研究内容をポートフォリオにしていい?評価を最大化するには?【IT就活の悩み一問一答】

研究内容をポートフォリオにしていい?評価を最大化するには?【IT就活の悩み一問一答】
「こうした方がいいと見た」「これは良くないと聞いた」けど、「実際どうなの?」ともやもやしていることはありませんか?
今回は、研究で作った成果物をポートフォリオにして良いかという疑問について、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!
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Q. 研究で作ったものしか成果物がないのですが、これをポートフォリオとして提出しても評価されるのでしょうか?

現在は大学院での研究に力を注いでいます。研究活動で使うシステムは開発していますが、Webサービスのような「分かりやすい制作物」はありません。

選考で、研究内容をポートフォリオにしても問題ないのでしょうか?その場合の注意点や、具体的に何を伝えれば評価されやすいのかを教えてください。

A. 研究内容をポートフォリオにすることは全く問題ありません。むしろ、複雑な課題に対する「論理的アプローチ」を証明する強力な武器になります。

大学での研究活動は、未知の問いに対して仮説を立て、実装と検証を繰り返す高度なエンジニアリングのプロセスそのものです。そのため、研究で作ったシステムやプログラムは、あなたの技術的な成熟度を示す、優れた成果物と言えます。

ただし、研究の「学術的な価値」と、エンジニア選考で求められる「実務的な技術力」は評価軸が異なります。研究分野の専門外の人にもあなたの実績が正しく伝わるよう、以下のポイントを意識して準備しておきましょう。

1. ポートフォリオに盛り込むべき「3つの視点」

研究をエンジニアリングの実績として読み替えるために、技術スタックの紹介だけでなく以下の項目を明記しましょう。
開発背景「なぜそのシステムが必要だったのか」
研究上のどのような課題を解決するために開発したのか、その目的を言語化しましょう。背景が明確であるほど、あなたの課題解決能力が際立ちます。
設計とプロセス「どう考え、どう構築したか」
なぜその技術やアーキテクチャを選定したのかという、論理的な根拠を記述します。ここがエンジニアに求められる「思考の深さ」をアピールする、一番のポイントになります。
工夫した点とユーザー志向「誰のために、どこにこだわったか」
自分自身や他の研究メンバーなど、想定ユーザーの利便性のために「設計のどの部分にこだわったか」をアウトプットしましょう。技術一辺倒にならず、利用シーンを想定した工夫(UI/UXや保守性など)が見えると、実務への適応力が格段に伝わりやすくなります。

2. 評価を上げる「伝え方」のブラッシュアップ

研究内容が高度であるほど、研究分野の専門外の相手にはその凄さが伝わりにくくなります。自分の研究活動を、「どこでも通用する技術力」と結びつけて整理しなおしていきましょう。
研究上の課題を誰にでも分かる言葉で再定義する
まずは、あなたが研究で「何を成し遂げようとしているのか」を、専門用語を使わずに説明できるようになりましょう。研究背景や解決すべき問題を噛み砕いて伝えることで、初めて相手は「その課題を解決するために、あなたが選んだ技術や成果物がいかに優れているか」を正当に評価できるようになります。 
選考を通じて説明をアップデートする
実際の面接でもらった質問や反応は、最高のフィードバックです。面接官がどの部分に興味を持ち、どこで首をかしげたかを振り返り、ポートフォリオの説明や図解を少しずつブラッシュアップしていきましょう。これを繰り返すことで、初対面の相手にもあなたの良さが伝わる内容に仕上がります。

研究活動という自分の経験を、アピール材料として最大化させましょう

研究に没頭してきたからこそ、「高度な専門内容を、どうすれば初対面の相手に魅力的に伝えられるのか」や「自分の技術スタックが、企業の求めるレベルと合致しているのか」と、見せ方に悩む場面も多いはずです。

しかし、一つのテーマに対して深く、論理的に向き合ってきた経験は、現場が最も求めている資質の一つです。もし、自分の研究成果を「企業が求めている実績」へとどう変換すべきか迷ったときは、ぜひ一度レバテックルーキーのキャリアアドバイザーに相談してみてください。

数多くの理系学生を支援してきたアドバイザーが、あなたの研究を単なる「学問の成果」としてではなく、現場が求める「エンジニアとして活躍できる確かな実力」として面接官の納得感を引き出すためのストーリーを、一緒に磨き上げます!

この質問の回答者

二宮プロフィール

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