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- 1.外資系エンジニアとは?
- 2.外資系エンジニアが務めるIT企業の種類
- 3.外資系エンジニアの主な職種
- 4.外資系エンジニアとして就職するメリット
- 5.外資系エンジニアとして就職するデメリット
- 6.外資系エンジニアの内定を獲得する就活対策
- 7.まとめ
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1.外資系エンジニアとは?
外資系エンジニアは、海外に本社を置く企業の日本法人、いわゆる外資系企業で働くエンジニアのことを指します。システムエンジニアやプログラマーなど、採用される職種はさまざまですが、外資系企業に勤めるエンジニアを総称して外資系エンジニアと呼ばれます。
外資系エンジニアの仕事内容
外資系企業では、本社のある海外で開発された製品を日本向けに最適化して販売するのが主な事業内容となっており、新たな製品開発に取り組むことは少ない傾向にあります。外資系エンジニアが携わる仕事内容も、新製品の開発ではなく、セールスエンジニアやカスタマーエンジニアとしての業務が多くなります。
グローバルに活躍する世界でも大手のIT企業で製品開発に取り組みたい場合には、国内の日本法人ではなく、海外本社の採用に応募する必要があることに注意が必要です。
外資系企業と日系企業の違い
外資系企業と日系企業では、社風・風土やビジネスの進め方にも大きな違いがあります。日本では今でも年功序列・終身雇用が残っている企業が多く、個人よりも組織を重視する傾向や、成果よりも過程を重視する考え方が根付いています。
一方で海外の文化を反映する外資系企業では、成果主義・実力主義の色が濃く、個人主義が根付いている企業が多い傾向にあります。また、外資系企業は一人ひとりが持つ裁量が大きく、意思決定のスピードが速いという特徴もあります。これはグローバルに事業展開する中では、素早い意思決定を下すことが業界で生き残るために欠かせないことが理由です。
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2.外資系エンジニアが務めるIT企業の種類
外資系エンジニアの就職先となるIT企業には、主に以下4つの種類があります。
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・外資系ITメーカー
・外資系ITベンダー
・外資系Web企業
・外資系ITコンサルティング企業
それぞれの企業の事業内容や特徴について順番に解説しましょう。
外資系ITメーカー
外資系ITメーカーは、海外で開発されたソフトウェアやハードウェアを、日本向けに最適化して販売する企業のことを指します。新たな製品開発に携わることは少ないですが、グローバル規模でユーザを抱える知名度の高いITサービスを手掛けることが魅力です。外資系ITメーカーは国内に進出する海外企業が多く、外資系エンジニアの最も代表的な就職先となっています。
外資系ITベンダー
外資系ITベンダーは、ITメーカーと同様に海外で開発されたシステムを日本向けに最適化・販売する企業を指します。企業の業務を効率化するためのシステムや、ビッグデータを企業経営に活かすためのBIツールなど、大企業向けの製品を手掛けることが多いです。セールスエンジニアやカスタマーエンジニアの求人が多いですが、専門的なスキルが要求されるエンジニア採用も積極的に行われています。
外資系Web企業
外資系Web企業は、Webサービスやスマホアプリの開発を手掛ける企業のことを指します。SNSやECサイトなど、私たちの生活に密着した存在も多く、高い知名度を誇るため就職先としても人気を集めています。Webエンジニアを中心に、インフラエンジニアやデータサイエンティストなどの職種を募集する企業も多いです。
外資系ITコンサルティング企業
外資系ITコンサルティング企業は、ITの導入・活用によって企業が抱える課題の解決を目指す企業です。エンジニアとしての技術力とコンサルタントとしての知識・経験を重視する採用を行っており、就職先としては最難関の企業です。近年ではITコンサルティングの需要が伸びており、さらに成長中の分野です。
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3.外資系エンジニアの主な職種
次に、外資系エンジニアとして採用された場合に携わることが多い職種についてご紹介します。
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・システムエンジニア・プログラマー
・ITコンサルタント
・Webエンジニア
それぞれ詳しく解説していきます。
システムエンジニア・プログラマー
ソフトウェア・ハードウェアの開発に携わる外資系エンジニアとして採用される場合、システムエンジニア・プログラマーとしての仕事を担当することが多いです。海外で開発された製品を日本向けに最適化する業務や、開発したシステムの運用・保守などに携わるのが一般的です。担当する業務によっては、セキュリティエンジニアやネットワークエンジニアなど、インフラエンジニアとしての活躍が求められることもあります。
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ITコンサルタント
外資系のITコンサルティング企業に入社する場合、ITコンサルタントとして採用される可能性が高いです。クライアント企業が抱える経営課題に対して、自社で提供できるITシステムや経営コンサルティングを通じて貢献する職種です。エンジニアやプログラマーとしての開発経験に加えて、企業経営にも精通している必要があるため、就職難易度は高めの就職先です。
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Webエンジニア
WebサイトやWebアプリの開発を手掛けるWeb企業に就職する場合、Webエンジニアとしての活躍が求められます。自社開発のITサービスを手掛けている場合には、WebサイトやWebアプリの企画・設計段階から携わることがきる魅力があります。Webエンジニアには、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2種類が存在し、それぞれの職種で担当する仕事内容も異なります。
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4.外資系エンジニアとして就職するメリット
続いて、外資系エンジニアとして就職することで得られるメリットについて、下記の3つのポイントをご紹介します。
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・高収入・好待遇で働けるチャンスがある
・上下関係が少なくフラットな社風がある
・業界の先端技術に触れられる
これらのポイントを踏まえた上で、外資系エンジニアを選ぶかどうかを検討してみましょう。
高収入・好待遇で働けるチャンスがある
外資系エンジニアは、エンジニア一人ひとりの実績や評価に応じて収入、待遇が決まるため、実力次第では同年代のエンジニアの平均を大きく上回る収入を手に入れることも可能です。若手のうちから責任あるポジションを任される機会も多く、将来のキャリア形成でも有利に働きます。
日系企業ではどれだけ成果を出しても年齢や役職が上限となって収入が上がらなかったが、外資系エンジニアとして就職したことで納得のいく評価をもらえるといったケースも考えられます。収入面や待遇面を重視して就職先を選びたいなら、外資系エンジニアが選択肢となるでしょう、
上下関係が少なくフラットな社風がある
外資系エンジニアの就職先では、国内の体育会系のような厳しい上下関係がある職場は少なく、年齢・性別や役職に関係なくフラットな職場があることが多いです。若手・女性でも意見を出しやすい雰囲気があるため、プロジェクトマネジメントの経験を積んでプロジェクトマネージャーを目指したり、現場の最前線で働く経験を積んでプログラマーとしての専門性を磨くなど、多種多様なキャリアを実現しやすい環境があります。
外資系企業で働くエンジニアは、日本人以外にもさまざまな国籍・人種の方が在籍しているため、フラットな評価基準でエンジニアとして評価してもらえることに魅力を感じる方が多いです。
業界の先端技術に触れられる
外資系エンジニアは、IT業界の最先端の技術に触れながら開発に取り組めるメリットもあります。業界の先端技術は、米国などの海外を中心としてトレンドが生まれることが多いですが、外資系企業に身を置くことでそうした先端技術をいち早く活用できるのが魅力です。
世界に先駆けて新たな技術を扱えることがやりがいに直結するほか、今後のIT業界のトレンドとなる技術に早い段階から触れておくことで、市場価値の高いエンジニアを目指すことも可能です。
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5.外資系エンジニアとして就職するデメリット
一方で、外資系エンジニアとして就職するデメリットには、下記が挙げられます。
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・実力・成果を出せないと評価されにくい
・福利厚生は低水準
・英語力を身に付ける必要がある
それぞれ詳しく解説しますので、十分に理解した上で就職先や職種を選ぶようにしましょう。
実力・成果を出せないと評価されにくい
外資系エンジニアは、実力主義・成果主義の組織文化の中で評価されるため、スキル・経験が伴っておらず、実力・成果が出せないと評価が上がりにくいことがデメリットです。これは新卒採用でも例外ではなく、自ら学んで成果を出そうとする姿勢がなく、企業から手取り足取り教えてもらおうとする受け身の姿勢があると、一気に評価を下げる原因となります。
また、外資系エンジニアとして入社後もコツコツとスキルアップに励む必要があり、技術力を高めることを怠ってしまうと社内での評価を落としてしまうでしょう。内定獲得や入社をゴールとするのではなく、その後も勉強やスキルアップに取り組む姿勢が求められます。
福利厚生は低水準
外資系エンジニアが働く職場環境は、収入面・待遇面では充実しているものの、福利厚生は日系企業と比べると低水準となっていることが多いです。退職金制度や住宅補助などの福利厚生は用意されていないため、毎月の収入を計画的に使うことが求められます。日系企業の福利厚生に慣れている方にとっては、外資系エンジニアの雇用条件が物足りなく感じることもあるでしょう。
ただし、近年では充実した福利厚生を導入する外資系企業も増加しており、日系企業と遜色ない条件で働けることも増えているため、デメリットとしては気にならないことも多いです。具体的な福利厚生は応募企業の採用情報をチェックしながら、自分にとって理想の働き方を実現できる環境かどうかを判断しましょう。
英語力を身に付ける必要がある
外資系エンジニアの応募条件の一つに、ビジネスレベルの英語力が設けられていることがあります。外資系企業の職場では、英語圏出身の社員とともに働く機会が多く、社内でコミュニケーションを取るための英語力を必要とするからです。日本法人に勤める場合にはすべての会話が英語というわけではないものの、海外の本社社員との会議で英語を使用するなど、一定の語学力が求められる環境です。
また、ビジネスレベルの英語力が身に付いていることは最低限の応募条件の一つであり、高い英語力があるだけで高評価につながることは考えにくいことに注意しましょう。あくまでも外資系エンジニアとして活躍するだけの技術力に加えて、円滑なコミュニケーションを取るための英語力が身に付いているかどうかがポイントです。
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6.外資系エンジニアの内定を獲得する就活対策
最後に、外資系エンジニアの内定を獲得するために実践したい就活対策をご紹介します。
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・日系企業ではなく外資系を選ぶ理由を明確にする
・実践的な英語力をアピールする
・長期インターンやアルバイトで実務を経験する
上記3つのポイントを押さえて就活に取り組むことで、第一志望の企業からの内定獲得に結びつくため、ぜひ実践してみてください。
日系企業ではなく外資系を選ぶ理由を明確にする
外資系エンジニアとしての内定を狙う場合、日系企業ではなく外資系企業を選ぶ理由を明確にしておくと良いでしょう。なぜその企業を選ぶのかという志望動機にも直結するため、自分の中で外資系エンジニアを目指そうと考えた理由を深掘りしておくと効果的です。
「最先端の技術に触れられる環境で働きたい」「高収入が得られる職場を選びたい」など、外資系エンジニアに求めるものを言語化しておくと、就活における企業選びの軸を定めることにも役立ちます。
実践的な英語力をアピールする
外資系エンジニアとしての内定を獲得するために、実践的な英語力をアピールするのも欠かさないようにしましょう。外資系企業のエンジニア職に応募する場合、他の職種と比べると高い英語力が求められる傾向にあるため、企業によってTOEICなら800点以上のスコアが求められることもあります。
英語圏へ留学した経験や、英語力を活かしてアルバイト・サークル活動に参加した経験があると、選考では有利に働きます。ただし、あくまでもエンジニアとして活躍できるだけのプログラミングスキルや開発実績があることが前提条件であり、英語力だけでライバルと差別化して内定を取るのは難しいことに注意しましょう。
長期インターンやアルバイトで実務を経験する
外資系エンジニアの内定を目指すなら、長期インターンやアルバイトでエンジニアとしての実務を経験しておくのがおすすめです。エンジニアの実務に触れた経験がある方なら、未経験者ではなく経験者として採用される可能性が高まるからです。エンジニアの実際の仕事内容を経験しておくことで、入社後にミスマッチを起こす可能性も抑えられます。
また、外資系企業の中には、本格的な就活解禁よりも以前に、サマーインターンやウィンターインターンを通じて早期選考を行っていることも多いです。これを活用して早期内定を目指すことにより、有利な条件で就活を進められるメリットがあるので、興味のある外資系企業のインターン情報は必ずチェックしておきましょう。
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7.まとめ
外資系エンジニアは、海外に本社を置く外資系のIT企業で働くエンジニアのことを指し、主に海外で開発される製品・サービスを日本国内向けに最適化する業務を担当します。日系企業とは異なり、成果主義・実力主義の組織文化がある企業が多く、豊富な実績を残せる方であれば高収入・好待遇で働くチャンスが得られますが、一方でスキルアップを怠けてしまえば大きく評価を下げる原因になります。
また、IT業界でも最先端の技術に触れながら開発に取り組めるメリットがある一方で、外資系企業で活躍するためには一定以上の英語力が求められることに注意が必要です。外資系エンジニアとしての内定獲得を目指すなら、IT企業のアルバイトで実務経験を積んだり、早期選考を行っている長期インターンに参加して早期内定を目指したりする就活対策が効果的なので、ぜひ実践してみてください。
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