすことができます。つらく感じるときほど、前向きな気持ちを持つことが大切です。

7. まとめ

就活の自己紹介で押さえておきたいポイントを箇条書きでまとめます。

・自己紹介とは、自分自身の基本的な情報を相手に伝えること
・自己紹介はできるだけ手短に 30~45秒程度が目安
・伝える内容は、氏名、大学名、これまでに取り組んだこと、自分自身の個性について
・自己紹介ではやわらかい表情を心がけ、相手の目を見て話す
・自己紹介では、自分の言葉で正直に話す

就活の自己紹介において特に大切なことは「自分の言葉で正直に話すこと」です。面接を受けるときは「自分を良く見せよう」という気持ちになりやすいため、普段は使わないような言葉で話すこともあるでしょう。

しかし、慣れないことをしてしまったときほど、自分の気持ちとかけ離れた発言をしやすくなり、面接官としては違和感を持ってしまいます。

むしろ、自分の考えを自分自身の力でまとめたときほど、面接官には伝わりやすくなるのです。自己紹介では、自分のありのままの気持ちで話すことを心がけましょう。

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