PHPとは?HTMLとの違いや学生が学習するメリットを解説

PHPとは?HTMLとの違いや学生が学習するメリットを解説
PHPはWebサービスのサーバーサイド(Webサーバー側)の開発によく利用されるプログラミング言語です。Webサービス市場の拡大に伴い、PHPエンジニアの需要はますます高まっています。ITエンジニアを目指す学生にとっても、PHPのスキルを身に付けておくことは、就活時に役立ったり、就職後のキャリアアップにつながったりするなど、大きなメリットになるでしょう。ここでは、これからPHPを学習したいという学生向けに、PHPの概要やHTMLとの違い、どのような人に向いているのか、学習するメリットなどを解説します。

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1. PHPとは

まず、PHPの概要について解説します。
PHPは、Webサービスの開発を得意としているプログラミング言語です。主な特徴としては以下のようなことが挙げられます。
 

  • ・サーバーサイドで動作する

    ・データベースとの連携が容易にできる

    ・動作が軽い

    ・記述が比較的簡単で初心者にも扱いやすい


PHPはFacebookのWebアプリケーションにも一部使用されるなど、世界中で人気があります。Webアプリケーションを開発する企業は増えているため、今後も高い需要が続くことが予想されます。そのため、学生のうちからスキルを習得しておくことは、就活時の大きな強みになるでしょう。

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2. PHPとHTMLの違い

次に、PHPと、Webサイトの開発で有名な言語であるHTMLとの違いを解説します。

プログラミング言語とマークアップ言語の違い

両者は言語の種類が全く異なり、PHPはプログラミング言語、HTMLはマークアップ言語に分類されます。

プログラミング言語は、人が理解できる一般的な文字を入力し、コンピュータに命令を行い、処理を実行させます。有名なC言語、Java、Python、Rubyなどはすべてプログラミング言語です。

一方マークアップ言語は、文書の構造を指定することに特化した言語です。たとえば、Webページで「ここに見出し、ここは段落、ここに画像」などの文章構造を定義することが主な機能です。

「静的」な処理と「動的」な処理の違い

「静的」な処理とは、あるホームページを見たときにAさんが見てもBさんが見ても同じ内容が表示されます。一方「動的」な処理とは、AさんとBさんでは異なる内容が表示されます。具体的に言うと、企業のHPなどが「静的」で、SNSのマイページなどが「動的」に該当します。

HTMLが作成できるのは「静的」なページのみで、PHPではWebサーバー上でデータベースなどと連携し、その情報を反映した「動的」なページを作成することができます。

PHPとHTMLを組み合わせて開発する例

PHPとHTMLは、多くの場合セットで組み合わせて活用されます。
HTMLだけでは、表示するものは動きや変化のない「静的」なコンテンツになります。これにPHPを組み合わせることにより、サーバー上のデータベースなどから必要な情報を取得して「動的」なコンテンツを表示させることができます。
前述のAさんとBさんがホームページを見た時の「動的」なコンテンツの例では、PHPがサーバー上のAさんとBさんのデータベース上の個別の情報を取得し、それぞれの内容をHTMLがホームページで表示をしています。

この組み合わせにより「動的」な見やすいWebサイトが開発できます。

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3. PHPはこんな学生に向いている

次に、どのような人がPHPの学習に向いているのかを解説します。

プログラミング未経験の学生

前述の通り、PHPはプログラムの記述がわかりやすく難易度が低いため、幅広く活用されているプログラミング言語です。そのため、PHPに関する情報や書籍なども豊富にあり、プログラミング未経験の学生にとっては勉強しやすいといえるでしょう。

WebサイトやWebアプリケーションの開発に興味がある

WebサイトやWebアプリケーションを自分自身で構築したいという学生にとっては、PHPは最適のプログラミング言語です。Web上によくある「ログイン機能」や「お問合せフォーム」などを簡単に作成することができますし、Webページの表示を行うHTMLを合わせて学ぶことでWebサイトの構築ができるようになります。

参考になる開発事例

ぐるなび

ぐるなびは、レストランや居酒屋などの飲食店を紹介するグルメ情報サイトで、PHPが得意とする、検索や会員登録・予約などの機能を使って構築されています。
初心者の学生でもPHPを学習すると、同様な機能を持ったサイトを作ることが可能です。学生時にぜひサイト作りに挑戦してみてください。

Facebook

世界的に有名なSNSサービスであるFacebookにも、友達やフォロワーの掲示板連携など、PHPの得意分野が活かされています。
また、PHPではブログなどの作成も可能です。学生時にPHPを使って、自分のブログを一から立ち上げてみるのもよい経験になるでしょう。

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学生がPHPを学習するメリット

最後に、学生がPHPを学習するメリットについて解説します。

難易度が低く習得がしやすい

PHPは構文がシンプルで分かりやすいのが魅力です。学生や初心者にはハードルが高く思われがちなプログラミング学習ですが、PHPは比較的難易度が低いため、スムーズに学習を進められるでしょう。

学習時に参考になる情報がネット上に多く検索しやすい

前述のとおり、PHPは多くのWebサイトで使われている世界的に人気の高いプログラミング言語です。そのため、ネット上にはPHP関連のさまざまな情報があり、分からないことがあってもすぐに検索して調べることができます。手軽に情報収集ができることは学習する上で大きなメリットであり、初心者におすすめの言語といえます。

Webサーバーが安価で学習時にテスト構築しやすい

テストであっても、Webサイトを構築する際にはWebサーバーが必要になります。PHPのWebサーバーは需要が高いこともあり、多くのサーバー会社が安くて性能のよいWebサーバーを用意しています。そのため学習用のテスト環境を安価に用意できます。

仕事が豊富にある

近年では、多くのWebサイトやWebアプリケーションが開発されているため、PHPエンジニアの需要はますます高くなっています。そのため、学生のうちからPHPのスキルを身に付けておくと、就職先の選択肢が大きく広がります。就職後も企業から即戦力とみなされ、キャリアアップにもつながりやすくなるでしょう。

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5. まとめ

PHPはWebサイトを構築する際に使われる代表的なプログラミング言語です。HTMLやCSSなどと比較するとやや習得難易度は上がりますが、プログラミング言語全体でみた場合はそれほど難易度は高くありません。将来エンジニアとしてWebサイトの構築などの業務に携わっていきたいと考えている学生はぜひ学生のうちに身につけておきましょう。

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