チーム開発ができる環境がない時の対策は?【IT就活一問一答】

「こうした方がいいと見た」「これは良くないと聞いた」けど、「実際どうなの?」ともやもやしていることはありませんか?
今回は、個人開発しか実績がない場合の対策について、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!
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まずは登録してみるQ. 自社開発企業の選考では「チーム開発の経験」が有利になると聞きました。個人開発しか経験がないのですが、どう対策すれば良いでしょうか。
これまで独学でWebアプリケーションなどの個人開発を行ってきましたが、志望している自社開発企業の選考ステップを調べると、チーム開発経験が重視される傾向があると知りました。しかし、大学にはエンジニアを目指して一緒に開発をしてくれるような友人がいません。一人きりの環境から、どのようにチーム開発の経験や評価されるポイントを補えば良いか教えてください。
A. 学外のオンラインコミュニティへ飛び込んだり、AIをチームメンバーに見立てて開発することで、代替となる経験を積みましょう。
ハイレベルな自社開発企業がチーム開発経験を求めるのは、単に「複数人で作業したことがあるか」を知りたいわけではありません。その本質は、「他人が書いたコードを理解できるか」「Git/GitHubを実務レベルで使いこなせるか」「意見の衝突が起きたときに論理的にコミュニケーションが取れるか」という、実務に直結する協調スキルを見極めるためです。
つまり、この本質さえ押さえれば、大学内に仲間がいなくてもできる対策はたくさんあります。以下の具体的な2つのアプローチを見ていきましょう。
1. 外部のコミュニティや勉強会に参加する
学内に仲間がいないのであれば、すでに熱量の高いエンジニアが集まっている外部の環境に身を置くのが最も確実です。オンラインのエンジニアコミュニティ・サークルへの参加
DiscordやSlackをベースに活動している学生エンジニアコミュニティや、インカレのITサークル、オープンソース(OSS)のコミュニティを探してみましょう。こうした場所では、ハッカソンへの出場メンバーを募集していたり、共同でプロジェクトを立ち上げたりする機会が日常的に転がっています。技術勉強会や「もくもく会」への参加
「Connpass」などのイベントプラットフォームを活用し、学生向け、あるいは未経験者・若手向けの勉強会やもくもく会(集まって各自作業する会)に足を運んでみましょう。そこで出会った他大学の優秀な就活生や現役エンジニアと繋がることで、合同開発のチャンスが生まれるだけでなく、就活の有益な情報交換もできるようになります。2. AIを「開発チームのメンバー」に見立てて壁打ちする
もし、どうしてもすぐに複数人での開発が難しい場合は、生成AIを「チームのレビュアー」として迎え入れ、チーム開発を擬似体験する手法が非常におすすめです。具体的には、以下のような活用方法があります。AIにコードレビューを依頼する
自分が書いたコードに対して、「このコードの可読性やパフォーマンス、セキュリティ観点での問題点を指摘し、リファクタリング案を提示してください」とプロンプトを送ります。AIからのフィードバックをもとにコードを修正していくプロセスは、実務における「プルリクエスト(Pull Request)とコードレビュー」のサイクルそのものです。設計の壁打ち相手にする
実装に入る前に、「〇〇な機能を実装したいのだが、データベースの設計(スキーマ)はA案とB案のどちらが拡張性が高いと思うか、メリット・デメリットを比較してほしい」といった議論を行います。面接では、「環境がなかったので、AIをチームのレビュアーに見立て、可読性の高いコードの担保や設計の壁打ちを行いながらGitHub上で開発を進めました」と伝えることができます。
これは、ただ漫然と個人開発をしていた学生と比べて、「課題に対する圧倒的な工夫のプロセス」と「最新ツールを実務に落とし込む視点」として、面接官に評価してもらいやすくなります。
「環境がないこと」への向き合い方自体も、最高の自己PRになる
自社開発企業の選考で高く評価されることの一つに、「環境のせいにせず、自らリソースを取りに行って課題を解決する自走力」があります。「周りに誰もいなかったから、外部のコミュニティを探してハッカソンに出た」「AIを相棒にして、擬似的にレビュー環境を作ることで個人開発の質を高めた」というエピソードは、それ自体があなたのエンジニアとしての市場価値を証明する、強力なエピソードになります。
まずはオンラインの勉強会を1つ調べてみる、あるいはAIへのコードレビューのプロンプトを1つ作ってみることから、あなたの次の一歩を踏み出してみましょう。
この質問の回答者

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