女性でもインフラエンジニアを目指せる?就活のコツ・注意点と向いている人の特徴

女性でもインフラエンジニアを目指せる?就活のコツ・注意点と向いている人の特徴
IT業界を目指す女性が選ぶキャリアとして、WebエンジニアやWebデザイナーではなく、「インフラエンジニア」の人気が高まっています。インフラエンジニアとは、企業がITサービスを開発・提供するために欠かせないIT基盤を守る職種のことを指し、サーバー・ネットワークなどの知識が求められる仕事です。
インフラエンジニアは他の職種と比べると、未経験からでも入社しやすい傾向にあるほか、高い将来性を見込めるのが大きなメリットです。専門性が高い職種なので、産休・育休などのブランクを経ても活躍しやすく、性別・文理を問わずに評価されやすいことも女性に支持される理由となっています。
本記事では、女性がインフラエンジニアに適している理由や注意点、インフラエンジニアに向いている女性の特徴などを解説します。インフラエンジニアの就活に臨む際のコツについても取り上げているので、ぜひ最後までご覧ください。

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1.インフラエンジニアは女性向きのIT職種!

IT業界で活躍する女性といえば、Web開発やアプリ開発に携わるシステムエンジニアが多いというイメージがあります。WebデザイナーやWebディレクターとして、技術職よりもデザイン職・企画職で活躍する女性が多くなっています。

しかしインフラエンジニアは仕事の特性上、女性に向いているIT職種でもあります。インフラエンジニアが手掛けるITインフラは、企業活動を土台から支える役割を果たしているため、小さなミスやトラブルが大きな影響を及ぼすこともあります。そのため慎重な性格で、コツコツと細かな作業に取り組める人の方が向いている仕事であり、几帳面なタイプの女性にマッチした職種なのです。

また、インフラエンジニアは同じチームのメンバーとやりとりしながら働く機会が多く、正確に意思伝達ができるコミュニケーション力が重視される仕事でもあります。エンジニア系職種ではコミュニケーション力は不要というイメージがあるかもしれませんが、実はコミュニケーションスキルが高い人の方が高く評価されやすく、話し上手・聞き上手な女性が歓迎される傾向があるのです。

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2.女性がインフラエンジニアに適している理由

インフラエンジニアが女性に向いている職種である理由について、以下の5つの観点からより詳しく解説しましょう。
 

  • ・性別・文理を問わず活躍できるから

    ・IT未経験からでも入社しやすいから

    ・需要が高く高年収が期待できるから

    ・クラウド・セキュリティなどの将来性が明るいから

    ・専門スキルを活かして産休・育休から復職しやすいから


それぞれ順番にご説明しますので、インフラエンジニアを目指すかどうかを判断する参考として活用してみてください。

性別・文理を問わず活躍できるから

インフラエンジニアは実力主義で評価が決まる仕事であり、性別はもちろん文理や学歴なども関係なく評価されます。IT業界は男性社会であるというイメージから、女性が活躍しにくいのではないかと考える方も多いですが、実際にはそんなことはありません。現場の最前線で働く女性のインフラエンジニアはもちろん、管理職としてチームをまとめる立場にいる女性インフラエンジニアも活躍しているからです。

大半のIT企業においては、インフラエンジニアとして活躍する女性の数は多くないため、希少性が高く内定を取りやすい一面もあります。男性の志望者と同じようにIT知識を身につけ、プログラミングの知識を学習しておけば、選考においても女性が不利になることはないのです。

IT未経験からでも入社しやすいから

インフラエンジニアはIT系職種の中でも、未経験から入社しやすい職種の一つです。プログラミング未経験の文系から入社するケースも多く、女性でも内定を取るハードルが低い傾向にあります。というのも、インフラエンジニアの業務はスキルレベルに応じて細分化されており、未経験の若手にはマニュアル化されたインフラの監視業務を任せることが多いからです。

まずはマニュアルに沿ってサーバーを保守・運用する仕事内容からスタートして、徐々に経験を積みながらインフラ設計・構築の業務を担当し、ゆくゆくは要件定義などの上流工程にも携わる流れが一般的です。理系出身ではなくIT知識に自信がない女性の方であっても、IT業界へチャレンジしやすいのがインフラエンジニアという職種なのです。

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需要が高く高年収が期待できるから

インフラエンジニアは他の職種と比べて、需要が高く高年収を期待できることも女性におすすめな理由の一つです。インフラエンジニアはITサービスの土台を守る専門職であり、IT化が進んでいく以上はインフラエンジニアの需要が減ることはないでしょう。一方でインフラエンジニアの数は大きく増えておらず、人手不足が進んでいるのが現状です。

その結果、相対的に現役のインフラエンジニアの評価が高まり、年収がアップする傾向にあるのです。一般的な職種の場合、男性・女性で給料に差があることも珍しくありませんが、実力主義のインフラエンジニアは性別による収入の差が発生しにくいのも魅力です。高年収が得られる職種を選びたい方は、積極的にインフラエンジニアの募集に応募してみると良いでしょう。

クラウド・セキュリティなどの将来性が明るいから

インフラエンジニアはこれからの将来性も高い職種で、近年ではクラウド・セキュリティについてのスキル・知識を活かして活躍する方も多いです。ITインフラを自社のサーバールームではなく、クラウド環境に移行する企業が多く、セキュリティ対策に力を入れる企業も増加しています。これらの専門知識を持ったインフラエンジニアの需要も上昇しており、この流れは今後も長く続くと予想されます。

インフラエンジニアとしてのスキルを一度身につけてしまえば、手に職をつけて今後も長く活躍できるでしょう。AIに代替されにくい職種なので、AIが普及したとしても活躍できるフィールドは残り続けます。女性としてさまざまなライフイベントを経験したとしても、長く働き続けられる将来性を持った職種を選びたい方は、ぜひインフラエンジニアを目指してみましょう。

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専門スキルを活かして産休・育休から復職しやすいから

インフラエンジニアとしてキャリアを積むことにより、専門スキルを持った替えがきかない存在になることができます。産休・育休などの女性ならではのライフイベントを経たとしても復職がしやすく、キャリアへの影響を最小限にとどめながら働き続けられることも大きな魅力です。

インフラエンジニアは、従来であれば企業のサーバールームなどに常駐して、物理的なサーバー機器・ネットワーク機器をメンテナンスする必要がありました。しかし現在では、そうしたITインフラをクラウド化する流れが一般的で、クラウド上のインフラであればリモートワークでも業務を続けることができます。在宅勤務・時短勤務との相性も良いので、ワークライフバランスを重視して働きたい方にもインフラエンジニアはおすすめです。

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3.女性がインフラエンジニアとして働く時の注意点

インフラエンジニアが女性に向いている職種である一方で、実際に現場で働きはじめる際に注意が必要なポイントもあります。入社後にミスマッチを感じ、後悔してしまわないためにも、以下の3つのポイントを踏まえた上で職種選びを進めましょう。
 

  • ・シフト制による夜勤・休日出勤が発生することも

    ・男性中心の職場が多い

    ・電子機器の扱いなど幅広い知識が必要


一つずつ詳しく解説します。

シフト制による夜勤・休日出勤が発生することも

インフラエンジニアが手掛けるITインフラは、24時間体制で安定稼働することが求められます。サーバーやネットワークの監視業務に携わる際には、シフト制・交代制での夜勤が発生することがあり、不規則な生活リズムになる可能性もあります。夜勤に不慣れな女性の場合、体力的に厳しいと感じることも多く、仕事がきついと感じることもあるでしょう。

土日にサーバートラブルや不具合が発生した際には、休日出勤が求められることもあるので、休日でも精神的な休息が取れないと感じることも多いです。シフト制で勤務時間が決まっているため、残業や長時間労働が発生することは少ないものの、夜勤・休日出勤を避けたい方は注意が必要です。

男性中心の職場が多い

女性のインフラエンジニアの数が増えつつあるものの、現状では多くの企業で男性インフラエンジニアが中心の職場が多くなっています。もちろん性別で差別を受けたり、不当に扱われたりすることは考えにくいですが、男性ばかりの環境の中で窮屈な思いをする女性エンジニアも少なくありません。

慣れてしまえば気にならないという女性エンジニアも多いですが、不安な場合には女性のインフラエンジニアが活躍している企業を探して入社するのがおすすめです。女性のインフラエンジニアが在籍していなくても、女性のシステムエンジニアやプログラマーが活躍している企業であれば、男性だけの職場よりも安心して仕事に取り組めるでしょう。

電子機器の扱いなど幅広い知識が必要

インフラエンジニアとして働くためには、プログラミングなどのソフトウェアに関する知識だけではなく、サーバー機器やネットワーク機器などのハードウェアについての知識も必要とされます。近年ではクラウド・セキュリティに関する知識も求められるようになっており、一人ひとりのインフラエンジニアに求められる知識量が増加傾向にあります。

そのためインフラエンジニアとして活躍し続けるためには、常にスキルアップに取り組む姿勢が欠かせないことにご注意ください。勉強が嫌いで、覚えたスキルだけを使って働き続けたいと考える女性には、インフラエンジニアは不向きかもしれません。

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4.インフラエンジニアに向いている女性の特徴

インフラエンジニアは未経験からスタートしやすく将来性も明るいなどのメリットがある一方で、夜勤が発生する現場が多く求められる知識量も膨大というデメリットがあります。このように良い面・悪い面の両方がある職種なので、人によって向き不向きがはっきりしており、インフラエンジニアの資質がない女性が無理に応募したとしても、入社後にミスマッチを感じる可能性が高くなります。

ここではインフラエンジニアに向いている女性の特徴について、以下の3つをご紹介しますので、自分にもインフラエンジニアの適性があるかどうかを判断してみてください。
 

  • ・コミュニケーションスキルが高い人

    ・細かな作業に集中して取り組める人

    ・IT業界の最新トレンドに興味がある人


それぞれ詳しく解説していきます。

コミュニケーションスキルが高い人

コミュニケーションスキルが高い女性は、インフラエンジニアに高い適性があると判断できます。インフラエンジニアの仕事は、黙々と一人で作業するシーンだけではなく、先輩や上司と相談しながら業務を進めるシーンも多いので、正確に意思疎通ができる人はチーム内でも評価されやすくなります。

また、クライアント企業との打ち合わせに参加して、相手の希望を汲み取り、最適なインフラを提案する際にもコミュニケーションスキルが必要となります。コミュニケーションスキルが高い人ほど上流工程の業務を任されやすくなり、インフラエンジニアとしてのステップアップもしやすくなるメリットがあります。

細かな作業に集中して取り組める人

インフラエンジニアは、ITインフラを安定稼働させるために丁寧な作業が求められる職種です。自分のケアレスミスが原因で、企業全体の業務に影響を与えてしまうことも考えられます。そのため細かな作業にも集中してミスなく取り組める女性は、インフラエンジニアへの適性が高い人材と判断されます。

インフラエンジニアの仕事は、目に見える成果があるわけではなく、ITインフラを安定稼働させるのが当たり前という前提があります。派手な実績で周囲からの注目を集めることも少なく、一見すると地味な作業の連続のように思えるかもしれません。それでも企業全体やITサービスを使うユーザーを土台から支えることにやりがいを得られるタイプの方は、インフラエンジニアを目指してみるのがおすすめです。

IT業界の最新トレンドに興味がある人

インフラエンジニアが携わる分野では、クラウド・セキュリティ・AI・IoTなど、IT業界の先端技術も多く含まれます。インフラエンジニアとしてのスキルを活かして、AI開発に携わるエンジニアを目指すことも可能です。IT業界の最新トレンドに興味がある女性であれば、これらの分野についても理解を深めクラウドエンジニア・セキュリティエンジニアへとステップアップがしやすくなるでしょう。

インフラエンジニアの上位職種でもあるクラウドエンジニア・セキュリティエンジニアを目指すことで、収入・待遇アップにも直結します。興味のある分野を追求しながら、高年収や好待遇を得ることができるのは大きな魅力です。

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5.女性がインフラエンジニアを目指す時の就活のコツ

最後に、女性がインフラエンジニアを目指す時に押さえておきたい就活のコツを3つ解説します。
 

  • ・女性が多く活躍する企業を選ぶ

    ・インターン・会社説明会で職場の風土を調べておく

    ・インフラエンジニア初学者向けの資格を取る


入社後に失敗・後悔してしまわないためにも、これらのポイントを踏まえて就活に臨んでみましょう。

女性が多く活躍する企業を選ぶ

女性がインフラエンジニアとして入社する企業を選ぶ際には、すでに女性のインフラエンジニアが活躍している企業を選ぶと良いでしょう。単に女性が多く在籍しているというだけではなく、インフラエンジニアという職種で女性の先輩がいる環境なら、入社後の悩みも相談しやすくなるでしょう。

また、女性エンジニアが多く活躍している環境なら、在宅勤務・時短勤務や、子育てと仕事の両立を応援する仕組みがあることも多いです。これらの制度が整っている企業や、実際に制度を利用しながら働く女性がいる企業を選ぶと、働きやすい環境の中でインフラエンジニアとしてのキャリアを積めるでしょう。

インターン・会社説明会で職場の風土を調べておく

インフラエンジニアとして入社後に後悔することを防ぐためにも、インターンや会社説明会で入社後の職場の風土を調べておくのが効果的です。採用サイトや求人情報だけでは得られない職場の空気も、実際に企業の内部を見てみることによって肌で感じることができます。

女性エンジニアが働いている姿を目にしておくことで、入社後の自分が働くイメージも膨らませやすくなるでしょう。インフラエンジニアとして働く女性の先輩にインタビューしたり、インターンを通じてインフラエンジニアの仕事を経験したりすることで、将来のキャリアプランも立てやすくなるはずです。

インフラエンジニア初学者向けの資格を取る

インフラエンジニアとしての内定を獲得するために、初学者向けの資格を取得しておくのもおすすめです。資格対策のための動画・書籍を活用することで、インフラエンジニアに必要な知識が体系化された教材を使って学び始めることができるからです。試験に合格すれば、保有資格として選考でアピールすることにも役立ちます。

インフラエンジニア向けの資格としては、IT知識全般を効率よく学べる国家資格、「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」が挙げられます。ネットワークの基礎を学ぶなら「CCNA」、Linuxと呼ばれるOSの扱いを学ぶなら「LinuC」を学習してみると良いでしょう。

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6.まとめ

インフラエンジニアは女性でも目指すことが可能で、IT系職種の中でもインフラエンジニアは女性向きの仕事の一つです。性別・文理を問わず評価される職業であり、未経験からでも入社しやすいので、IT業界でキャリアを積み重ねたいと考える女性におすすめの職種となっています。

ただし、インフラエンジニアはシフト制で働くことがあり、夜勤が発生する現場も多いことに注意が必要です。今は男性中心の職場が多く、窮屈な思いをしながら働く女性エンジニアも少なくないことに注意しましょう。本記事で解説してきたインフラエンジニアへの就活のコツも参考に、後悔のないキャリアを踏み出しましょう。

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