平均年収の高い業界ランキングTOP10!年収は業界で決まるのかも解説

平均年収の高い業界ランキングTOP10!年収は業界で決まるのかも解説
就活や転職を考えている方のなかには「平均年収の高い業界にどこ?」「業界で年収が決まるって本当?」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、平均年収の高い業界ランキングを男女別にご紹介するとともに、年収がどの業界にいるかで決まる理由などについても詳しく解説しています。

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1.【男女別】平均年収の高い業界ランキング

ここでは、令和4年度における民間給与実態統計調査に基づいた、男女別の平均年収の高い業界ランキングを紹介します。

男性

業界の平均年収について、男性の場合は下記の通りとなります。

順位 業界 平均年収
1位 金融・保険 842万円
2位 電気・ガス・熱供給・水道 793万円
3位 情報通信 696万円
4位 学術研究・専門・技術サービス業・教育, 学習支援業 668万円
5位 製造 611万円
6位 複合サービス 585万円
7位 建設 577万円
8位 医療・福祉 564万円
9位 不動産・物品賃貸 549万円
10位 運輸・郵便 514万円

令和4年における男性の平均年収は、563万円であるため、これを100万円以上超える情報通信や電気ガス、金融業などは年収の高い業界といえるでしょう。

女性

業界の平均年収について、女性の場合は下記の通りとなります。

順位 業界 平均年収
1位 電気・ガス・熱供給・水道 532万円
2位 情報通信 479万円
3位 金融・保険 460万円
4位 学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業 406万円
5位 医療・福祉 351万円
6位 不動産・物品賃貸 334万円
7位 建設 334万円
8位 製造 328万円
9位 複合サービス 318万円
10位 運輸・郵便 307万円

令和4年における女性の平均年収は、314万円であるため、これを100万円以上超える金融や情報通信、電気,ガスなどは年収の高い業界といえるでしょう。

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2.平均年収の高い企業ランキング

続いて、2023年の有価証券報告書をもとに作成した平均年収の高い企業ランキングをご紹介します。

 
順位 企業 平均年収 業界
1位 M&Aキャピタルパートナーズ 2,688万円 サービス
2位 キーエンス 2,182万円 製造
3位 ヒューリック 1,803万円 不動産
4位 地主 1,694万円 不動産
5位 伊藤忠商事 1,579万円 卸売
6位 三菱商事 1,558万円 卸売
7位 三井物産 1,549万円 卸売
8位 ソレイジア・ファーマ 1,490万円 医療
9位 丸紅 1,469万円 卸売
10位 ストライク 1,432万円 サービス

ランキングでは、様々な企業のM&Aの仲介を行うM&Aキャピタルパートナーズをはじめとしたサービス業や、ヒューリックなどの不動産業、伊藤忠商事などの卸売業の割合が高くなっています。

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3.年収が「どの業界にいるか」で決まる理由

年収は「どの業界にいるかでそのほとんどが決まる」と言われ、その理由については下記の2つがります。
 

  • ・利益率がビジネスモデルやによって異なるから

    ・業界ごとに成長性や景気が異なるから


それぞれの理由について詳しく解説します。

利益率がビジネスモデルによって異なるから

業界ごとの年収の差は、そのビジネスモデルの利益率によって大きく左右されます。

例えば、金融業界やコンサルティング業界は、顧客に対して専門的な知識やアドバイスを提供することで高額なフィーを取ることができるため、利益率が他の業界と比較して高いです。そのため年収も上昇しやすい構造にあります。

一方で、小売業やサービス業は、売上に対するコストが大きいため、利益率が下がる傾向にあります。結果として、社員の年収も低めです。

企業がどれだけ利益を出せるかが従業員への報酬にも大きな影響を与えるため、業界選びは年収に直結する重要な要素となります。

関連記事:IT業界とは?5つの分類と職種例、業界動向について解説

業界ごとに成長性や景気が異なるから

年収の高い業界を選ぶには、その業界の成長性や景気を考慮することが重要です。

成長性の高い業界、例えばITやバイオテクノロジー分野は、新技術や製品が次々に生まれています。市場拡大の余地が大きいため、企業も多くの利益を上げやすく、社員の年収も高まる傾向にあります。

反対に、成熟しきった業界や景気の影響を受けやすい業界では、利益が頭打ちになり、年収が伸び悩む可能性があります。

このように、業界全体の経済状況や将来の成長予測を確認することは、年収を安定して得るためのポイントです。

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4.年収の高い業界に就職するためにできること  

年収の高い業界に就職するためにできることを3つ紹介します。

今からできることもあるため、以下の内容を参考にしながら自身のキャリアを考えてみてください。

専門知識を身につけてスキルを磨く  

高収入の仕事に就きたいのであれば、その企業で活用できる専門知識やスキルを磨くことが大切です。

知識を保有していることの証明としてアピールしやすいのは、資格の取得が挙げられます。
 


各業界において、一定の知識があることを証明できる資格を調べ、取得を目指してみてもよいでしょう。もちろん、医師や看護師、弁護士など、資格がなければ仕事に従事できない専門資格の取得もおすすめです。

資格の取得に限らず、営業力やコミュニケーション能力など、どのような業界に就職したとしても活かせるビジネススキルを磨く必要もあります。

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海外で働けるスキルを身につける  

海外で働けるビジネス英会話スキルを身につけ、グローバルに活躍できる人材を目指すのもおすすめです。

現代では国内でビジネスが完結するほうがむしろ珍しく、海外の現地法人で仕事をする機会は今後ますます増えていくでしょう。特に、製造業は海外との交渉や外国人労働者とのコミュニケーションが求められるケースも多く、英語が社内公用語の場合もあります。

英語力を客観的にアピールするなら、TOEICでハイスコアを目指すのがおすすめです。もちろん、海外留学を通して英語力を高めてもよいでしょう。

日本は人口減少が顕著であり、国内の市場規模も縮小する見込みです。このような観点からも企業のグローバル展開は欠かせない戦略となり、英語を扱えるだけでも市場価値を高められるため、学んでおいて損はしないでしょう。

インターンシップに行く  

年収の高い業界が属する企業のインターンシップに参加して、実際の業務を体験しつつ、結果を出して採用担当者の印象に残る努力をするのもおすすめです。

特に、長期インターンシップに参加すると、特別ルートで選考に案内されることもあります。

大企業のインターンシップへの参加は簡単ではなく、エントリーシートや履歴書の提出、面接をするケースも多いため、就職活動に先駆けた面接練習としても役立つでしょう。

インターンシップへの参加は、就職活動を本気で考えるきっかけにもなるため、さまざまな企業の募集要項を確認することから始めてみてください。

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5.年収をアップさせるために必要な考え方

年収の高い業界が存在するのは事実ですが、どのような業界で働くとしても、高い専門性や希少性があれば年収は上げられます。

企業規模や事業所規模の大きな企業に就職すれば高年収を期待できるものの、年功序列制度を採用している場合も多く、若くして高い年収を目指すのは難しい場合も多いです。

会社の名前や看板を借りることも戦略としては有効ですが、自身の市場価値を高めて、今よりもよい条件の会社からオファーをもらって年収を上げていくことを意識しましょう。

新卒で入社した会社に留まるのではなく、ライフステージやキャリアのターニングポイントで高待遇の企業に転職して年収アップを目指すのが、ビジネスパーソンとして本来目指すべき姿といえます。

どの企業でも活躍できるスキルがあれば、企業の経営が傾いた際のリスクヘッジにもなるでしょう。

年収の高い業界への就職を目指すのではなく、あくまで自身の市場価値をどのように高めていくか考えることが大切です。

プログラミングスキルの習得がおすすめ

専門性の高い人材を目指したい人は、プログラミングを学ぶのがおすすめです。IT人材は慢性的に不足しており、企業のDX化支援やクロステック分野の新サービス開発など、あらゆる業界・企業でプログラミングができる人材を求めています。

近年ではAI・ビッグデータを活用したサービス開発が盛んに行われており、業界の構造すら変えるような大きな転換点を迎えています。

プログラミングを学んでこれらのサービス開発に携われると、若くして高年収を期待できるのはもちろん、世界を舞台に仕事をすることも可能です。

何か専門知識を身につけたいと考えているなら、プログラミングを学ぶのがおすすめです。

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6.まとめ

年収の高い業界は、M&A仲介をはじめとするサービス業や、不動産業、商社などの卸売業に属する企業が多くを占めています。

年収の高さは、個人の能力はもちろん、業界である程度決まってくるものです。そのため、これから就活や転職について考えている方は、どの業界に行くかについて年収やその伸びが変わってくることを意識しておく必要があります。

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