ポートフォリオに生成AIはどこまで使っていい?面接では何を聞かれる?【IT就活の悩み一問一答】

ポートフォリオに生成AIはどこまで使っていい?面接では何を聞かれる?【IT就活の悩み一問一答】
「こうした方がいいと見た」「これは良くないと聞いた」けど、「実際どうなの?」ともやもやしていることはありませんか?
今回は、ポートフォリオにAIはどこまで使って良いかや面接で質問されることについて、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!
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Q. 開発でAIをフル活用していますが、ポートフォリオでもそのまま使って良いのでしょうか?選考で評価される見せ方や、面接で質問される内容も知りたいです。

普段の個人開発では、AIをフル活用した開発が当たり前になっています。普段の開発の成果をポートフォリオとして提出したいのですが、「自分で書いていない」と評価が下がらないか不安です。もしポートフォリオ制作でAIを使っても良い場合、AIをどの程度使うのが許容範囲なのでしょうか?

また、AIを使って開発したことを、選考でどのようにアピールすべきかや、面接で聞かれることについても教えてください。

A. 生成された全コードの挙動を説明でき、その品質に責任を持てるのであれば、全工程でフル活用して構いません。

ポートフォリオ制作においてAIを使うこと自体は問題なく、むしろ「いかに使いこなし、いかに自分の介在価値を示すか」をアピールできる絶好の材料になります。

大切なのは、AIを手段として上手く使いこなし、それによって生まれた余力で「プロダクトの質」をどこまで引き上げたかを見せることです。

1. AIに任せるかどうかの基準と、自分で注力すべき領域

ある程度の開発経験を積んできたのであれば、「AIに任せる部分」と「自分で判断する部分」を意図的に分けることで、エンジニアとしての視座の高さを証明しましょう。
定型的な実装はAIに任せて効率化する
ボイラープレート(定型コード)の生成や、標準的なロジックの実装などはAIに任せて構いません。このような「誰が書いても同じになる部分」を迅速に片付けることは、実務でも活かせる生産性を高めるスキルです。
高度な判断が必要な領域に注力する
浮いた時間を使って、「システム全体のアーキテクチャ設計」や「クリティカルなパフォーマンスの最適化」といった、より高度な領域に注力した姿を見せましょう。AIには真似できない、人間ならではの「設計思想」にリソースを割いていることが、高評価に繋がります。

2. 選考で評価されやすいアピール術

「AIを使って開発しました」と伝えるだけで終わらせず、自身の意思決定の跡をエビデンスとして提示するのがおすすめです。
GitHubに「意思決定の跡」を記録する
GitHubのREADMEやコミットメッセージに、「AIの提案を採用した論理的根拠」や「あえてAIの提案を却下し、手動でリファクタリングした箇所」を明記してください。このような「AIの提案を疑い、自分の意志で判断した跡」こそが、AIに代替されないあなたの実力の証明になります。
「高次元の設計」への注力を語る
選考ではたとえば、「AIによってコーディング時間を◯割削減し、その分、スケーラビリティの向上やユーザー体験(UX)の追求にどこまで注力できたか」といったことを話しましょう。単にツールを使いこなすだけでなく、「テクノロジーを適切にコントロールし、プロダクト価値を最大化させるエンジニア」としての高い視座をアピールすることが、選考では有効です。

3. AI活用ポートフォリオで問われる質問のポイント

開発プロセスでAIを利用しているパターンを例として、面接でよく確認される内容を紹介します。面接官の質問の意図を把握して、的確に答えられるよう準備しておきましょう。
AIの活用範囲の明確化
まずは、ポートフォリオ制作の「どこまでをAIで実現したか」を質問されることが多いです。この質問では、要件を決める段階からなのか、それとも実装のみなのかなどを確認しています。
判断基準と意思決定
要件定義の段階からAIを活用した場合は、AIの提案を採用・却下する際の判断基準や、それに基づいてどのような意思決定をしているかも見られます。ここでも、自分の思考プロセスや意思決定の跡を残しておくことが、大変役に立ちます。
品質の担保とプロセス
実装段階からAIを活用したケースで多いのは、AIからのアウトプットの質をどのように担保したかや、コードの再現性や品質を上げるために工夫したポイント、そしてそのプロセス全体のチェックです。効率化だけに目を向けず、自分なりの工夫も意識しながら開発しましょう。

「AI活用」の実績を、強みとして言語化しよう

まずはAIを「自身の思考を拡張するためのパートナー」として捉えなおし、開発プロセスのあらゆる判断に自分の意思を介在させるようにしましょう。そしてそのプロセスを言語化することで、あなたのエンジニアとしての価値をしっかりと裏付けできます。

しかし、 AIを高度に使いこなしているからこそ、「効率を求めた結果、かえって自分の技術力の証明が難しくなっている気がする」「AI活用という強みを、どう語れば面接官の納得感を引き出せるのか分からない」と、アピールの壁にぶつかることもあるはずです。

もし、自分なりの試行錯誤をどのように実績として伝えたら良いか迷ったときは、一度レバテックルーキーのキャリアアドバイザーに相談してみましょう。

数多くの選考事例を知るアドバイザーが、あなたのAI活用スキルを単なる「効率化」ではなく、現場が求める「高い生産性と自走力」として伝えるための言語化をサポートします!

この質問の回答者

二宮プロフィール

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