ネットワークエンジニア志望動機の例文集!NG例や書き方も解説

そこで本記事では、ネットワークエンジニアの志望動機の具体的な例文を3パターンご紹介するとともに、避けるべきNG例文とその理由を詳細に解説します。効果的な志望動機を作成するための5つのステップや、企業があなたに求めるスキル・経験、そして面接官が志望動機から見極めようとしているポイントも、具体的な質問例と合わせて徹底的に掘り下げて解説しています。
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1.新卒向けネットワークエンジニアの志望動機の例文

まずはネットワークエンジニアの新卒採用に応募する時の志望動機について、3つのパターンごとに例文でご紹介します。下記の例文を参考にしながら自分だけの志望動機をまとめ、選考の際にアピールしてみましょう。
関連記事:未経験からエンジニアになるための志望動機の書き方|職種・企業別に解説!
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志望動機の例文①
「私は日頃から使っているスマートフォンやパソコンの操作に欠かせない技術として、サーバーやネットワークというインフラの存在があることを知り、人々の生活を支える縁の下の力持ちとしての働き方に興味を持ったことがきっかけで、ネットワークエンジニアを志望しました。
私自身は、将来は人々の生活を土台から支えるような仕事に就きたいと中学校の卒業文集に書いていたこともあって、ネットワークエンジニアの仕事を調べるほどに興味を持ち、大学時代には独学でCCNAの資格も取得しました。貴社に入社後は、ネットワークをはじめとするITインフラへの興味・関心を活かし、スキルアップに励みながら活躍したいと考えています。」
志望動機の例文②
「貴社のネットワークエンジニアの募集を志望した理由は、ネットワークエンジニアとしてキャリアアップできる環境が整っていると感じたからです。
貴社では異業種から中途入社された方や、Webエンジニアから転身された方など、さまざまなバックグラウンドを持つ方が活躍していることを知りました。そうした多様性のある職場環境であれば、ネットワークエンジニアとしてはもちろん、職種の垣根を超えて活躍できる人材になれると考えました。
私自身も大学時代には情報工学を専攻し、アルバイトではコールセンター業務を2年間経験してきたので、これまでの経験を活かして貴社のネットワークエンジニアとしても活躍したいと思っています。」
志望動機の例文③
「私が貴社を志望したのは、先輩社員インタビューの○○さんのお話を伺い、生い立ちがよく似ている自分と重ね合わせながら、自分もネットワークエンジニアとして活躍したいと考えたことが理由です。私も○○さんと同じように、社会的意義の高い仕事に就きたいと考えていた時に、貴社のInstagramを見たことがきっかけで興味を持ちました。
入社後は即戦力として活躍できるよう、在学中にCCNAの資格を取得し、ネットワークエンジニアのインターンシップにも参加してきました。将来は現場の最前線で活躍できるようなエンジニアを目指して、貴社に貢献したいと考えています。」
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2.ネットワークエンジニアの志望動機のNG例文

次に、ネットワークエンジニアを目指すにあたってのNG例文について、下記の3つのポイントごとに解説します。
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・他職種ではなくネットワークエンジニアを選んだ理由がわからない
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・他社ではなく自社を志望する理由が抜けている
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・入社後の業務内容への理解が不足している
自分で用意した志望動機がこれらの特徴に当てはまっていないかを確認した上で、企業へ提出するようにしましょう。
他職種ではなくネットワークエンジニアを選んだ理由がわからない
「私はもともとIT業界に興味があり、貴社のネットワークエンジニアの募集に応募させていただきました。ネットワークエンジニアはIT社会を支えるために欠かせない職種だと考えているので、丁寧に仕事に取り組みたいと思います。将来はクラウドエンジニアへとキャリアアップするためにも、さまざまな経験を積みながら働きたいです。」
上記のNG例文のように、なぜネットワークエンジニアを選んだのかという理由がはっきりしない志望動機は、専攻ではマイナス評価を受けやすいです。システムエンジニアやプログラマー、あるいはサーバーエンジニアといった職種ではなく、なぜネットワークエンジニアを目指したのか、その理由を企業側は詳しく知りたいと考えています。ITインフラに興味を持ったきっかけや、ネットワークエンジニアならではの魅力について盛り込みながら、職種に対する熱意・意欲を伝えられるのが望ましいです。
他社ではなく自社を志望する理由が抜けている
「私はIT社会の土台を支える仕事がしたいと思い、貴社のネットワークエンジニアを志望しました。入社後はネットワークエンジニアとして多くの経験を積みながら、貴社に貢献できる人材を目指したいです。トラブルが発生した際にも冷静に対処して、影響を最小限に抑えることを心がけたいと考えています。」
上記のNG例文では、ネットワークエンジニアという職種への志望動機には触れられていますが、自社を志望する志望動機が抜けてしまっています。自社の事業内容や理念などにまったく触れていない志望動機は、「ネットワークエンジニアになれるならどの会社でも良いのでは?」という印象につながり、選考では不利になる原因となります。ネットワークエンジニアとして働ける企業の中でも、応募企業ならではの特徴や魅力について、自分なりの言葉で説明することが大切です。
入社後の業務内容への理解が不足している
「私は貴社のネットワークエンジニアとして、Webアプリを作る仕事に携わりたいと考え志望しました。貴社のエンジニア一人ひとりを大切にする風土に魅力を感じ、ぜひ貴社で働きたいと思ったのがきっかけです。入社後はネットワークエンジニアとして素早く一人前になり、より良いWebアプリを作って世の中に貢献したいです。」
少し極端な例ですが、上記のようにネットワークエンジニアの仕事内容には含まれない業務を志望動機に盛り込んでしまうのもNGです。Webアプリを作る仕事は、WebエンジニアやWebアプリエンジニア、アプリケーションエンジニアなどが担当するのが一般的で、ネットワークエンジニアが担当することはありません。
このようにネットワークエンジニアの仕事内容や働き方への理解が不足していると、企業研究や職種研究が浅く、入社意欲が低い学生と判断されてしまいます。書類選考で不合格になる可能性も高まるので、ネットワークエンジニアについて十分に理解した上で志望動機を作成しましょう。
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3.ネットワークエンジニアの志望動機を作成する5ステップ

失敗しない志望動機を作成するためには、以下の5つのステップに沿って考えるとよいでしょう。
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STEP1:ネットワークエンジニアについての理解を深める
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STEP2:志望企業を選んだ理由や背景を整理する
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STEP3:ネットワークエンジニアに活かせるスキルや経験を棚卸しする
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STEP4:入社後のビジョン(なりたい姿)を考える
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STEP5:PREP法を使い志望動機まとめる
各ステップごとに詳しく解説します。
STEP1:ネットワークエンジニアについての理解を深める
ネットワークエンジニアを志望するなら、その役割や仕事内容を深く理解することが何よりも重要です。
単に「インフラを支える仕事」という漠然としたイメージだけでなく、具体的にどのような技術に携わり、どんな課題解決を行うのかを把握しましょう。例えば、ルーターやスイッチの設定、サーバーとの連携、セキュリティ対策、クラウド環境の構築など、具体的な業務内容を調べることで、あなたの興味がどこにあるのかが明確になります。
また、業界のトレンドや将来性についてもリサーチし、なぜ今この職種を選んだのかを論理的に説明できるよう準備しましょう。
表面的な知識ではなく、自身の言葉でネットワークエンジニアの魅力を語れるようになることが、面接官に響く志望動機の第一歩です。
STEP2:志望企業を選んだ理由や背景を整理する
数ある企業の中からなぜその会社を選んだのか、その明確な理由と背景を整理しましょう。
企業の事業内容、提供しているサービス、技術スタック、企業文化、そして「企業理念やビジョンへの共感」など、具体的に惹かれた点を深掘りしていきます。企業のウェブサイトを熟読したり、OB・OG訪問をしたり、ニュースリリースをチェックするなどして、他の企業にはない独自の魅力を発見することが大切です。
単に「大手だから」「安定しているから」といった理由ではなく、「この企業でなければならない」というあなた自身の強い思いを言語化できるよう、時間をかけて企業研究を行ってください。
STEP3:ネットワークエンジニアに活かせるスキルや経験を棚卸しする
これまでの経験の中から、ネットワークエンジニアの仕事に活かせるスキルや強みを具体的に洗い出しましょう。
多少なりともプログラミング経験があるのであれば、その経験をどう活かせるかを考えることで魅力的なアピールになります。
例えば、ネットワークの基礎知識、サーバーに関する知識、プログラミング言語の学習経験、課題解決に取り組んだ経験、地道な作業を継続した経験のほか、学業やアルバイト、部活動、趣味での経験も棚卸しましょう。
そこから得られた学びや成果、そしてそれがネットワークエンジニアの仕事でどう役立つかを具体的に結びつけることで、客観的な事実に基づいたエピソードとなり、ポテンシャルを面接官に効果的に伝えられます。
関連記事:ネットワークエンジニアに必須の勉強内容とは?就活に役立つ勉強方法・IT資格も解説
STEP4:入社後のビジョン(なりたい姿)を考える
入社後にあなたがどのようなネットワークエンジニアになりたいのか、具体的なビジョンを明確に持つことも大切です。。
企業は、入社後に長期的に活躍してくれる人材を求めています。例えば、「数年後には特定の技術分野のスペシャリストになりたい」「チームリーダーとしてプロジェクトを推進したい」「新しい技術の導入に貢献したい」など、具体的な目標設定をしておくのがおすすめです。
このビジョンは、企業が提供するキャリアパスや研修制度、事業内容と関連付けることで、より説得力が増します。単なる願望ではなく、その企業で働くことでどのように成長し、どのような形で貢献できるのかを具体的に語ることで、ネットワークエンジニアに対する高い意欲と将来性をアピールできるでしょう。
関連記事:ネットワークエンジニアの7つのキャリアパス!高年収・好待遇の働き方を実現するコツ
STEP5:PREP法を使い志望動機まとめる
これまでのステップで整理した内容を、PREP法(Point-Reason-Example-Point)を使って論理的にまとめましょう。
まず、結論として「なぜ御社でネットワークエンジニアとして働きたいのか」を簡潔に伝えます。次に、その理由を説明し、具体的なエピソードを交えて説得力を持たせます。最後に、再度結論を述べ、入社後の貢献意欲や将来のビジョンを強調して締めくくります。
PREP法を用いることで、面接官にあなたの考えが分かりやすく伝わり、強い印象を残せるでしょう。文章全体を通して一貫性を持たせ、あなたがネットワークエンジニアとしてどれだけ熱意を持っているかを表現することが重要です。
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4.そもそもネットワークエンジニアとは?

ここでは、ネットワークエンジニアの志望動機を考える際に欠かせない知識である、ネットワークエンジニアの詳しい業務内容やインフラエンジニア、サーバーエンジニアとの違いなどについてご紹介していきます。
ネットワークエンジニアの業務内容
ネットワークエンジニアの仕事は、私たちが日常的に利用しているインターネットや社内システムが安定して動くための「基盤」を築き、守ることです。
具体的には、ネットワークの設計、構築、そして運用・保守が主な業務になります。エンジニアと言えば設計や構築業務が主になると考えている方も多いですが、ネットワークエンジニアの場合は運用・保守も非常に大切な仕事です。
ネットワークやシステムは一度作ったら終わりではなく、24時間365日ネットワークが正常に稼働しているかを監視し、トラブルが発生すればすぐに対応する必要があります。
新しい技術が次々と登場する中で、常に最新の知識を学び続け、変化に柔軟に対応していく姿勢が求められる、非常にやりがいのある職種と言えるでしょう。
インフラエンジニア、サーバーエンジニアとの違い
ネットワークエンジニアは、よくインフラエンジニアやサーバーエンジニアと混同されがちですが、それぞれ担当する領域が異なります。
まず「インフラエンジニア」は、ネットワーク、サーバー、データベース、ストレージなど、ITシステムの稼働に必要な全ての基盤を包括的に担当する職種です。ネットワークエンジニアはその中の「ネットワーク」に特化したスペシャリストと考えると分かりやすいでしょう。
一方、「サーバーエンジニア」は、文字通りサーバーの設計、構築、運用、保守を専門とします。例えば、Webサイトやアプリケーションを動かすためのサーバー環境を整えるのが彼らの役割です。
つまり、ネットワークエンジニアが道を作り、サーバーエンジニアがその道の上に家(サーバー)を建てるようなイメージです。それぞれが専門性を持ちながら密接に連携し、一つのシステムを支えています。
関連記事:ネットワークエンジニア・インフラエンジニアの違いは?仕事内容や必要スキルで比較
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5.ネットワークエンジニアに活かせるスキル・経験

ネットワークエンジニアに活かせるスキルや経験は多岐にわたります。
本章で取り上げるスキルや経験があるのであれば、志望動機にも積極的に盛り込むとよいでしょう。
個人開発経験やインターンでの実務経験
プログラミング経験があれば、個人開発やインターンでの実務経験はネットワークエンジニアの志望動機において大きなアピールポイントになります。
単にコードを書けるだけでなく、システムがどのように動いているか、データがどのように流れているかといった、ネットワークの裏側の仕組みに関心があることを具体的に示せるからです。
例えば、Webアプリケーションを開発する際に、データベースとの接続やAPI連携でネットワークの課題に直面し、それを解決するために試行錯誤した経験があれば、それはネットワークへの深い関心と問題解決能力の証になります。
また、インターンシップでネットワーク機器の設定や監視業務に少しでも関わった経験があれば、実務への適応力や学習意欲を示す貴重な材料となるでしょう。
技術への関心や自主学習の経験
ネットワークエンジニアの世界は、常に新しい技術が生まれては変化していく、非常にダイナミックな領域です。
そのため、技術への強い関心と、自ら進んで学習する自主性は、採用担当者が最も重視するポイントの一つと言えるでしょう。
例えば、ネットワーク関連の書籍を読破した、オンライン講座でCCNA(Cisco Certified Network Associate)などの資格取得に向けて勉強している、自宅で簡単なネットワーク環境を構築してみたなど、具体的な学習経験があれば積極的にアピールしてください。
重要なのは、単に「勉強しました」と伝えるだけでなく、「なぜその技術に興味を持ったのか」「それを学ぶことで何を得たかったのか」*といった、あなたの好奇心や探求心を具体的に示すことです。
関連記事:プログラミングの勉強は何から始める?独学でもできる5つの学習ステップ!
チームでの協働経験
ネットワークエンジニアの仕事は、決して一人で完結するものではありません。他のエンジニアや営業、さらには顧客と密に連携しながら、プロジェクトを進めていくことがほとんどです。
そのため、チームで目標を達成した経験や、異なる意見を持つメンバーと協力して課題を解決した経験は、ネットワークエンジニアとして働く上で非常に重要な素質となります。
例えば、大学のグループワークや部活動、アルバイトなどで、自分の役割を理解し、周囲と円滑なコミュニケーションを取りながら、一つの目標に向かって努力したエピソードがあれば、志望動機に盛り込みましょう。
技術力だけでなく、協調性や問題解決能力といったヒューマンスキルも、採用担当者が注目するポイントです。
トラブル対応の経験
ネットワークエンジニアにとって、予期せぬトラブルへの冷静かつ迅速な対応能力は不可欠です。
システム障害や通信エラーなど、緊急事態が発生した際に、パニックにならずに状況を正確に把握し、論理的に原因を特定し、適切な対処を行った経験は、危機管理能力や問題解決能力を示す強力なアピールポイントになります。
IT関連のトラブルでなくても、例えばアルバイト先でのクレーム対応や、学業での予期せぬ課題解決など、困難な状況で冷静に対処し、最終的に良い結果に結びつけたエピソードがあれば、ぜひ具体的に語ることをおすすめします。
その際、どのような状況で、何を考え、どう行動したのかを具体的に示すことで、あなたの資質がより伝わりやすくなるでしょう。
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6.ネットワークエンジニアの志望動機で面接官が見ているポイント

次に、ネットワークエンジニアの志望動機のうち、面接官がどのようなポイントをチェックしているのかをご紹介しましょう。
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・ネットワークエンジニアの役割を理解しているか
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・ネットワークエンジニアとしてどのような就活の軸があるか
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・学習意欲があり責任感を持った人物か
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・自社で採用するメリットを感じられるか
これらのポイントを踏まえて志望動機を作成することで、面接官に刺さる自己PRを作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:【就活面接対策】よく聞かれる質問やマナー、面接までにやるべき準備
ネットワークエンジニアの役割を理解しているか
エントリーシートや面接では、ネットワークエンジニアという職種の本質をどれだけ深く理解しているかも見られることが多いです。
「プログラミングが好きだから」という理由だけでなく、ネットワークが社会や企業活動の基盤を支える重要な役割を担っていることまで認識しているかを確認することで、ネットワークエンジニアに対する志望動機の強さを図っています。
例えば、以下の質問は、具体的な業務内容への理解度を判断するためとしてよくある質問です。
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・「ネットワークエンジニアの仕事で、あなたが最も重要だと考えることは何ですか?」
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・「当社のサービスにおいて、ネットワークはどのような役割を担っていると思いますか?」
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・「あなたが考えるネットワークエンジニアの『やりがい』と『難しさ』は何ですか?」
ネットワークエンジニアとしてどのような就活の軸があるか
企業の担当者は、ネットワークエンジニアとしてどのようなキャリアを築きたいのか、その軸が明確かどうかも見ています。これは、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的に活躍してくれる人材かを判断するためです。
漠然と「エンジニアになりたい」ではなく、「なぜネットワーク分野なのか」「この仕事を通じて何を成し遂げたいのか」といった具体的な目標があるかを重視します。
例えば、特定の技術領域を極めたい、大規模なインフラ構築に携わりたい、社会貢献性の高いプロジェクトに関わりたいなど、情熱の方向性を知りたいのです。
具体的に、以下はよくある質問の例です。
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・「なぜ数あるエンジニア職の中で、特にネットワークエンジニアを志望するのですか?」
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・「当社のネットワークエンジニアとして、入社後5年でどのようなスキルを身につけたいですか?」
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・「あなたが考える理想のネットワークエンジニア像とは、どのようなものですか?」
関連記事:就活の軸を完全分類!3パターンの中から自分に合った就活軸を選ぼう
学習意欲があり責任感を持った人物か
ネットワークエンジニアの仕事は、技術の進化が非常に速く、予期せぬトラブルもつきものです。そのため、面接官は常に新しい知識を学び続ける意欲と、発生した問題に対して最後まで責任を持って向き合う姿勢があるかも見ています。
プログラミング経験の有無に関わらず、自ら進んで学習に取り組んだ経験や、困難な状況でも諦めずに解決策を探したエピソードを語ることで、ポテンシャルを強くアピールできるでしょう。
チームとして働く上での責任感や、報告・連絡・相談といった基本的なビジネススキルも重視されます。
以下は、意欲と責任感を確認するための質問例です。
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・「ネットワーク技術の学習で、最近最も興味を持ったことは何ですか?それはどのように学習しましたか?」
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・「これまでで最も困難だった問題に直面した際、どのように乗り越えましたか?その経験から何を学びましたか?」
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・「チームで目標を達成するために、あなたが最も大切にすることは何だと思いますか?」
自社で採用するメリットを感じられるか
最終的に面接官が合否を判断するために重要視するのは、「この学生を自社で採用することで、どのようなメリットがあるのか」という点です。
企業は、スキルや経験が事業や文化とどのように結びつき、具体的にどう貢献できるのかを知りたいと考えています。
「入社したい」という熱意だけでなく、強みや経験、スキルがどのような課題解決に貢献できるのか、あるいは当社のどんな文化にフィットするのかを具体的に示すことができれば、採用担当者の心を強く動かすことができるでしょう。
採用のメリットがあるかを判断するための質問として、主に以下のようなものがあります。
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・「当社のネットワークエンジニアとして、あなたのどのような強みが活かせると考えますか?」
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・「当社の企業文化について、どのような印象をお持ちですか?あなたはどのようにフィットできると思いますか?」
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・「あなたが当社でネットワークエンジニアとして働くことで、どのような価値を提供できると思いますか?」
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7.まとめ
本記事ではネットワークエンジニアの新卒採用に応募する時の志望動機について、書き方の参考となる例文や、避けるべきNG例について解説してきました。ネットワークエンジニアの志望動機では、職種・企業への理解の深さや、学習意欲・責任感といった人物面が評価されるため、なるべく盛り込むようにするのがおすすめです。
また、魅力的な志望動機を作るためには、入社意欲が伝わるような独自性あるエピソード・数字を取り入れるのも効果的です。入社後の明確なキャリアビジョンも強力なアピール材料になるので、ネットワークエンジニアを目指す際には長期的なキャリアプランを固めておくのも大切です。
本記事でご紹介してきた志望動機でアピールしたいスキル・資格なども参考にしながら、ネットワークエンジニアとしてのキャリアの第一歩を踏み出しましょう。
ITエンジニア特化だからわかる!内定が出るES、選考対策を教えます
「ITエンジニアになりたいけど、どんな選考対策をすればいいかわからない」とお悩みではありませんか?
ITエンジニアの就活支援をしているレバテックルーキーでは、そのような方に向けて、ITエンジニアのキャリア支援実績が多数あるアドバイザーがES添削、面接対策、ポートフォリオ作成のサポートをおこなっています。
ITエンジニアの就活に特化しているからこそ分かる選考のポイントをお伝えしていますので、ITエンジニアとして就職したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。
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