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1.プログラミングとは?

プログラミングとは、コンピューターに「どのように動いてほしいか」を指示する作業のことです。コンピューターは人間の言葉を理解できないため、「プログラミング言語」と呼ばれる特別な言葉を使って命令を与えます。たとえば、スマートフォンのアプリやWebサイト、ゲーム、AIなど、身の回りのさまざまなサービスはすべてプログラムによって動いています。
プログラミングを学ぶことで、自分でWebサイトを作ったり、アプリを開発したりすることができるようになります。また、単にコードを書く技術を身につけるだけでなく、問題を論理的に解決する力や、新しいアイデアを形にする創造力も鍛えられます。そのため、エンジニアやデザイナー、研究者など、さまざまな分野で役立つスキルとして注目されています。
プログラミングは難しそうに感じるかもしれませんが、最初は簡単なコードを書いて動かすことから始められます。学習を進めるうちに「どうすればもっと便利にできるか?」と考える力が身につき、より高度なシステムやアプリを作れるようになるでしょう。
関連記事:プログラミングの基礎を解説!言語の選び方から学習方法まで【入門編】
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2.プログラミングでどんなことができる?

プログラミングを学ぶと、さまざまなことができるようになります。先にも解説したように、Webサイトやアプリの開発、ゲーム制作、AIやロボットの開発などが挙げられます。仕事の効率を上げるための自動化ツールを作ったり、家電製品や車に組み込まれるシステムを開発したりすることも可能です。ここでは、プログラミングを活用することで具体的にどのようなことができるのかを見ていきましょう。
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Webサイトの制作
企業の公式サイトや個人ブログ、オンラインショップなど、インターネット上で情報を発信するためのWebサイトを作ることができます。Web制作には、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語が使われ、デザインから機能の実装までを自分で手がけることも可能です。特に、Webサイト制作はプログラミング初心者でも取り組みやすい分野の一つであり、学習の入門としても人気があります。
アプリの開発
スマートフォンのアプリやパソコンで動くソフトウェアも、プログラムによって作られています。天気予報のアプリやSNS、カレンダーアプリなど、日常生活で使うさまざまなアプリがプログラミングによって動いています。アプリ開発には、「Python」や「Java」、「Swift」などのプログラミング言語が使われることが多いです。自分でアプリを作れるようになれば、「こんな機能があれば便利なのに」と思ったものを実際に形にすることができます。
ゲームの開発
スマートフォンゲームや家庭用ゲーム機のソフトも、プログラミングで作られています。キャラクターを動かしたり、敵を出現させたり、アイテムを集められるようにするなど、すべてコードで制御されています。ゲーム開発には「C++」や「C#」などの言語がよく使われ、「Unity」や「Unreal Engine」といったゲーム開発ツールを使うことで、初心者でも簡単にゲームを作ることができます。自分で作ったゲームを友達に遊んでもらう楽しさも、ゲーム開発の魅力の一つです。
関連記事:ゲームプログラマーに新卒で就職できる?業界の構造や必要なレベルを解説
AI・ロボット開発
最近話題のAI(人工知能)やロボットも、プログラミングによって動いています。AIは、膨大なデータを学習して、人間のように判断したり予測したりする技術です。たとえば、スマートスピーカーの音声認識や、写真から人物を認識する技術などに使われています。また、ロボットの動きもプログラムで制御されており、工場で部品を組み立てるロボットや、自動運転の車など、さまざまな場面で活用されています。AIやロボット開発では、「Python」や「C++」といった言語がよく使われます。
自動化ツールや組み込みシステムの開発
繰り返しの作業を自動化するツールや、電子機器を制御するシステムもプログラミングで作られます。たとえば、毎日決まった時間にメールを送るプログラムや、工場の生産ラインを管理するシステムなどがあります。また、家電や自動車の内部にもプログラムが組み込まれており、ボタン一つで動く機能などを実現しています。自動化ツールや組み込みシステムの開発には、「Python」や「C言語」が使われることが多く、効率化やコストカットを目的にさまざまな場面で活用されています。
関連記事:システム開発とは?システム開発者になりたい方向けに解説
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3.初心者におすすめのプログラミング言語
プログラミング学習を始めたものの、環境構築やエラーが解決できず、挫折してやめてしまう人は多くいます。そのため初心者にとっては、学習の目的だけではなく、学びやすい言語かどうかも大切な観点です。ここでは、比較的学習しやすいおすすめの言語を紹介します。簡単な言語はありませんが、覚えやすいものから取り組むのが、継続してスキル習得できる近道です。
HTML/CSS

HTMLは、Webページの「構造」を記述するマークアップ言語です。表示する文字や画像をタグで囲って記述します。他の言語は、処理順序(アルゴリズム)を考えながら記述する必要がありますが、HTMLにはそれがありません。そのため、初めて学習する言語としておすすめです。一方でCSSは、文字の色や大きさ・太さなど、Webページの「装飾(スタイル)」を記述する言語です。
関連記事:HTMLを学習したい学生必見!学習方法やおすすめのサイトを紹介
JavaScript
JavaScriptも構文が複雑ではないため、プログラミング初心者におすすめです。HTML/CSSで記述したWebページに対して、アニメーションのような動きをつけられます。カーソル位置によるメニュー表示や入力チェックなども行えるため、開発時には欠かせない言語です。また、他の言語のように開発するための環境を整える必要がなく、ブラウザさえあればすぐに動作します。
これまでは、JQueryのようなライブラリが主流でしたが、近年はJavaScriptのフレームワーク「Vue.js」や「React.js」での開発が増えています。そのため、フレームワークと併せて学習するのも良い選択肢です。ゲームの開発や最先端技術であるIoTにも活用されており、汎用性が高い言語といえるでしょう。
関連記事:JavaScriptの勉強方法とは?おすすめの学習サイトや書籍を紹介
PHP
PHPは、Webアプリケーション開発時によく使われるサーバーサイド言語です。JavaScriptと同様に、構文が比較的シンプルなため、プログラミング初心者に向いています。ブログを簡単に作れるWordPressもPHPで作られています。HTMLに埋め込んで使えるだけではなく、豊富な関数もあるため、幅広い機能を開発できるのが特徴です。また「Laravel」や「CakePHP」のようなフレームワークもあり、習得できれば開発の幅が広がります。
関連記事:PHPとは?HTMLとの違いや学生が学習するメリットを解説
Ruby
Rubyは、分かりやすさと実用性の高さが特徴の、日本人が作ったプログラミング言語です。フレームワーク「Ruby on Rails」を使うことで、少しの操作で簡単にWebアプリケーションの作成が可能です。開発効率を大幅に削減できるため、短期間での開発に向いている言語といえます。費用対効果が高いことから、日本での求人数も多く、クックパッドのような有名サービスにも活用されています。
関連記事:学生向け|Rubyとは?メリットや使われている業界などを解説
Python
Pythonといえば、AIや機械学習・データ解析ができる言語として有名ですが、Webアプリケーション開発でも活用できるため、汎用性が高いのが特徴です。また、シンプルかつ少ないコードを記述するだけで動作する、初心者でも学習しやすい言語といえます。プログラミング言語の人気ランキング「TIOBE Index」によると、2022年8月時点でPythonが1位に選ばれています。今後も高い需要が予想できるでしょう。
関連記事:【ITエンジニアを目指す学生向け】Pythonとは?
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4.プログラミングを活かせる職業

プログラミングを学ぶことで、IT業界を中心にさまざまな職業で活躍できます。システム開発やアプリ制作だけでなく、データ分析やWebデザインの分野でもプログラミングスキルは求められています。ここでは、プログラミングを活かせる代表的な職業を紹介します。
関連記事:プログラミングを活かせる仕事とは?プログラミングを学習して仕事にするまでのステップも解説
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、企業や行政が利用するシステムを設計・開発する仕事です。たとえば、銀行のオンライン取引システムや、会社の業務管理システムなどが挙げられます。システム全体の設計を行うため、プログラミングだけでなく、要件定義や設計スキルも必要です。JavaやPython、C言語など、システムの種類に応じたプログラミング言語が使われます。
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プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアが設計したシステムやアプリを実際にコードを書いて開発する仕事です。システムの動作をプログラムで実装し、テストやバグ修正も行います。プログラムを書くことがメインの業務なので、プログラミングをしっかり学びたい人に向いています。扱う言語は業界によって異なりますが、Java、Python、C++、JavaScriptなどがよく使われます。
関連記事:プログラマーに未経験・新卒から就職する方法は?適性や必要な準備を解説
データサイエンティスト
データサイエンティストは、膨大なデータを分析し、企業の経営戦略やサービス改善に役立てる仕事です。たとえば、ECサイトの購買データを分析しておすすめ商品を表示したり、SNSの投稿データを解析してトレンドを予測したりします。統計学やAIの知識が求められ、PythonやRといったデータ分析向けの言語を使います。近年、AI技術の発展とともに注目されている職種の一つです。
関連記事:新卒でデータサイエンティストになるには|必要な勉強や学習方法を解説
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザインを考え、実際にページを作成する仕事です。見た目のデザインを作るだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptなどを使ってWebページをコーディングすることもあります。最近では、デザインとプログラミングの両方をこなせる「フロントエンドエンジニア」として活躍する人も増えています。デザインが好きで、プログラミングも学びたい人におすすめの職業です。
関連記事:Webデザイナーへの就職は厳しい?仕事内容や7つの必要なスキルを解説
関連記事:初心者必見!Webデザインの勉強方法と就職前の準備について
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5.Webプログラミングの学習方法

Webプログラミングの学習方法は、主に「独学(書籍・Webサイト)」と「プログラミングスクール」に分けられます。
関連記事:プログラミングの勉強はどうする?独学手順や必要な時間・注意点を解説
独学(書籍)
書籍で学習する場合は、数千円程度でレベルに合ったものを選べるため、自分のペースで体系的に学習を進められます。しかし、インプット学習が中心となってしまい、分かっていたつもりが理解できていなかった、というケースもあるでしょう。また、学習中に理解できないことがあっても質問できる相手がいないため、解決できずに挫折してしまうのもよくあるパターンです。
関連記事:初心者におすすめのプログラミング学習本|いきなり言語の本を読む前に読む本
独学(Webサイト)
Webサイトは、無料で学べるものから有料(低コスト)で学べるサービスまで幅広く存在します。例えば、ドットインストールやProgate・UdemyなどのWebサービスが有名です。動画に沿って、オンライン上で実際に手を動かしながら、自分のペースで行えるのが特徴です。ただし、学習しただけでは実践的なスキルは身につきません。学んだ内容を活かして、自分で何かを作る経験をすることで、知識が定着していきます。
プログラミングスクール
プログラミングスクールは、独学に比べると、短期間で効率的にプログラミング学習を進められるのが特徴です。現役またはエンジニア経験のある講師が指導するため、現場での話が聞けたり、質疑応答ができたりする点も魅力です。また、次章で紹介するレバテックカレッジのように、プログラミング学習にとどまらず、就職支援まで行ってくれるスクールもあります。ただし、独学に比べると費用は高く、まとまった学習時間が必要です。
関連記事:学生におすすめのプログラミング言語とは?選び方や習得法を詳しく解説!
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6.プログラミング学習で挫折しないための3つのポイント
プログラミングはとても便利なスキルですが、最初のうちは「思うように動かない」「エラーばかり出る」と感じることもあります。しかし、コツを押さえて学習すれば、挫折せずに続けられます。ここでは、初心者がプログラミングを学ぶときに大切な3つのポイントを紹介します。
学習計画を立てて目標を設定する
なんとなく勉強を始めると、「何をやればいいのか分からない」と迷ってしまいがちです。ゴールを決めておかないと途中でやめてしまう原因にもなるため、最初に学習計画を立て、具体的な目標を決めることが大切です。「Webサイトを作りたい」「簡単なアプリを作れるようになりたい」といった具体的な目標があると、必要な知識や学ぶべき順序が明確になります。また、「1か月で基礎を学ぶ」「3か月で簡単なアプリを作る」など、小さな目標を決めると、達成感を得ながら続けやすくなります。
実際にコードを書いてみる
プログラミングは、ただ本を読んで知識を得るだけでは身につきません。実際にコードを書き、手を動かすことが何よりも重要です。まずは基本的なコードを真似して書いてみて、どんな動きをするのかを試しながら学ぶと理解が深まります。また、書いたコードを少しずつアレンジし、自分なりの工夫を加えていくことで、応用力も鍛えられます。
エラーが出たら原因を調べて解決する
プログラミングをしていると、エラーが出るのは避けられません。しかし、エラーは決して失敗ではなく、学習の一環です。エラーが出たときに「もうダメだ」と諦めるのではなく、なぜエラーが発生したのかを考え、解決する力を身につけることが大切です。まずはエラーメッセージをよく読み、どの部分に問題があるのかを確認しましょう。その上で、エラーの内容を検索したり、公式のドキュメントやQ&Aサイトを活用したりすると、解決策が見つかることが多いです。こうした過程を繰り返すことで、プログラムの仕組みがより深く理解できるようになり、徐々にエラーを予測しながらコードを書けるようになります。最初は大変に感じるかもしれませんが、一つ一つのエラーを解決するたびに成長を感じられるので、根気よく取り組むことが重要です。
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7.学生に寄り添うプログラミングスクールならレバテックカレッジ
ここまでWebプログラミングについて解説してきました。もしこれからIT業界やエンジニアへの就職を目指すのであれば、まずはプログラミングを経験してみるべきです。初心者であれば、書籍や動画での学習が手軽に始められておすすめです。書籍は、実際のプログラムや実行結果・解説まで網羅的に書かれており、初心者にもわかりやすいものが多くあります。
一方で動画は、実際に手を動かしながらプログラミングをしていくため、知識として開発スキルが定着しやすいです。また、独学に不安がある場合は、システムを体系的に学習できるプログラミングスクールの受講を検討しましょう。レバテックカレッジは、大学生/大学院生限定で就職まで支援してくれるプログラミングスクールです。オンライン/オフラインのどちらにも対応しており、メンターも常駐しているため、学習や就職に関する不安も気軽に相談できます。
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