
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
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1.理工学部の就職先として人気・おすすめの業界
理工学部の学生の就職先として人気があり、企業からの採用ニーズも高い業界としては「IT・情報通信業界」や「金融業界」、「マーケティング業界」、「製造業界」、「建設業界」などがあります。各業界の特徴について見ていきましょう。
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IT業界
近年需要の拡大を続けている「IT業界」は、理工学部の学生の就職先としても人気です。デジタル技術を駆使するIT業界において、情報工学などデータを扱う研究を行ってきた理工学部出身の学生はデジタル人材として求めている企業も多い傾向にあります。
また、IT業界のなかでも携帯電話キャリアなどを扱う「通信インフラ業界」は、電気電子工学や機械工学といった専門性をもっている人は活躍しやすい環境と言えるでしょう。
IT業界は売り手市場で学生にとっては比較的就職しやすい業界ですが、同時に変化が激しい業界でもあるので注意が必要です。常に最新の技術やビジネスの動向をチェックし、必要とされるスキルを身に付けられるよう自己研鑽も求められるでしょう。
関連記事:IT業界とは?5つの分類と職種例、業界動向について解説
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金融業界
銀行やクレジットカード会社、保険会社などに代表される金融業では、近年注目されるキャッシュレス決済やクラウドファンディングなどの新しいサービスが登場しています。
このような状況があることから、総合職の採用に加えて、新商品やサービスの開発に関してIT技術者の需要が高まる可能性があります。開発系以外にもアナリストなどの職業ではデータ分析や、統計データをもとに確率などの数値を考えるといった数学的な要素が必要とされます。
すでにプログラミングの経験がある方や、これからプログラミングを身に着けたいと考えている方は、上記のようなIT技術者やデータ分析を行う職業を選択することもおすすめです。
マーケティング業界
現代において、企業活動を効果的に進めるためには、データを活用したマーケティングが不可欠です。マーケティング業界はそのようなデータ活用を行って新商品の開発やサービスの提案、市場調査からプロモーション方法で様々な活動を行ないます。
その中で企業の持つビッグデータを収集し、それらを加工、分析することでスムーズな意思決定をサポートする「データサイエンティスト」といった職業も近年人気になっています。
データ分析には、BIツールを操作するスキルや統計学の知識も広く求められるため、理工学部生への需要も高くなっています。マーケティング業界での就職を希望する場合は、これらの知識やスキルを身に付けておくことがおすすめです。
関連記事:新卒でデータサイエンティストになるには?役立つスキルと就活の進め方
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製造業界
製造業(メーカー)は、顧客のニーズを掘り起こし、それを基に原材料から新しい製品を開発、生産、販売する業界です。
近年はAIやIoTを駆使し、システムによって最適化された「スマートファクトリー」などが注目を集めており、急速にDXが進んでいる領域です。
製造業のDXを進めることで、品質や生産性の向上につながるため、その取り組みを先導し、運用できるデジタル人材の需要が高まっています。工学部生はもちろん、理学部生でも機械工学などの知識があったり、ものづくりに関心があったりすれば、製造業への就職も向いているといってよいでしょう。
建設業界
製造業と同様に、不動産やインフラに関係する建設業においても、DXを進める企業が増えています。具体的には、プロジェクト管理を一元化することで業務を効率化したり、これまで目視など人の手に委ねられてきた検査や点検について、スマートデバイスを活用して負担を軽減したりする動きなどが挙げられます。
最新のデジタル技術を導入して業務を効率化し、生産性を上げるためには、それを支えるスキルのある技術者が必要になります。したがって、不動産業界も、理工学部生の就職先としておすすめできるでしょう。
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2.理工学部出身の人が多い職種
業界問わず、理工学部出身の人が多い職種にはどのようなものがあるのでしょうか。特に興味のある業界が定まっていない場合は、先に就きたい職種を決めてから幅広い業界を見て考えてみてもよいでしょう。
ここでは、理工学部出身の人に人気の職種を3つご紹介します。
ITエンジニア
ITエンジニアとは、ITに関連するサービスやアプリの要件定義から設計、運用・保守などを行います。コンピュータやデータを扱って研究を行うことが多い理工学部と親和性が高い職種と言えるでしょう。
さまざまな業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されている昨今、ITエンジニアはIT業界だけでなくあらゆる業界において需要が高まっており、学生の志望度合いも高い職業です。ITエンジニアと一言で言っても、システムエンジニアやネットワークエンジニアなど担当する分野や工程によって職種や業務内容はさまざまです。
関連記事:新卒エンジニアに未経験でなるには?エンジニア就職に向いている人はこんな人
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研究開発職
食品や化学メーカー、家電メーカーなどの研究開発職も、理工学部を卒業した学生にとっては人気の職種です。
研究は大きく「基礎研究」と「応用研究」に分けられます。5~10年の期間をかけてまだ発見されていない新たな技術を生み出すのが「基礎研究」であり、基礎研究で発見されたものを応用したり、品質・性能の向上を目指すのが「応用研究」です。
研究開発職では各分野の専門的な知識を必要とするケースも多く、大学院を卒業して修士課程を修了していることが応募条件となっている企業もあるため、研究開発職に就きたい場合はあらかじめ確認しておくようにしましょう。
アクチュアリー
アクチュアリーとは、保険料率や支払い保険金額など保険に関連するさまざまな数値を統計データなどを用いて算出する専門職です。保険業界だけでなく、各省庁やコンサルティング会社などに所属して、確率・統計の知見を活かして活躍するケースも増えてきているようです。
アクチュアリーとして働くには、公益社団法人日本アクチュアリー会が実施している資格試験に合格したのち、研修を受講して正会員資格を取得する必要があります
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3.理工学部の就職率はどのくらい?
そもそも理工学部の学生は大学卒業後に就職する割合はどのくらいなのでしょうか。
文部科学省が公表した「令和4年度学校基本調査」によると、全国の理学部生のうち大学院に進学したのが43.4%、工学部の卒業生で大学院に進学したのは38.1%と、およそ4割が大学院に進学していることが分かります。
また、同調査では理学部から就職した人は44.5%、工学部から就職した人は54.4%と、どちらも大学院に進学するよりも若干就職を選ぶ人と同じくらい~若干多いという結果になっています。
研究職や技術系の職種では大学院修了を必須条件としているところや、大学院卒の方が初任給が多いケースもあるため、他の学部に比べて大学院への進学率が高い傾向にあるようです。ただし、学部卒であっても企業からのニーズは十分高いため、大学院に進学するか悩んでいる場合は希望する就職先の求人条件などを一度確認してみるとよいかもしれません。
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4.理工学部の学生が就活で準備すべきこと
これから就職活動を控えた学生にとって、はじめてのことで何から手を付ければいいのか分からないという方も多いでしょう。最後に、就職活動を成功に導くために学生が準備すべきことをご紹介します。
自己分析や情報収集を行う
まずは、なぜ大学院に進まずに企業に就職するのか、自分は何をしたいのか、何に適性があるのかといった根本的な自己分析を行いましょう。自己分析の内容がぼんやりしていると、何となくで就職先を決めてしまい、仕事にやりがいを見いだせなかったり、成長できなかったり…といった事態になりかねません。
自己分析をする際には、様々な業界を研究したり情報収集を行ったりする方法がおすすめです。客観的に幅広く調べていくことで、どのような業界や業種が自分に向いているのか、何をしたいのかがおのずと見えてくるでしょう。
関連記事:自己分析とは?5つの方法と就活に役立つポイントを解説
インターンに参加する・OBの話を聞く
就職活動では、きめ細かな情報収集が非常に重要なポイントになります。そこで活用したいのがインターンです。
インターンとは、インターンシップの略称で、いわゆる「職業体験」のことを指します。インターンに参加すると、企業で仕事をする体験を通して視野が広まり、自分に合った就職先を見極めやすくなるというメリットがあります。また、インターンに参加した学生は、実際にその企業の選考に応募した場合、有利になることもあります。
また、同じ学部から希望する業界や企業へ就職したOBやOGなどに話を聞いてみるのもよい方法です。実際に働いている人の話を聞くことで、入社してから起きるイメージのずれを少なくすることができるでしょう。
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5.まとめ
理工学部生は、そのスキルの高さから企業からの需要が高く、就職率も高いのが特徴です。また、デジタル化が進む昨今では、特にITエンジニアに人気が集まっています。ITエンジニアを目指すなら、ITエンジニア専門の就活エージェント「レバテックルーキー」にぜひ一度ご相談ください。
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