エンジニアはプログラミングをしない職種?プログラマーとの違い・将来性も

本記事では、エンジニアとプログラマーの違いについて解説しながら、プログラミングをしないエンジニアの仕事や、プログラミングスキルを磨ける資格、エンジニアに向いている人の特徴などをご紹介します。
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- 1.エンジニアはプログラミングをしない現場も多い
- 2.システムエンジニアとプログラマーの違い
- 3.エンジニア向けのプログラミングスキルを磨ける資格
- 4.プログラミング不要なエンジニアに向いている人の特徴
- 5.エンジニア就活に向けてプログラミングスキルを習得する方法
- 6.まとめ
1.エンジニアはプログラミングをしない現場も多い
IT業界で働く「エンジニア」といえば、プログラミングスキルを駆使してシステム開発に取り組む職種というイメージがあります。確かにプログラミングに従事するエンジニアも多く、Webエンジニアやアプリケーションエンジニアなどは、プログラミングスキルが必須の職種となっています。
一方で、プログラミングを行わないエンジニアが存在するのも事実です。そのためIT業界を志望するなら、入社後にプログラミングスキルを必要とする職種なのか、必要なら何の言語を学ぶべきなのかを理解した上で、就活に取り組む必要があります。
システムエンジニアはプログラミング以外の仕事が中心
プログラミングを行わない職種として代表的なのが、「システムエンジニア」です。システムエンジニアはIT業界では最も有名な職種の一つですが、主にシステム開発における上流工程を担当するので、現場によってはプログラミング作業が発生しないことも十分に考えられます。
システムエンジニアが担当する上流工程とは、クライアント企業との打ち合わせを重ねて必要なシステムの要件をまとめる要件定義、開発するシステムの基本設計・詳細設計などが挙げられます。システムエンジニアがまとめる仕様書・設計書をもとにして、社内の開発チームのプログラマーがプログラミング作業を手掛けるという役割分担となっています。
プログラミングスキルが不要なわけではない
就職する企業によっては、システムエンジニアがプログラミング作業に従事しないこともありますが、プログラミングスキルが不要なわけではありません。システムエンジニアの就活では、高いプログラミングスキルを持っている学生の方が有利となり、プログラミング未経験では内定獲得のハードルが高まる傾向にあります。
というのも、システム開発の専門家としてクライアント企業と接するためには、プログラミングに関する深い知見が求められるからです。プログラマーにとってわかりやすい仕様書や設計書をまとめる際にも、プログラミングスキルが必要とされます。そのため、プログラミングスキルを学ぶことなく就職できる職種というわけではない点に注意しましょう。
インフラエンジニアはプログラミングスキルが不要なことも
システムエンジニア以外にプログラミングが不要な職種として、インフラエンジニアが挙げられます。サーバーエンジニアやネットワークエンジニアなどのITインフラを扱う職種では、プログラミングスキルは必須ではなく、サーバーやネットワークといったIT技術についての知識が必要とされるからです。
インフラエンジニアの選考ではプログラミングスキルを必須としていないことも多いため、プログラミング未経験であっても内定を獲得することが可能です。ただし、インフラエンジニアとしての専門性を追求したり、クラウドエンジニアとしてITインフラの構築を自動化したりする場面では、プログラミングスキルが重宝されます。そのためインフラエンジニアを目指す場合にも、プログラミングを学んでおいて損はありません。
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2.システムエンジニアとプログラマーの違い
ここからはプログラミングをしない職種として挙げたシステムエンジニアと、プログラミングを専門とする職種であるプログラマーの違いについて、以下の3つの観点からご紹介します。
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・仕事内容の違い
・キャリアパスの違い
・将来性の違い
これらの違いを踏まえた上で、今後の就職先選びの参考にしてみてください。
仕事内容の違い
システムエンジニアとプログラマーを比較すると、仕事内容に大きな違いがあります。システムエンジニアはシステム開発における上流工程を担当し、プログラマーは下流工程を担当します。システムエンジニアがクライアント企業の要望をもとに設計書を作成し、プログラマーはその設計書をベースとしてプログラミング作業に従事するという流れです。
ただし、システムエンジニアとプログラマーの仕事は明確に区別されていない現場も多く、少数のメンバーで活動するベンチャー企業やスタートアップ企業では、システムエンジニアがプログラマーの仕事を兼ねていることも珍しくありません。
キャリアパスの違い
システムエンジニアとプログラマーは将来目指せるキャリアパスに違いがあります。
システムエンジニアはシステム開発における上流工程の経験を活かし、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどの上位職種へのキャリアアップがしやすい職種です。フリーランスエンジニアとして独立したり、インフラエンジニアやAIエンジニアなどの異なる職種へのジョブチェンジを図ったりすることも可能です。
一方でプログラマーに関しても幅広いキャリアパスを選択することが可能で、システム開発の上流工程を担当するシステムエンジニアにジョブチェンジすることもできます。幅広いプログラミングスキルを習得して、プログラマーとしての専門性を追求することも可能です。
ゼネラリストとしてのキャリアを歩みたいならシステムエンジニア、スペシャリストや職人としてのキャリアを歩みたいならプログラマーの仕事が適しています。
将来性の違い
システムエンジニアとプログラマーは、いずれも将来性が高い職種であり、今後も高い需要が見込まれています。
ただし、AIの普及によってプログラマーの仕事の一部を生成AIに任せることも可能になっており、今後はプログラミング作業をAIに任せるプログラマーも増えると考えられます。単純作業しか担当できないスキルレベルの低いプログラマーは、AIに置き換わる可能性も出てくるでしょう。そのためプログラマーとして活躍し続けるためには、より一層スキルアップ・キャリアアップに取り組み続ける必要があります。
一方で、システムエンジニアのように対人コミュニケーションが重要な職種は、AIに仕事を奪われにくい傾向があります。プログラマーと同様に、スキルレベルの低いシステムエンジニアはAIに置き換わる可能性は否定できないので、スキルアップの重要性が高まることは共通しています。
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3.エンジニア向けのプログラミングスキルを磨ける資格
ここからはプログラミングスキルを習得するのに役立つエンジニア向けの資格をご紹介します。エンジニア就活に向けて、今からプログラミングスキルを磨きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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・ITパスポート試験
・基本情報技術者試験
・HTML5プロフェッショナル認定試験
これらの3つの資格を順番に解説しましょう。
ITパスポート試験
ITパスポート試験は、ITを活用するすべての社会人を対象とした国家資格です。IT資格の中では最も入門者向けに位置づけられる資格で、実践的なプログラミングスキルというよりも、ITエンジニアとして働くために欠かせないIT知識を習得できるのが特徴です。いきなりプログラミング言語の学習から始めるよりも、ITパスポート試験などを通じてITエンジニアの基礎を学ぶ方が、効率的なプログラミング学習につながります。ITパスポート試験はパソコンを用いたCBT方式で行われ、全国の試験会場で随時受験することができるので、まずは気軽に挑戦してみましょう。
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基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、ITパスポート試験の上位に位置する資格です。ITエンジニアとして就職するための登竜門と呼ばれ、プログラミングを含めたITエンジニアに必要な幅広いスキルが問われます。実務経験を持たない学生でも合格しやすい難易度ですが、業界での知名度が高く、就職活動で評価されやすい資格の一つです。なお、基本情報技術者試験で出題されるプログラミング問題は、一つのプログラミング言語をもとにした問題ではなく、疑似言語による出題となっています。どのプログラミング言語を学んでいる方でも回答できる問題なのでご安心ください。
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HTML5プロフェッショナル認定試験
HTML5プロフェッショナル認定試験は、初心者向けの言語とされるHTML/CSS、JavaScriptのプログラミングスキルを証明できる資格です。IT業界で使われるプログラミング言語には、HTML5プロフェッショナル認定試験のような認定資格がそれぞれ用意されています。Rubyなら「Ruby技術者認定試験」、Javaなら「Java™プログラミング能力認定試験」といった種類があります。こうした認定試験は、プログラミング学習の目標・ゴールとして活用できるほか、高いプログラミングスキルを持つことを証明するためにも役立つので、プログラミング学習の一環として受験してみると良いでしょう。
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4.プログラミング不要なエンジニアに向いている人の特徴
ここからはシステムエンジニアやインフラエンジニアなど、プログラミングをしないエンジニアに向いている人の特徴についてご紹介します。
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・マネジメントスキルが高い
・コミュニケーションスキルに長けている
・提案力・ヒアリング力に自信がある
それぞれ詳しく解説しますので、就活でどのように自己PRするかの参考にしてみてください。
マネジメントスキルが高い
システムエンジニアなどのプログラミングが不要なエンジニアに向いている人の特徴として、マネジメントスキルが高いことが挙げられます。プログラミングなどの下流工程に従事するのではなく、要件定義やシステム設計、プロジェクトマネジメントなどの上流工程を担当する職種では、高いマネジメントスキルを持つ人ほど高く評価されます。開発チームのマネジメントを通じて、システム開発プロジェクトを成功に導ける力量がある人は、あらゆる現場からの需要があるからです。将来はプロジェクトマネージャーを目指すことも可能なので、IT業界に必要なマネジメントスキルを追求してみるのも良いでしょう。
コミュニケーションスキルに長けている
コミュニケーションスキルに長けている人も、システムエンジニアに向いている人に挙げられます。プログラミングをしないシステムエンジニアの職種では、人と人とのやりとりが重要となる場面が多く、高いコミュニケーションスキルが重視されやすいからです。システムエンジニアを採用する企業側にとって、プログラミングスキルなどの技術面は入社後に指導することができるが、コミュニケーションスキルは企業の研修で伸ばすことが難しいと判断します。そのため高いコミュニケーションスキルを印象付けるようなエピソードを自己PRに盛り込むと、就活を有利に進めることができるでしょう。
提案力・ヒアリング力に自信がある
提案力やヒアリング力に自信がある人も、システムエンジニアへの適性があります。システム開発の専門家として説得力のある提案ができる人物や、クライアント企業の求めるニーズを正確に把握できるヒアリング力を備えた人物は、その後のシステム開発プロジェクトを成功に導ける存在として重宝されます。クライアント企業のニーズを深掘りしないままシステム開発プロジェクトをスタートしてしまうと、開発フェーズの途中で仕様変更を求められるなど、大きなトラブルを招く原因になるからです。高いプレゼンスキルがある方ならクライアント企業からの信頼を獲得しやすく、エンジニアとしての市場価値も高まるでしょう。
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5.エンジニア就活に向けてプログラミングスキルを習得する方法
システムエンジニアやインフラエンジニアなどの一部の職種では、プログラミング作業が発生しないこともありますが、プログラミングスキルが一切不要というわけではありません。ここではエンジニア就職活動に向けて、プログラミングスキルを効率的に習得する方法についてご紹介します。
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・動画サイト・学習サイトで手軽に学ぶ
・個人開発に取り組みながらアウトプット学習する
・プログラミングスクールに通う
これらの方法を踏まえて、エンジニア就活に必要なプログラミングスキルを身につけましょう。
動画サイト・学習サイトで手軽に学ぶ
エンジニア就活に向けてプログラミングスキルを学ぶなら、動画サイトや学習サイトを通じて、初心者向けのコンテンツからスタートするのがおすすめです。プログラミング言語の参考書などを使って学習をスタートしてしまうと、わかりにくい部分が出てきた時に手が止まってしまい、挫折につながる可能性が高いからです。一方で初心者向けにわかりやすく解説した動画などで学習に取り組めば、プログラミングの概念もスムーズに理解が進むメリットがあります。プログラミング初心者向けにわかりやすいアニメーションなどを用いた学習サイトを使うのも効果的ですので、ぜひ試してみると良いでしょう。
個人開発に取り組みながらアウトプット学習する
エンジニア就活のためにプログラミングスキルを磨く際には、学んだプログラミングスキルを活かして個人開発に取り組むのもおすすめです。簡単なアプリやサービスの開発に取り組んでみることで、インプットした知識をアウトプットしながら記憶の定着を図れるほか、開発実績という就活での強力なアピール材料を作ることができるからです。システム開発の全体の流れを体験することで、入社後のエンジニアの働き方への理解が深まり、ミスマッチを防げるメリットもあります。
プログラミングスクールに通う
プログラミング学習に挫折した経験がある方や、プロの講師にサポートしてもらいたいと考える方には、プログラミングスクールに通うのもおすすめです。プログラミングスクールを利用することで、プログラミング学習についてすぐに相談できる相手が見つかるので、わからないことが出てきた時にも、プログラミング学習に挫折しにくくなるメリットがあります。独学と比べると高額な費用がかかる傾向にありますが、短期集中的にプログラミングスキルを伸ばしたいなら、積極的に活用してみると良いでしょう。
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6.まとめ
IT業界でエンジニアと呼ばれる職種の中には、プログラミングをしない職種も存在します。システム開発における上流工程を担当するシステムエンジニアや、ITインフラの構築やメンテナンスを手掛けるインフラエンジニアなどが当てはまります。しかしプログラミングスキルが不要というわけではなく、就活で内定を獲得するためにも、将来のキャリアアップを果たすためにも、プログラミングスキルを身につけておくことが重要です。
エンジニア向けのプログラミングスキルを磨ける資格としては、ITパスポート試験や基本情報技術者試験が挙げられます。動画サイトや学習サイトを使って基礎を身につけたり、個人開発に取り組みながらアウトプット学習したりするのも、プログラミングスキルを習得するのに有効ですので、ぜひ就活対策に取り入れてみてください。
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