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1.Pythonとは

1991年に開発されたPython(パイソン)は、近年ではAI(人工知能)開発のプログラミング言語としてよく使われています
文法がシンプルなためプログラムコードが読みやすく、記述量も少なく済むのが大きな魅力です。
また、Pythonは基本的にコンパイルが不要で、作成したプログラムの実行結果をすぐに確認できます。このようなプログラミング言語は「インタプリタ言語」と呼ばれるタイプものになります。
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2.Pythonを習得するとできること

Pythonを習得するとできることには、主に下記の5つがあります。
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・AI開発
・webサービス・アプリ開発
・データ処理・分析
・データ処理
・ブロックチェーン開発
それぞれ詳しく解説します。
関連記事:Pythonで何ができるの?実用例&言語習得のために必要なことを解説
AI開発
PythonはAI開発を得意とする言語です。特に機械学習やディープラーニングの分野では、そのシンプルな文法と豊富なライブラリによって効率的な開発ができます。
人型ロボットであるPepperの音声認識や行動機能には、Pythonが使われているようです。
画像認識や自然言語処理など、AIに欠かせない機能はPythonによって構築されていることも多いです。膨大なデータ処理や分析も可能なため、株価や天気といった将来予測の算出にも用いられる言語となっています。
関連記事:2045年問題とは?AI時代に向けて学生ができること
webサービス・アプリ開発
Pythonは、Webサービスやアプリケーションの開発にも用いられる言語です。YouTubeの検索機能や再生機能は、Pythonによって開発されていることが知られています。
Pythonは、一つのコードでスマートフォン、パソコンなどデバイス問わず動作します。さらに、OSも問わないため、webサービスやアプリの開発をする上では、非常に魅力的なメリットです。
webサービス・アプリケーションエンジニアを目指す場合、Pythonを習得していると業務効率が大きく向上するでしょう。
関連記事:Webアプリを開発できる言語は?エンジニア志望の就活生必見!
データ処理・分析
Pythonはデータ処理と分析の分野でも用いられるプログラミング言語です。先述の通り、膨大なデータ処理や分析はAIに不可欠な要素であるため、どちらもPythonがよく採用されます。
ライブラリを活用すれば、高度なデータ処理や分析であっても比較的簡単に構築できることも魅力です。
データ収集
Pythonは、効率的なデータ収集を行うために用いられるプログラミング言語でもあります。
例えば、検索結果に表示される記事から、特定の情報を収集するスクレイピングではPythonによる効率化が可能です。そのため、マーケティング業務においてPythonが使われることもあります。
データ分析と組み合わせれば、業務効率を大幅に向上することができるでしょう。
ブロックチェーン開発
Pythonはブロックチェーン開発にも適しています。ブロックチェーンは、仮想通貨の実装などに用いられる技術です。
シンプルな構文と豊富なライブラリによって、複雑なブロックチェーンシステムでも他の言語より比較的簡単に構築できます。
また、ブロックチェーンは、これまでのデータベースと比較してセキュリティが強固なため、様々な分野に応用されています。そのため、Pythonによるブロックチェーン開発に携わった経験があれば、幅広い領域で活躍できるでしょう。
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3.Pythonを活かせる職種

Pythonを活かせる職種には、以下の3つがあります。
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・AIエンジニア
・webサービス・アプリケーションエンジニア
・データサイエンティスト
各職種について詳しく解説します。
AIエンジニア
AIエンジニアは、人工知能(AI)のアルゴリズムやモデルの開発や実装、改善を行うエンジニアです。機械学習やディープラーニングの技術を駆使し、データからパターンを抽出したり、予測モデルの構築プログラムなどを組みます。
AI開発やその運用は現在のトレンドでもあり、今後もAIエンジニアへの需要は増加するでしょう。そのため、高年収にも期待できます。
関連記事:新卒で機械学習エンジニアに就職するには?仕事内容や必要なスキルを解説
webサービス・アプリケーションエンジニア
Webサービス・アプリケーションエンジニアは、インターネット上で動作するソフトウェアの設計や開発、運用を担当するエンジニアです。
webサービスやアプリ開発では、主にフロントエンドとバックエンドの2つの領域があります。どちらも構築できるプログラマーは「フルスタックエンジニア」と呼ばれ、市場価値の高い人材です。
Pythonには、webサービスやアプリ開発で用いられるフレームワークが多数あるため、効率的な開発ができます。そのため、今後もwebサービス・アプリ開発ではPythonでの実装が進んでいくでしょう。
関連記事:Webエンジニアとはどんな仕事?新卒の年収や必要スキル、向いている人を解説
データサイエンティスト
データサイエンティストは、データを用いて問題を解決し、ビジネスの意思決定を支援する仕事です。具体的には、データの収集や前処理、分析、インサイトの提供などがあります。
情報化社会である今日では、ビッグデータの活用が企業の課題となっています。膨大なデータを整理して分析し、課題解決につなげるデータサイエンティストは、今後さらに需要の高まりが予想されるでしょう。
関連記事:新卒でデータサイエンティストになるには|必要な勉強や学習方法を解説
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4.Pythonの習得がおすすめな人

Pythonの習得におすすめな人は、以下のいずれかに当てはまる人です。
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・AIの開発に携わりたい人
・マーケティング業務に携わっている人/その予定がある人
・プログラミングを始めて学ぶ人
それぞれ詳しく解説します。
AIの開発に携わりたい人
Pythonは、AI開発において非常に人気のあるプログラミング言語です。今日話題となっている生成AIをはじめ、AIの開発や利用は今後もさらに行われると予想されます。
PythonはAI開発に多く用いられることもあり、豊富なライブラリとフレームワークが揃っています。そのため、機械学習やディープラーニングの実装が簡単です。
ライブラリやフレームワークを活用すれば、短期間で高性能なAIモデルを開発することができるでしょう。Pythonの構文もシンプルなので、初心者でもAI開発の基礎を学びやすいといえます。
Pythonは構文もシンプルなため、効率的なAI開発が可能です。
マーケティング業務に携わっている人/その予定がある人
Pythonは、マーケティング業務を行う人にもおすすめです。Pythonはデータ解析や自動化に優れているため、マーケティングキャンペーンの効果を測定、顧客データの分析等を効率化できます。
例えば、Google AnalyticsのデータをAPIを通じて取得し、Pythonで解析することで、ウェブサイトのトラフィックやユーザー行動のインサイトを素早く収集できます。また、マーケティングオートメーションツールの操作やメールマーケティングキャンペーンなどの管理も、Pythonで自動化することが可能です。
マーケティング業務に携わっている、またはその予定がある人にとって、Pythonの習得は業務効率の大幅な向上に役立つでしょう。
プログラミングを始めて学ぶ人
Pythonは、プログラミングを初めて学ぶ人にとってもおすすめできる言語です。他の言語に比べてシンプルで読みやすい構文のため、プログラミング未経験者でも比較的理解しやすいでしょう。プログラミングの基本概念を学ぶのに適しています。
変数や条件分岐、ループ、関数などの基礎的なものから、プログラミングにおける必須理解のオブジェクト指向問概念も、Pythonを通じて段階的に学ぶことができます。また、Pythonは世界的にも使用者の多い言語であるため、オンラインのチュートリアルやコース、コミュニティフォーラムが豊富です。
そのため、独学でも効率的に学習を進めることができます。
関連記事:プログラミングの勉強は何から始める?独学でもできる5つの学習ステップ!
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5.Pythonの勉強方法

ここでは、Pythonの学習方法や、新卒でPythonエンジニアとして就職するための具体的な方法をご紹介していきます。
Pythonの学習方法
独学でコストをかけずに勉強したいなら、書籍やYouTubeでの無料講座を利用してみましょう。独学では難しいという場合は、費用はかかりますが、プログラミングスクールでPythonのコースを受講することがおすすめです。プロのサポートを受けながら確実に学べるので、スキル習得の近道になるでしょう。
また、Pythonに関連する資格試験の取得を目指すのも効果的です。以下では、Pythonに関連するおすすめの資格試験をご紹介します。
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・基本情報技術者試験
・Python3エンジニア認定試験
・Python3エンジニア認定データ分析
「基本情報技術者試験」は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が実施するプログラマー向けの国家試験で、情報処理技術者試験の一つです。
午前部門と午後部門に分かれ、ITエンジニアとしての基礎的な知識を午前、プログラミングなどの実践的な知識を午後に問われる試験となっています。午後のプログラミング試験は、Pythonを含めた5種類のプログラミング言語から受験者が選択し、その問題を回答する形式です。
マークシート方式で正解を選択する問題のため、あまり実践的とはいえませんが、Pythonの入門には良い機会でしょう。また、この基本情報技術者試験に合格することで、Pythonエンジニアを目指す上で基礎的な知識やスキルを身に付けているという自信がつき、就活でもアピールしやすくなります。
「Python3エンジニア認定試験」と「Python3エンジニア認定データ分析」は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が運営する民間の資格です。
これらの試験は、基本情報技術者試験のプログラミング試験よりはるかに実践的な試験となり、コンピュータ上で実際にPythonのプログラミングをしていきます。
受験料など各試験の受験に関する詳細は、団体のホームページなどで確認してください。
関連記事:基本情報技術者就職は就活で有利?活かせる職業も解説
新卒でPythonエンジニアとして就職する方法
Pythonエンジニアになるためには、AIなどのPythonを使った開発をメイン業務としている企業に入社することが最も近道です。レバテックルーキーの新卒エンジニア企業検索の画面で、開発言語に「Python」を選択すると、Python開発に携わる企業の求人が検索できます。
また、Python開発に携わる企業へのインターンに参加して、就職を目指すという方法もあります。インターンでの仕事ぶりが認められれば、そのまま正社員として新卒採用される可能性もあるでしょう。万が一そこで採用されなくても、インターンで得た経験や学びは就活時の大きなアピールポイントになります。
就活時に納得できる内定をもらえなかった場合は、卒業後にまずは派遣社員としてPython開発に従事している会社で働く方法もあります。派遣契約には紹介予定派遣という、半年などの一定期間派遣社員としてその企業に就業し、期間終了前に双方合意のもとに正社員となる仕組みがあります。また、紹介予定派遣ではなく一般派遣で就業した場合でも、現場での働きぶりが評価され正社員として採用されることも珍しくはありません。
関連記事:新卒エンジニアに未経験でなるには?エンジニア就職に向いている人はこんな人
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6.まとめ

Pythonは、近年注目を集めるAIの開発によく用いられる言語です。文法がシンプルなためプログラムコードが読みやすく、記述量も少ない点が特徴として挙げられます。また、参考書やオンライン学習サイトなども充実しているため、プログラミング初心者でも学びやすいです。
将来Pythonエンジニアとして活躍したいと考えているなら、早い段階からPythonのプログラミングを勉強してみましょう。
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