新卒の就職にはプログラミング資格取得がおすすめ!メリット&選び方を解説

新卒の就職にはプログラミング資格取得がおすすめ!メリット&選び方を解説
プログラミングやITの知識に関する資格にはさまざまなものがあります。企業への就職で必ずしも資格を求められるわけではありませんが、選考の際に高評価を得やすくなるなど多くのメリットがあるため、学生時に資格を取得しておくのがおすすめです。 この記事では、プログラミング資格を取得するメリットや学生におすすめのプログラミング資格、選び方、取得のための学習方法などについて解説します。ぜひ参考にしてください。

 

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1. 就職にプログラミング資格は必要か?

基本的には、ITエンジニアとして就職するために、プログラミングの資格は必須ではありません。実際に、資格を取得せずに活躍しているITエンジニアも多くいます。そのため、「わざわざ資格を取得する必要はない」と考える学生もいるでしょう。

しかし、就職活動を少しでも有利に進めたいのであれば、プログラミング資格を取得することをおすすめします。なぜなら、資格はスキルや知識があることの証明になるからです。また、取得するまで勉強をやり遂げる努力ややる気、向上心をアピールすることもできます。数多くいる応募者と差別化を図るには、資格は有効といえるでしょう。

資格取得のタイミングは、就職活動が本格化する前が理想的です。特に、プログラミングの知識がない未経験や初心者の場合、取得までの勉強には時間を要するため、比較的時間に余裕のある就職活動前に学習をスタートさせるのがおすすめです。

関連記事:プログラミングを学ぶメリットとは?新卒向けに注意点や就活でのアピール方法も紹介

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2. 就職に向けてプログラミング資格を取得するメリット

次に、学生が就職に向けてプログラミング資格を取得するメリットについて解説します。

受験勉強を通して体系的に学ぶことができる

プログラミングの知識は、参考書などを使って自分で身に付けることが可能ですが、学ぶ知識が興味のある分野に偏ってしまうことも少なくありません。一方、資格取得に向けた勉強の場合、幅広い知識を身に付ける必要があるため、偏りなく、体系的に知識やスキルを学ぶことができます。これは、資格を取得する大きなメリットといえるでしょう。

ITエンジニアは、チーム単位で仕事を進めるのが基本です。自分が担当する業務に関する専門的なスキル以外にも、幅広い知識を身に付けていれば、企業から重宝される存在になれます。
就職選考においても、資格取得に向けた勉強を通して、バランス良く幅広い知識・スキルを身に付けた学生は、「就職後、チームでの開発において活躍が期待できる」と企業から高評価を得られるでしょう。

明確な目標ができるのでモチベーションを保ちやすい

「資格の取得」という明確な目標を立てることで、モチベーションを保ちやすくなります。プログラミングは簡単に身に付けられるスキルではありません。興味を持って学習をスタートさせたものの、何をどの程度まで学べば良いのかがわからなかったり、疑問を解決できなかったりして、途中で挫折してしまう人も多くいます。

資格という一つのゴールを設定すれば、その資格用の参考書やカリキュラムに沿って学べば良いので、安心して学習を進められます。また、資格を取得することで達成感を得られることもメリットの一つ。「さらに高難易度の資格に挑戦しよう」と高いモチベーションを持ち、学習を継続できるでしょう。

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就活の選考でスキルをアピールできる

近年、IT業界では人材不足が続いており、企業は少しでもスキルが高い人材を欲しています。前述したとおり、ITエンジニアの就職において、資格は必須ではありません。しかし、就活の選考を受ける際に、プログラミング資格を所持していれば、ある一定レベルのプログラミングスキルを持っているという証明になります。

また、就活の選考だけでなくインターンシップの採用時や、就職後の配属先決定の際にも有利になる可能性が高いため、取得しておいて損はないでしょう。

学習意欲を示すことができる

資格を取得するためには、それなりの労力や時間が必要です。自分の意思で努力して資格を取得していれば、就職選考の際に、企業から高い学習意欲や向上心を評価してもらえる可能性が高まります。
また、新卒の就職選考では、経験・スキルよりも将来に向けた意欲や人間性を重要視するポテンシャル採用をする企業が多い傾向があり、学習意欲を示せることは大きなメリットです。

就職後の企業で活躍できる

プログラミングの資格は、就職活動だけでなく就職後の業務にも生きるでしょう。
プログラミングの資格を持つ学生と持たない学生では知識やスキルのベースが違います。プログラミングの資格を取っておくことで、就職後の企業でより責任のある業務を任せてもらえる可能性も上がるでしょう。
また、資格勉強で身につけた知識がベースにあれば、実際の業務中に課題に直面した時も「何がわからないのかがわからない」といった状況には陥りづらく、課題の紐解きも行いやすくなるでしょう。
就職後に実際の業務で活躍することができれば年収も上がりやすくなり、転職の際なども有利な条件を狙うことができます。

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3. 就職活動でアピールできるプログラミング資格一覧

ここでは、就職活動でアピールできるおすすめのプログラミング資格を紹介します。

情報処理技術者試験

情報処理技術者試験は、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が運営するIT系国家資格です。4段階のレベルに分類され、12の試験区分から構成されています。プログラミングに特化した資格ではありませんが、IT業界で働くエンジニアだけでなく、一般企業で働く際に求められるIT知識・スキルがあることを証明できるので、取得しておくと就職活動で役立ちます。

また、情報処理技術者試験の資格を取得していると、ITコーディネータ試験中小企業診断士試験など、ほかの資格を取得する際に、試験が一部免除される制度が適用されることも。将来的にこうした資格の取得も考える学生には大きなメリットといえるでしょう。

情報処理技術者試験には、ITパスポート試験・基本情報技術者試験・応用情報技術者試験など、複数の分類があり、試験概要や難易度はそれぞれに異なります。

ITパスポート試験

試験概要
ITパスポート試験は、ITに関する基礎的な知識を証明する国家資格です。新しい技術(AI・ビッグデータ・IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ・ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識などの幅広い分野の総合的知識を問う問題が出題されます。
試験時間は120分で、費用は7,500円(税込)です。

出題形式
100問の多肢選択式(四肢択一)で、試験方式はCBTです。

難易度
ITパスポート試験:難易度は、情報処理技術者試験のなかでは「レベル1」の易しいレベルです。合格するには、出題範囲の3分野のそれぞれが基準点(1000点中300点)以上、かつ、総合評価点が60%(1000点中600点)以上を獲得する必要があります。

関連記事:ITパスポートは就活に有利?組み合わせてアピールできる関連資格4選

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基本情報技術者試験

試験概要
情報技術全般に関する基本的な知識・技能を持ち、それらを実践で活用できることを証明する国家資格です。コンピュータサイエンスやプログラミング、経営戦略、法務まで広範囲にわたる問題が出題されます。
試験時間は、午前150分・午後150分で、費用は 7,500円(税込)です。

出題形式
午前の試験は、全80問が出題され、多肢選択式(四肢択一式)で回答。午後の試験では、出題される11問のうち5問に多肢選択式で回答します。試験方式はCBTです。

難易度
難易度は、情報処理技術者試験のなかでは「レベル2」となっており、やや易しいレベルとされています。合格するには、午前・午後ともに60%以上の正答率が必要です。

関連記事:基本情報技術者は就職に有利?試験内容やおすすめの職種を紹介

応用情報技術者試験

試験概要
技術的な問題に対し、自分で考えた解決法の提案が可能なレベルのIT人材を育成するための試験です。出題範囲は、基本情報技術者試験と同程度ですが、より深い知識・スキルや応用力を問う問題が出題されます。
試験時間は、午前150分・午後150分で、費用は 7,500円(税込)です。

出題形式
午前の試験は全80問で、多肢選択式(四肢択一式)で回答します。午後の試験では、出題される11問のうち5問に記述式で回答。試験方式は、CBTではなく筆記です。

難易度
難易度は、情報処理技術者試験のなかでは「レベル3」でやや難しいレベル。合格するには、午前・午後の両試験でそれぞれ、60%以上の正答率が必要です。

関連記事:応用情報技術者試験は就職に有利になる?取得のメリットや難易度について

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Python3エンジニア認定基礎試験

Python3エンジニア認定基礎試験は「一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会」が運営する試験です。より上級者向けにはPython 3 エンジニア認定データ分析試験があります。

機械学習やAIの分野で必ずと言っていいほど使われるPythonは、近年急速に需要が高まっており、将来性のあるおすすめのプログラミング言語です。

試験概要
Pythonの文法基礎を問われます。試験時間は60分で、受験料は一般11,000円(税込)・学割5,500円(税込)です。

出題形式
40問の選択式で、試験方式はCBTです。

難易度
難易度は、IT系資格試験の中では比較的易しいレベルとされており、合格スコアは70%です。

Python3エンジニア認定データ分析試験

Python3エンジニア認定データ分析試験は、Pythonによるデータ分析の理解力を問われる資格となっています。
この資格は2020年に始まった比較的新しい資格で、まだまだ取得しているエンジニアは少ないです。Python3エンジニア認定基礎試験よりレベルアップした資格で、取得難易度も高いです。


試験概要
Pythonのによるデータ分析の理解力を問われます。試験時間は60分で、受験料は一般11,000円(税込)・学割5,500円(税込)です。

出題形式
40問の選択式で、試験方式はCBTです。

難易度
難易度は、Pythonを扱ったことのある方であればそこまで難しくはなく、合格スコアは70%です。

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Ruby技術者認定試験 Silver

Ruby技術者認定試験 Silverは「Ruby Association」が運営している試験です。Ruby技術者認定試験はレベルによって2つに分かれており、 Silverのほかに、より上級者向けのRuby技術者認定試験 Goldがあります。

Rubyは日本で開発されたプログラミング言語で、世界的にも人気があり、現在もWebサイト構築などを中心に活用が広まっています。記述しやすいことが特徴で、初心者におすすめです。

試験概要
Rubyの文法知識、Rubyのクラスとオブジェクト、標準ライブラリの知識について、基本的な技術レベルを持っているかが評価されます。試験時間は90分で、費用は一般16,500円(税込)・学割8,250円(税込)です。

出題形式
50問の選択式で、試験方式はCBTです。

難易度
難易度は、IT系資格試験の中では比較的易しいレベル。合格スコアは75%です。

PHP7初級試験

PHP7初級試験は「PHP技術者認定機構」が運営する試験です。同シリーズでは、より実践的なプログラミングテクニックなどが問われるPHP5上級試験/準上級試験もあります。

PHPはWebサイトを構築する際に多く使われます。文法が分かりやすいため、プログラミング未経験者や初心者の学生でも習得しやすいプログラミング言語です。

試験概要
PHPプログラミングの基本知識を問われます。試験時間は60分で、費用は一般13,200円(税込)・学割6,600円(税込)です。

出題形式
40問の選択式(複数または単一選択)で、試験方式はCBTです。

難易度
難易度は、IT系資格試験の中では比較的易しいレベルで、合格スコアは70%です。

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Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE認定資格

Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE認定資格は、Javaの提供ベンダーである日本オラクル社が運営する資格制度です。ほかに、より上位のOracle Certified Java Programmer, Silver SE11認定資格Oracle Certified Java Programmer, Gold SE11認定資格があり、Bronzeは入門編となります。

Javaは、企業の業務システムやWebサイトの構築などさまざまなシステム開発で使われており、非常に需要の高いプログラミング言語です。そのため、Oracle Certified Java Programmerを取得しておくと、就職活動を有利に進められるだけでなく、就職後の仕事でも役立てることができます。

試験概要
Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE認定資格は、プログラミング言語未経験者向けの入門資格です。Java言語を使用したオブジェクト指向プログラミングの基本的な知識を有することを証明します。試験時間は65分で、費用は16,500円(税込)です。

出題形式
60問の選択式で、試験方式はCBTです。

難易度
難易度は、未経験者向けの易しいレベル。合格スコアは60%です。

C言語プログラミング能力検定試験

C言語プログラミング能力検定試験は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催する民間資格です。C言語を使ったプログラミング作成能力を認定する資格で、試験は1級・2級・3級の3つのレベルにわかれています。一般的に、就職活動でアピールするには、2級以上を取得しているのが望ましいとされていますが、プログラミング初心者は、まずは基礎的なC言語の能力を問われる3級の資格取得から目指すと良いでしょう。

C言語は、プログラムの実行速度が速く、汎用性も高いといった特徴があり、主に業務システムや組み込みシステムの開発に使用されるプログラミング言語です。習得難易度は高いですが、PHPやPython、Javaなど、多くの人気言語の開発に影響を与えた言語なので、身につければほかの言語も学びやすくなります。

3級
C言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書けるかを判定する内容で、試験時間は60分、費用は5,200円(税込)です。
公開試験の場合はリモートwebテスト、団体試験の場合はリモートwebテストまたは筆記試験です。テーマ別の大問6問に、多肢選択解答形式・マークシート形式で回答します。
難易度は入門的なレベルです。

2級
500行程度の小規模のプログラムが適切に書けるか、各種基本アルゴリズムを理解しているかを問われます。試験時間は90分で、費用は6,400円(税込)です。
3級と同様に、公開試験の場合はリモートwebテスト、団体試験の場合はリモートwebテストまたは筆記試験です。テーマ別の大問8問に、多肢選択解答形式・マークシート形式で回答します。
3級よりも複雑な内容が出題されますが、比較的易しいレベルです。

1級
C言語を駆使し、応用プログラムが作成できる能力や使用しているOSについての理解度が問われる内容です。事前に公開している1,700行程度のテーマプログラムに対する仕様変更・仕様追加に対応したプログラム作成や変更仕様書の作成を行います。試験時間は150分、費用は7,800円(税込)です。
パソコンを使用した実技形式で、問題数は2問です。
実務で使えるレベルのプログラミングのスキルが必要とされ、取得難易度はやや高めです。

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HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定とは、HTML5、CSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を測る試験です。
試験の内容はレベル1とレベル2に分かれています。

レベル1

マルチデバイスに対応したWebコンテンツ制作の基礎知識が問われます。

試験概要
レベル1では、HTML5,CSS3,レスポンシブWebデザインなど基礎的なマークアップ技術を対象範囲としています。

出題形式
レベル1の試験は、試験方式はCBTです。
問題数は60問あり、選択式とキーボード入力問題が出題されます。

難易度
レベル1の試験の難易度は比較的易しいレベルで、3か月~半年程度が一般的な学習期間の目安です。

レベル2

システム間連携やWebアプリケーションの開発・設計の能力が問われます。

試験概要
レベル2では、JavaScriptなどの最新のマークアップを使用し、システム間連携や最新のマルチメディア技術に対応したWebアプリケーション・動的Webコンテンツの開発・設計ができるレベルが求められます。

出題形式
レベル2の試験は、試験方式はCBTです。
問題数は40〜45問あり、選択式とキーボード入力問題が出題されます。

難易度
レベル2の試験は、レベル1の認定取得を前提としており、半年〜1年程度が一般的な学習期間の目安です。

Android™技術者認定試験

Android™技術者認定試験は、一般社団法人 IT職業能力支援機構 Android™技術者認定試験制度委員会が運営・開催する民間試験です。Android向けのアプリケーション開発に関する資格としてスタンダードで、世界でも通用するため人気が高い資格です。

試験には、アプリケーションとプラットフォームの2種類があり、それぞれレベル別にベーシック・プロフェッショナルに分かれているので、自身の目標やスキルに合わせた資格を選ぶことができます。
また、後述するETEC(組込み技術者試験制度)とも連動しており、組み込みエンジニアとしての就職を目指す学生にもおすすめの資格です。

試験概要
Android™アプリケーション技術者認定試験ベーシック:Androidのアプリケーション開発を行う技術者のスキル認定を目的とした試験です。アプリケーション、Androidアプリケーションフレームワーク・アプリケーションの公開、支援機能の3つの項目に基づいた問題が出題されます。

Android™プラットフォーム技術者認定試験ベーシック:Androidのプラットホーム開発を行う技術者のスキル認定を目的とした試験です。ロギング・NDKなどについての知識と技術力を問う問題が出題されます。

上記、2つの試験はどちらも、90分(アンケートへの回答時間も入っているため、実質約80分)で行われ、料金は16,500円(税込)です。

出題形式
ベーシックレベルの試験は、いずれも70問の四肢択一式で、試験方式はCBTです。

難易度
ベーシックレベルの試験の難易度は比較的易しいレベルで、合格スコアは70%以上とされています。

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ETEC(組込み技術者試験制度)

ETEC(組込み技術者試験制度)は、一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)が開発・運営する組み込み技術者向けの試験制度です。スキルレベルにより、組込みソフトウェア技術者試験クラス2と、より上級の試験クラス1があります。

ETECは、各種組込みシステムを実現するための組込みソフトウェア技術の底上げや人材育成を目的とした試験制度なので、合否判定がなく、出題分野ごとの正答率をパーセンテージで評価するという特徴があります。そのため、受験することで足りない知識やスキルを明白にし、次に学習するべきポイントを明らかにすることができます。もちろん、高スコアを獲得することで就職活動に役立てることもできるので、学生におすすめです。

試験概要
組込みソフトウェア技術者試験クラス2
組込みソフトウェア開発に関するある一定以上の知識があることを判定する試験です。技術要素・開発技術・通信の各分野ごとに理解度や活用運用能力を客観評価する問題が出題されます。出題形式は、全120問の多肢選択式(四肢択一)です。
受験方式はいずれもCBTで、日本全国にあるピアソンVUE社公認の試験会場で受けることができます。試験時間は90分で、受験料は16,500円(税込)です。

800点満点のスコア方式で、出題分野ごとの正答率を評価し、上位からグレードA・B・Cの3段階に分けられます。
難易度は比較的易しいレベルで、上述のとおり合否判定はありません。

組込みソフトウェア技術者試験クラス1
クラス2の500点以上のスコアを取得した人が対象の試験で、中級技術者としての能力が評価されます。具体的な出題内容は、要求・設計工程・それに対応するテスト工程における知識から分析能力までの総合力や、現場リーダーとして必須の実装・QCDなどの知識・能力、実装の実務能力などです。
出題される問題数は全90問。試験時間は120分で、受験料は 22,000円(税込)です。
カテゴリー別の問題数は、分析が15問、理解・表現が15問、知識が60問で、ケース問題が導入されています。

受験方式はCBTで、日本全国にあるピアソンVUE社公認の試験会場で受けることができます。中級レベルです。こちらも合否判定はなく、出題される各分野の正答率から、一定以上の能力があると判断された場合に上位からグレードA・B・Cの3段階で評価されます。

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Linux技術者認定試験

Linux技術者認定試験(LinuC)は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンが提供するLinux技術者のための資格です。試験はレベルごとに3段階に分かれており、初級資格から順に、LinuCレベル1・LinuCレベル2・LinuCレベル3とステップアップしていく構成になっています。上位レベルの試験を受けるためには、下位レベルの認定が必要です。

Linuxは、世界で広く普及しているOSサーバーで、その技術は、アプリケーションの開発やサーバーの構築、ゲーム、3Dモデリングなどさまざまなことに使用できます。プログラミング言語のスキルに特化した資格ではありませんが、Linuxの技術や知識は業界・業種を問わず需要が高いので、資格を取得していれば、就職選考の際に大きなアピールとなるでしょう。

試験概要
クラウド時代において即戦力となるLinux技術者であることを証明する資格です。出題されるのは、システム開発の現場で求められる旬な技術を身に付けているかを確認する問題で、対象領域は、オンプレミス・クラウド環境・オープンソースのリテラシー・システムアーキテクチャなど、多岐にわたります。各レベル別の概要は以下のとおりです。

LinuCレベル1:実務で必要なLinuxの基本操作とシステム管理が行えるエンジニアであることを証明する試験です。LinuCレベル1のなかに101試験と102試験があり、認定されるには2つの試験を5年以内に合格する必要があります。

LinuCレベル2:仮想環境を含めたLinuxのシステム設計ネットワーク構築で、アーキテクチャに基づき設計・導入・保守・問題解決ができる技術者であることを認定する試験です。LinuCレベル2を取得するには、LinuCレベル1の資格取得が必須です(LinuCレベル1を取得していなくても受験自体は可能)。また、LinuCレベル1と同様に、LinuCレベル2にも201試験と202試験の2種類の試験があり、5年以内に両方の試験に合格することで資格を取得することができます。

LinuCレベル3:エンタープライズレベルでの仕事ができる技術者を認定する資格で、LinuCレベル2の資格取得者が対象です(LinuCレベル2を取得していなくても受験自体は可能)。上述した下位レベルの2つの資格と同じく、LinuCレベル3にも、300試験・303試験・304試験の3つの試験があります。300試験は、LinuxやWindows、UNIX、Sambaなどの混在環境での運用の実践的なスキルがあることを証明する試験です。303試験は、セキュアなシステム設計、サーバー構築のスキルを証明する内容の試験問題が出題されます。また、304試験は、仮想化システム・高可用性システムの構築スキルを証明する試験です。3種類の試験のうち、いずれか1つに合格することでLinuxの高い技術力を持つエキスパートに認定されます。

いずれの資格も試験時間は90分(アンケート回答時間5分を含む)で、受験料は1試験あたり16,500円(税込)です。

出題形式
問題数は、全資格共通で約60問です。試験は、テストセンターでの受験のほか、自宅などから受けることもできます。

難易度
LinuCレベル1の難易度は比較的易しいとされていますが、上級になるにつれ難易度が上がり、LinuCレベル3はやや難しいレベルです。いずれの試験も合格スコアは非公表ですが、65~75%程度の正答率が必要と言われています。

AWS認定
AWS認定は、AWSを利用するクラウドサービスを体系的に学んだことを証明するAmazonの公式認定資格です。AWS認定の資格は全11種類で、ベーシック・アソシエイト・プロフェッショナルの3つのレベルに分けられた6種類の認定資格と、より高度な専門知識を有することを証明する5種類の専門知識認定資格があります。

近年は、多くの企業でAWSが利用されています。日々アップデートされるAWSには、100種類以上のクラウドコンピューティングサービスが存在しており、それらを体系的に学び、保守・運用できる人材の需要は増加傾向です。AWS認定資格を取得していれば、そうした知識やスキルを証明できるので、就職活動でプラス評価を得やすくなるでしょう。

以下では、AWS認定資格のなかでも、特に就職活動で役立つ資格をレベル別に紹介します。

試験概要
ベーシックレベル:「クラウドプラクティショナー」は、AWS認定のなかでベーシックレベルにあたる資格です。試験問題は、クラウドの概念やセキュリティ、テクノロジー、請求と料金などについてのベーシックな内容で、AWSにおける基礎知識・スキルを証明します。この資格の取得が、AWSのほかの資格を受ける際の条件となります。
試験時間は90分で、料金は 12,100円(税込)です。

アソシエイトレベル:「クラウドプラクティショナー」の上級レベルにあたるのが、「ソリューションアーキテクト アソシエイト」「SysOpsアドミニストレーター」「デベロッパー」の3つの資格です。
 

  • ・「ソリューションアーキテクト アソシエイト」は、AWSの技術を使ってアプリケーションを構築し、公開するための知識を証明する資格で、データベース・ストレージ・ネットワーキングなどの知識を問われます。

    ・「SysOpsアドミニストレーター」は、AWS上に構築されたアプリケーション管理のための知識を認定する資格で、データ管理やネットワーキング、分析、セキュリティといった分野の問題が出題されます。

    ・「デベロッパー」は、最低1種類以上のプログラミング言語に精通した人が対象で、AWSベースのアプリケーション開発や保守ができる知識・スキルを認定する資格です。AWSサービスを使用した開発・セキュリティ・展開・リファクタリング・モニタリングとトラブルシューティングなどの分野の問題が出題されます。


いずれも試験時間は130分、料金は16,500円(税込)です。

プロフェッショナルレベル:プロフェッショナルレベルは、アソシエイトレベルの上級になり、「ソリューションアーキテクト プロフェッショナル」と「DevOps エンジニア」の2つの資格があります。
 

  • ・「ソリューションアーキテクト プロフェッショナル」は、前述した「ソリューションアーキテクト アソシエイト」の上級資格で、より高度なスキルと専門知識があることを認定する資格です。コスト管理、新しいソリューションの設計、移行の計画などの分野の問題が出題されます。

    ・「DevOps エンジニア」は、前述した「SysOpsアドミニストレーター」「デベロッパー」の上級資格です。AWS上にアプリケーションを構築するための高度な開発知識や運用知識、技術力を持っていることを認定します。試験の出題分野は、SDLCの自動化、監視およびロギング、ポリシーと標準の自動化などです。


いずれも試験時間は180分、料金は33,000円(税込)です。

出題形式
AWS認定資格はオンライン・オフラインどちらでも受けることができます。各試験の問題数は以下のとおりです。

ベーシックレベル:全65問で、択一選択問題と複数選択問題があります。

アソシエイトレベル:いずれの資格も問題数は65問です。回答方式は、「ソリューションアーキテクト アソシエイト」「デベロッパー」は多肢選択式と複数回答式の2種類、「SysOpsアドミニストレーター」は、多肢選択式・複数回答式・試験ラボ(実技)の3種類になります。

プロフェッショナルレベル:いずれの資格も問題数は75問で、「ソリューションアーキテクト プロフェッショナル」の場合、択一選択問題と複数選択問題があります。「DevOps エンジニア」の回答方式は、多岐選択式と複数回答式の2種類です。

難易度
ベーシックレベル:易しいレベルです。合格するには、1000点満点中700点以上のスコアが必要とされています。

アソシエイトレベル:中級レベルで、合格するには、1000点満点中720点以上のスコアが必要です。

プロフェッショナルレベル:比較的難易度はやや高いとされています。合格するには、1000点満点中750点以上のスコアが必要です。

関連記事:新卒にAWS資格は難易度が高い?勉強方法とキャリアパスを解説

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Certified Internet Web Professional

Certified Internet Web Professional(CIW)は、アメリカのCertification Partner社によって運営されており、プログラミングの国際資格のなかでメジャーな資格の一つ。そのため、海外企業に就職したい学生におすすめです。もちろん、国内企業への就職選考でもアピールすることができます。

CIWには、基礎分野・デザイン分野・開発分野・セキュリティ分野の4種類の分野ごとの資格と、総合資格があります。総合資格とは、複数の種類の資格を取得した場合に認定される資格のことです。

試験概要
CIWはベンダー試験ではありません。そのため、各分野ごとに多岐にわたる基礎的な問題が出題されます。受験料は全試験共通で、150米ドルです。
各分野ごとに異なる試験概要について、以下で見ていきましょう。

基礎分野:基礎分野の出題範囲は広範囲にわたります。プログラミングやITに関する基礎的な知識を身に付けていることが必要です。試験は、90分で行われます。

デザイン分野:デザイン分野の資格には、「Webデザインスペシャリスト」と「eコマーススペシャリスト」の2種類があります。
 

  • ・「Webデザインスペシャリスト」の試験では、Webサイトの開発基礎、Webデザイン要素、基本的なHTML・XHTMLを使用したWebページの開発などについての問題が出題されます。試験時間は75分です。

    ・「eコマーススペシャリスト」の試験で問われるのは、eコマースサイトの開発やセキュリティ、eコマースビジネスなどに関する知識です。試験は75分で行われます。


開発分野:開発分野の資格は、「JavaScript」「データベース設計スペシャリスト」「Perlスペシャリスト」3種類に分かれます。
 

  • ・「JavaScript」の試験では、JavaScriptの使い方やプログラミングなどの基礎的な知識・スキルを問われます。試験時間は75分です。

    ・「データベース設計スペシャリスト」の試験問題は、データベースの構築や運用などの基礎的な内容です。試験は90分で行われます。

    ・「Perlスペシャリスト」の試験問題は、Perlの基礎、データベースへの接続、プログラムフロー制御などについて問う内容で、トレース問題や出力結果を問う問題が多く出題されます。試験時間は、75分です。


セキュリティ分野:CIWのセキュリティ分野の資格は、「セキュリティスペシャリスト」と呼ばれます。出題されるのは、企業のネットワーク・セキュリティポリシーやハッカー侵入の防止・管理などについての問題です。試験は90分で行われます。

総合資格:前述のとおり、総合資格は、CIWにおいて複数の種類の資格を取得することで認定される資格です。具体的には、「Webデザインスペシャリスト」と「eコマーススペシャリスト」の2種類の資格を取得すると、自動的に「Webデザインプロフェッショナル」という総合資格が授与されるなど、その分野で幅広い知識を持つ専門家であることを証明できます。

出題形式
CIWの試験方式は、全試験共通でCBTです。出題される問題数は、各資格ごとに異なります。

基礎分野:90問

デザイン分野:「Webデザインスペシャリスト」70問/「eコマーススペシャリスト」72問

開発分野:「JavaScript」50問/「データベース設計スペシャリスト」50問/「Perlスペシャリスト」50問

セキュリティ分野:「セキュリティスペシャリスト」62問

難易度
CIWの試験は全体的に易しいレベルとされています。しかし、国際資格のため、種類によっては英語でしか受けられない試験も。また、取得のための勉強をする際に使用する参考書も、日本語のものがない場合があるので、英語力に自信がない方は難易度が上がる可能性が考えられます。

基礎分野:難易度は低く易しいレベルとされています。合格スコアは63%以上です。

デザイン分野:「Webデザインスペシャリスト」「eコマーススペシャリスト」のどちらの試験も、難易度はそれほど高くないと言われています。合格スコアは、「Webデザインスペシャリスト」は70%以上、「eコマーススペシャリスト」は68%以上です。

開発分野:「JavaScript」「データベース設計スペシャリスト」「Perlスペシャリスト」の3種類とも基礎的な知識・技術を問う内容なので、比較的易しいレベルとされています。合格するには、いずれの試験も75%以上の正答率が必要です。

セキュリティ分野:「セキュリティスペシャリスト」はほかの試験と比べ、実践的なスキルを測る試験内容ですが、難易度はそこまで高くないとされています。合格スコアは76%以上です。

総合資格:前述したとおり、総合資格は複数の分野の資格を取得することで認定されます。

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4. 就職に役立つプログラミング資格の選び方

ここでは、就職活動で役立つプログラミング資格の選び方を、習得レベルや目指す職種別に解説します。

プログラミング初心者の学生

プログラミング初心者の学生は、まずは基礎的な知識・スキルが求められる資格の取得を目指すと良いでしょう。具体的には以下のような資格がおすすめです。
 

  • ・ITパスポート試験

    ・基本情報技術者試験

    ・Ruby技術者認定試験


Rubyは数あるプログラミング言語のなかでも、比較的習得難易度が低いとされており、初心者でも、資格取得を目指しやすいでしょう。また、ITパスポートや基本情報技術者試験は、基本的なIT知識があることを証明できる資格のため、就職活動で役立ちます。

Webアプリケーション開発をしたい学生

就職先でWebアプリケーション開発をしたいと考える学生には、以下のプログラミング資格の取得がおすすめです。
 

  • ・Ruby技術者認定試験

    ・PHP技術者認定試験

    ・Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE認定資格


Ruby・PHP・Javaは、いずれもWebアプリケーションでよく使用されるプログラミング言語です。これら言語の資格を取得しておくと、就職活動で役立てることができます。
また、プログラミング言語の資格以外にも、Webアプリケーション開発に必要なデータベースやセキュリティなどの知識を身に付け、資格を取得しておくとさらにプラス評価を得やすくなります。

インフラ・ネットワークエンジニアを目指す学生

インフラエンジニアやネットワークエンジニアを目指す学生は、以下のような資格を取得しておくと就職活動で役立ちます。
 

  • ・基本情報技術者試験

    ・応用情報技術者試験

    ・Linux技術者認定試験


インフラエンジニアは、Webサーバーやデータベースサーバーなど、システムの基盤になる部分を設計・開発。設置するエンジニアのこと。また、ネットワークエンジニアは、物理的な配線の設計・開発・設置を行います。

そのため、情報技術全般の知識や技能、コンピュータサイエンス、プログラミングといった幅広い知識を身に付けていることを証明できる基本情報技術者や応用情報技術者の資格取得がおすすめです。業務用として利用されることが多いLinuxサーバーに関する知識があることがわかるLinux技術者認定試験の資格も、就職選考において有効でしょう。

セキュリティエンジニアを目指す学生

セキュリティエンジニアの就職選考試験を受ける学生には、以下の資格の取得がおすすめです。
 

  • ・AWS認定

    ・Linux技術者認定試験


セキュリティエンジニアは、情報セキュリティの専門家としてセキュリティシステムの設計・構築・運用を行うエンジニアです。セキュリティやクラウド、サーバーに関する知識が求められる職種のため、AWS認定やLinux技術者認定試験などの資格を取得していると就職活動を有利に進めやすくなります。

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5. プログラミング資格取得のための学習方法

最後に、プログラミング資格を取得するための学習方法について解説します。

プログラミング資格を習得するための学習方法は、資格対策用の参考書や動画を活用する方法やプログラミングスクールに通う方法が一般的です。

資格対策用の参考書やWebサイトを活用する

参考書にはさまざまな資格対策向けのものがあり、目的やスキルに合わせて選ぶことができます。また、資格対策動画を活用するのもおすすめです。多くの資格運営元のWebサイトでは、サンプル問題や演習動画などが無料で公開されてます。

受験勉強では、実際にプログラミング言語に触れておくことも大切。学習用のWebサイトは数多くあり、「Progate」「Schoo」「ドットインストール」などが有名です。なかでも「Progate」は、プログラミング環境の構築が不要で、ブラウザ上でプログラミングに触れることができるため、初心者や未経験の学生に最適でしょう。

これらの方法は、自分が取得したい資格の勉強を安価かつ気軽に始めることができるのが大きなメリットです。一方で、独学となるため、途中で分からないことがあっても根気よく自分自身で調べて解決しなければなりません。最後まで学習を続けるためのモチベーションの維持が求められます。普段から学習のコツなどがよくわかっている、独学が得意な人に向いているでしょう。

関連記事:プログラミングの勉強は何から始める?独学でもできる5つの学習ステップ!

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールでは、カリキュラムに沿って効率よくプログラミングスキルを学び、資格取得を目指すことができます。また、わからないことがあっても、プロの講師にすぐに質問できるなど、挫折しづらい環境が整っているのは大きなメリットです。

スクールによっては、資格対策に特化した講座を設けており、試験の出題傾向や対策、つまずきやすいポイントなどを教えてもらえるなど、資格取得に向けた手厚いサポートを受けられるというメリットもあります。プログラミング初心者や独学で受験勉強を最後までやり切る自信がない方には、プログラミングスクールを活用した学習法がおすすめです。

こうした多くのメリットがある一方で、プログラミングスクールは費用がかかるというデメリットもあります。講座内容やスクールの特徴などを事前にしっかりとチェックして、自分に合うところを選びましょう。

関連記事:プログラミングスクールの選び方!失敗しないための注意点とは

レバテックでは、大学生・大学院生向けに月額29,800円(税込)でプログラミングを学べるレバテックカレッジを運営しています。資格取得に特化したスクールではありませんが、現場で活躍するエンジニアが考案した「確実に成長できる」オリジナルカリキュラムで、未経験者でも3カ月でWebサービスの開発に必要なスキルを身に付けることが可能です。実践的な知識やスキルを学べば、資格を取得しやすくなります。

また、教室には成長するベンチャー企業のエンジニア内定者を中心としたメンターが常駐しており、わからないことをいつでも気軽に相談できます。さらに、オンラインでは、Zoomでの相談会を開催しているほか、Slack上でもメンターに質問することも可能。リーズナブルな価格で、一生もののスキルを身に付けたい方におすすめのプログラミングスクールです。
プログラミングスクールについて詳しく見る

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6.プログラミングの資格を最短で取得する方法

就職活動に合わせてプログラミングの資格を取得する場合、就職活動や大学の勉強、サークル活動などと並行して勉強を進めなけれなならず、なかなか時間が取れない方も多いでしょう。
この章では、資格を最短で取得するためのコツをお伝えします。

資格をいくつも取ろうとせず、1.2個に絞る

大学生のうちに、複数の資格を取る必要はありません。プログラミング関係の学部や専門学校に通っていない限り、学生のうちに複数の資格を取得するのは難しいでしょう。
やみくもに資格を取得しようとあちこち手を伸ばして勉強しても、いずれも中途半端になってしまう可能性もあります。
自分が将来的に就職したい分野を絞った上で、その分野に最も役立つプログラミング資格を見定め、集中して勉強しましょう。

勉強のスケジュールを立てる

取得したい資格が決まったら、資格取得までに必要な勉強範囲を洗い出しましょう。
試験日から逆算して、いつまでに勉強範囲の各項目を勉強するのかスケジュールを立てておきます。同じ資格を受験した人のブログサイトなどを参考にするといいかもしれません。
試験直前になって焦らないよう、できるだけ細かくスケジュールを立てておくのがコツです。

隙間時間をうまく活用する

前述したように、大学生はなかなか時間が取れないもの。まとまった時間が取れない場合は、隙間時間を活用しましょう。
通学の移動時間やバイトの休憩時間、授業の空きコマなど、合間合間でコツコツインプットを行いましょう。今は参考書だけでなく、YouTubeなどでもプログラミング知識を学ぶことができます。
そして土日やアルバイトのない夜など、まとまった時間でアウトプットを行うのがおすすめです。

関連記事:プログラミングの勉強法とは?学習時間の目安やおすすめのサイトを紹介

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7. まとめ

就職に必須のプログラミング資格はありません。しかし、採用選考の際に、知識やスキルがあることの客観的な証明になるため、就職活動を有利に進めたいのであれば、資格取得を目指しましょう。資格のための勉強をすることで、体系的にIT知識を学ぶこともできます。

資格には数多くの種類があり、証明できる知識・スキル、難易度などは異なります。そのため、自分のレベルや目的に合わせて適切な資格を選択することが大切です。
また、資格の勉強は、独学でも可能ですが、プログラミングスクールを活用するのも効果的です。

レバテックの運営するレバテックカレッジは、未経験者でも3カ月でWebサービスの開発に必要なスキルを身に付けることが可能です。実践的な知識やスキルを学べば、資格を取得しやすくなりますし、入社後により活躍できる人材に成長することができます。
在学中にプログラミングの資格取得を目指す方は、ぜひレバテックカレッジをチェックしてみてください。
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