未経験からアプリ開発エンジニアになるには?必要スキル・言語と向いている人の特徴

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1.アプリ開発エンジニアとは?
アプリ開発エンジニアは、「アプリケーションエンジニア」とも呼ばれ、Webアプリやスマホアプリなどの設計・開発を手掛ける職種です。アプリ開発といえば、スマホ向けのゲームアプリやSNSアプリを連想する方が多いですが、IT業界においてアプリ開発といえば、ブラウザで動作するWebアプリや、企業向けに開発される業務アプリなども含まれます。
代表的なアプリ開発例として、WebアプリとしてはYouTubeやAmazon、GoogleなどのWebサイトが挙げられます。スマホアプリの開発例としては、LINEやInstagramのアプリなど、アプリストアで配信されている各種アプリが挙げられます。業務アプリには、従業員向けの勤怠管理システムや工場向けの生産管理システムなどの開発例があります。
開発するアプリの種類によって使用される言語も異なり、WebアプリならHTML/CSSやJavaScript、スマホアプリではSwiftやKotlin、業務アプリではC言語やJavaなどが用いられるという違いがあります。そのため未経験からアプリ開発エンジニアになりたいと考えた際には、どの種類のアプリ開発に携わりたいのかを決めた上で、必要なスキルや言語を習得することが大切です。
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2.未経験からでもアプリ開発エンジニアになれる理由
アプリ開発エンジニアは、IT業界の中でも未経験からスタートしやすい職種です。理系・文系を問わず、プログラミング経験なしでも内定を獲得できることが多く、就活人気も高い職種です。IT系エンジニアはプログラミングスキルなどの専門スキルが必要であるにも関わらず、なぜ未経験でも就職できるのか、その理由としては下記の2つが挙げられます。
アプリ開発エンジニアの人手不足が続いているから
アプリ開発エンジニアを含め、IT業界ではエンジニアの人手不足が続いています。アプリ開発業界は、いつの時代も企業からの需要が高く、次々と新規の依頼が寄せられているのが現状です。しかしアプリ開発企業としては、アプリ開発依頼の数に対して、案件をさばけるエンジニアの数が足りておらず、人手不足を理由として依頼を断らざるを得ない状況となっているのです。
こうした背景からアプリ開発エンジニアの需要も高止まりしているものの、豊富なスキル・経験を持ったエンジニアの数は限られています。そこでアプリ開発企業側も採用要件のハードルを下げて、未経験からでも採用するケースが多くなっているのです。
新卒採用では人物重視の採用が行われるから
アプリ開発エンジニアの新卒採用では、入社時点でのスキルや経験よりも、人物重視で選考が行われることが大半です。新卒入社時点では、どの学生もアプリ開発のスキル・経験が少ないことは企業側も理解しているので、即戦力採用ではなく、ポテンシャル採用を実施するのが一般的です。
そのため未経験・スキルなしであっても、コミュニケーションスキルや入社意欲が高い学生であれば、アプリ開発エンジニアとして採用される可能性が高まるのです。ポテンシャル採用の新卒採用を長年実施している企業であれば、未経験の若手エンジニアをゼロから育成する研修ノウハウが蓄積されており、アプリ開発エンジニアとして素早く独り立ちできることも多いです。
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3.未経験からアプリ開発エンジニアに就職するコツ
アプリ開発エンジニアは未経験から入社しやすい職種であるものの、同じ職種を目指すライバルも多いことに注意しなければなりません。ライバルよりも企業側にとって採用メリットが大きい学生であると印象づけるために、下記のような就活対策を実践することが大切です。
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・プログラミングの基礎を身につけておく
・アプリ開発エンジニアに役立つIT資格を取る
・研修制度が充実した大手企業に応募する
それぞれ詳しくご紹介しましょう、
関連記事:学生が独学でアプリ開発をするために必要なこととは?
プログラミングの基礎を身につけておく
未経験からアプリ開発エンジニアを目指して就活に取り組む際には、入社後に必要とされるプログラミングスキルの基礎を身につけておきましょう。現役エンジニアほどの高いプログラミングスキルを習得する必要はありませんが、入社後の研修・OJTをスムーズに吸収するための土台ができていると、選考でも有利になります。
Webアプリ開発に携わるのであればHTML/CSSを習得、スマホアプリ開発ならSwiftまたはKotlinのいずれかの基礎を学んでおくのがおすすめです。業務アプリ開発で用いられる言語はいずれも難易度が高めですが、C言語やJavaの基礎を独学しておくと、選考でのアピールポイントになるでしょう。
アプリ開発エンジニアに役立つIT資格を取る
未経験からアプリ開発エンジニアを目指す場合、入社後の業務に役立つIT資格を取得するのも有効です。未経験からIT業界にチャレンジする場合には、「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」でエンジニアとしての基礎を学ぶと良いでしょう。アプリ開発エンジニアとしての専門スキルをアピールするためには、「C言語プログラミング能力認定試験」「Javaプログラミング能力認定試験」など、プログラミングスキルを証明する資格を取るのもおすすめです。
ただし、IT資格を取得するだけでは、アプリ開発エンジニアの選考で大きな優位性を得ることは難しい点に注意しましょう。アプリ開発エンジニアの選考では、資格の有無よりも経験・実績が評価されやすいので、あくまでもアプリ開発エンジニアへの志望意欲をアピールするために、保有資格を伝えるのがポイントです。
研修制度が充実した大手企業に応募する
未経験からアプリ開発エンジニアになるためには、研修制度が充実した大手企業に応募するのがおすすめです。手厚く研修を受けられる企業であればアプリ開発エンジニアとしてのキャリアをスタートしやすく、体力のある大手企業なら新入社員への教育のためのノウハウも豊富な傾向にあるからです。
一方で人手が少ない中小企業の場合、OJTを通じて実践的な研修を受けられる可能性も高いですが、指導担当のエンジニアのスキルレベルによって研修の質が大きく変わることがあります。優秀なエンジニアだが人に教えるのは苦手な先輩にあたってしまうと、一人前のアプリ開発エンジニアになるまでに長い期間を要することもあるので注意しましょう。
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4.未経験のアプリ開発エンジニアに必要とされるスキル
続いて、未経験からアプリ開発エンジニアを目指す場合に、事前に身につけておきたいスキルについてご紹介します。
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・プログラミングスキル
・ITインフラを扱うスキル
・コミュニケーションスキル
就活に向けてスキルを磨いておきたい方は、これらのスキルを中心に習得しておきましょう。
プログラミングスキル
未経験からアプリ開発エンジニアを目指す際には、基礎的なプログラミングスキルを身につけておくのが大切です。志望企業が決まっている場合には、入社後に必要となるプログラミング言語を事前にリサーチしておき、そのスキルを磨いておくのが望ましいです。志望企業が決まっていない場合には、Webアプリ・スマホアプリ・業務アプリのどのアプリ開発に携わるのかによって必要なプログラミング言語が変わるので、入社したい業種に合わせてプログラミングスキルを習得しておきましょう。
プログラミング学習に取り組む際には、独学で書籍や動画サイトを使って学ぶ方法のほか、プログラミングスクールに通ってスキルアップする方法もあります。まずは一度プログラミング言語を独学してみて、難しく感じるようであればスクールを活用することも視野に入れると良いでしょう。
ITインフラを扱うスキル
未経験からアプリ開発エンジニアになるためには、プログラミングスキルだけではなく、ITインフラを扱うスキルを身につけておくと良いでしょう。ITインフラとは、開発するアプリを動作させるために欠かせない、サーバー・ネットワーク・データベースなどを指します。アプリ開発に必須の知識というわけではありませんが、理解しておくとアプリ開発の効率を大幅に高めることができます。
そのため未経験からアプリ開発エンジニアを採用する企業側も、ITインフラについて深く理解している学生は好印象に映ります。プログラミングスキルの学習と並行して、ITインフラについての基礎知識も習得しておきましょう。
コミュニケーションスキル
未経験からアプリ開発エンジニアの選考を受ける時には、コミュニケーションスキルをアピールすることも重要です。アプリ開発エンジニアといえば、パソコンに向かって黙々と作業するイメージがありますが、実際にはクライアント企業との打ち合わせに参加したり、開発チームと連携しながらプロジェクトを進めたりと、さまざまな立場の相手とのやり取りが発生する職種です。
そのためアプリ開発エンジニアの選考でコミュニケーションスキルの高さをアピールできると、ライバルに大きく差をつけることができるのです。企業側にとっては、プログラミングスキルを指導するのは難しくないが、社員のコミュニケーションスキルを伸ばそうとするのは困難なので、新卒採用では特にコミュニケーションスキルが重点的に評価されています。
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5.未経験のアプリ開発エンジニアが習得しておきたいプログラミング言語
アプリ開発エンジニアが業務で用いるプログラミング言語は一種類ではなく、開発するアプリの種類によってさまざまな言語を扱います。近年では、「Flutter」などのクロスプラットフォーム開発ができるフレームワークが普及し、Webアプリとしてもスマホアプリとしても使用できる「ハイブリッドアプリ」の開発が進んだことで、必要なプログラミング言語はさらに多様化しています。
ここでは開発するアプリの種類ごとに、未経験入社を目指す方が習得しておきたいプログラミング言語をご紹介します。
Webアプリ開発に必要な言語
Webアプリ開発に携わるWeb系企業を志望する場合には、次のような言語を習得しておくことをおすすめします。
未経験でスタートしやすいフロントエンド開発に携わるなら、HTML/CSS、JavaScriptを習得しておくと良いでしょう。より専門性の高いバックエンド開発を目指すのであればRuby、PHPなどの言語を、志望企業の開発環境に合わせて習得するのが適しています。
スマホアプリ開発に必要な言語
スマホアプリ開発を手掛けるIT企業に応募したい方は、次のような言語を習得しておくと良いでしょう。
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・Objective-C
・Kotlin
・Java
スマホアプリ開発の場合、対象とするプラットフォームがiOSかAndroidかによって、身につけるべき言語は異なります。iOS・Android両方のプログラミング言語が必要な現場もありますが、まずはいずれか1つの言語をマスターすることをおすすめします。
業務アプリ開発に必要な言語
業務アプリ開発で使用するプログラミング言語には、次のような種類が挙げられます。
業務アプリ開発では、企業や官公庁向けに安定性の高いシステム開発が求められるため、実績豊富な言語が使用される傾向にあります。長い歴史を持つ言語が多いので、初学者が習得するにはややハードルが高いのも事実です。そのため完全にマスターしようとするのではなく、入社後の研修に備えて基礎を固める意識を持つと良いでしょう。
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6.アプリ開発エンジニアに向いている人の特徴
最後に、未経験でもアプリ開発エンジニアに向いている人の特徴を3つの観点からご紹介します。
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・IT技術に興味・関心がある人
・コミュニケーション能力が高い人
・プログラミングが得意でコーディングを楽しめる人
これらに当てはまる項目が多いほど、アプリ開発エンジニアへの適性があると判断できます。自己分析の参考として、ぜひ活用してみてください。
IT技術に興味・関心がある人
未経験からでもアプリ開発エンジニアとして活躍しやすい人の特徴として、IT技術に興味・関心があることが挙げられます。IT業界は変化のスピードが速い世界であり、アプリ開発の現場でも使用する言語やフレームワーク、開発ツールのトレンドは日々変化しています。
Webアプリだけを考えても、時代によってユーザーに好まれやすいWebデザインは移り変わるので、そうしたトレンドをキャッチしながら業務に活かせる人ほど、アプリ開発エンジニアに向いています。一方でIT技術に興味がなく、ITニュースや技術ブログをチェックするのが苦痛に感じる方は、アプリ開発エンジニアには不向きかもしれません。
コミュニケーション能力が高い人
コミュニケーション能力が高い人なら、未経験でもアプリ開発エンジニアとして採用されやすいです。アプリ開発は一人だけで取り組むものではなく、クライアント企業や開発チームなど、さまざまな立場の相手とともに取り組むプロジェクトです。
その中でコミュニケーション能力を活かして立ち回り、チーム内での潤滑油となってプロジェクトを円滑に進められる人物は、どの企業からも評価されます。プログラミングスキルは入社後に教えられるが、コミュニケーションスキルは容易には教えられないことも、企業側がコミュニケーション能力を重視する背景にあります。
プログラミングが得意でコーディングを楽しめる人
アプリ開発エンジニアは、ほかの職種と比べるとプログラミング作業に従事する時間が長い職種です。開発するアプリの要件定義・設計に携わることもありますが、仕様書に沿ってコードを書く作業が中心となります。そのためプログラミング作業が苦にならず、コーディングを楽しめる人ほど向いています。
一方で、システム開発のマネジメントや企画・提案など、プログラミング作業以外の場面で活躍したいと考えている方には、やや不向きです。事前に独学でプログラミング言語を学習してみるなど、一度コーディング作業への向き不向きをチェックしておくと安心です。
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7.まとめ
アプリ開発エンジニアは未経験から目指すことも可能で、人手不足が続いている昨今であれば、ポテンシャル採用で内定を取ることができます。しかしアプリ開発エンジニアを目指すライバルも同じ条件で就活に臨んでいるため、何も対策せずに選考を受けても合格する可能性は下がってしまいます。
そのため未経験からアプリ開発エンジニアになりたい場合には、開発するアプリごとに必要となるプログラミングスキルやITインフラを扱うスキル、コミュニケーションスキルなどを磨いてアピールするのが効果的です。本記事で解説してきたおすすめのプログラミング言語も参考にしながら、就活に向けたスキルアップに取り組んでみてください。
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