IT業界では文系も活躍できる?向いている人の特徴や就活のポイントを解説

IT業界では文系も活躍できる?向いている人の特徴や就活のポイントを解説
文系学生のなかには、「IT業界への就職はやめとけ」と聞いて不安を感じている方も多いのではないでしょうか。IT業界と一言で言っても、仕事内容は幅広く、文系大学卒の人が強みを活かせる職種も少なくありません。 この記事では、文系でもIT業界に就職できるのか、「やめとけ」と言われる理由や向いている人の特徴を解説します。就活のポイントもまとめているので、IT業界を志望している方は、ぜひ参考にしてください。

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1. 文系大学卒でもIT業界への就職は可能

文系大学卒でも、IT業界に就職できる可能性は十分あります。

レバテック株式会社が2023年11月に実施した調査によると、新卒でエンジニアとして就職した人の最終学歴は、理系大学卒の28.6%が最も多く、次いで文系大学卒が24.7%という結果でした。

文系大学卒のなかには、エンジニアやプログラマーとして就職するほか、営業やコンサルタントとして就職する方も多くいます。むしろ、営業職やコンサルタント職には文系大学卒のほうが多いといえるでしょう。

文系と理系で就職後の待遇に大差はない

出身大学によって就職後の待遇に差が出ることはほとんどありません。

新卒採用の場合は、文系学生と比べて、理系学生のほうが即戦力として採用されやすく、初年度や2年目の給料・待遇に差があるケースも考えられます。

しかし、入社後は出身学部に関係なく成果や貢献度合いによって評価されるため、5年・10年と長期的に見れば、待遇に差を感じる場面はないようです。

実際に、学生のうちに身につけた知識と実際に働いて得られるスキルや経験は大きく異なります。そのため、学生時代の経験が就職後にそのまま活きるケースは多くないといえるでしょう。

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2. 文系大学卒でもIT業界に就職できる理由

文系大学卒でも、適性や専門スキル以外に活かせる能力があれば、IT業界への就職は可能です。

以下で、文系大学卒でもIT業界に就職できる理由を解説します。

IT人材が不足しているから

日本ではIT人材の不足が深刻化しているのが現状です。そのため、エンジニアを採用したいと考えている企業が多く、スキルや素養が認められれば、文系・理系を問わず採用されるチャンスがあります。

経済産業省が公表している「IT人材需給に関する調査 調査報告書(20p)」によると、2030年には約40〜80万人のIT人材が不足するとされており、需要は今後も増していくでしょう。

IT業界は実力主義の世界だと知られているように、出身学部よりも入社後の実績が重視される傾向にあります。文系学生でも、入社後に活躍できるポテンシャルがあると判断されれば、IT業界に就職できるでしょう。

新卒採用ではスキルが重視されるわけではないから

新卒採用ではスキルが重視されるわけではない点も、文系出身者がIT業界に就職できる理由の一つです。実際に、多くの企業は応募者が入社後すぐに成果を出せるかどうかよりも、自社にとって欠かせない人材に成長できるかどうかを重視しています。

学生のうちから就活でアピールできる開発経験があるとよいですが、企業が選考の際に評価しているのは、応募者の志望度や自社とのマッチング度です。

IT業界への適性や志望先の企業が求める人物像にマッチしている点をアピールできれば、就職できる可能性は高まるでしょう。

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スキルを身につけるための環境が整っているから

文系学部を専攻していても、大学生のうちにスキルを身につける環境があります。

以前は、理系学部や専門学校に通わなければ、IT業界で必要なスキルを身につけるのは難しいとされていました。しかし、現在は下記のような背景から、文系・理系を問わずすべての人が平等にスキルを身につけることが可能です。
 

  • ・書店で手に入る教材が充実している

    ・インターネット上で多くの情報を簡単に得られる

    ・プログラミングスクールが普及している


スキルを身につけるための環境が整ったことで、意欲があれば誰でもエンジニアを目指せます。

専門スキルのほかにも活かせる能力があるから

たとえ専門スキルがない文系出身者でも、活かせる能力があればIT業界への就職が可能です。IT業界では、プログラミングやコーディングなどの専門スキルのほかに、コミュニケーション能力やマネジメント能力も重宝される傾向にあります。

レバテック株式会社の「レバテックIT人材白書2024(7p)」によると、企業の採用担当者がエンジニア採用において最も重視しているのは、コミュニケーション能力(44.1%)という結果でした。

IT業界ではチームで開発を進めるケースが多く、メンバー間で意思疎通を図ったり進捗を確認したりする場面が多くあります。専門スキルと比べて、コミュニケーション能力は文系・理系を問わず伸ばしやすいため、文系出身者でも活躍の場があるといえるでしょう。

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3. IT業界の種類

IT業界と一言でいっても、仕事内容は多岐にわたります。

IT業界と聞いて、エンジニアやプログラマーとしてパソコンに向かって仕事をするイメージかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

以下で、IT業界の種類を解説するので、業界研究の際の参考にしてください。

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界とは、パソコンで使うソフトウェアを開発・提供する企業の総称です。

ソフトウェア業界では、パソコンの文字入力や表計算ソフトをはじめ、企業向けのサービスまで幅広いプロダクトが開発されています。

関連記事:ソフトウェア業界とは?今後の動向と活躍している職種について

ハードウェア業界

ハードウェア業界とは、有形の機械や設備を開発・提供する企業の総称です。代表的なハードウェアには、パソコンやスマートフォンのほか、テレビや洗濯機などの家電が挙げられます。

近年はIoT技術の普及にともない、自動車や医療機器まで、さまざまな技術のICT化が進められていることから、ハードウェア業界が取り扱う製品の幅も増えている状況です。

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Web業界

Web業界の企業は、主にインターネットサービスやアプリケーションなどを開発・提供しています。

多くの人にとって馴染みがあるサービスを開発しているため、IT業界のなかでも学生がイメージしやすい業界だといえるでしょう。

関連記事:Web業界の市場規模は急速に拡大中!活躍できる職種&トレンドを紹介

通信インフラ業界

通信インフラ業界とは、Wi-Fiや4G・5Gといったネットワークや通信回線、携帯電話などの通信機器に関する製品、サービスを開発・提供している企業の総称です。

代表的な通信インフラ会社には、携帯電話会社が挙げられます。ほかに該当するのは、ネットワーク機器の会社や通信インフラを提供している会社などです。

SIer業界

SIer業界とは、主に顧客からシステム開発を請け負って事業を行う企業を指します。

場合によっては、開発責任を負ったり、システム導入のコンサルティングを担ったりするなど、事業形態はさまざまです。

関連記事:SIerとは?独立系、メーカー系などの種類をわかりやすく解説

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4. IT業界の主な職種

IT業界にはさまざま職種があります。一般的にイメージしやすいものだと、システムエンジニアやプログラマーが挙げられますが、営業職やコンサルタント職などもIT業界に欠かせない職種です。

IT業界には、下記のような職種があります。
 

  • ・システムエンジニア

    ・プログラマー

    ・Webエンジニア

    ・フロントエンドエンジニア

    ・データベースエンジニア

    ・ITコンサルタント

    ・営業

    ・データサイエンティスト

    ・Webデザイナー

    ・テクニカルサポート


文系からIT企業に新卒で入社する場合、IT企業の営業職や企画職として活躍する人もいれば、最初からプログラマーやシステムエンジニアとして就職する人も少なくありません。

関連記事:IT業界の仕事の種類とは?業界の将来性や年収、求められるスキル

文系におすすめの職種

IT業界において、特に文系大学卒の人におすすめの職種を紹介します。

営業職

IT企業の営業職なら、専門スキルがない文系出身者でも能力を活かせるでしょう。

単に製品を売って利益を上げるだけではなく、顧客が抱えている課題を解決するために提案するのも営業職の仕事です。主に、顧客のニーズに合わせた提案力や営業力、製品に関する理解力などが求められます。

マーケティング職

マーケティング職の主な仕事は、市場調査や競合分析をし、自社の製品やサービスを流通させるための戦略を立てることです。

直接的に製品やサービスの企画は行わないものの、企画・開発部門に対して調査結果に基づくフィードバックをするなど、他部署と連携しながら業務を進めていく必要があります。マーケティング職に求められるのは、情報収集スキルやデータを使った分析力などです。

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企画職

IT企業の企画職は、市場調査の内容をもとに、自社の製品やサービスを具体化していく役割を担います。

企業によっては、同じ部署でマーケティングと企画を担うケースも珍しくありません。企画職には、問題解決力やマーケティング領域の知識が必要です。

事務職

文系におすすめの職種として、下記をはじめとするIT企業の事務職も挙げられます。
 

  • ・総務

    ・庶務

    ・経理


事務職は主にコミュニケーション能力やパソコンスキルが求められるため、IT関連の専門スキルがない文系の新卒でも活躍しやすいといえるでしょう。

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5. 文系からIT業界への就職はやめとけと言われる理由

文系からIT業界への就職を目指すうえで、「仕事がきつそう」と不安を感じている方もいるでしょう。IT業界といっても、働く環境は企業によって異なるため、自分に合った就職先選びが大切です。

以下で、IT業界への就職はやめとけと言われる理由を解説します。

労働時間が長いイメージがあるため

IT業界への就職はやめとけと言われる理由の一つは、労働時間の長さです。

IT業界では、納期が短くスケジュールが厳しいプロジェクトも多いため、労働時間が長くなりがちだといえます。たとえば、バグやトラブルが起きたときには、急ぎで対応する必要があるため、残業時間が増えてしまうエンジニアも少なくありません。

しかし、最近は働き方改革によって残業を見直す企業も増え、エンジニアの働き方も変化しています。働く環境は企業によって異なるため、気になる場合は、志望する企業の平均残業時間を事前に調べておきましょう。

IT関連の知識が求められるため

IT関連の知識やスキルを身につける必要がある点も、「きつそう」「大変そう」と言われる理由の一つです。

新卒で入社後すぐは、理系出身者と比べて文系出身者のほうが、専門的なスキルを身につけるには時間がかかるでしょう。そのため、経験者のほうが即戦力として期待されるIT業界において、文系大学卒の人が活躍するのは難しいのではないかと感じる方も多いようです。

しかし、実際には文系出身者でもIT業界で活躍できる可能性は十分にあります。未経験からIT業界への就職を目指す場合は、独学で基礎知識やスキルを身につけておくとよいでしょう。

関連記事:IT業界がブラックと言われる理由とホワイト企業の見つけ方

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6. IT業界への就職が向いている文系学生の特徴

文系大学卒の新卒でも、新しいことを積極的に吸収する姿勢やITに関する耐性があれば、IT業界で自分の強みを活かして働けるでしょう。

以下で、IT業界への就職が向いている文系学生の特徴を解説するので、自己分析する際の参考にしてください。

新しいことを学び続ける姿勢

新しいことを学び続ける姿勢は、IT業界で活躍するうえで必要な素養の一つです。

IT業界は変化が激しく、日々新しい技術が生まれ進化し続けています。そのため、IT業界で仕事をするうえでは、日頃から情報をインプットして仕事に活かしていく姿勢が重要です。

そのため、好奇心が旺盛で積極的に新しいことを吸収できる人は、エンジニアとして長く活躍できるでしょう。一方、自ら進んで学習するのが苦手な人は、新しい情報や技術に追いつけず、自らの市場価値を高めていくのは難しいといえます。

論理的思考力

論理的思考力がある人も、IT業界への就職が向いているでしょう。

特に、エンジニア職はパソコンおよび内部のソフトウェアを扱うため、さまざまな場面においてロジカルに考える必要があります。実際に、プログラミング言語やコーディングなどは、論理的に組み立てなければ想定通りにシステムを作動させられません。

IT業界では、思いついたアイデアを形にするよりも、物事を順序立てて考えられる能力のほうが求められる傾向にあります。

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ITに関する高い耐性

IT業界で働くうえでは、ITやテクノロジーへの耐性が強いことも大切です。

専門的な知識やプログラミングスキルなどは、学習や経験次第でいくらでも身につけられます。しかし、そもそもパソコンを触るのに苦手意識があったり、新しい技術やツールを試すのが面倒だと感じたりする人は、入社後に克服しようと思っても苦労するでしょう。

そのため、文系からIT業界への就職を目指すうえでも、最低限ITに関する耐性が高いことが求められます。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力がある人も、IT業界で活躍できるでしょう。

システム開発はチームで行うのが基本です。たとえば、顧客からヒアリングした要望を要件に落とし込んだり、チームでコミュニケーションを重ねて開発に取り組んだりするなど、周囲と共同で進める仕事が多いといえます。

文系からIT業界への就職を目指しているのであれば、ビジネスマナー研修やエンジニアを対象としたコミュニケーション研修に参加するなどして、能力を伸ばすとよいでしょう。

柔軟な姿勢

柔軟な姿勢で物事に向き合える点も、IT業界への就職が向いている人の特徴です。

IT業界は目まぐるしく技術やトレンドが移り変わるため、変化に柔軟な姿勢が求められます。使っている技術が古くなったときに、新しいやり方に順応できなければ、自分の仕事や役割を全うできなくなるので注意が必要です。

一方、同じことを繰り返す仕事に苦手意識がある人にとっては、やりがいを感じられる可能性が高いでしょう。

​​関連記事:新卒でエンジニアとして採用されるには?必要なスキルと準備を解説!

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7. IT業界への就職を目指す文系学生に必要な就活準備

就活において、入社がゴールではありませんが、最低限の対策をしておかなければ内定を獲得するのが難しくなります。

以下で、IT業界への就職を目指す文系学生に必要な就活準備を解説するので、参考にしてください。

企業研究を徹底する

IT業界への就職を目指すうえで欠かせないのが企業研究です。入社後のミスマッチを防ぐためにも、事前に企業研究を徹底しましょう。

企業研究に取り組む際は、さまざまなところから情報を得るのがポイントです。
 

  • ・会社説明会

    ・企業のWebサイト

    ・就活サイト

    ・OB、OG訪問

    ・インターンシップ

    ・業界地図や専門誌


IT業界には幅広い分野の企業があり、取り扱う製品やサービスのほか、社風や働き方はそれぞれで異なります。企業の特徴や仕事内容はもちろん、残業時間やリモートワークの有無なども確認するとよいでしょう。

自分の適性を見極める

文系からIT業界に就職するためには、自己分析をして自分の適性を見極めることが大切です。

「IT業界への就職=エンジニア」ではありません。仮に、IT業界に憧れて働きやすい企業に入社できても、エンジニアの適性がなければ「仕事がきつい」と感じやすいといえます。

まずは、自己分析を通して、エンジニアになりたいのか、営業職やコンサルタントなどの非エンジニア職を目指すのかをしっかりと考えてみましょう。

自分に合った志望先を選ぶ

IT業界への就職を目指す際は、企業研究と自己分析をしたうえで、自分に合った企業選びをすることが大切です。たとえば、大手企業かベンチャー企業のどちらを目指すか考えてみてください。

大手企業に就職する場合、研修制度やスキルアップのための補助制度が充実していたり、自分のペースを保ちながら与えられた業務に集中できたりするメリットがあります。

一方、ベンチャー企業に就職する場合は、早くから幅広い業務を任せてもらえるため、圧倒的なスピードで経験を積めるでしょう。

企業選びに正解・不正解はありません。自分にとって譲れない価値観は何かを考えながら、志望先を絞っていきましょう。

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志望動機を明確にする

文系からIT業界への就職を目指す場合は、志望動機を自分の言葉でしっかりと伝えられるよう、準備をしておく必要があります。

また、志望動機は「志望理由→具体的なエピソード→入社後の抱負」の順で述べるのが基本です。以下で、志望動機の例文を2つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

エンジニアの志望動機例

私が御社を志望したのは、大学3年の夏休みにプログラミングを学んだのがきっかけです。(志望理由)

私は、大学3年の夏休みに何か新しいことを学ぼうと決意し、以前から興味があったプログラミングを選びました。夏季休暇限定で開催されている講座を受け、プログラミングのバックエンドからフロントエンドまでひと通りの言語を学びました。バックエンドで学んだ言語はRubyで、フロントエンド言語で学んだ言語はHTMLとCSSです。(具体的なエピソード)

学びを深めるうちに、卒業後はプログラミングスキルを活かして仕事をしたいと強く感じるようになりました。企業研究をするなかで、御社の△△というサービスを知り、私も利用を始めました。多くの方に利用されている理由の一つがユーザビリティの高さだと感じています。私も御社に入社後は、人の役に立つサービスの開発に貢献していきたいと考えています。(入社後の抱負)

営業職やコンサルタントの志望動機例

私は御社の思想に強く共感し、より多くの人にWebサービスを届けたいと感じて御社を志望しました。(志望理由)

私の父が経営する飲食店は、2年前に近所で居酒屋がオープンしたのをきっかけに売り上げが下がり、閉店せざるを得ない状況に追い込まれました。そこで、御社の営業担当の方から提案を受け、集客のためにWebサービスを利用しました。その際、御社の営業担当の方が親身になってサービスの使い方と集客のアドバイスを伝えてくれた姿が、とても印象に残っています。その後は、結果的に客足が回復し、今では全盛期以上の売り上げがあります。父の姿を毎日横で見ているうちに、私もWebサービスを通じて経営に苦しむ飲食店をできる限り救いたいと思うようになりました。(具体的なエピソード)

具体的には、Webサービスを利用するユーザー数をさらに増やすための営業活動に携わりたいと考えています。経営で苦しんでいる飲食店に対して御社のサービスを提案し、父にしていただいたようなきめ細やかなコンサルティングを通じて、1店舗でも多くの飲食店の力になりたいと考えます。御社に入社後は、説得力のある提案ができる営業職を目指し、開発やサービスに関する理解を深めていきます。(入社後の抱負)

参考記事:IT業界の志望動機書き方・例文!新卒で内定獲得するためのコツも解説

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IT関連の知識やスキルを身につける

文系からIT企業に就職するためには、IT関連の知識やスキルを身につけておくのがポイントです。

前述のとおり、文系大学卒の未経験者でもIT業界に就職できる可能性は十分にあります。しかし、IT関連の知識やスキルがゼロの状態では、十分なアピールにつながらず、内定を獲得するのが難しくなるでしょう。

基本的な知識やスキルが身についているのを証明するためには、資格を取得するのもおすすめです。
 


資格の取得を目標にすれば、学習のモチベーションを維持しやすいメリットもあります。IT業界で役立つ資格のなかには、上記のように未経験でも挑戦しやすいものもあるので、確認してみてください。

IT業界でアルバイトやインターンシップを経験する

文系からIT業界への就職を目指すなら、アルバイトをしたりインターンシップに参加したりするのもおすすめです。

アルバイトやインターンシップであっても、受け入れ先の企業によっては、実務に携われるケースも珍しくありません。長期的に働けるようであれば、IT関連のスキルだけでなく、社会人に必要なコミュニケーション能力も鍛えられるでしょう。

ただし、長期的なアルバイトやインターンシップを経験するためには、選考に通過しなければならない場合があります。未経験から挑戦する場合は、短期的なものでもよいので積極的に応募しましょう。

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8. 文系大学卒の人がIT業界で働くメリット

文系大学卒の人でも、IT業界に就職すれば高い収入を見込めるなど、いくつかの働くメリットが考えられます。

以下で、文系大学卒の人がIT業界で働くメリットを解説するので、ぜひ参考にしてください。

高い収入を得るチャンスがある

エンジニア職を中心にIT人材は需要が高く、スキルを磨いて経験を積めば、高収入を期待できます。下表では、厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」を参考に、IT業界の主な職種の平均年収をまとめました。

職種 20代前半の平均年収     全世代の平均年収    
営業職 約383万円 約654万円
プログラマー 約322万円 約550万円
Webディレクター 約360万円 約580万円
ITコンサルタント 約376万円 約660万円
プロジェクトマネージャー 約376万円 約660万円
また、国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は約458万円です。IT業界は日本の平均給与に比べて比較的高い収入を得られると考えられます。

働き方の選択肢が多い

IT系企業の多くはリモートワークやフレックスタイムを導入しており、自由な働き方を実現しやすい業界です。

リモートワークならパソコンを使ってオンライン上で仕事ができるため、場所の制約を受けずに自宅やカフェなどで働けます。また、フレックスタイムは出勤・退勤時間を自由に選べる制度で、自分の都合に合わせて就業時間を選択することが可能です。

どちらも労働者にとって自由度が高く、プライベートと仕事を両立しやすい環境だといえます。

転職・独立しやすい

日本ではIT人材が慢性的に不足しているため、業界経験者のニーズが高く、転職しやすいのがメリットです。

一つの企業で経験を積んでスキルを磨くと、さらに条件のよい別の企業に転職できる可能性が高まります。また、より自由度の高い働き方を実現したい場合は、フリーランスとして独立する選択肢もあるでしょう。

近年はあらゆる業界でデジタル化やDX化が進められています。そのため、IT業界で得た知識やスキルは、同業に限らず、さまざまな業界で活かせるでしょう。

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9. まとめ

文系学生でもIT業界に適した素養があれば、就職できる可能性が十分にあります。実際に、IT業界で活躍するためには、専門的なスキルに限らず、コミュニケーション能力や論理的思考力なども必要です。

文系だからといって、IT業界への就職を諦める必要はありません。IT業界を目指すと決めたら、プログラミングスクールに通ったりインターンシップに参加したりして、就活でアピールできる実績をつくるとよいでしょう。

新卒の学生に対しては入社時にスキルを求めない企業も多い一方で、基礎を身につけておくことで、ほかの学生と差をつけられます。

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