ITエンジニアを目指す学生向けに、基礎知識やライバルに勝つための勉強方法をご紹介独学でも大丈夫!未経験からITエンジニアになるための方法

最終更新日:2021年9月15日

2019年に経済産業省が発表したIT人材需給に関する調査によると、2030年には約79万人ものIT人材が不足すると予測されています。このような状況の中、多くの企業では、情報系以外の学生も積極的に採用し、ITエンジニアの育成に励んでいます。ITの知識やプログラミング経験がなくても、ITエンジニアとして就職できるチャンスは大いにあるでしょう。
この記事では、ITエンジニアの概要や、未経験の学生におすすめの勉強方法、プログラミング言語について詳しく解説していきます。

1. ITエンジニアの仕事内容とは?

まず、ITエンジニアの仕事内容や特長・平均年収について解説します。

ITエンジニアとプログラマーの違いとは?

ITエンジニアとは、IT(情報技術)に関わるエンジニアの総称であり、SE・プログラマー・ネットワークエンジニア・セールスエンジニアなどさまざまな職種に分類されます。
プログラマーはITエンジニアに含まれますが、SEが作ったシステム設計書を元にプログラムを作成するという、プログラミング業務に限られた技術者のことを指します。

ITエンジニアの特長

優秀なITエンジニアと言われる人の多くは、以下のような特長を持っています。これからITエンジニアとして活躍するためのヒントにもなりますので、ぜひ参考にしてください。

好奇心が旺盛である

日々進化するIT業界でエンジニアとして第一線で活躍するためには、新しい技術に関して絶えずアンテナを張って情報収集を行い、スキルを向上させなければいけません。優秀なITエンジニアには、好奇心を持ってどんどん新しいことに挑戦できる人が多いです。

失敗を恐れずチャレンジできる

新技術の導入や新規クライアント対応など未経験の仕事であっても、貧欲にチャレンジします。何事もポジティブに学ぼうとする姿勢は、周りの人々を惹きつけて成功に導くでしょう。

数値的な判断ができる

ITエンジニアは、多くの人と協力しながらチームで成果をあげる仕事であり、時にはメンバーと議論して説得しなければならない場面もあります。そのため、感覚的に仕事を進めるのではなく、客観的な数値やデーターをもとに判断ができる人が多く活躍しています。

ITエンジニアの平均年収

2020年に国税庁が発表した民間給与実態統計調査(※1)では、給与所得者の全国平均年収は約436万円(平均年齢:46.7歳)でした。
これに対して、ITエンジニアを含めた情報通信業の全国平均年収は約599万円です。
ITエンジニアは同世代の他の職種より約160万円以上高い年収を得ており、有望な職業だと言えるでしょう。


なお、新卒時の全国平均年収は約264万円で、ITエンジニアを含めた情報通信業の全国平均年収は約342万円となっています。(※2)

※参考1:国税庁 「民間給与実態統計調査」p.20より
※参考2:みずほ報総研株式会社「IT 人材需給に関する調査」p.148より

2. ITエンジニアに求められる資質とスキル

ITエンジニアは、特に大規模なシステム開発案件においては、数百人のエンジニアと協力しながら期日に完成させる必要があります。スムーズに仕事を進めるためにも、以下のような資質やスキルを身に付けておくのがおすすめです。

コミュニケーション能力が高い

ITエンジニアは業務が細分化されているため、1つの製品やサービスが完成するには多くのエンジニアが介在します。高いコミュニケーション能力があると、他のエンジニアとよい関係を保ちながら円滑に開発を進めることができるでしょう。

論理的思考能力を持っている

ITエンジニアは、常に新しいテクノロジーを取り入れながら、プロジェクトを進めていかなくてはいけません。そのため、色々な視点から物事を見ることができて、道筋を立てて考えられる論理的思考能力が必要不可欠です。特に、感情に流されず沈着冷静に仕事を進めることができる人が向いています。

ITの基礎スキルを保有している

冒頭で説明したように、近年では多くのIT企業がプログラミング未経験の学生に対しても積極的な採用を行っており、入社後の研修によって一人前のエンジニアに育てています。
しかしながら、教育コスト低減の観点からもITスキルが全くない人より、ある程度の知識やスキルを保有している人を採用したいと考えている企業があるのも事実です。
他のライバルを一歩リードするためにも、学生のうちにITの基礎的なスキルを習得しておくとよいでしょう。

具体的にはプログラミング言語をひとつマスターすることがベストですが、ハードルが高いという人は、まずはITエンジニア同士のコミュニケーションツールであるIT用語を学ぶことから始めるのがおすすめです。

3. 学生向け | 未経験からITエンジニアになるための勉強方法

プログラミング未経験の学生がITエンジニアになるための、3つの勉強方法をご紹介します。

Webサイトを利用して独学する

最近では、プログラミングを学ぶためのWebサイトがとても充実しています。無料で利用できる学習サイトも多く、初心者でも始めやすいでしょう。
しかしながら、目標が漠然としたままの独学では、モチベーションの維持が困難に感じる場合もあります。そこでおすすめなのが「ITパスポート」の取得です。

ITパスポートは、IT業界における入門資格という位置付けで、履歴書にも書ける立派な国家試験です。合格するために必要な勉強期間は約3か月と言われており、他のIT系資格と比べても比較的難易度が低いため、入門者には最適です。
YouTube等の無料動画でも「ITパスポート 講座」で検索すると多くの動画がヒットしますので、ぜひチェックしてみてください。

勉強のポイントとしては、闇雲に数多くの動画を視聴するのではなく、同じ動画を何度も繰り返し視聴することです。ひとつひとつ確実に内容を理解し、課題をクリアしていくことで、短期間で合格レベルに近づけるでしょう。ITエンジニアになるために資格は必須ではありませんが、ITに関する基礎知識を保持しているという証明ができるため、就職活動でも有利になるはずです。

IT系の勉強会に参加する

IT系の勉強会は全国各地で開催されており、費用もほとんどかからないのでおすすめです。
独学での勉強とは違ってわからないところをすぐに質問できますし、多くの人と接するためモチベーションの維持にもつながります。
自分に合った勉強会を探す時間は必要ですが、最近ではIT系に特化した勉強会やセミナーを探せるサイトも豊富にあり、気軽に探すことができます。

プログラミングスクールに通う

早く確実にスキルを身に付けるのであれば、プログラミングスクールに通うのが最も効果的です。昨今では現役エンジニアが講師として在籍しているスクールも多く、最新のIT業界の動向を聞くことができるのは大きなメリットでしょう。
受講スタイルは通学以外にオンラインを採用しているところもあります。通うのが難しい人や、自分のペースで勉強したいという人は、オンラインでの受講がおすすめです。

スクールを活用する上で最も肝心なのは、自分のレベルややりたい仕事に合わせて、最適なプログラミング言語を選択することです。「何を選んで良いかわからない」という人は、次項でおすすめのプログラミング言語を紹介していますので参考にしてください。

4. 未経験の学生におすすめのプログラミング言語3選

世の中にはメジャーなプログラミング言語は200種類以上あり、それぞれの言語で適した用途や商品が異なります。プログラミング学習を始める際には、言語の特徴をよく理解し、目的に合ったものを選びましょう。
ここでは、初心者でも習得しやすい、おすすめのプログラミング言語を3つご紹介します。

Python

Python(パイソン)は、欧米企業を中心に使われているプログラミング言語です。
「YouTube」や「Instagram」は、Pythonを用いて構築されたWebサービスになります。
AI(人工知能)・機械学習・IoTなどの最先端技術の開発に多く使われており、コードの書きやすさと汎用性の高さから、将来性のある言語として非常に人気があります。

PHP

PHPは市場規模の大きいWordPressで使われています。
WordPressは世界中のWebサイトにおけるシェアが約40%ある(※)と言われているため、PHPの需要は非常に高く、今後も期待できるプログラミング言語です。
比較的学習難易度が低く、ネット上に情報も多いため、初心者でも習得しやすいでしょう。

※参考:W3Techs「Usage statistics of content management systems」

Ruby

Rubyは日本人が作ったプログラミング言語で、日本語の教科書やプログラミングスクールが多く存在するのがメリットです。
汎用性が高く扱いやすいことから、主にスタートアップ企業で使われています。「Twitter」や「クックパッド」は、Rubyを用いて構築されたWebサービスです。
また、プログラミング未経験者にとっては最も学びやすい言語とも言われています。

5. まとめ

独学でプログラミングを習得し、ITエンジニアを目指すことは可能です。書籍に加え、最近ではWebの学習サイトやセミナーなども増えてきました。ただし、独学には疑問を解消しにくいというデメリットもあります。誰かに質問できる環境で、より効率的にプログラミングスキルを身に着けたいという方には、プログラミングスクールを受講することをおすすめします。

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