なぜエンジニアになりたいのか?面接で差がつく回答や例文を解説

なぜエンジニアになりたいのか?面接で差がつく回答や例文を解説
エンジニアを目指して就活をしていると、エントリーシートや面接において「なぜエンジニアになりたいのか」という質問をされることが多くあります。

この質問にどのように答えるべきか悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、面接官の心を掴む「なぜエンジニアになりたいか」の回答例を、興味を持ったきっかけ、問題解決への姿勢、将来のビジョンという3つの切り口から詳しく解説するとともに、避けるべきNG例文や、効果的な志望動機を作成するための事前準備とポイントについて詳しく解説していきます。

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1.志望動機と「なぜエンジニアになりたいか」の質問の違い

「なぜエンジニアになりたいか」という質問は、選考で必ずと言って良いほど聞かれる志望動機とは異なることに注意しなければなりません。「なぜエンジニアになりたいか」を質問するのは、なぜエンジニアを志望するのかという理由を確認するためであり、志望動機はその企業に応募する理由を確認するためのものです。

そのため「なぜエンジニアになりたいか」の回答の中で、「貴社の事業内容に興味があるから」「貴社のエンジニアの働き方に魅力を感じたから」など、企業に対する志望動機を伝えてしまわないように注意しましょう。

「なぜエンジニアになりたいか」の質問は、同一職種であればどの企業に応募する際にも大きく変わることはなく、大筋を使い回すことが可能です。一方で志望動機の回答は、企業ごとに新しく作成する必要があるのも大きな違いです。この2つを混同してしまうと、エントリーシートや面接で一貫性のない回答になってしまうのでご注意ください。

関連記事:エンジニア職に応募するESの書き方解説!志望動機のコツや求められる人物像も

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2.【新卒向け】「なぜエンジニアになりたいか」への回答例

ここではエントリーシートや面接で聞かれることの多い「なぜエンジニアになりたいか」に対する回答例と考え方のポイントを、切り口別に3つご紹介しています。

回答に迷った場合は、ぜひ本章の内容を参考に回答をつくってみてください。

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関連記事:「どんなエンジニアになりたいか」にはどう答えるべき?5つの回答例を紹介

興味を持ったきっかけから語る例

「なぜエンジニアになりたいのか」に対する回答を考えるときは、エンジニア職に興味を持った具体的な体験やエピソードを切り口とすると考えやすいでしょう。

どんなサービスや技術に触れて心を動かされたのか、その時の感情や学びを具体的に記述することが重要です。単なる「好き」ではなく、それがどのようにエンジニアの仕事に繋がるのかを明確にすることで、本質的な関心と職種への適性をアピールできます。

以下に、回答の例をご紹介します。

「私がエンジニアを志望する理由は、日常生活の中でテクノロジーがもたらす変化に興味を抱き、自らもその創造に携わりたいと強く感じるようになったからです。

例えば、大学で〇〇(例:オンライン授業システム)を利用した際、その利便性に感動すると同時に、裏側でどのような仕組みが動いているのかという知的好奇心が芽生えました。そこから独学でPythonの基礎を学び始め、小さなプログラムが意図した通りに動いた時の達成感は、何物にも代えがたい喜びでした。

この経験を通じて、課題を技術で解決し、人々の生活を豊かにできるエンジニアという仕事に大きな魅力を感じています。
貴社が提供されているサービスのような、ユーザー体験を重視したサービス開発に私も携わり、技術で社会貢献できるエンジニアを目指したいと考えております。」

問題解決への姿勢をアピールする例

エンジニアは技術の力で多くの社会課題を解決できる仕事です。そこで、「エンジニアになり多くの問題を解決したい」という姿勢をアピールするのもおすすめです。

これまでの人生の中で、どのような課題や問題をどのように解決したか、また実際に解決した経験があればそのプロセスを具体的に振り返りましょう。IT関連でなくても構いません。

論理的に考え、試行錯誤し、最終的に解決に導いた経験は、エンジニアに必須の資質です。その経験から何を学び、どのように成長したのかを結びつけて説明しましょう。

以下に、回答の例をご紹介します。

「私がエンジニアを志望するのは、論理的思考力と問題解決への強い探求心を活かし、社会に貢献したいという思いがあるからです。

大学時代に研究室でのデータ解析プロジェクトに取り組んだ際、複雑なデータから原因を特定し、効率的な解決策を導き出すプロセスに大きなやりがいを感じました。

この経験から、複雑な問題を分解し、最適な解決策をコードで実装するエンジニアの仕事に魅力を感じるようになりました。また、インターンでの開発業務でシステムトラブルに直面した際には、冷静に状況を分析し、マニュアルを参考にしながら解決に導いた経験もあります。

これらの経験で培った粘り強さと、課題に真摯に向き合う姿勢を、貴社のエンジニアとして、社会のインフラを支えるシステム開発に活かしていきたいと考えております。」

将来のビジョンと結びつけた例

就活生の場合、エンジニアとしての将来のビジョンを軸に回答するのもよいでしょう。特に未経験の場合は、エンジニア職に対する意欲も大事な選考のポイントです。

応募企業の事業内容や技術と、あなたのキャリア目標をどのように結びつけられるかを考えることが重要となります。入社後にどのような技術を習得し、どんな貢献をしたいのかを具体的に示すことで、あなたの意欲と企業への適合性をアピールしましょう。

以下に、回答の例をご紹介します。

「私がエンジニアを志望するのは、貴社の一員として「誰もが快適に使えるサービスを、技術の力で創造する」というビジョンを実現したいと強く願っているからです。

私は普段から○○(Webサービスやアプリ)を利用しており、そのユーザーフレンドリーな設計と、日々のアップデートによる改善に感銘を受けています。開発経験はまだありませんが、このサービスのように、利用者の声に耳を傾け、技術を通じて課題を解決し、より良い体験を提供することに大きな魅力を感じています。

現在は、HTML/CSSを習得などを進めながら、ユーザー目線に立ったWebデザインや、サービス改善のためのアイデア出しを趣味として行っています。

将来は、貴社の研修制度や実務を通して専門知識を深め、ゆくゆくはユーザーにとって「なくてはならない」と感じてもらえるようなWebサービス開発に携わるエンジニアへと成長し、貴社の成長に貢献したいと考えております。」

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3.「なぜエンジニアになりたいか」のNG例

本章では「なぜエンジニアになりたいのか」に対する回答として避けるべき内容について解説します。

避けるべき内容は主に以下の3つです。
 

  • ・福利厚生・待遇を強調する

  • ・受け身で育ててもらおうとする

  • ・志望職種が定まっていない


これらは、選考上で不利になる可能性が高いので回答として避けた方が良いでしょう。

各内容ごとに、例文もあわせてご紹介します。

福利厚生・待遇を強調するNG例文

企業は、待遇だけで志望している人材は早期退職のリスクがあると判断する傾向にあります。そのため、福利厚生や待遇ばかりで仕事内容への興味や貢献意欲が伝わらない内容は、マイナス評価につながってしまうでしょう。

以下にNG例文をご紹介します。

「私が貴社を志望するのは、充実した福利厚生と高い給与水準に魅力を感じたからです。
残業が少なくワークライフバランスが充実していると伺い、非常に魅力的だと感じております。また、IT業界は平均年収が高いと聞いておりますので、将来的に安定した生活を送るためにはエンジニアが最適だと考えました。
これらの理由から、貴社でエンジニアとして働きたいと強く希望いたします。」

受け身で育ててもらおうとするNG例文

新卒採用でもポテンシャルや自律性を重視します。そのため、「教えてもらう」という受け身の姿勢だと、主体性や成長意欲が伝わらず選考上不利になってしまう可能性が高いです。

以下にNG例文をご紹介します。

「私はプログラミング未経験ですが、貴社の充実した研修制度に魅力を感じました。
入社後は、研修を通して一から丁寧に教えていただき、ゆくゆくはエンジニアとして成長したいと考えております。
私にはまだ特別なスキルはありませんが、言われたことはきちんとこなす真面目さがありますので、しっかりと学んで貴社に貢献できるよう努力いたします。」

志望職種が定まっていないNG例文

志望職種が定まっていない印象を与えてしまうと、具体的な職種への理解や志望度が低いと判断されてしまう可能性が高いです。

企業は、その職種で何をしたいのか、なぜその職種を選んだのかを明確に答えられる人材を求めています。回答内容としては、広く浅い興味を示すのではなく、具体的な方向性を示すのがポイントです。

以下にNG例文をご紹介します。

「私はIT業界に興味があり、貴社でエンジニアとして働きたいと考えております。
特に、Webサイト開発やアプリケーション開発など、幅広い分野に興味がありますので、入社後に適性を見ながら様々な業務に挑戦してみたいです。
どのような職種でも精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。」

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4.「なぜエンジニアになりたいか」の回答を考える時のコツ

エントリーシートや面接で「なぜエンジニアになりたいか」を質問された際に、自分だけの回答を作るためには、次のようなポイントを踏まえて考えるのがおすすめです。
 

  • ・徹底した職種研究に取り組む

  • ・エンジニアとしてのビジョンを描く

  • ・エンジニアとして叶えたいことを明確にする

  • ・具体的なエピソードや数字にリンクさせる

  • ・企業の求める人物像をベースに考える


「なぜエンジニアになりたいか」の答え方がわからずに手が止まってしまう方は、これらのコツを実践してみてください。

徹底した職種研究に取り組む

「なぜエンジニアになりたいか」の回答で説得力を高めるためには、まずは徹底した職種研究に取り組むことが大切です。応募職種について、具体的な仕事内容や求められる役割について理解し、やりがいやキャリアパスについても調べておくと良いでしょう。たとえば、システムエンジニアがどのような仕事に携わり、チームの中でどのような役割で立ち回るのかを十分に理解しておくと、「なぜエンジニアになりたいか」の回答も作りやすくなります。

職種研究の際には、応募職種で検索してみることに加えて、企業の採用ページなどを通じて先輩エンジニアがどのような働き方を実践しているのかを調べてみるのもおすすめです。その職種ならではのメリット・やりがい・魅力などについてリサーチしておくと、エンジニアを志望する理由もアピールしやすくなるでしょう。

エンジニアとしてのビジョンを描く

「なぜエンジニアになりたいか」を伝える時には、将来なりたいエンジニア像を思い描いておくことも効果的です。エンジニアになった後の理想的な働き方についてイメージを膨らませた上で、改めてエンジニアの志望理由を考えることにより、説得力のある回答を作りやすくなるからです。

たとえば、将来はITコンサルタントとして企業の経営課題を解決する仕事に携わりたいからこそ、新卒ではシステムエンジニアの仕事に就き、プログラミングの基礎からクライアント企業に対するヒアリングや要件定義についての経験を積みたいことをアピールするなど。中途採用でITコンサルタントを募集しているなど、自分のビジョンが応募企業でも実現できる働き方であれば、なお評価が高まるでしょう。

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エンジニアとして叶えたいことを明確にする

「なぜエンジニアになりたいか」の回答で迷ってしまう場合には、エンジニアとして叶えたいことから逆算してみるのも有効です。たとえば、セキュリティエンジニアとして企業やユーザーの安全を守ることを使命として働きたいと考える方なら、まずは企業のITインフラについて経験を積む必要があるからという理由で、インフラエンジニアを志望するなど。

今後のエンジニアとしてのキャリアの中で達成したいゴールが見えていると、誰かにエンジニアを目指す理由について問われても、説得力ある志望動機を説明できるようになります。まずはエンジニアとしてIT業界に飛び込んだ後、どんなキャリアをゴールとしたいのかを思い描いてみてください。

具体的なエピソードや数字にリンクさせる

「なぜエンジニアになりたいか」を考える時には、過去の具体的なエピソードや数字にリンクさせるようにすると、納得感のある回答を作ることができます。たとえば、エンジニアという仕事を知ったきっかけや、プログラミング言語を学んできた年数、エンジニアとしての就職を見据えた大学の専攻などを、選考でのアピールにもリンクさせてみましょう。

企業の新卒採用においては、テンプレートやマニュアル通りの回答よりも、あなた自身の個性・価値観が伝わるような回答の方が高く評価されます。そのためには具体的なエピソードや数字を盛り込むのが非常に効果的なので、エンジニアになりたいと思った理由について、なるべくオリジナリティある表現を取り入れてみてください。

企業の求める人物像をベースに考える

「なぜエンジニアになりたいか」が思いつかない時には、応募する企業の「求める人物像」をベースとして考えるのもおすすめです。求める人物像には、自社の最前線で活躍しているエンジニアの特徴をもとに、企業が採用したいと考える学生のスキル・性格・価値観などが盛り込まれています。この求める人物像に合わせてエンジニアへの志望理由を作ることで、採用担当者に刺さるアピールにつながるのです。

たとえば、「協調性がある人」と求める人物像に書かれている場合には、「開発チームで一丸となって製品を作るエンジニアの働き方に魅力を感じたから」と回答すると効果的です。企業の求める人物像は、志望動機や自己PR、ガクチカなどを作る時にも役立つので、必ずチェックしておきましょう。

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4.「なぜエンジニアになりたいか」の回答例文

ここまで解説してきた「なぜエンジニアになりたいか」を質問する意図や回答のコツを踏まえて、具体的な回答例文をご紹介します。代表的な応募職種ごとに解説しているので、「なぜエンジニアになりたいか」の回答を作る参考にしてみてください。

システムエンジニアの回答例文

「私がエンジニアになりたいと考えたのは、高校のプログラミングの授業でシステム開発に触れたのがきっかけです。自分が書いたプログラムでアプリケーションが動作することに楽しさを感じ、将来はエンジニアを仕事にしたいと考えるようになりました。大学進学後も授業でプログラミングについて学びながら、プライベートでは個人開発に取り組み、困った時にはプログラミング研究会の先輩を頼りながらスキルアップに励んできました。貴社のシステムエンジニアとして入社後は、これまで培ったプログラミングスキルを活かして開発チームを率いるようなエンジニアになりたいです。」

Webエンジニアの回答例文

「私はWebサイトの仕組みに興味を持ったことがきっかけで、Webエンジニアになりたいと考えるようになりました。自分が普段使っていたWebサイトで、スクロールするごとに新しいコンテンツが表示されたり、タップした時に大きく画面が動いたりするのを目にする中で、「自分もこんなWebサイトを作ってみたい」と考えるようになりました。大学の夏休みにはプログラミングスクールの短期集中コースを受講して、フロントエンドエンジニアとしてのスキルを学び、実際にオリジナルWebサイトを構築できるようになりました。貴社のWebエンジニアとして入社後も、Webサイトを作る楽しさを実感しながら働きたいと思っています。」

インフラエンジニアの回答例文

「私は将来、企業の機密情報やユーザーの個人情報を守るセキュリティエンジニアになりたいと考え、貴社のインフラエンジニアを志望しました。高校生の頃に自宅のパソコンがウイルスに感染してしまい、家族全員が不安になって大変な思いをしたことから、自分の力でこうした悩みを持つ人を減らしたいと思ったのがきっかけです。そのためにはまずITインフラについての理解を深めて、インフラの保守・運用の経験を積むことが必要であると考え、セキュリティエンジニアとして活躍する先輩も在籍する貴社でインフラエンジニアとして働きたいと思っています。」

ここまで「なぜエンジニアになりたいのか」の回答方法や例を解説してきましたが、「ポイントを意識したけど、面接で落ちてしまう。何がいけないかわからない」「自分で作成した回答が評価されるか不安」と悩むこともあるでしょう。

そのような時は、就活エージェントに相談してみるのも一つの手です。レバテックルーキーはITエンジニアに特化した就活サービスで、エンジニア選考のポイントをふまえて面接練習がおこなえます。あなたの理想にぴったりの企業紹介もしているので、エンジニアとして就職したい方は、ぜひ以下のボタンからレバテックルーキーに登録してご相談ください。

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5.「なぜエンジニアになりたいか」を企業が質問する意図

「なぜエンジニアになりたいか」の質問に対し、採用担当者に刺さる回答を伝えるためには、質問する側の意図を理解しておくことが重要です。エントリーシートや面接でエンジニアを志望する理由について質問する背景としては、次の5つが考えられます。
 

  • ・深く職種研究ができているか

  • ・将来のキャリアプランを立てているか

  • ・IT業界への興味・関心があるか

  • ・エンジニアとしての資質があるか

  • ・どれだけエンジニアへの志望意欲があるか


これらの企業側の意図も踏まえながら、「なぜエンジニアになりたいか」の回答を作成するようにしましょう。

関連記事:新卒エンジニアに未経験でなるには?エンジニア就職に向いている人はこんな人

深く職種研究ができているか

「なぜエンジニアになりたいか」の質問を通じて、企業は学生がどれだけ深く職種研究ができているかを判断しようとしています。エンジニアという職業について深く理解し、それぞれの職種ごとの仕事内容や役割の違いを踏まえた上で、エンジニアを志望しているのかを見極めようとしているのです。

たとえば、「プログラミングで新しいサービスを生み出したい」という理由で、インフラエンジニアの求人に募集していた場合、企業側からは職種研究が十分でない人物とみなされるでしょう。インフラエンジニアはプログラミング作業よりも、サーバーの構築・保守が主な仕事内容になるからです。このような応募職種の仕事内容や役割を理解していることをアピールするのが、「なぜエンジニアになりたいか」を回答するコツです。

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将来のキャリアプランを立てているか

「なぜエンジニアになりたいか」の回答をチェックすることで、学生が将来のキャリアプランを描いているかを確認する意図もあります。エンジニアとしてのキャリアについて、明確なプランを立てて就活に臨んでいる学生は、エンジニアの仕事に対する意欲が高く、自社で長期的に活躍してくれる人材と判断されるからです。

入社から5年後、10年後の働き方やエンジニア像を具体的にイメージできている学生なら、入社後のミスマッチを起こしにくいと評価され、自社の組織文化に合っているかどうかも判断しやすくなります。そのため「なぜエンジニアになりたいか」を明確なキャリアプランとともに回答できる学生は選考を通過できる可能性もアップするのです。

関連記事:ITエンジニアのキャリアパスを描くコツとは?理想の働き方を探すための注意点
関連記事:ESのキャリアプランの書き方を解説!企業の質問意図と例文付き

IT業界への興味・関心があるか

「なぜエンジニアになりたいか」の回答では、IT業界への興味・関心の度合いについてもチェックされます。変化の激しいIT業界では、常に業界の最新情報をチェックして業務に活かす姿勢が求められます。空いた時間を活用してITニュースをチェックしたり、技術ブログを読んだりする習慣のある学生なら、入社後も積極的にスキルアップに取り組むだろうと判断され、高評価につながるのです。

IT業界に対して強い好奇心を持つ方なら、入社時点ではプログラミングスキルや開発実績がなかったとしても、その後は現場の最前線で活躍するポテンシャルを持った人材とみなされます。そのため「なぜエンジニアになりたいか」を回答する際には、エンジニアを志望したきっかけや、エンジニアの仕事への関心について強調するのが効果的です。

エンジニアとしての資質があるか

「なぜエンジニアになりたいか」の質問の中で、企業は学生にエンジニアとしての資質があるかを見極めようとするケースもあります。エンジニアに適性がない学生を採用してしまうと、入社後の早期退職を招いてしまい、採用活動がやり直しになってしまう可能性があるからです。

たとえば、論理的思考力が身についていてロジカルな回答ができるかどうか、周囲と円滑なコミュニケーションを取れる人物かをチェックしていることが考えられます。受け身な姿勢が感じられたり、周囲との協調性が低いと判断されたりすると、エンジニアには向かない人物と評価されてしまうでしょう。「なぜエンジニアになりたいか」を回答する時には、エンジニアに求められる人物像や価値観について、積極的にアピールすることが大切です。

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どれだけエンジニアへの志望意欲があるか

「なぜエンジニアになりたいか」の質問にて、エンジニアという仕事への志望意欲の高さを調べている企業も多いです。志望動機とともに、学生の志望度をチェックしているパターンです。ポテンシャル採用が行われる新卒採用では、志望意欲の高さが選考の判断材料になることが多く、どうしてもエンジニアになりたいという熱意が伝わる学生を積極的に採用したいと考えます。

そのため過去のエピソードや経験談を踏まえて、説得力ある根拠とともに「なぜエンジニアになりたいか」を回答できる学生の方が、選考では有利となります。入社後のキャリアビジョンやIT業界への好奇心などとともに、エンジニアになろうとする決意や信念をアピールするのが効果的です。

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6.エンジニアの志望動機の例文

未経験からエンジニアになる際の志望動機の例文をご紹介します。

「私が貴社を志望するのは、IT技術の力で人々の生活をより豊かにするエンジニアになりたいという強い思いがあるからです。
大学では経済学を専攻しておりましたが、独学でWebサイト制作に挑戦した際、自分の書いたコードが形となり、インターネットを通じて世界中に公開できることに大きな感動と可能性を感じました。

この経験から、プログラミングスキルを身につけるだけでなく、ユーザーの課題を技術で解決するエンジニアという仕事に大きな魅力を抱きました。現在は、オンライン学習プラットフォーム「Udemy」でデータ分析コース)を修了し、個人で簡単なアプリを開発するなど、日々学習を継続しております。

貴社の一員として、未経験であるからこそ持つ学ぶ意欲と、新しいことへの挑戦を恐れない探求心を活かし、チームの一員として貢献しながら、将来的には貴社のサービスを支えるエンジニアへと成長していきたいと考えております。」

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7.エンジニアの志望動機を作成するときのポイント

エンジニアの志望動機を作成するときのポイントは、以下の3つです。
 

  • ・「なぜエンジニアになりたいのか」を明確にする

  • ・応募先企業を志望する理由を考える

  • ・活かせる経験やスキルを結びつける


これらのポイントを意識して書くことで、ブレのない回答になるでしょう。それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

「なぜエンジニアになりたいのか」を明確にする

志望動機を作成する上で最も重要なのは、「なぜエンジニアになりたいのか」という根本的な動機を明確にすることです。

単なる「ITに興味がある」という漠然とした理由では、面接官に響きません。過去の経験(学業、アルバイト、趣味など)と結びつけ、「〇〇な経験からエンジニアの仕事に魅力を感じた」「〇〇な課題を技術で解決したい」といった具体的なきっかけや、エンジニアという仕事を通じて何を成し遂げたいのかを深く掘り下げるのが大切です。

この「なぜ」の部分が明確であればあるほど、回答に説得力と真実味が生まれ、面接官に熱意を強く伝えることができます。自己分析を徹底し、あなた自身の言葉でエンジニアへの思いを表現しましょう。

応募先企業を志望する理由を考える

「なぜエンジニアになりたいのか」が明確になったら、次は「なぜ数ある企業の中で、貴社でなければならないのか」という理由を考えましょう。

企業は、自社の事業内容や文化にフィットし、長期的に貢献してくれる人材を求めています。そのためには、応募企業に関する徹底的な企業研究が不可欠です。企業のウェブサイト、採用ページ、ニュースリリース、IR情報などを隅々まで確認し、競合他社にはないその企業独自の魅力や強みを回答に盛り込むと良いでしょう。

例えば、企業理念への共感、提供されている特定のサービスへの感動、活用されている技術スタックへの興味、社員の方々の魅力など、具体的に惹かれた点をあなたの言葉で語れるように準備しましょう。

活かせる経験やスキルを結びつける

プログラミング経験の有無に関わらず、これまでのあなたの経験の中から、エンジニアとして活かせる強みやスキルを具体的に棚卸しし、志望動機に結びつけましょう。

例えば、論理的思考力、問題解決能力、継続して学習する姿勢、チームでの協調性、コミュニケーション能力など、エンジニアの仕事に共通して求められる素質は多岐にわたります。

大学での研究活動、アルバイト、部活動、趣味など、どのような経験からそれらの能力を培ったのかを具体的なエピソードと共に語ることがポイントです。プログラミング経験がある場合は、どのような言語で何を作ったのか、その過程でどのような課題に直面し、どう解決したのかを具体的に示すと良いでしょう。

これまでの経験が、応募企業でどのように貢献できるかを明確にアピールすることが重要です。

関連記事:エンジニアに必要なスキル一覧!7つの必須スキルと職種別の身につけたいスキルまとめ

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8.まとめ

エントリーシートや面接で「なぜエンジニアになりたいか」について質問された場合、企業側は職種研究の深さや将来のキャリアプラン、IT業界への興味・関心の度合いなどをチェックしていることが多いです。エンジニアへの適性があるかどうか、エンジニアへの志望意欲がどれだけ高いかを確認している企業も多く、これらの質問意図を踏まえて回答を作ることが大切です。

「なぜエンジニアになりたいか」の質問で採用担当者に刺さる回答を作るコツとして、徹底した職種研究に取り組むこと、エンジニアとして叶えたいことを明確にすること、企業の求める人物像をベースにすることも効果的です。本記事で解説してきた回答例文・NG例文も踏まえながら、あなたの熱意が伝わる回答を作成してみてください。

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ITエンジニアの就活に特化しているからこそ分かる選考のポイントをお伝えしていますので、ITエンジニアとして就職したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。

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