IT系は未経験・新卒でも就職可能!目指しやすいエンジニア職も紹介

実はIT系の職種は、新卒・未経験から挑戦しやすい領域のひとつであり、適切な準備を行えば十分に内定を狙うことができます。
そこで本記事では、未経験でもIT企業に就職できる理由や、初心者から目指せるエンジニア・非エンジニア職種を分かりやすく解説します。採用担当者に好印象を与える志望動機の伝え方や、就活で注意すべきポイントについてもご紹介していますので、これからIT業界を目指す新卒の方の参考となれば幸いです。
関連記事:文系出身でもエンジニアになれる5つの理由とは?向き不向きの特徴も解説
関連記事:ITエンジニアに求められるスキルとは?未経験・新卒から内定を得るための資格・知識

- 1. IT系に新卒・未経験からでも就職できる3つの理由
- 2. 新卒でIT企業は「やめとけ」と言われる理由
- 3. 新卒・未経験でも就職できるIT系のエンジニア職種
- 4. 新卒・未経験でもなれるエンジニア以外のIT系職種
- 5. IT系に新卒・未経験から入社するための必要スキル
- 6. IT系に新卒・未経験でも好印象を与える志望動機のアピール方法
- 7. IT系に新卒・未経験から就活へ臨む時の注意点
- 8. まとめ
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
1. IT系に新卒・未経験からでも就職できる3つの理由

IT系といっても、新卒・未経験から目指せるのか不安に思われる方も多いかと思いますが、実際は以下の3つの理由からそれほど難しいことではありません。
-
・IT人材の不足は今後も拡大していくから
-
・IT系は新卒・未経験でも採用する企業が多いから
-
・新卒・未経験では人柄やポテンシャルが重視されるから
これらの理由を、厚生労働省や経済産業省による調査データをもとに詳しくご紹介していきます。
関連記事:未経験エンジニアはやめとけと言われる理由と就職を成功させるコツ
関連記事:プログラマーは新卒でもなれる?新卒からなる方法と応募可能な企業を紹介
IT人材の不足は今後も拡大していくから
IT業界では、技術の進化に伴い高度な専門人材の需要が急速に高まっていますが、その需要に対して供給が追いつかない状況が続いています。特に、AI・データ領域やシステム開発などの専門職は、大学・大学院レベルの理系人材を中心に 100万人以上不足するリスク が指摘されています。こうした深刻な人材不足は今後さらに拡大する見込みであり、企業側は新卒・未経験者にも積極的に門戸を開かざるを得ない状況です。
一方で、労働市場全体を見ると、事務職の需要は減少傾向にあり、現在増加している 大卒文系人材は約30万人が余剰になる可能性 も報告されています。つまり、社会全体としては就職したい人が増えているのに、IT業界では圧倒的に人が足りないというミスマッチが起きているのです。
このギャップを埋めるために、企業はこれまでの「経験者のみ」という採用方針を見直し、ポテンシャル採用や育成前提の採用を強化しています。結果として、新卒・未経験でもチャンスが広がりやすく、IT業界に挑戦しやすい環境が整いつつあるのです。
出典:「2040年の産業構造・就業構造の推計」(経済産業省)(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/shiryou14.pdf)
関連記事:IT業界の人材不足は嘘?エンジニア不足の真実と今後の需要を解説
IT系は新卒・未経験でも採用する企業が多いから
IT業界は慢性的な人材不足により、新卒・未経験者を積極的に採用する企業が多いという特徴があります。2024年に厚生労働省が実施した「IT・デジタル人材の労働市場に関する研究調査事業」において、105社を対象としたアンケートでは、68.6%の企業が新卒採用によって人材を補っている と回答しています。これは、他業界と比べても高い割合であり、IT企業が若手育成に力を入れていることが明確に表れています。
この背景には、企業側が即戦力の経験者だけに依存することが難しくなっている実情があります。急速な技術進化により、必要なスキルセットもどんどん変化しているため、採用後の教育や研修で育成した方が効率的だと考える企業が増えているのです。
また、多くの企業が新卒向けの研修制度やOJTを整備しており、未経験者でも業務に馴染みやすく、成長しやすい環境が広がっています。結果として、IT業界は他業界に比べて、新卒・未経験者がキャリアをスタートしやすい業界となっており、将来性の高い分野へ早い段階で飛び込むチャンスが大きいと言えます。
出典:「IT・デジタル人材の労働市場に関する研究調査事業 調査報告書」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001244078.pdf)
新卒・未経験では人柄やポテンシャルが重視されるから
IT業界では、新卒・未経験の採用において「経験よりも人柄や成長ポテンシャル」が重視されるケースが多くあります。
実際、企業の中途採用担当者約300名への調査では、約9割が未経験者採用を実施していると回答しています。「経験者と未経験者の両方を採用」(約80%)が最も高く、多くの企業が未経験者への門戸を広げている実態が浮き彫りになっているといえるでしょう。
企業が未経験者を求める理由として最も大きいのは、「人手不足で経験者の採用が難しいから」(約50%)となっています。高度デジタル人材の奪い合いが激化する中、企業は「伸びしろのある若手=ポテンシャル人材」を積極的に育成しようとする姿勢がみられます。
また、「業務分担を見直し、未経験者を配置できる体制になった」(約20%)と回答する企業も一定数あり、教育体制や受け入れ環境も整備が進んでいます。
こうした背景から、新卒では技術経験よりも、意欲・吸収力・コミュニケーション力などの人柄が評価されやすく、未経験からでも安心してチャレンジしやすい状況が広がっているのです。
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
2. 新卒でIT企業は「やめとけ」と言われる理由

就活時にIT企業や業界への就職について調べていると「やめとけ」という意見を見聞きすることがあるのではないでしょうか。
「やめとけ」と言われるのにはいくつかの理由がありますが、特に大きなものは以下の4つです。
-
・長時間労働になりやすいから
-
・イメージと実際の業務内容が異なる可能性があるから
-
・給料が低い可能性があるから
-
・常に情報収集する必要があるから
もちろんこれらの理由は事実である場合もありますが、ほとんどの仕事に共通するようなものでもあります。
各理由について詳しくご紹介していきます。
関連記事:未経験エンジニアはやめとけと言われる理由と就職を成功させるコツ
関連記事:文系学部からSEになれる?やめとけと言われる理由や必要スキルを解説
長時間労働になりやすいから
IT業界が「やめとけ」と言われる理由のひとつに、長時間労働になりやすい環境がある点が挙げられます。特にシステム開発では、納期が決まっているプロジェクト型の仕事が中心のため、スケジュールが逼迫すると残業が増えやすくなります。また、システム障害やトラブルが発生した際には、早急な対応が求められるため、土日や深夜に呼び出されるケースも存在します。
もちろん、近年は働き方改革の影響で改善が進んでいる企業も多く、長時間労働が常態化している企業ばかりではありません。しかし、未だに「開発現場は忙しい」というイメージが強く残っており、実際にプロジェクトによっては負荷が高くなる場面があるのも事実です。
特に新卒の場合は、仕事に慣れていない時期にタスクが集中すると、余計に大変だと感じることもあるでしょう。そのため、「新卒でIT業界はやめておけ」と言われる背景には、業務量の波が大きかったり、働く時間が不規則になる可能性がある点が影響しています。
関連記事:IT業界がブラックと言われる理由は?ブラックな企業の特徴と例を紹介
イメージと実際の業務内容が異なる可能性があるから
IT業界は華やかなイメージを持たれがちですが、実際の業務は地道な作業や細かな調整が多く、「思っていた仕事と違った」とギャップを感じる新卒も一定数存在します。たとえば、プログラマーはひたすらコードを書く仕事だと思われがちですが、実際には仕様書の読み込み、テスト作業、ドキュメント作成などの非開発業務も多く含まれます。
また、「最新技術を使えると思っていたら、実際は保守運用が中心だった」というように、就活中に抱いていたイメージと異なる環境に配属されるケースもあります。IT企業は業務範囲が広いため、配属先によって仕事内容や必要スキルが大きく変わる点もギャップを生む要因です。
この違いからミスマッチが生まれ、早期離職につながる場合があるため、「やめとけ」と言われることがあります。しかし一方で、事前に仕事理解を深めておくことでミスマッチは防ぎやすく、キャリアパスも多様なため、選び方次第で大きな成長が期待できる業界でもあります。
関連記事:IT業界研究の始め方|業界構造と向いている人を詳しく解説
給料が低い可能性があるから
IT業界は高収入のイメージがある一方で、「新卒は給料が低い」という声もあり、これが「やめとけ」と言われる理由のひとつになっています。特にSES(客先常駐)企業や中小企業の場合、初任給が業界平均より低めに設定されているケースも見られます。また、企業によっては実力主義が強く、成果を出すまでは給与が上がりにくい場合もあります。
さらに、IT企業には技術職以外にも事務寄りのポジション、サポート業務、運用保守など幅広い職種が存在し、職種によって給与幅が大きく異なる点も誤解を招きやすいポイントです。特に開発経験が少ないうちは担当できる業務が限定されるため、給与が期待値より低くなる可能性があります。
とはいえ、スキルを積み重ねることで大きく収入を伸ばせるのがIT業界の特徴でもあり、20代で年収600〜800万円台に到達するケースも珍しくありません。つまり「最初は低く見えるが、将来性が高い」という業界でもあり、長期的に見るとメリットの大きいキャリアとなり得ます。
関連記事:【徹底解説】IT業界にある18職種ごとの年収やキャリアパス、辛いことを紹介
常に情報収集する必要があるから
IT業界は技術の進化スピードが速く、新しいツールや言語、フレームワークが次々に登場するため、エンジニアとして活躍するには常に学び続ける姿勢が求められます。「一度覚えたスキルで一生働ける」という業界ではなく、知識のアップデートを怠ると市場価値が下がりやすい点が「きつい」と言われる理由です。
特に新卒の場合、入社後に基礎スキルを習得するだけでも大変なうえ、実務に入ると業界特有の知識やルールを覚える必要もあります。そのため、「勉強が嫌いだと厳しい」と言われることもあります。しかし、逆に言えば、学び続けられる人にとっては確実に成長できる環境であり、努力がそのままキャリアアップにつながる魅力的な業界です。
また最近は、企業側も研修制度や学習支援を強化しており、新卒の学習負担を軽減する取り組みが進んでいます。そのため、「常に学ぶ必要がある」という特徴はデメリットであると同時に、成長のチャンスにもなっています。
3. 新卒・未経験でも就職できるIT系のエンジニア職種

IT系エンジニアは、その専門性の高さから新卒や未経験からの就職は難しいと思われる方も多いです。
しかし、調べてみると多くの企業の新卒採用枠でエンジニア系職種が募集されています。特に募集が多く新卒未経験からでも十分に目指すことが可能な職種は以下の5つです。
-
・プログラマー
-
・システムエンジニア
-
・サーバーエンジニア
-
・フロントエンドエンジニア
-
・QAエンジニア
それぞれの職種について詳しくご紹介していきますので、これからITエンジニア系職種を目指すことを考えている方の参考になれば幸いです。
関連記事:プログラミングを使う仕事は?職種や年収、仕事になるまでの時間を解説
プログラマー
プログラマーは、システムやアプリケーションの動作を実現するためにコードを書く職種で、未経験からでも挑戦しやすい職種のひとつです。業務は設計書に基づきプログラムを組むことが中心で、最初は比較的簡単なパーツから担当し、徐々に難易度の高い処理の実装へとステップアップしていきます。
また、プログラマーは企業規模を問わずニーズが高く、研修制度が整っている企業も多いため、新卒や未経験者でも基礎から学びながらスキルを身につけられる環境が広がっています。加えて、実務経験を積むことでシステムエンジニア(SE)やフルスタックエンジニアなど上位職種へのキャリアアップも可能です。
IT業界の中でも比較的入り口が広い職種であり、意欲や継続的な学習姿勢が評価されやすい点も、新卒からの挑戦に適している理由です。
関連記事:プログラマーは新卒でもなれる?新卒からなる方法と応募可能な企業を紹介
関連記事:プログラマーの仕事内容とは?やりがい・厳しさと業務に役立つスキル・資格を解説
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、クライアントの要望をもとにシステム全体の設計や仕様を決める職種です。プログラマーよりも上流工程に携わることが多く、コミュニケーション能力や論理的思考力が求められるため、文系出身の新卒でも活躍しやすい特徴があります。
入社直後から高度な設計を任されるわけではなく、先輩のサポートを受けながら要件定義や設計書作成の流れを学んでいく環境が一般的です。最初はプログラムの理解から始まり、徐々に仕様作成や顧客折衝にスキルの幅を広げていきます。
また、SEはプロジェクト全体を管理する役割も担うため、職種としての需要が高く、未経験者の採用も積極的に行われています。キャリアの幅が広いことから、将来的にプロジェクトマネージャー(PM)を目指せる点も魅力です。
関連記事:システムエンジニアとは?仕事内容や年収・必要なスキルを解説
関連記事:システムエンジニアの仕事は楽しい?楽しめる人とそうでない人の違い
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、企業やサービスが利用するサーバーの構築・運用・保守を担当する職種です。ITインフラを支える重要な仕事であり、業務の安定性が高いことから新卒・未経験からでも挑戦しやすい職種として人気があります。作業内容は設定作業や監視、トラブル対応など多岐にわたります。
インフラ分野は専門知識が必要ですが、企業側も育成前提で採用するケースが多く、研修やOJTで基礎から教えてもらえる環境が整っている企業も多数存在します。特に近年はクラウド化が進んでおり、AWSやAzureなどのスキルを身につけることで市場価値が高まるのも特徴です。
コツコツ取り組む作業が多いため、丁寧さや責任感が求められますが、経験を積むほどキャリアが安定し収入も上がりやすく、新卒からのキャリア構築に適した職種です。
関連記事:未経験からサーバーエンジニアになるコツ!新卒採用で評価されるスキルを紹介
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリの見た目や使いやすさを実装する職種で、HTML・CSS・JavaScriptなどのスキルを用いてユーザーが直接触れる部分を作り上げます。デザインと技術の両方を扱うため、クリエイティブな仕事に興味のある新卒にも人気があります。
未経験からでも学習を始めやすい反面、求められる技術の変化が早く、常に新しいフレームワークやツールに触れる必要があります。しかし、企業側は新卒向けに基礎から学べる研修を用意していることも多く、段階的に成長できる環境が整っています。
UI/UXの理解が求められる点も特徴で、エンジニアの中ではユーザーに近い立場で仕事をするため、提案力やコミュニケーション力を活かしやすい職種です。成長意欲があれば、未経験からでも比較的スムーズにキャリアを築くことができます。
QAエンジニア
QAエンジニアは、システムやアプリの品質を保証するためのテストや検証を行う職種で、未経験から挑戦しやすいエンジニア職の代表例です。コードを書く開発職とは異なりますが、プロダクトの品質に深く関わる重要な役割を担っています。
業務内容はテスト計画の作成、テスト実施、バグの報告、改善提案など多岐にわたります。論理的思考力や分析力が求められるものの、専門知識は入社後の研修で習得できるため、新卒でもスタートしやすい職種とされています。
また、IT全体の仕組みを広く理解する必要があるため、キャリアの中で開発職やプロジェクト管理職へ転身するケースも多く、将来のキャリアパスが広い点も魅力です。コツコツ作業するのが好きなタイプや、丁寧に物事を進める人に向いており、未経験から確実にスキルを身につけられる職種です。
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
4. 新卒・未経験でもなれるエンジニア以外のIT系職種

IT業界・企業における仕事は、エンジニア系職種だけではありません。他の業界と同様、営業や事務などの職種もあります。
そこで本章では、新卒・未経験でもなれるエンジニア以外のIT系職種4つについて詳しくご紹介していきます。
IT営業
IT営業は、自社のITサービスやソリューションを企業へ提案する職種で、新卒・未経験からでも挑戦しやすい人気の仕事です。営業と聞くと「専門知識が必要で難しそう」と思われがちですが、実際には研修やOJTで基礎知識を学べる企業が多く、配属直後から高度な技術を理解しておく必要はありません。顧客の課題をヒアリングし、それに合ったシステムやサービスを提案するため、コミュニケーション力や相手の話を丁寧に聞く姿勢が重要になります。
IT市場は拡大が続いているため、企業が抱える業務課題も増えています。そのため、IT営業は幅広い企業から求められており、安定したニーズがある職種です。また、成果が給与に反映されやすいケースも多く、若いうちから高収入を狙いやすい点も魅力です。
さらに、提案を通じて業界知識が身につき、キャリアの中でプロジェクト管理やコンサル職へステップアップできる道も開けています。成長意欲があれば、未経験からでも十分に活躍できるポジションです。
Webマーケター
Webマーケターは、企業のサイトや広告運用を通じて集客や売上向上を図る職種で、データ分析力や仮説検証の思考が求められます。とはいえ、未経験や新卒からスタートする人が多く、企業側も育成前提で採用するケースが増えています。具体的な業務には、アクセス解析、SNS運用、広告の効果測定、コンテンツ企画などが含まれ、数字と向き合いながら改善を続ける点が特徴です。
Webマーケティングは成果をデータで可視化できるため、比較的短期間でスキルアップを実感しやすい点があります。また、マーケティングツールや広告媒体の仕組みは入社後の研修や実務の中で覚えていくことができるため、初心者でも着実にスキルを習得できます。
さらに、マーケティング経験はさまざまな業界で重宝されるため、キャリアの潰しがききやすい点もメリットです。ロジカルに考えることが好きな人や、分析・企画が得意な人に向いており、未経験からでも専門性を身につけられる魅力的な職種です。
IT事務
IT事務は、一般的な事務作業に加えてシステム操作のサポートやデータ入力、簡単なITツールの設定補助などを行う職種です。プログラミングなどの専門スキルがなくても始められるため、新卒・未経験者から非常に人気の高い職種となっています。また、IT企業だけでなく、社内システムを扱う一般企業でもニーズが高く、働ける環境の幅が広いのも特徴です。
業務ではExcel、チャットツール、クラウドサービスなど、日常的に使うITツールを扱うため、仕事を通じて自然とデジタルスキルが身につきます。こうしたスキルは今後のキャリアでも大いに役立つため、キャリアの入り口として選ばれるケースも多く見られます。
さらに、サポート業務を通じてITの基礎知識が身につくため、将来的にエンジニア職へのキャリアチェンジも可能です。安定した環境で働きながらITに触れられるため、「いきなりエンジニアは不安」という人にとって最も適した職種のひとつと言えます。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、企業の経営課題や業務課題をITを使って解決する職種で、高度なイメージがありますが、新卒から採用されるケースも多い職種です。入社後の研修で基礎知識を学びながら、先輩コンサルタントの補助業務を通して経験を積んでいくため、未経験でもスタート可能です。業務には業務分析、課題整理、システム導入支援、改善提案などが含まれ、企業活動を支える重要な役割を担います。
ITの専門知識だけでなく、論理的思考力やコミュニケーション力が求められる職種であり、文系出身者が活躍するケースも多くあります。また、多くの企業で大規模プロジェクトに携われるため、早期にビジネススキルを身につけられる点も魅力です。
さらに、ITコンサルは給与水準も比較的高く、成果に応じて早期昇給を目指しやすい職種でもあります。キャリアの中ではマネージャーやIT戦略担当などへのステップアップも可能で、未経験からでも成長できる環境が整っています。
関連記事:新卒でITコンサルタントになるために知っておくべき7つのこと|キャリア例も合わせて紹介
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
5. IT系に新卒・未経験から入社するための必要スキル

新卒採用の場合、IT系職種のほとんどは実務経験や専門性の高いスキルが必要なわけではありません。
しかし、以下の3つのスキルについては、事前に習得またはアピールすることで、内定を取りやすくなるでしょう。
-
・プログラミングスキル
-
・コミュニケーションスキル
-
・業界トレンドを情報収集するスキル
それぞれのスキルについて詳しくご紹介していきます。
関連記事:プログラミングを使う仕事は?職種や年収、仕事になるまでの時間を解説
プログラミングスキル
新卒・未経験からIT業界を目指す場合、まず身につけておきたいのがプログラミングスキルです。すべてのIT職種で必須というわけではありませんが、プログラマーやエンジニアとしてキャリアをスタートしたいのであれば、最低限の知識は欠かせません。特に、HTML/CSS、JavaScript、Pythonといった汎用性の高い言語は初心者にも学びやすく、基礎を理解するだけでも業務理解がスムーズになります。プログラミングに触れた経験があるだけで、面接でも学習意欲の高さを示せるため、採用担当者からの評価にもつながります。
もちろん、入社後に本格的な研修が用意されている企業も多く、最初から高度な技術を求められるわけではありません。しかし、事前に「自分で調べながらコードを書く」という経験を積んでおくことで、学習の吸収スピードが大きく変わります。
また、プログラミング学習は単なる技術習得にとどまらず、論理的思考力や問題解決力の向上にもつながります。これらは職種を問わずIT業界で必要とされる能力です。まずは基礎的な学習を継続し、小さくても成果物を作ってみることで、未経験でも自信を持って選考に臨めるようになります。
関連記事:プログラミングの勉強は何から始める?独学でもできる5つの学習ステップ!
関連記事:プログラミングの勉強方法は何がいい?挫折せず続ける方法について解説!
コミュニケーションスキル
IT業界では、プログラミングなどの技術が重視されるイメージがありますが、実際にはコミュニケーションスキルも同じくらい重要です。特に新卒・未経験者の場合、プロジェクトの全体像や仕事の進め方を理解するために、先輩社員から説明を受けたり、チーム内の情報共有を行ったりと、人とのやり取りが必ず発生します。相手の話を正確に理解し、自分の意図を適切に伝える力があることで、仕事の進行がスムーズになり、信頼関係の構築にもつながります。
また、エンジニア職であっても「仕様の確認」「問題点の共有」「作業内容の報告」など、会話が必要な場面は日常的にあります。むしろ、技術力の高い人ほどコミュニケーションを重視し、チーム全体の成果を最大化する意識で動いています。未経験からのスタートであれば、専門知識が不足している分を、積極的な質問や丁寧な対応で補っていく姿勢が評価されます。
さらに、顧客と直接向き合う機会のあるエンジニアやITコンサル、マーケ職では、課題のヒアリングや提案のための説明力が欠かせません。IT業界で長く活躍するためにも、コミュニケーションスキルは確実に磨いておくべき能力と言えるでしょう。
業界トレンドを情報収集するスキル
IT業界は変化のスピードが非常に早く、新しい技術やサービスが次々に登場します。そのため、未経験からIT企業を目指す場合は、日頃から業界トレンドをキャッチする習慣を身につけておくことが重要です。最新のニュースをチェックするだけでなく、「なぜそれが注目されているのか」「どの分野に応用されているのか」など背景まで理解できると、企業研究や面接でも説得力のある回答ができるようになります。
特にAI、クラウド、サイバーセキュリティ、データ分析などの分野は成長が著しく、採用ニーズも高まっています。これらの知識を軽く把握しておくだけでも、業界への関心を示せるため、未経験者にとって大きなアピールポイントになります。情報源としては、専門メディア、公式ブログ、YouTubeの技術解説、書籍などが挙げられ、通勤や空き時間でも無理なく学べる内容が多数あります。
また、トレンドを追うことで、自分が興味のある分野や将来のキャリアの方向性も見えやすくなります。IT業界では「自ら学び続けられる人」が評価されるため、情報収集を習慣化しておくことは、入社後の成長速度にも直結します。日々の学びを積み重ねることで、未経験でも自信を持ってIT業界に挑戦できるようになるでしょう。
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
6. IT系に新卒・未経験でも好印象を与える志望動機のアピール方法

エントリーシートや面接は、応募企業や職種への熱意をアピールする上で大切な機会となります。
そこで本章では、IT系企業や職種において特に好印象となるアピール方法をご紹介していきます。どれも難しいものではありませんので、選考対策の一環としてぜひ検討してみてください。
関連記事:IT業界の志望動機の書き方!新卒でも内定を獲得しやすいポイントを解説
IT資格を取得する
新卒・未経験でIT業界を志望する場合、最もわかりやすく意欲を示せる手段が「IT資格の取得」です。資格は基礎知識の習得度を客観的に証明できるため、経験がなくても採用担当者に好印象を与えられます。特に、基本情報技術者試験(FE)やITパスポート(IP)は、IT業界全体で評価されやすく、初心者でも学びやすい内容で構成されています。資格勉強を通じてITの基礎用語や仕組みを理解しておけば、選考での受け答えがスムーズになるほか、入社後の学習にも良い影響を与えます。
さらに、クラウド分野ではAWS認定資格やMicrosoft Azure Fundamentalsなどのクラウド系資格も注目されています。これらは業界での需要が高いため、未経験者でも「伸びしろがある人材」として見られやすく、選考の加点要素になりやすい点が魅力です。
また、資格取得に向けた取り組み自体が「主体的に学べる姿勢」をアピールできるポイントになります。IT業界は自主学習が欠かせないため、資格勉強の過程を志望動機や自己PRに組み込むことで、真剣に成長しようとする姿勢を伝えられます。資格はゴールではなく入口ですが、未経験者にとっては面接官に安心感を与える非常に有効な手段です。
関連記事:IT系資格を取る順番のおすすめ解説!ITパスポートの次に目指したい就活向け資格
徹底した職種研究に取り組む
未経験からIT業界を目指すうえで欠かせないのが「徹底した職種研究」です。IT業界には、プログラマー、SE、インフラエンジニア、Webマーケター、IT営業など多様な職種が存在し、それぞれ求められるスキルや仕事内容が大きく異なります。選考で志望動機を語る際に、こうした職種ごとの違いを理解しているかどうかは、採用担当者が」仕事をイメージできているか」を判断する重要なポイントです。
たとえば、「プログラマーはコードを書く仕事」「SEは設計や顧客調整まで含む仕事」といった基本的な違いを理解し、その中でなぜ自分がその職種を希望するのかを言語化することが大切です。職種研究を深めることで、入社後のミスマッチを防げるだけでなく、面接でも説得力ある志望動機を伝えられます。
さらに、企業ごとに同じ職種でも業務範囲が異なる場合があります。企業の採用ページ、現場社員のインタビュー記事、YouTubeの仕事紹介動画などを活用すれば、職種の理解をより深められます。徹底的に職種研究に取り組む姿勢を示すことで、未経験でも「この仕事で成長したい」という強い意欲をアピールでき、好印象につながります。
関連記事:IT業界研究の始め方|業界構造と向いている人を詳しく解説
エピソードとともに志望動機を伝える
志望動機に説得力を持たせるためには、「具体的なエピソードを添えて伝える」ことが重要です。未経験者の場合、業務経験がない分、抽象的な理由を述べがちですが、面接官からすると「本当に興味があるのか」判断がつきづらくなります。そこで、「どのような経験からITに興味を持ったのか」「なぜその職種を選んだのか」を具体的な出来事とともに説明することで、志望動機に一貫性と厚みが生まれます。
たとえば、「大学の授業で簡単なアプリ開発を体験したことをきっかけに、ITの仕組みに興味を持った」「アルバイトの業務でシステムに触れ、効率化の可能性を感じた」など、ささいな経験でも構いません。重要なのは、その体験を通じて何を感じ、どのように行動したのかを明確にすることです。
また、エピソードを語ることで、その人の学習姿勢や価値観も伝わりやすくなります。IT企業は「ポテンシャル採用」を重視するため、具体的な行動が伴ったエピソードほど強いアピールになります。志望動機は「熱意を伝える場」であることを意識し、体験を交えてわかりやすく語ることが、未経験でも好印象を与えるポイントです。
関連記事:ガクチカエピソードの例文15選!評価されるポイントなども紹介
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
7. IT系に新卒・未経験から就活へ臨む時の注意点

特に新卒・未経験でIT系の仕事に就こうと考えている場合、いくつかの注意点があります。
十分に考える時間を取らずに応募や内定承諾をすると、イメージとのギャップなどによって心身共にストレスになってしまう可能性もあるので注意してください。
本章ではIT系企業や職種を目指す上で気を付けるべき3つの注意点をご紹介します。
理想のキャリアプランに合った企業・職種を選ぶ
新卒・未経験からIT業界を目指す際にまず意識すべきなのが、「理想のキャリアプランと企業・職種の適合性」です。IT業界は職種が幅広く、企業によって求められるスキルや担当領域が大きく異なります。自分が将来どのようなエンジニアや専門職になりたいのかを明確にし、その目標に近づける環境を選ぶことが非常に重要です。キャリアの方向性が曖昧なまま就職すると、入社後にギャップを感じ、早期離職につながるリスクも高まります。
たとえば、将来はアプリ開発をしたいのに、インフラ中心の企業に入社してしまうと、日々の業務と目指すキャリアが一致しません。また、上流工程に携わりたいのであれば、育成制度が整い、段階的にステップアップできる企業を選ぶ必要があります。
そのため、企業研究と同時に「働き方」「学べる技術」「キャリアパス」「自分の興味」の4点を整理し、自分に最適な企業を見極めることが大切です。未経験者の場合、目先の内定に飛びつきたくなる気持ちもありますが、長期的な視点で会社を選ぶことで、安定して成長し続けられる環境を手に入れられます。
長時間労働になりやすい下請け企業は避ける
IT業界には多重下請け構造がある企業も多く、特に下位の工程を担当する企業は長時間労働になりやすい傾向があります。クライアント企業からの急な仕様変更や厳しい納期に対応しなければならず、その負荷が下流工程に集中してしまうケースが珍しくありません。未経験者がこうした企業に入社すると、スキルアップの時間が取れず、精神的な負担も大きくなる可能性があります。
もちろん、すべての下請け企業が劣悪な環境というわけではありません。しかし、企業選びの際には「どの工程を担当している会社なのか」「元請けとの関係性」「プロジェクトの進め方」を確認することが重要です。
求人情報では分かりにくい場合もあるため、口コミサイトや社員インタビュー、企業説明会での質問を通じて働き方を確認することが役立ちます。とくに労働時間の実態や残業の発生要因は、事前にチェックしておくべきポイントです。未経験からのキャリア形成では、学びの時間をしっかり確保できる企業を選ぶことが何より重要であり、長時間労働になりやすい下請け体質の企業は慎重に見極める必要があります。
ブラック体質なSES企業に要注意
未経験者が就職先として検討することの多いSES(システムエンジニアリングサービス)企業ですが、なかには「ブラック体質」と呼ばれる企業が存在するため注意が必要です。SESとは、エンジニアを顧客企業へ派遣し、常駐して業務を行う働き方ですが、企業によっては「研修がほとんどない」「スキルに合わない現場へ配属」「待機期間の給与が低い」など問題のある環境が見られる場合があります。未経験者がこうした企業に入社すると、十分なスキルが身につかないまま現場に出され、苦労するケースが少なくありません。
また、SESは配属先が企業ごとに異なるため、職場環境を自分で選べないというデメリットもあります。一方で、健全なSES企業であれば教育制度やフォロー体制が整っており、未経験でも大きく成長できる環境があります。
そのため、SES企業を検討する際は、「研修期間の長さ」「配属の決め方」「エンジニアのスキルアップ支援」「フォロー体制」「離職率」などを細かく確認することが重要です。ブラック体質な企業を避け、成長できる環境を選ぶことで、未経験でも確実にキャリアを積み上げていけます。
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
\ITエンジニア特化の就活支援サービス/
8. まとめ
新卒・未経験からIT系に就職することは、専門知識が必要というイメージから難しいと思われがちですが、実際には多くの企業が潜在能力や将来性を重視して採用を行っているため、十分にチャンスがあります。
また、IT人材は特にエンジニア系職種について今後需要が拡大し人材不足になると予想されているため、新卒からIT系に進もうと考えている方にとってはむしろ追い風になっているといえるでしょう。
ただし、IT業界を目指すうえでは、独学での学習やインターン参加、企業研究などの準備が欠かせません。新卒・未経験でも、適切な準備と自分の強みを生かしたアプローチができえれば希望の仕事に就けるでしょう。本記事で紹介したポイントも踏まえ、後悔のないファーストキャリアをスタートさせてください。
「自分に合う企業はどこ?」ITエンジニアの就活支援をしてきたプロが厳選してご紹介します!
企業の情報収集を進めていくなかで、「自分にあった企業がわからない」「数が多くて見きれない」「どこも同じにみえる」といったお悩みをお持ちではありませんか?
そのような方に向けて、ITエンジニアの就活支援をしているレバテックルーキーでは多数のキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望をヒアリングし、あなたにぴったりの企業を厳選してご紹介します!
ITエンジニアの就活支援に特化しているからこそわかるエンジニア選考のポイントもお伝えしていますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。
就活アドバイザーに相談してみる
関連記事










