「文理不問」は本当?文系・未経験でもエンジニアになれますか?【IT就活一問一答】

「こうした方がいいと見た」「これは良くないと聞いた」けど、「実際どうなの?」ともやもやしていることはありませんか?
今回は、募集要項にある「文理不問」は本当かどうか、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!
今回は、募集要項にある「文理不問」は本当かどうか、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!

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まずは登録してみるQ. IT企業の求人に「文理不問」と書いてあるのを見たのですが、プログラミング未経験の文系学生でも本当にエンジニアになれるのでしょうか?
最近就活を始めた文系学生です。IT業界の「文理不問」という募集要項を見て、エンジニアの仕事に興味を持つようになりました。しかし、これまでにプログラミングの経験は一切なく、自分がエンジニアに向いているのかどうかも分かりません。
もしエンジニアとして入社できたとしても、「理系出身の同期に差をつけられるのではないか」「入社後に自分はエンジニアに向いていないと分かったらどうしよう」と考えてしまい、エントリーをためらっている状況です。実際に、文系・プログラミング未経験でエンジニアを志望しても、本当に大丈夫なのでしょうか?
A. 文系・未経験からでもエンジニアになることは十分に可能です。
身近にプログラミングをやっている友人や、エンジニアとして就職した先輩がいないと、文系でも本当にやっていけるのか不安になってしまいますよね。しかし、募集要項に書かれている「文理不問」という言葉は、企業の建前としての表現ではなく、採用実績に裏付けられた事実です。
実際に、新卒入社のエンジニアの約4人に1人(24.7%)が大卒文系出身者というデータも公表されており(※)、専門学校等も含めれば約25〜30%を文系出身のエンジニアが占めていると考えられます。
※出典:新卒入社のエンジニア、約4人に1人が大卒文系出身者|レバテック株式会社
むしろ、システム開発の実務において「顧客の要望を丁寧に聴き取る力」や「仕様書を正しく読み書きする言語化能力」など、文系学生が日常的に磨いている強みが大きな武器になる場面も多々あります。
まずは今感じている不安を少しでも解消し、納得のいく選択をするために、文系出身エンジニアの先輩たちがやってきたことと、今からできる具体的なアクションを理解していきましょう。
1. 文系出身者が入社後に苦労するポイントと今からできる乗り越える準備
未経験からエンジニアになった先輩たちの多くは、入社後の研修期間中に最初の壁にぶつかります。どのようなポイントで苦労しがちなのか、その実態と事前の対策を解説します。【苦労するポイント】理系同期とのスピードの差に焦る
入社直後のIT研修では、大学や研究でパソコンに触れ慣れている理系出身の同期と比べて、「専門用語の理解」や「エラーの原因を突き止める論理的思考のスピード」の面でどうしても一歩遅れをとりがちです。ここで「自分は向いていないのかも」と焦りを感じてしまうことが、文系未経験者が最も苦労するポイントと言えます。
【今からできる乗り越える準備】調べる癖とITの基礎知識を身につける
この初期の焦りを減らすために、学生のうちからできる準備が2つあります。まず1つ目は、日常生活の些細な疑問に対しても「なぜそうなったのか」の構造を自力で調べる癖(ロジカルシンキングの土台)をつけておくことです。そして2つ目は、「ITパスポート試験」に出題されるレベルの基礎的なIT用語を、少しずつインプットしておくことです。これだけでも、入社後の研修の吸収スピードが上がると予想されます。
2. 自分に向いているかをすぐに確かめる2つの方法
「向いているかどうか」を頭の中だけで悩み続けていても、正しい答えは得られません。客観的な判断材料を得るために、まずは以下の2つのステップを踏んで、自分の適性を肌で確かめてみましょう。【方法1】実際にプログラミングをしてみる
まずは、「Progate」などのプログラミング初心者向けの無料オンライン教材を使い、3時間ほど実際に手を動かして簡単なコードを書いてみます。ここで確かめてほしいのは、「スラスラ書けるか」ではなく、「エラーの原因をネットで調べて解決していく一連のプロセスを、パズルを解くように面白いと思えるか(あるいは、嫌だと感じないか)」という点です。このような作業が苦でなければ、あなたはエンジニアとしての適性を十分に持っている可能性があります。
【方法2】サマーインターンに行って確かめる
プログラミングに少し触れてみたら、次は夏に開催される企業のインターンシップへ参加してみましょう。実際の業務を体験するワークを通じて、働くことに対してポジティブな感情が湧くかどうかを確かめられます。さらに重要なのが、インターン中に行われる座談会などで、現場の社員へ質問してみることです。エンジニア社員や人事の方に、「御社で活躍している文系出身の方は、最初にどこで一番苦労されていましたか?それをどう乗り越えていましたか?」と質問してみましょう。
実際の苦労話と乗り越え方を知ることで、「この環境なら自分もやっていけそうだ」といった、働くイメージを具体的に擦り合わせることができます。
自分の可能性を「文系だから」と狭める必要はありません
SIerやSESなどのIT企業は、充実した社内研修制度を用意して「入社後に育てること」を前提に、プログラミング未経験の文系学生を募集しています。そのため、「文系だから向いていないかも」と一人で悩み、挑戦する前に諦めてしまうのは非常にもったいないことです。まずは「無料の教材を開いて学び始める」「夏のインターンシップにエントリーする」といった、小さな一歩から動いてみましょう。自分で実際に手を動かしてみることが、あなたの新しい可能性を広げる確かなきっかけになります。
この質問の回答者

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