
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
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1.サーバーエンジニアはやめとけと言われる7つの理由
サーバーエンジニアは、企業がITサービスを開発・提供するために欠かせないITインフラを構築・運用する職種です。OSやソフトウェアのインストールをはじめ、物理的なサーバー機器の配線・設定などもサーバーエンジニアが担当します。メールサーバーやWebサーバー、データベースサーバーといったITインフラは、IT企業になくてはならない存在のため、非常に重要な役割を担うポジションでもあります。
そんなサーバーエンジニアを目指そうとする時に「やめとけ」と言われてしまう背景として、次の7つの理由が考えられます。
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・急なトラブル時には緊急対応が必要だから
・サーバー監視のためシフト制で夜勤があるから
・サーバールームの労働環境がきついから
・ITインフラを担当する大きなプレッシャーがあるから
・目に見える成果では評価されにくいから
・常に最新のスキル・知識を身につける必要があるから
・未経験で入社しても高い給料は得にくいから
それぞれどのような理由でおすすめできないと判断されるのか、詳しくご紹介しましょう。
急なトラブル時には緊急対応が必要だから
サーバーエンジニアはやめとけと言われる理由として、急なトラブル時には緊急対応が求められることが挙げられます。サーバーで障害が発生した際には、企業の業務への影響を最小限に抑えるため、深夜であっても現場に直行して復旧対応が必要になることがあるのです。夜勤のエンジニアがトラブル対応を担当することも多いですが、場合によっては休日出勤が発生することもあります。
サーバーのトラブルや障害は、日頃からどれだけ対策していても突発的に発生するものです。休日やプライベートの時間でも、緊急対応が求められるのではないかというプレッシャーから、ストレスを抱えてしまうサーバーエンジニアもいます。仕事とプライベートのオン・オフにメリハリをつけながら働きたい方にとっては、サーバーエンジニアはやめとけとアドバイスされることが多くなるのです。
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サーバー監視のためシフト制で夜勤があるから
サーバーエンジニアは、24時間体制でサーバーの監視・保守を行うため、シフト制・交代制で勤務することが多いです。日勤だけではなく夜勤が発生する可能性が高く、プライベートの予定が組みにくいと感じる方も少なくありません。現場によっては休日やシフトの希望が通りにくく、ワークライフバランスを図ることに苦労する場面もあるかもしれません。
ただし、夜勤中は常に集中している必要はなく、サーバーの監視業務がメインで暇になる時間も多い傾向にあります。平日の日勤でサーバー設計・構築業務などに携わる際には高い集中力が求められますが、夜勤中は適宜仮眠を取るなどの自由度が確保されている現場も多いことは知っておくと良いでしょう。
サーバールームの労働環境がきついから
サーバーエンジニアはやめとけと言われる理由には、サーバールームの労働環境のきつさも挙げられます。サーバールームは、熱を持つサーバー機器を冷却するために冷房を稼働させた乾燥した空間なので、特に冬場はサーバールームでの作業で体調を崩しやすい傾向にあります。セキュリティも非常に厳しいことから、入退室の手続きが煩雑に感じる方も少なくありません。
一方で、夏場は涼しく空気も乾いているので、快適に働けると感じる方は多いようです。季節に応じて体調を崩さないように対策できれば、デメリットに感じることは少ないかもしれません。
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ITインフラを担当する大きなプレッシャーがあるから
サーバーエンジニアは、ITインフラを担当する大きなプレッシャーや責任感が発生することから、未経験からスタートするのはやめとけと言われることもあります。自分が手掛けるサーバーがダウンしてしまえば、企業の活動に影響を及ぼすだけではなく、金融系などの人々の生活に欠かせないITインフラの場合には社会的にも大きな影響を与えます。
社会的意義が大きく、やりがいが大きな仕事でもありますが、プレッシャーに弱いタイプの方や主に責任感でストレスを抱えてしまう方には、やめとけと言われることが多くなるでしょう。
目に見える成果では評価されにくいから
サーバーエンジニアの仕事は、目に見える成果では評価されにくいことも「やめとけ」「きつい」と言われる一因となっています。サーバーの稼働は「安定しているのが当たり前」という前提があることから、大きなプレッシャーがある反面、昼夜を問わず監視業務や復旧作業に従事していても評価されにくく、やりがいを実感しにくい傾向にあります。
企業側にとってもサーバーエンジニアの人事評価を決めるのが難しく、職場での努力が評価につながらないケースも考えられます。Webサービスやスマホアプリといった目に見える成果でしっかりと評価されたい方にとっては、サーバーエンジニアなどのインフラエンジニアは不向きかもしれません。
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常に最新のスキル・知識を身につける必要があるから
サーバーエンジニアをはじめとするインフラエンジニアの世界では、クラウドサービスの台頭や企業のセキュリティ意識の高まりにより、常に最新のスキル・知識を身につける必要性が高まっています。サーバーに関する知識やサーバー機器の扱いについては、スキルが陳腐化しにくいため一度身につければ長期的に活躍しやすい傾向にあります。
しかし最新のクラウドサービスや、他社でのセキュリティインシデントの事例などは常に最新情報をチェックして業務に活かす姿勢が求められます。そのため日頃からIT業界のトレンドを追いかける姿勢を持つ方でないと、サーバーエンジニアはやめとけと言われやすくなるでしょう。
関連記事:インフラエンジニアとは?仕事内容・必要スキルと就活のポイントを紹介
未経験で入社しても高い給料は得にくいから
サーバーエンジニアは未経験・新卒からでも入社しやすい職種ですが、未経験者の場合はマニュアル化されたサーバーの監視業務を主に担当することになるため、給料が低めになる傾向にあります。サーバーエンジニアとして高い収入を得るためには、監視業務だけではなく、サーバーの設計・構築業務といった上流工程に携わる経験が必要です。
十分な研修制度を用意しないブラック企業や、下請け業務が中心企業など、入社する企業によっては上流工程の経験を積むのが難しいこともあるため、企業選びは慎重に進めなければなりません。ただし近年需要が高まっているクラウドエンジニアやセキュリティエンジニアへとステップアップできれば、年収1,000万円を超える高収入を目指すことも可能です。
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2.サーバーエンジニアの将来性
「やめとけ」「きつい」と言われがちなサーバーエンジニアですが、IT業界では高い将来性のある職種として人気が高く、今後も高い需要が見込まれると考えられています。というのも、サーバーやネットワークといったITインフラは、ITサービスを開発・提供するためには欠かせない存在であり、業界の流行り廃りには左右されにくい傾向にあるためです。
また、物理的なサーバー機器を設置して自社にサーバールームを構えるオンプレミス環境だけではなく、近年ではクラウド環境でITインフラを構築・運用する企業も増加しています。こうしたクラウド環境においても活躍できるサーバーエンジニアを目指すことにより、今後も長く安定して働き続けることができるでしょう。
サーバーに関する知識だけではなく、クラウドサービスやセキュリティ対策など学ぶべき分野は広いものの、どんな時代でも陳腐化しにくいスキルが得られるのは、サーバーエンジニアの大きな魅力です。
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3.サーバーエンジニアとして働く魅力・メリット
ここまで「サーバーエンジニアはやめとけ」と言われる理由について解説してきましたが、一方でサーバーエンジニアとして働く魅力も豊富に存在しています。ここではサーバーエンジニアを目指すメリットについて、以下の3つの観点からご紹介します。
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・クラウド・セキュリティの知識を持った人材は需要が高い
・マニュアル作業が多く未経験からでも挑戦しやすい
・幅広いキャリアパスから理想の働き方を選べる
それぞれ順番にご説明しましょう。
クラウド・セキュリティの知識を持った人材は需要が高い
前述した通り、サーバーエンジニアは高い将来性が見込まれることが大きな魅力であり、特にクラウドサービス・セキュリティ対策についての知識を持ったエンジニアは、市場価値が高い人材と評価される傾向にあります。これらの知識を身につけることで、サーバーエンジニアとして高収入が期待できるほか、より待遇の良い大手企業や外資系企業などに転職できるチャンスも増加します。
どんなITサービスにも欠かせないITインフラを手掛ける職種であることから、時代によって需要が左右されにくく、今後も安定した需要が続くと考えられます。将来はなるべく安定したキャリアを歩み続けたいと考える方にとっては、最適な職種の一つとなるでしょう。
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マニュアル作業が多く未経験からでも挑戦しやすい
サーバーエンジニアは、ITエンジニアの中でも未経験から挑戦しやすい職種となっています。Webエンジニアやアプリエンジニアとして活躍するためには、プログラミングスキルや開発経験が求められる一方で、サーバーエンジニアはマニュアル化された監視業務からスタートできるので、高いスキルや経験が必須ではないのが理由です。
もちろん監視業務だけを続けていてはキャリアアップを果たすことは難しいですが、上流工程の経験を積んだり、クラウド・セキュリティについての知識を身につけたりすることで、上位職種へのステップアップを実現することも可能です。未経験からIT業界に挑戦し、長く活躍し続けたい方にもサーバーエンジニアはおすすめです。
幅広いキャリアパスから理想の働き方を選べる
サーバーエンジニアとしてのキャリアを積むことにより、将来は豊富なキャリアパスの中から理想の働き方を実現できるメリットがあります。クラウドやセキュリティに特化したエンジニアを目指し、クラウドエンジニアやセキュリティエンジニアにキャリアアップする選択肢もあれば、サーバーエンジニアと親和性の高いサーバーエンジニア・データベースエンジニアを目指すことも可能です。
また、ITインフラの知識を活用して社内SEへの転職を目指したり、ITコンサルタントにステップアップしたりすることもできます。こうした豊富なキャリアパスを選べるのも、サーバーというITインフラに携わるサーバーエンジニアならではのメリットです。
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4.サーバーエンジニアはやめとけと言われやすい人の特徴
サーバーエンジニアはIT系職種の中でも、向き不向きが激しい職種です。将来性が高いサーバーエンジニアになりたいと考えていたとしても、次のような特徴に当てはまる場合、サーバーエンジニアはやめとけと言われることが多くなるでしょう。
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・夜勤・休日出勤を避けて規則正しく働きたい人
・最新のITトレンドやIT機器に興味がない人
・プレッシャーに弱く責任感がない人
サーバーエンジニアに向いていない人の特徴として、上記3点について解説します。
夜勤・休日出勤を避けて規則正しく働きたい人
サーバーエンジニアは、24時間体制でのサーバー監視のため、シフト制・交代制での勤務が基本となります。サーバー障害が発生した際には、休日でも対応を求められることがあるため、夜勤や休日出勤を避けたい方や規則正しい生活リズムで働きたい方には不向きです。
プライベートの予定が立てにくくなる傾向もあるため、プライベートを重視する働き方を選びたい方も、サーバーエンジニアはやめとけと言われる可能性が高まります。なお、勤務時間内に業務が終わらなかった場合には、次のシフトのメンバーに引き継ぐことが可能なので、残業は比較的発生しにくい職種となっています。
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最新のITトレンドやIT機器に興味がない人
サーバーエンジニアの知識・スキルは時代の変化によって陳腐化しにくい傾向はあるものの、今後はクラウドやセキュリティなど、幅広い知識が求められると考えられます。そのため最新のITトレンドやIT機器に興味がなく、情報収集し続けることが難しい方にとっては、サーバーエンジニアは不向きです。
サーバーエンジニアの場合、プログラミングやコーディングというよりも、サーバーの監視業務が中心となる職種であり、時には物理的なサーバー機器を扱う業務も担当します。パソコン操作や機械の操作に苦手意識がある方も、サーバーエンジニアはやめとけと言われることが多くなるでしょう。
関連記事:就活生がおさえておきたいIT業界のトレンドキーワード
プレッシャーに弱く責任感がない人
サーバーエンジニアはITインフラを担うという立場上、大きなプレッシャーや責任感を背負って働く職業です。プレッシャーに弱くストレスを感じやすい方や、責任感がない方にとっては、サーバーエンジニアは不向きと判断されやすいでしょう。未経験から入社して、いきなり責任の大きな仕事を任されることはないですが、将来はサーバーの責任者やチームの管理者としての役割が求められるようになります。
サーバー障害に対する復旧作業や、ミスのないサーバー設計など、重い責任を担う仕事にやりがいを見出せる方であれば活躍しやすいですが、大きなストレスを受けてパフォーマンスが低下してしまうタイプの方は、サーバーエンジニアはやめとけと判断されることが多くなります。
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5.サーバーエンジニアの内定を獲得する就活のコツ
最後に、サーバーエンジニアの内定を獲得するための就活のコツについても解説しましょう。
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・ITインフラの基礎知識を身につけておく
・コミュニケーションスキルをアピールする
・基本的なIT資格を取得しておく
今後サーバーエンジニアとして活躍していきたい方は、ぜひこれらのポイントを踏まえて就活に臨んでみてください。
関連記事:エンジニアの就活はこれでバッチリ!スケジュールや準備事項をマルっと解説
ITインフラの基礎知識を身につけておく
サーバーエンジニアとして企業から内定を得るためには、サーバーやOSに関する基礎知識を身につけておくのが効果的です。現役のサーバーエンジニアほどのスキルや知識を求められることは少ないですが、入社後の研修でスムーズに知識を吸収できるよう、ITインフラの基礎ができていると企業から評価されやすくなるからです。
また、IT業界で活躍していきたいと考える場合、サーバーエンジニアに限らず、ITインフラに関する知識は必須となります。サーバーエンジニアを目指すか、もしくはWebエンジニアやアプリエンジニアといった別職種を目指すか迷っている場合にも、まずはITインフラについて学習を済ませておくことをおすすめします。
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コミュニケーションスキルをアピールする
新卒採用のサーバーエンジニアの選考においては、技術力や知識だけではなく、コミュニケーションスキルが評価されることが多いです。サーバーエンジニアの業務では、チームメンバーと連携しながら働くことが多く、サーバー障害などのトラブル時にも正確に意思疎通を図るためのコミュニケーション力が求められるからです。
また、サーバーエンジニアとしてのスキルや知識は、入社後の研修で身につけることが可能ですが、コミュニケーションスキルについては一人ひとりの性格や価値観にも大きく影響されます。そのためサーバーエンジニアの新卒採用では、コミュニケーションスキルのアピールが内定に直結しやすい傾向があるのです。
基本的なIT資格を取得しておく
サーバーエンジニアとして必須の知識を身につけつつ、IT業界への高い志望意欲があることをアピールするためにも、基本的なIT資格を取得しておくのも効果的です。具体的には、「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」の2種類が挙げられます。これらの資格は、未経験からでも取得しやすい難易度となっており、就活と並行して合格を目指しやすいのが特徴です。
これらの資格の出題範囲にもサーバーエンジニアに欠かせない知識が含まれているので、IT業界を目指すのであれば取得しておいて損はありません。資格手当を用意している企業であれば、入社後の収入アップにも直結するので、まずは試験日程や参考書をチェックしてみると良いでしょう。
関連記事:IT資格の種類と難易度について解説!新卒におすすめの資格とは
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6.まとめ
サーバーエンジニアはやめとけと言われる理由として、本記事で解説してきたのは以下の7つでした。
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・急なトラブル時には緊急対応が必要だから
・サーバー監視のためシフト制で夜勤があるから
・サーバールームの労働環境がきついから
・ITインフラを担当する大きなプレッシャーがあるから
・目に見える成果では評価されにくいから
・常に最新のスキル・知識を身につける必要があるから
・未経験で入社しても高い給料は得にくいから
これらの背景から、サーバーエンジニアはきついというイメージを持たれることが多いですが、一方でサーバーエンジニアは将来性が高く、未経験からでもスタートしやすい魅力があります。将来は幅広いキャリアパスが用意されているので、上位職種へのステップアップや高収入を狙いたい方にもおすすめです。
サーバーエンジニアの内定を獲得するためには、資格取得のための学習などを通じてITインフラについての基礎知識を学びつつ、選考ではコミュニケーションスキルを中心としてアピールすることが効果的なので、ぜひ実践してみてください。
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