未経験エンジニアはきつい?やめとけと言われる理由や現場の声を紹介

未経験エンジニアはきつい?やめとけと言われる理由や現場の声を紹介
未経験からエンジニアを目指すと「きつい」と言われることがありますが、その多くは仕事内容や働き方への理解不足が原因です。

エンジニアは専門性の高いスキルが求められ、学習を継続する姿勢や柔軟な対応力も必要になります。本記事では、未経験エンジニアがきついと感じやすい理由や実際の現実、向いている人・向いていない人の特徴を整理し、後悔しない就活を進めるためのポイントを解説します。
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1. 未経験でエンジニアはきついと言われる7つの理由

未経験からエンジニアを目指すと、思っていた以上にきついと感じるケースがあります。
その理由は、単に忙しいからではなく、専門性の高いスキルが求められる点や、学び続ける姿勢が必要な点、働き方や人との関わり方にギャップを感じやすい点などが重なっているためです。

ここでは、就活生が入社後に後悔しないために、未経験エンジニアがきついと言われる代表的な理由を7つに分けて解説します。

専門性の高いスキルを要求される

エンジニアは、ほかの職種と比べて専門性の高いスキルを要求される職種です。プログラミング言語だけではなく、サーバーやネットワークといったITインフラの知識や、データベース、セキュリティ、機械学習・ディープラーニングなど、携わる仕事内容によってさまざまな知識・スキルが求められます。

たとえばWebサービスの開発では、画面を作るコードを書くだけでなく、サーバーエラーの原因を調べたり、データの保存方法を理解したりする必要があります。エラーが発生した際には、どこに問題があるのかを自分で切り分け、調査しなければならない場面も少なくありません。

さらに近年は、クラウドサービスや機械学習など新しい技術に触れる機会も増えており、業務に直接関係しない分野でも基礎知識を求められることがあります。
こうしたスキルをゼロから身につけるには多くの時間と労力がかかるため、覚えることの多さに負担を感じ、未経験からエンジニアになるのはきついと言われやすいのです。

常に新たな知識を学び続ける必要がある

IT業界で活躍するエンジニアは、一度スキルを身につけただけで満足することなく、常に新たな知識を学び続ける必要があります。

IT業界は変化が激しく、新しいプログラミング言語や開発手法、ツールが次々と登場するため、過去の知識だけでは対応できなくなるからです。
たとえば、数年前まで主流だった技術が使われなくなり、別のフレームワークやクラウド環境への対応を求められることもあります。周囲のエンジニアが新しい技術を学び続けている中で、自分だけが勉強を怠ってしまうと、担当できる業務が減り、市場価値が下がる可能性もあります。

また、業務に必要な知識を社内研修だけで補えるとは限らず、終業後や休日などのプライベートな時間を使って学習する場面も少なくありません。
そのため、勉強そのものが苦手な人や、IT技術に強い興味を持てない人にとっては、未経験からエンジニアを目指すことがきついと感じやすいでしょう。

クライアントワークによる大変さがある

未経験からエンジニアとして働く際に感じるきつい点として、クライアントワークによる大変さが挙げられます。システム開発に携わるエンジニアの多くは、クライアント企業の希望に合わせたシステムを手掛けることになります。現場によっては、開発作業中にクライアント企業から仕様変更の連絡が届いたり、開発スケジュールの変更が求められたりすることもあります。

たとえば、画面設計や機能実装がある程度進んだ段階で、「やはり別の仕様にしたい」と要望が出るケースもあります。その場合、すでに作成したプログラムを修正したり、関連する部分を洗い出して調整したりする必要があり、想定以上の工数が発生することも少なくありません。

これまで開発してきたシステムをゼロから作り直すことになったり、開発スケジュールがタイトになったりと、理不尽と感じるような大変さとも無縁ではないのです。IT業界の多重下請け構造の中でも下層に位置する下請け企業では、特にクライアントワークの大変さがきついと感じやすくなるでしょう。

残業・休日出勤が発生しやすい

未経験エンジニアが働く際には、残業・休日出勤が発生しやすいことがきついと感じるケースも多いです。受託開発に携わるIT企業のエンジニアは、明確なシステム開発の納期が決められており、指定のスケジュールで成果物を提出しなければなりません。しかし開発スケジュールの遅れやトラブル対処によって、納期直前になってもシステム開発が完了していないこともあります。

たとえば、想定していなかった不具合が見つかった場合や、クライアントから急な修正依頼が入った場合には、予定していた作業工程を組み直す必要が生じます。その結果、平日の業務時間内だけでは対応しきれず、夜遅くまでの作業や休日対応が必要になることもあります。

その際には、未経験エンジニアを含めた開発チーム全体の残業・休日出勤により、納期までの追い込み作業が行われることも多いのです。人手不足の現場では、特に残業・休日出勤が発生しやすいため、未経験からエンジニアになってきついと感じる理由の一つとなっています。

一人のエンジニアに幅広い業務を任される

人手不足が続くIT企業では、未経験エンジニアであっても一人ひとりに対して幅広い業務を任されることが多いです。たとえばWeb開発の現場では、Webエンジニアとしての仕事だけではなく、WebデザイナーやUI/UXデザイナー、Webディレクターといった職種の仕事を兼務することも珍しくありません。

たとえば、画面のデザイン案を考えたり、ユーザーが使いやすい導線を検討したりといった業務を担当する場合があります。また、要件の整理やスケジュール調整、進捗報告など、開発以外の調整業務を任されることもあります。こうした兼務が重なると、タスクの優先順位付けや切り替えが難しくなり、想定以上に疲れやすくなることもあるでしょう。

一人で多くの業務に携わることは、スキル・経験の積み上げに役立つものの、プレッシャーや負担が大きくなってきついと感じる場面が増えてしまいます。主にITベンチャーやスタートアップ企業で多くみられる働き方ですので、就職先が人手不足に陥ってないかを慎重に調べておく必要があります。

世間のイメージよりも人と関わる機会が多い

未経験からエンジニアを目指す方の中には、「人と関わる機会が少ないから、エンジニアになりたい」と考える方がいます。しかし実際には、エンジニアは世間のイメージよりも人と関わる機会が多いのが現実で、イメージと現実のギャップに対してきついと感じる方も多いです。

たとえば、新卒採用でも募集されることの多いシステムエンジニア(SE)は、開発業務よりもクライアント企業とのやり取りや開発チームのマネジメントを任される職種です。クライアント企業との打ち合わせに参加したり、開発チームのメンバーと連携を取りながらプロジェクトを進めたりするのもエンジニアの仕事内容の一つです。

さらに、要件のすり合わせや進捗報告、トラブル発生時の説明など、人に分かりやすく伝える場面も多くあります。パソコンに向かって黙々と作業するイメージを持っている方にとっては、人との関わりの多さがきついと感じる環境かもしれません。

客先常駐でストレスを抱えやすい

未経験エンジニアの就職先として、客先常駐で働くSES企業を選ぶ方も多いです。しかし客先常駐という働き方に対しては、案件ごとに職場を転々としたり、派遣先で疎外感を抱いたりすることも多く、ストレスを抱える方も少なくありません。エンジニアとして働くのは楽しいが、客先常駐がきついと感じることも多いのです。

たとえば、派遣先では自社の上司や同僚が近くにおらず、相談相手が見つからないまま業務を進めなければならない場面があります。また、派遣先のルールや文化に慣れるまで時間がかかったり、チームの一員として扱われにくいと感じたりすることもあるでしょう。現場が変わるたびに人間関係や業務環境を一から築く必要がある点も、負担になりやすい要素です。

客先常駐という働き方にはメリットも多く、転職せずにさまざまな現場を経験し、エンジニアとしての視野を広げられる魅力もあります。しかし向き不向きが激しく、人によってはきついと感じやすい働き方なので、自分にマッチしているかどうかを慎重に判断する必要があります。

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2. 未経験エンジニアの現実!仕事がきついと感じた瞬間

未経験からエンジニアとして働き始めると、「思っていたよりも大変」「想像以上にきつい」と感じる瞬間に何度も直面します。プログラミングスキルさえ身につければ何とかなると思っていても、実際の現場では専門知識の多さやトラブル対応、コミュニケーション面での難しさなど、さまざまな壁が立ちはだかります。

特に未経験のうちは、仕事の進め方や考え方に慣れておらず、小さなつまずきでも大きなストレスになりがちです。ここでは、未経験エンジニアが実際の現場で「きつい」と感じやすい代表的な瞬間について、具体的に解説していきます。

専門用語や技術のキャッチアップが追いつかないとき

未経験エンジニアが仕事できついと感じやすい瞬間として、専門用語や技術のキャッチアップが追いつかないときが挙げられます。
エンジニアの現場では、会議やチャット、仕様書の中で専門用語が当たり前のように使われるため、意味が分からないまま話が進んでしまうことも少なくありません。

たとえば、開発の打ち合わせで略語や専門的な技術用語が次々に出てきて、その場では理解したつもりでも、後から内容を整理し直す必要が生じるケースがあります。業務を進めながら同時に知識を吸収しなければならず、調べ物に多くの時間を取られてしまうこともあります。

また新しい技術やツールが導入されると、短期間で使い方や考え方を理解しなければなりません。周囲のエンジニアが問題なく対応しているように見えると、自分だけ理解が遅れているのではないかと不安を感じることもあります。

さらに、分からないことを質問したくても、忙しそうな雰囲気から声をかけづらく、結果として疑問を抱えたまま作業を進めてしまう場合もあります。こうした状況が続くことで焦りやプレッシャーが積み重なり、専門用語や技術のキャッチアップが負担となって、仕事がきついと感じやすくなるのです。

エラーが解決できず何時間も作業が止まったとき

未経験エンジニアが仕事できついと感じやすい瞬間として、エラーが解決できず何時間も作業が止まってしまうときが挙げられます。

エンジニアの仕事では、プログラムのエラーや不具合は避けて通れず、原因を特定して修正する作業が日常的に発生します。

しかし未経験の場合、エラーメッセージの意味が分からなかったり、どこから調べればよいのか判断できなかったりすることも多いです。インターネットで調べても同じエラーが見つからず、試した対処法がうまくいかないまま時間だけが過ぎていくケースもあります。

さらに、原因が自分の書いたコードなのか、開発環境の設定なのか、別の部分にあるのかを切り分けること自体が難しく、何から手を付ければよいか分からなくなることもあります。作業が進まない状況が長引くほど、焦りや不安が強まりやすいです。

また、納期やスケジュールが決まっている中で作業が止まると、「このまま終わらなかったらどうしよう」とプレッシャーを感じることもあるでしょう。周囲のエンジニアが別の作業を進めている中で、自分だけが足踏みしている状況は精神的な負担になりやすく、エラー対応の大変さが仕事をきついと感じる要因になります。

想定外のトラブル対応を任されてパニックになったとき

未経験エンジニアが仕事できついと感じやすい瞬間として、想定外のトラブル対応を任され、冷静に対処できなくなるときが挙げられます。
システム開発の現場では、事前に想定していなかった不具合やトラブルが突然発生することも珍しくありません。

たとえば、リリース直前にシステムが正常に動かなくなったり、運用中のサービスでエラーが頻発したりするケースがあります。そのような場面で、未経験であっても現場にいるエンジニアとして対応を求められることがあります。状況を正確に把握し、原因を特定しながら対処する必要があるため、強い緊張感に包まれることもあるでしょう。

さらに、トラブル対応中は時間的な余裕がなく、上司やクライアント、他部署から同時に確認や指示が入ることもあります。何から手を付ければよいのか分からないまま判断を迫られると、頭が真っ白になり、パニック状態に陥ってしまうこともあります。

経験が浅い段階では、過去の事例や判断基準を持っていないため、対応の正解が分からず、不安や焦りが一層強まります。こうしたプレッシャーの大きさが積み重なることで、想定外のトラブル対応が仕事をきついと感じる大きな要因になるのです。

技術よりコミュニケーションが難しいと感じたとき

未経験エンジニアが仕事できついと感じる瞬間として、技術面よりもコミュニケーションの難しさに直面したときが挙げられます。

エンジニアの仕事は、黙々とパソコンに向かって作業するイメージを持たれがちですが、実際には人と関わる場面が多く、円滑なコミュニケーションが欠かせません。

たとえば、クライアント企業から要望を聞き取り、内容を正確に理解したうえで仕様に落とし込む必要があります。また、開発チーム内でも、進捗状況や課題点を共有したり、他のエンジニアと相談しながら作業を進めたりする場面が頻繁にあります。

特に未経験の場合、専門用語を交えた説明を十分に理解できず、質問の仕方が分からないまま話が進んでしまうこともあります。分からないことをそのままにしてしまうと、後から認識のずれが発覚し、大きな修正作業につながる可能性があります。

さらに、技術的な内容を専門知識のない相手に分かりやすく説明する場面もあり、伝え方に悩むことも少なくありません。こうした人とのやり取りに気を遣う状況が続くことで、技術よりもコミュニケーションの難しさに負担を感じ、仕事がきついと感じてしまう未経験エンジニアも多いのです。

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3. 未経験エンジニアがきついと感じやすい人の特徴

未経験からエンジニアを目指す人の中には、仕事内容や働き方が自分に合わず、入社後にきついと感じやすいタイプの人もいます。これはスキルや能力の問題というよりも、性格や価値観、仕事に対する考え方との相性が影響しているケースが多いといえるでしょう。

ここでは、未経験エンジニアとして働く中で、特にきついと感じやすい人の特徴を整理し、就活前に確認しておきたいポイントを解説します。

人とのコミュニケーションが苦手な人

人とのコミュニケーションに苦手意識がある人は、未経験エンジニアがきついと感じることが多いでしょう。人と関わりたくないからエンジニアを目指そうと考えている方は特に、入社後のギャップでミスマッチを感じやすくなります。IT業界の職種によっては、クライアント企業とのやり取りを担当せず、プログラムを書く仕事に専念することもあります。

しかしその場合にも、周囲の開発チームのメンバーと連携を取り、開発プロジェクトに関わるさまざまな立場の人と足並みをそろえて働く必要があります。会社という組織で働く以上は、周囲とのコミュニケーションは避けられないので、入社後の働き方をしっかりと理解した上でエンジニア求人に応募することが大切です。

たとえば、開発の進捗を共有したり、仕様の確認を行ったりといった日常的なやり取りは欠かせません。自分の作業状況や困っている点を言葉で伝えられないと、トラブルの発見が遅れ、周囲に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
また、報告や相談を後回しにした結果、認識のずれが生じて手戻りが発生することもあり、人とのやり取りに強いストレスを感じる人も少なくありません。

関連記事:エンジニアはどのくらいコミュニケーションが必要?高いコミュ力はなくても良い理由

IT業界への興味・関心がない人

未経験からエンジニアになる場合には、IT業界への興味・関心があるかどうかが重要になります。プログラミングのスキル・経験が少なかったとしても、IT業界への好奇心が強く、自主的にITニュースなどをチェックできる方は、高いポテンシャルを持った人材と評価されるからです。

たとえば、新しい技術やサービスについて調べたり、業務に直接関係のない分野でも知識を吸収しようとしたりする姿勢は、エンジニアとして成長するうえで欠かせません。分からないことを調べる行為そのものを前向きに楽しめるかどうかは、仕事のきつさを左右する要素になります。

一方でIT業界やプログラミングについてあまり興味がなく、関心がない分野についての学習が苦になるようでは、エンジニアの仕事がきついと感じることも多くなるでしょう。エンジニアの待遇や将来性だけで職種を決めるのではなく、あくまでも仕事内容への興味・関心や適性を踏まえてエンジニア求人に応募するようにしましょう。

エンジニアの待遇や将来性だけで職種を決めるのではなく、仕事内容への興味・関心や自分の適性を踏まえたうえでエンジニア求人に応募することが重要です。

なるべく楽に高収入を稼ぎたい人

IT業界のエンジニアは、どの職種も平均年収が高いことがよく知られていますが、楽に高収入を稼げることを期待してしまうと入社後の仕事がきついと感じやすくなります。新卒採用のエンジニアは、未経験でスキルを持たないため、初任給ではほかの職種と変わらない年収水準であることが多いです。

たとえば、入社直後は研修や先輩のサポート業務が中心となり、担当できる業務の幅も限られます。そのため、いきなり高い評価や報酬を得られるわけではなく、地道に経験を積み重ねていく期間が必要になります。この段階で「思っていたより稼げない」と感じてしまう人も少なくありません。

また、高年収を得るためには希少価値の高いエンジニアになる必要があり、難易度の高いプログラミング言語を学んだり、マネジメントスキルを身につけてプロジェクトマネージャーへのキャリアアップを図ったりする努力が求められます。そうした苦労をせずに高年収を楽に得られると期待してしまうと、入社後にギャップを抱えやすくなるでしょう。

そうした苦労をせずに高年収を楽に得られると期待してしまうと、入社後に理想と現実のギャップを抱えやすくなります。収入だけを重視してエンジニアを目指す場合、仕事の大変さがより強くきついと感じられる可能性があります。

関連記事:Webエンジニアの年収は約550万円が平均!給料アップのコツや職種ごとの違いを紹介

地道な作業が苦手な人

未経験エンジニアとしてIT企業に入社する場合、最初のうちはスキル不要で地道な作業を任されたり、基礎知識をコツコツと学んだりするケースが多いです。自分でプログラムを書いて新たなITサービスを生み出す華やかな仕事内容に携わりたい方や、地道な作業に苦手意識がある方には、きついと感じる場面が増えるかもしれません。

エンジニアの仕事内容には、派手で華やかな仕事だけではなく、細かなプログラムを積み上げる作業や一つひとつのコードに間違いがないかをテストする作業など、地道な作業も多く含まれることを理解しておきましょう。

たとえば、既存システムの修正やテスト工程では、同じような確認作業を何度も繰り返す必要があります。エラーが見つからなければ同じ作業を続けることになり、成果が目に見えにくいため、達成感を得づらいと感じる人もいます。短期間で目に見える成果を求める人にとっては、こうした作業が強いストレスになることもあります。

また、基礎的な知識やスキルはすぐに役立つものばかりではなく、将来の業務に備えて積み上げていく必要があります。地道な努力を続けることが苦手な場合、成長の実感を得る前に仕事そのものがきついと感じてしまう可能性もあるでしょう。

変化が少ない環境で働きたい人

エンジニアが働くIT業界は、変化が速い世界です。トレンドの技術やプログラミング言語は時代によって移り変わり、時代のニーズに合わせて自分のスキルや知識もアップデートしなければなりません。一つの技術だけを身につけて一生にわたって稼ぎ続けるなど、変化の少ない環境で働きたい方にとっても、エンジニアの仕事がきついと感じやすいでしょう。

たとえば、数年前まで主流だった技術が急速に使われなくなり、新しい開発手法やツールへの対応を求められることがあります。これまで慣れ親しんできたやり方が通用しなくなり、再び基礎から学び直す必要が生じる場面も少なくありません。安定した業務内容やルーティンワークを求める人にとっては、こうした変化の連続が大きな負担になることもあります。

また、客先常駐エンジニアの場合には、プロジェクトごとに異なるクライアント企業へ派遣されるため、職場環境の変化が大きい働き方です。客先常駐で働くSES企業に入社する際には、変化の大きな職場環境であることを理解した上で就職することが大切です。

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4. 未経験からエンジニアになるのに向いている人の特徴

未経験からエンジニアを目指す場合でも、考え方や行動の特徴によっては、仕事に向いているケースがあります。
必ずしも入社時点で高いプログラミングスキルや専門知識を持っている必要はなく、仕事への向き合い方や学習姿勢が重要なポイントになります。

ここでは、未経験からエンジニアとして働く中で、比較的きつさを感じにくく、成長しやすい人の特徴を具体的に紹介します。

わからないことを自分で調べて試す習慣がある人

わからないことを自分で調べて試す習慣がある人は、未経験からエンジニアになるのに向いているタイプといえます。
エンジニアの仕事では、業務中に分からないことや想定外の問題に直面する場面が多く、そのたびに答えを自分で探す姿勢が求められるからです。

実際の現場では、先輩や上司が常に付きっきりで教えてくれるとは限りません。エラーの原因や仕様の不明点について、まずは自分で調べ、仮説を立てて試してみることが基本になります。この試行錯誤を前向きに繰り返せる人ほど、知識やスキルが身につきやすく、成長スピードも早くなります。

また、自分で調べたうえで質問できる人は、周囲からも評価されやすい傾向があります。何も調べずに質問するのではなく、「ここまで調べたが、この部分が分からなかった」と整理して伝えられると、的確なアドバイスをもらいやすくなります。結果として、コミュニケーションも円滑になり、仕事を進めやすくなるでしょう。

このように、分からないことをそのままにせず、自分なりに調べて試し、改善を重ねられる人は、未経験であってもエンジニアの仕事に適応しやすく、仕事のきつさを感じにくい傾向があります。

コツコツ学習を継続できる人

コツコツと学習を継続できる人は、未経験からエンジニアになるのに向いている特徴の一つです。
エンジニアの仕事では、短期間で一気にスキルを身につけるというよりも、基礎から段階的に知識を積み上げていく姿勢が求められます。

未経験で入社した場合最初は分からないことの連続で、すぐに成果が出るわけではありません。プログラミングの基礎や業務で使う技術を少しずつ理解しながら、時間をかけてできることを増やしていく必要があります。この過程で、地道な学習を続けられるかどうかが大きな分かれ目になります。

またエンジニアの学習は業務時間内だけで完結するとは限りません。新しい技術やツールについて調べたり、理解が浅い分野を復習したりと、日々少しずつ知識を補うことが重要になります。短時間であっても継続して学ぶ習慣がある人ほど、知識が定着しやすく、実務にも活かしやすくなります。

一方で、すぐに結果が出ないとモチベーションが下がってしまう人や、勉強を後回しにしてしまう人は、成長の実感を得られず、仕事がきついと感じやすくなる可能性があります。小さな積み重ねを前向きに続けられるかどうかが、未経験エンジニアにとって重要なポイントです。

論理的に物事を整理するのが得意な人

論理的に物事を整理するのが得意な人は、未経験からエンジニアになるのに向いている傾向があります。
エンジニアの仕事では、目の前で起きている問題を感覚的に判断するのではなく、原因と結果を切り分けながら考える力が求められるからです。

たとえば、システムの不具合が発生した場合、「どの操作をしたときに」「どの部分で」「どのような挙動が起きたのか」を整理しながら原因を探っていきます。問題を一つずつ分解し、順序立てて考えられる人ほど、解決までの道筋を見つけやすくなります。この考え方は、プログラミング未経験であっても後から身につけやすい重要な素養です。

また、仕様書の内容を理解したり、作業手順を整理したりする場面でも論理的思考は役立ちます。やるべきことを整理せずに作業を始めてしまうと、抜け漏れが発生しやすく、後戻りの原因になることもあります。一方で、物事を順序立てて考えられる人は、効率良く仕事を進めやすいでしょう。

このように、感情ではなく筋道を立てて考えられる人は、未経験からでもエンジニアの業務に適応しやすく、仕事のきつさを感じにくい傾向があります。

柔軟に対応できる人

柔軟に対応できる人は、未経験からエンジニアになるのに向いている特徴の一つです。
エンジニアの仕事では、事前に立てた計画どおりに物事が進まない場面が多く、その都度状況に応じて考え方や対応を切り替える必要があります。

たとえば、開発途中で仕様変更が入ったり、想定していた方法では問題が解決できなかったりすることがあります。そのような場合に、これまでのやり方に固執してしまうと、作業が滞ったり、ストレスを強く感じたりしやすくなります。一方で、状況の変化を前向きに受け止め、別の方法を試せる人は、落ち着いて対応しやすいです。

また、未経験で入社した場合、配属先や担当業務が想像と異なることもあります。最初から理想の仕事に就けないケースもありますが、そこで環境の違いを受け入れ、与えられた業務から学ぼうとする姿勢が成長につながります。柔軟な考え方を持っている人ほど、新しい環境にも順応しやすいでしょう。

このように、変化や予想外の出来事に対して柔軟に考え方を切り替えられる人は、未経験エンジニアとして働く中でも過度な負担を感じにくく、仕事のきつさを乗り越えやすい傾向があります。

コミュニケーションができる人

コミュニケーションができる人は、未経験からエンジニアになるのに向いている重要な特徴の一つです。
エンジニアは技術職であるものの、実際の仕事では多くの人と関わりながら業務を進める必要があるためです。

たとえば、開発チーム内では進捗状況の共有や課題の相談を行いながら作業を進めます。自分がどこでつまずいているのか、どの作業に時間がかかっているのかを適切に伝えられないと、トラブルの発見が遅れたり、作業が属人化してしまったりする可能性があります。こまめに報告や相談ができる人ほど、周囲のサポートを受けやすくなります。

また、クライアント企業や他部署とのやり取りが発生する場面では、専門的な内容を分かりやすく説明する力も求められます。高度な技術力があっても、相手に意図が伝わらなければ、認識のずれや手戻りにつながることもあります。円滑なコミュニケーションは、プロジェクトをスムーズに進めるために欠かせない要素です。

さらに、未経験のうちは分からないことが多く、質問する機会も増えます。遠慮せずに質問できる姿勢や、相手の話を正しく理解しようとする姿勢がある人ほど、成長のチャンスを逃しにくいでしょう。

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5. 未経験からエンジニアに就職するメリット・魅力

未経験でエンジニアを目指すにあたっては、きつい・大変と言われる一面も多いですが、一方で働くメリットも豊富です。ここでは未経験からエンジニアとして就職する魅力について、以下の3つのポイントをご紹介します。
 

  • ・高い将来性が見込める

  • ・平均年収が高い

  • ・フリーランスなど自由な働き方を実現しやすい


それぞれ順番に解説しますので、就職先選びの参考にしてみてください。

高い将来性が見込める

IT業界で働くエンジニアは、今後も高い将来性が見込まれる職種です。AIの普及やDXの推進、クラウド技術・自動運転技術や情報セキュリティなど、さまざまな分野でエンジニアの需要が高まっているからです。IT技術を支える土台に携わるインフラエンジニアなどは、今後どのようなIT社会が到来したとしても将来性が低下することはないでしょう。

そのため将来性を重視して職種選びを進めたい方にもおすすめで、IT業界で長く活躍していきたい方は未経験であってもエンジニア募集の求人に応募してみると良いでしょう。

関連記事:SEの将来性は暗いのか?今後の需要・市場価値をAIの普及を踏まえて解説

平均年収が高い

IT業界のエンジニアは、高い平均年収が期待できるのも魅力です。初任給の時点ではほかの職種と大きく変わらないものの、専門的なスキルや経験を身につけて年齢を重ねるごとに年収が上昇する傾向にあります。中堅エンジニア・ベテランエンジニアになる頃には、年収1,000万円以上を手にするエンジニアも多くなります。

高年収が期待できるということは、プログラミングスキルなどの専門的な技術を身につける必要があることを意味するので、楽に高年収を稼げるとは限りません。それでも自分の努力次第で高額な報酬を得られることは、待遇重視で職種を選びたい方にとっては大きなメリットとなるでしょう。

フリーランスなど自由な働き方を実現しやすい

インフラエンジニアや組み込みエンジニアなど、ハードウェアを扱う職種を除けば、エンジニアは柔軟な働き方を実現しやすいメリットもあります。パソコンとインターネット環境があれば、在宅勤務やリモートワークによって働くことも可能で、ゆくゆくはフリーランスエンジニアとして独立することもできます。

働く時間・場所・人間関係を自由に選択し、ストレスの少ない働き方を実現できることが、エンジニアが高い人気を集める理由の一つなのです。

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6. 未経験からエンジニアに就職して後悔しないための就活対策

未経験からエンジニアを目指す場合、就職先の選び方次第で「きつい」「思っていた仕事と違った」と後悔してしまうこともあります。
一方で、事前にポイントを押さえて就職活動を進めれば、未経験であっても納得感のあるスタートを切ることが可能です。

ここでは、未経験からエンジニアに就職して後悔しないために、就活の段階で特に意識しておきたい対策を紹介します。

職種研究・企業研究を徹底する

未経験からエンジニアに就職し、きついと感じる原因は、職種研究・企業研究の不足にあります。エンジニアの仕事内容を深く理解しないまま就職して、入社後にギャップを感じてしまうケースです。自分がやりたい仕事とはかけ離れた職種や企業に就職してしまう方も珍しくありません。

そうしたミスマッチを防ぐためには、徹底した職種研究・企業研究が必要です。特にIT業界の場合、Webエンジニアやインフラエンジニア、組み込みエンジニアなどさまざまな職種が存在しており、業種にもSIer・SES・自社開発といった種類があります。それらの違いをしっかりと理解し、自分に合った働き方を見極めることが大切です。

事前にプログラミングを独学しておく

未経験からエンジニアになる際には、事前にプログラミング言語を独学しておくのが望ましいです。プログラミングスキルにも向き不向きがあり、人から教わってもどうしても理解が進まずにきついと感じるケースがあります。自分にエンジニアとしての資質があるかを判断するためにも、簡単な内容であってもプログラミングに触れておくことをおすすめします。

独学の延長で、プログラミングスキルを活かしてWebサイトやスマホアプリを開発することができれば、選考の際の強力なアピール材料にもなるので、ぜひ取り組んでみてください。

自分だけのストレス解消法を用意しておく

未経験からエンジニアに就職し、長く活躍するためには、きついと感じた時にも仕事をやり抜くためのストレス解消法を用意しておくのも効果的です。エンジニアは土日休みをきっちりと取れることが多いので、週末の時間を活用してアウトドアや旅行、ゲームなどの趣味に取り組むのも良いでしょう。

ワークライフバランスを意識しながらプライベートを充実させることにより、エンジニアとしての仕事がきつかったとしても精力的に取り組めるようになります。就職して本格的に社会人生活が始まる前に、自分だけのストレス解消法を確立しておきましょう。

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7. まとめ

未経験からエンジニアを目指す場合、専門性の高さや学習の継続、働き方の特徴から「きつい」と感じる場面があるのは事実です。
一方で、仕事内容や業界の特性を正しく理解し、自分の性格や価値観と照らし合わせて就職先を選べば、やりがいや将来性の高い職種でもあります。

エンジニアとして活躍するためには、地道な努力を続ける姿勢や、自分で考えて行動する力が欠かせません。
就活の段階で職種研究や企業研究を丁寧に行い、自分に合った環境を見極めることが、未経験からエンジニアになって後悔しないための重要なポイントといえるでしょう。

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