自己PRで継続力を伝える例文|部活動やアルバイト経験の伝え方

自己PRで継続力を伝える例文|部活動やアルバイト経験の伝え方
自己PRで「継続力」をアピールしたいものの、「長く続けただけになっていないか」「ありきたりに見えないか」と悩む新卒就活生は少なくありません。継続力は多くの企業が評価する強みですが、伝え方を間違えると十分に評価されないこともあります。

この記事では、企業が見る継続力の考え方から、自己PRの作り方、テーマ別の例文、面接での答え方までを整理し、再現性のある継続力の伝え方を解説します。
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1. 自己PRで「継続力」をアピールするメリット

新卒就活において「継続力」は、企業が評価しやすく、多くの学生が使える汎用性の高い強みです。特別な実績がなくても、学業・部活・アルバイト・趣味など、身近な経験から自己PRを組み立てられる点が大きなメリットといえます。

また、継続力は成果の大きさよりも、取り組みの姿勢や考え方が評価されやすい強みです。そのため、結果に自信がない場合でも、自分なりに工夫して続けてきた過程を整理すれば、説得力のある自己PRにつなげることができます。

「自己PR・ガクチカ・志望動機」に共通して使える強みとしての継続力

継続力は、自己PRだけでなく、ガクチカや志望動機にも共通して使いやすい強みです。自己PRでは「自分の強み」として伝え、ガクチカでは「継続力を発揮した具体的な経験」を説明し、志望動機では「入社後にどう活かすか」を語ることができます。

同じエピソードを軸に内容を展開できるため、就活全体に一貫性が生まれやすくなります。回答ごとに話がぶれにくく、自己分析ができている印象を与えられる点も、継続力を強みとして使うメリットです。

「継続力」で評価されるポイント

自己PRで評価される継続力は、「長く続けただけ」ではありません。企業が見ているのは、継続した目的と主体性、試行錯誤をしたうえで結果がどうなったかです。

なぜ続けたのかという目的、自分で考えて行動した主体性、うまくいかない中での工夫や改善、そして継続の結果として得られた成長という一連の流れが伝わることで、継続力のある人物だと評価されます。

経験ジャンルは問いません。学業・部活・アルバイト・趣味など、何を続けたかよりも、どのように続けてきたかが重要です。継続できた理由や工夫を具体的に示せるかどうかが、他の就活生との差別化につながります。

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2. 企業が評価する「継続力」のタイプを整理しよう

自己PRで継続力を伝える際は、「自分の継続力がどのタイプに当てはまるのか」を整理しておくことが重要です。企業が評価する継続力にはいくつかのタイプがあり、すべてが同じ評価軸ではありません。自分の経験に合ったタイプでアピールすることで、無理のない自己PRになり、内容にも一貫性が生まれます。

ここでは、新卒就活で使いやすい代表的な三つの継続力のタイプを紹介します。どのタイプが正解というわけではなく、自分の経験を最も自然に説明できる型を選ぶことが評価につながります。

目標達成型の継続力:学業・ゼミ・資格・大学での勉強

目標達成型の継続力は、明確なゴールを設定し、それに向けて努力を積み重ねてきた経験をもとにアピールするタイプです。学業成績の向上、ゼミや研究での成果、資格取得、語学学習などが代表的な題材になります。

このタイプでは、「最初から順調だったかどうか」よりも、「目標に向けてどのように計画し、行動し続けたか」が重視されます。たとえば、成績が伸び悩んだ時期に勉強方法を見直したり、限られた時間の中で学習習慣を工夫したりした経験は、継続力として評価されやすいポイントです。

企業はこのタイプの継続力から、目標設定力や計画性、粘り強く努力を続ける姿勢を見ています。入社後も、長期的な業務やスキル習得に対して前向きに取り組める人材だとイメージしてもらいやすいのが特徴です。

困難克服型の継続力:部活・サークル・大会で結果を出す力

困難克服型の継続力は、思うようにいかない状況や壁に直面しながらも、諦めずに取り組み続けた経験を軸にするタイプです。部活動やサークル活動、大会や発表の場などでの経験が当てはまります。

このタイプでは、途中での挫折や失敗、劣等感を感じた経験がむしろ強みになります。レギュラーになれなかった時期、結果が出なかった大会、評価されなかった発表など、困難な状況で何を考え、どのように行動を変えたのかが評価されます。

企業はこの継続力から、ストレス耐性や粘り強さ、困難な状況でも前向きに取り組める姿勢を見ています。仕事では順調に進まない場面も多いため、逆境の中でも努力を続けられる経験は、入社後の活躍を想像しやすい材料になります。

習慣化・自己管理型の継続力:アルバイト・趣味・習い事で身につく力

習慣化・自己管理型の継続力は、日々の行動を安定して続けてきた経験をもとにアピールするタイプです。アルバイトでの業務改善、長期間続けた趣味や習い事、生活リズムや時間管理の工夫などが題材になります。

このタイプでは、「派手な成果」よりも、「当たり前のことを当たり前に続けてきた背景」が重要です。忙しい中でも工夫して時間を確保したり、モチベーションを保つためのルールを作ったりした経験は、自己管理能力の高さとして評価されます。

企業はこの継続力から、責任感や安定感、仕事を継続的に任せられるかどうかを見ています。特にアルバイト経験を通じて、ミスを減らす工夫や業務を継続的に改善してきたエピソードは、実務に近い形で継続力を伝えられる点が強みです。

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3. 自己PR「継続力」の作り方5ステップ

継続力の自己PRは、思いつきで文章を書いても評価されにくく、手順を踏んで整理することで初めて説得力が生まれます。ここでは、新卒就活生が無理なく実践できる5つのステップに分けて、自己PRの作り方を整理します。

ステップ1:志望企業が求める継続力のタイプをリサーチする

最初に行うべきなのは、「自分がアピールしたい継続力」ではなく、「志望企業が評価しそうな継続力」を把握することです。企業によって、重視している継続力の方向性は異なります。

たとえば、長期プロジェクトや専門性が求められる企業であれば、学業や資格取得のような目標達成型の継続力が評価されやすくなります。一方、営業職や接客業では、うまくいかない状況でも粘り強く行動し続ける困難克服型の継続力が伝わりやすい場合があります。

採用ページや社員インタビュー、求める人物像の記載から、「長く学び続ける人」「粘り強く挑戦する人」などの表現を拾い、自分の経験と合いそうな継続力のタイプを選びます。

ステップ2:大学生活の中から継続エピソードを棚卸しする

自己PRで使う継続力のエピソードは、特別な経験である必要はありません。重要なのは「長く続けたか」ではなく、「継続して取り組んだ事実があり、その中身を説明できるかどうか」です。大学生活を振り返る際は、成果の大きさよりも、一定期間にわたって向き合ってきた経験に目を向けます。

たとえば、成績向上を目指して勉強方法を工夫しながら学業に取り組んできた経験や、ゼミ・研究で地道な作業を積み重ねてきた経験は、目標達成型の継続力として整理できます。また、部活動やサークルで思うような結果が出ない中でも練習を続けてきた経験は、困難克服型の継続力として説明できます。アルバイトや趣味、習い事のように、日々の行動を習慣として維持してきた経験も、自己管理型の継続力として十分にアピール可能です。

この段階では「評価されそうかどうか」で切り捨てず、継続して向き合ってきた経験を一つ選び、その背景や取り組みを言葉で説明できるかを基準に自己PRの軸を決めます。

ステップ3:背景→目標→工夫→結果→学び→入社後の流れに整理する

エピソードが決まったら、内容をそのまま文章にするのではなく、一定の流れに沿って整理します。この順番を意識することで、話の筋が通り、読み手にとって理解しやすい自己PRになります。

たとえばアルバイトの経験を使う場合、業務に慣れずミスが多かったという背景から始め、ミスを減らして信頼される存在になるという目標を設定します。そのうえで、チェック方法を工夫したり、作業の手順を見直したりといった行動を説明します。結果としてミスが減り、責任ある業務を任されるようになった事実を伝え、地道な改善を続けることの大切さを学んだ、という形でまとめます。最後に、その姿勢を入社後の仕事でも活かしたいとつなげることで、継続力の再現性を示せます。

この流れを守ることで、「何を続けたのか」だけでなく、「どのように考え、行動してきたのか」が自然に伝わります。

ステップ4:期間・頻度・成果を「数字」で語る

継続力の自己PRでは、抽象的な表現だけでは評価されにくくなります。そこで有効なのが、期間や頻度、変化を数字で示すことです。数字を入れることで、取り組みの継続性や努力量が具体的に伝わります。

たとえば「勉強を続けた」ではなく、「半年間、毎日1時間取り組んだ」と表現することで、継続のイメージが明確になります。成果についても、大きな実績でなくても構いません。「テストの点数が安定した」「ミスが減った」「任される仕事が増えた」といった変化を、可能な範囲で数字や比較を用いて説明します。

数字は盛るためのものではなく、取り組みの実態を補足するための要素です。無理に成果を強調するよりも、継続の事実が伝わる形で使うことが重要です。

ステップ5:ES・面接で同じストーリーを一貫して伝える

最後に意識すべきなのは、エントリーシートと面接で内容を一貫させることです。自己PRで語った継続力が、ガクチカや面接での回答と食い違っていると、説得力が下がってしまいます。

基本となるエピソードとストーリーは一つに決め、ESでは要点を簡潔に、面接では背景や工夫を補足する形で使い分けます。話す長さは変えても、目的や学びの軸は変えないことが大切です。

継続力を軸に就活全体を組み立てることで、回答に一貫性が生まれ、自己分析ができている印象を与えやすくなります。

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4. テーマ別|自己PR「継続力」の例文集

ここでは、新卒就活で使いやすいテーマ別に、「継続力」を軸とした自己PR例文を紹介します。いずれも成果の大きさより、目的・工夫・継続の過程が伝わる構成になっています。

学業・ゼミ・研究の例文

学業・ゼミの継続力は、結果そのものよりも「考え続けた姿勢」や「取り組みの積み重ね」が評価されます。特に、新卒の場合は研究成果の大小より、理解が浅い状態からどう工夫して続けたかが重要になります。

ポイントは、「苦戦→工夫→継続→変化」の流れを明確にすることです。

〈例文〉
私の強みは、目標に向けて粘り強く努力を続けられる継続力です。大学ではゼミで研究活動に取り組みましたが、当初は専門用語や先行研究の理解が追いつかず、議論についていけない状況が続きました。
そこで、「内容を自分の言葉で説明できる状態になること」を目標に設定し、毎回の文献調査後に要点をまとめる作業を継続しました。最初は時間がかかりましたが、この取り組みを続けたことで理解が深まり、ゼミ内での発言回数も増えました。
その結果、最終発表では内容の分かりやすさを評価していただくことができました。この経験から、工夫を重ねながら継続することで、確実に成長できると学びました。

この例文では、成果よりも「理解度の変化」を軸にしている点がポイントです。研究職以外の企業でも、「学び続ける姿勢」を評価してもらいやすい構成です。

高校時代〜大学時代の部活動・サークルの例文

部活動・サークルでは、「結果が出ない期間をどう乗り越えたか」が継続力評価の中心になります。全国大会などの大きな実績がなくても、諦めずに続けた理由と工夫が伝われば十分に評価されます。

重要なのは、「続けた年数」ではなく、途中で辞めなかった理由です。

〈例文〉
私の強みは、困難な状況でも努力を続けられる継続力です。高校から大学まで部活動に所属していましたが、思うように結果が出ず、試合に出られない時期が続きました。
それでも、「自分にできる役割を増やしたい」と考え、基礎練習を中心に毎日のトレーニングを欠かさず続けました。特に苦手だった動作については、動画でフォームを確認しながら改善を重ねました。
その結果、徐々にプレーの安定感が増し、大学では重要な場面で起用されるようになりました。この経験から、成果が出ない時期でも工夫し続けることの大切さを学びました。

この例では、「レギュラーになったかどうか」よりも、行動の変化を強調しています。企業は「再現性のある努力」を見ています。

接客・レジなどのアルバイトの例文

接客・レジ業務では、同じ業務を漫然と続けた印象にならないことが重要です。評価されるのは、「改善意識を持って続けたかどうか」です。

「アルバイトを◯年続けた」だけでは弱いため、ミス・課題・工夫を必ず入れます。

〈例文〉
私の強みは、業務改善を意識しながら継続して行動できる力です。接客業のアルバイトでは、レジ対応での入力ミスが課題でした。
そこで、毎回の業務後にミスの原因を振り返り、確認手順を自分なりに見直すことを習慣にしました。具体的には、金額入力後に必ず画面とレシートを確認する流れを徹底しました。
この取り組みを続けた結果、ミスが大幅に減り、責任ある業務を任されるようになりました。この経験から、小さな改善を積み重ねる継続力を身につけました。

この例文は、「続けた年数」ではなく「行動の質の変化」で評価される構成です。

飲食店バイトを題材にした例文

飲食店バイトは題材として多い分、差別化が必須です。ポイントは、忙しさの中で何を意識して続けたかを具体化することです。

〈例文〉
私の強みは、忙しい環境でも粘り強く取り組み続けられる継続力です。飲食店でのアルバイトでは、ピークタイムの対応に苦戦していました。
そこで、「周囲を見て先回りすること」を意識し、注文状況や配膳の流れを常に確認する習慣を続けました。最初は余裕がありませんでしたが、この意識を継続したことで、スムーズに動けるようになりました。
その結果、混雑時でも落ち着いて対応できるようになり、後輩指導も任されるようになりました。

ここでは、継続によって「視野」が変わった点をアピールしています。飲食経験を単なる作業に見せない工夫です。

ピアノ・スポーツ・創作などの例文

習い事や趣味は、「自己満足」に見えないようにすることが重要です。評価されるのは、目標設定と自己管理です。

〈例文〉
私の強みは、目標を持って努力を継続できる力です。大学入学後、趣味としてピアノに取り組みましたが、独学では上達を実感しづらい状況でした。
そこで、月ごとに課題曲を設定し、毎日30分練習する習慣を継続しました。上手く弾けない部分は録音して確認するなど、工夫を重ねました。
その結果、以前よりも演奏の完成度が上がり、継続することで成長できる実感を得ました。

趣味系は、「なぜ続けたのか」「どう管理したのか」を入れることで、仕事に通じる力として評価されます。

大学から始めたチャレンジ(留学・資格・長期プロジェクト)の例文

大学から始めた挑戦は、スタートが遅くても問題ありません。評価されるのは、短期間でも本気で継続したかどうかです。

〈例文〉
私の強みは、新しい挑戦に対して継続的に努力できる力です。大学入学後、語学力向上を目的に資格取得に挑戦しました。
最初は学習習慣がなく苦労しましたが、毎日決まった時間に学習するルールを作り、学習記録を残すことを継続しました。
その結果、目標としていた資格を取得することができ、継続することで成果につながることを実感しました。

このタイプは、「大学から始めた=遅い」ではなく、「自分で決めて続けた」点が評価されます。

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5. 継続力を言い換えて差別化するコツ

「継続力」は評価されやすい一方で、多くの就活生が使う強みでもあります。そのため、そのまま使うと埋もれやすい表現になることがあります。差別化のポイントは、自分がどんな継続力を持っているのかを言語化することです。

「継続力」を言い換えるキーワード一覧

「継続力」は一つの意味に固定される言葉ではありません。どの要素を強調するかによって、言い換え表現を使い分けることで、自己PRの解像度が上がります。

たとえば、努力を積み重ねる姿勢を伝えたい場合は、「コツコツ努力を積み重ねる力」や「地道に取り組み続ける力」と表現できます。困難に直面しても諦めない点を強調したい場合は、「粘り強さ」や「やり抜く力」が適しています。

また、日々の行動管理に強みがある場合は、「習慣化する力」や「自己管理能力」といった言い換えが有効です。長期間にわたって一定の成果を出し続けた経験がある場合は、「安定して努力を続けられる力」と表現すると、仕事との親和性が高まります。

重要なのは、言い換え=飾ることではなく、継続の中身を正確に表すことです。

他の強みとの掛け合わせ魅力をアップさせる

継続力は、単体で使うよりも継続力×主体性・協調性など他の強みと掛け合わせることで、評価されやすくなります。企業は「続けられるか」だけでなく、「どんな姿勢で続けられるか」を見ています。

たとえば、主体性と掛け合わせる場合は、「自ら課題を見つけ、改善しながら継続できる力」という表現ができます。アルバイトや学業で、自分から工夫した経験がある場合に効果的です。

協調性と掛け合わせるなら、「周囲と協力しながら努力を続けられる力」と表現することで、チームでの継続経験をアピールできます。部活動やゼミ活動との相性が良い組み合わせです。

また、計画性と掛け合わせれば、「目標から逆算して行動を継続できる力」となり、仕事の再現性が伝わります。このように、継続力を行動特性と結びつけることで、企業視点の強みに変わります

キャッチコピー化して印象を残す

ESや面接では、長い説明よりも一言で印象に残る表現が有効な場面があります。そこでおすすめなのが、継続力をキャッチコピー化する方法です。

たとえば、このように、行動+継続を組み合わせることで、自分らしい表現になります。
 

  • 「結果が出るまで工夫を止めない継続力」

  • 「小さな改善を積み重ね続ける力」

  • 「苦手から逃げずに向き合い続ける力」


キャッチコピーは目立たせるためのものではなく、「この人はどんな継続をしてきたのか」を一瞬で伝えるための要約です。その後のエピソードと内容が一致していれば、面接官の記憶に残りやすくなります。

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6. 「継続力」の自己PRでよくあるNGパターンと直し方

「継続力」を自己PRで使う際、多くの就活生が同じ失敗をしています。評価されない原因は能力不足ではなく、伝え方のズレにあります。ここでは、特に多いNGパターンと、その修正方法を整理します。

「ただ続けただけ」から脱却する自己PRの書き方

最も多いNGは、「◯年間続けました」という事実だけで終わってしまう自己PRです。これでは、企業側に主体性や再現性が伝わりません。

評価される継続力とは、「なぜ続けたのか」「どう続けたのか」が説明できることです。たとえば、続ける中で直面した課題や、途中で辞めそうになった場面、そのときに取った行動を入れることで、継続が意思ある行動として伝わります。

単なる期間の説明ではなく、継続の中で変化した行動や考え方に焦点を当てることで、評価される自己PRに変わります。

「当たり前」の経験を強みに変えるコツ

「授業に真面目に出席した」「アルバイトを続けた」などは、そのまま書くと評価されにくい経験です。理由は、企業から見ると「多くの学生がやっていること」に見えるからです。

しかし、同じ経験でも、目的や工夫を加えることで十分に強みに変えられます。たとえば、授業への出席を「理解度を高めるための習慣」として位置づけたり、アルバイトを「業務改善を意識して続けた経験」として語ることで、評価の視点が変わります。

ポイントは、「当たり前の行動」ではなく「当たり前にしなかった工夫」を伝えることです。

成果が小さい・途中で終わった経験でも評価される伝え方

「大きな成果がない」「途中で辞めてしまった」という理由で、継続エピソードを使えないと感じる人は多いですが、それは誤解です。新卒採用では、結果よりもプロセスが重視されます。

評価されるのは、どんな課題に向き合い、どんな工夫をし、何を学んだかです。途中で終わった経験でも、「なぜ区切りをつけたのか」「その経験が次にどう活きているのか」を説明できれば問題ありません。

成果の大小ではなく、成長の軌跡として語れているかが評価の分かれ目になります。

短所との矛盾を防ぐ:継続力と相性の良い短所・伝え方の工夫

自己PRで継続力を強みにする場合、短所との矛盾には注意が必要です。「飽きっぽい」「集中力がない」といった短所をそのまま伝えると、継続力の説得力が下がってしまいます。

一方で、「こだわりすぎる」「切り替えに時間がかかる」「完璧を求めすぎる」といった短所は、継続力と表裏一体の関係にあります。伝え方としては、「一つのことに集中しすぎる面があるが、期限を意識して調整している」といったように、改善意識とセットで表現することが重要です。

強みと短所は対立させるものではなく、同じ性質の表と裏として一貫性を持たせることで、自己PR全体の信頼性が高まります。

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7. 高校時代の経験しかない人・エピソードが弱い人向けの対処法

「大学で目立った実績がない」「使えそうなエピソードが弱い」と感じていても、新卒の自己PRとして不利になるわけではありません。重要なのは、経験の新しさや派手さではなく、継続の中身をどう言語化できているかです。

「高校の部活・習い事」を新卒の自己PRに転用する考え方

高校時代の経験は使えないと思われがちですが、継続力に関しては十分に評価対象になります。特に、数年間続けた部活動や習い事は、長期的に努力できる姿勢を示す材料になります。

ポイントは、「高校の話」で終わらせないことです。自己PRでは、その経験を通して身につけた考え方や行動習慣が、大学生活や現在にもどうつながっているかを伝えます。たとえば、「高校時代に身につけた毎日練習する習慣が、大学での学業にも活きている」といった形で、現在進行形の強みとして再定義します。

過去の経験そのものではなく、今も続いている姿勢を示すことで、新卒向けの自己PRに転用できます。

大学での継続エピソードをこれから作る場合のロードマップ

「今から作っても遅いのでは」と不安に感じる必要はありません。企業が見ているのは、どれだけ長く続けたかではなく、意識して継続したかです。

まずは、短期間でも続けやすいテーマを選び、目的を明確にしたうえで取り組むことが重要です。たとえば、資格学習、英語学習、アルバイトでの業務改善などは、数か月でも十分に継続力を示せます。

大切なのは、「続けた事実」を作ることではなく、工夫しながら続けたプロセスを言語化できる状態を作ることです。期間が短くても、試行錯誤の密度が高ければ、評価されるエピソードになります。

複数の小さな継続を組み合わせて「一つの強み」にまとめる方法

一つの経験だけでは弱く感じる場合、複数の小さな継続を一つの強みに統合する方法があります。たとえば、「学業」「アルバイト」「資格勉強」など、それぞれは小さな取り組みでも、共通点を見つけてまとめます。

共通点として使いやすいのは、「習慣化」「改善意識」「目標設定」です。複数の場面で同じ行動特性が見られれば、それは再現性のある強みになります。

「一つのことを長く続けた」必要はありません。同じ姿勢で複数のことに向き合ってきた事実を整理することで、説得力のある継続力の自己PRが完成します。

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8. 面接で継続力を深掘りされたときの答え方

面接では、ESに書いた「継続力」が本物かどうかを確かめるために、必ず深掘り質問が入ります。ここで評価されるのは、経験の凄さではなく、考え方の一貫性と再現性です。

よく聞かれる深掘り質問リストと答え方の型

継続力をアピールすると、次のような質問が高確率で聞かれます。
これらはすべて、「なぜ続けられたのか」を確認する質問です。

よくあるのが、下記の様な質問です。
 

  • 「途中で辞めたいと思ったことはありますか」

  • 「なぜそれを続けようと思ったのですか」

  • 「結果が出ない期間はどう乗り越えましたか」

  • 「同じ状況でも、また続けられると思いますか」


答える際の基本の型は、①正直に壁を認める→②そのときの思考→③取った行動→④今の価値観の順です。

「辞めたいと思ったことはない」と答えるよりも、迷いがあったことを認めたうえで、どう向き合ったかを話した方が評価されます。面接官は、継続力そのものよりも、困難な状況での意思決定の仕方を見ています。

1分・3分で話せる「継続力」自己PRの話し方テンプレート

面接では、時間指定で自己PRを求められることがあります。その際は、話す内容を削るのではなく、深さを変える意識が重要です。

1分の場合は、「強み→継続した経験→得られた学び」に絞ります。エピソードは1つ、工夫は1点だけにします。

3分の場合は、「強み→背景→課題→工夫→継続→変化→入社後」まで丁寧に話します。このときも、話を広げすぎず、軸は一貫して継続力に置きます。

どちらの場合も重要なのは、最初の一文で「どんな継続力か」を言い切ることです。ここが曖昧だと、話全体の印象がぼやけてしまいます。

オンライン面接での表情・声・態度のポイント

オンライン面接では、内容が良くても伝わりにくくなるリスクがあります。特に継続力のような抽象的な強みは、話し方の影響を受けやすいです。

意識したいのは、ゆっくり話すこと語尾をはっきり言い切ることです。継続力は「落ち着き」「安定感」と結びつく評価が多いため、早口や曖昧な語尾はマイナスになりやすくなります。

また、エピソードの中で工夫や考え方を話す場面では、少し間を取ることで、「考えて行動してきた人」という印象を与えやすくなります。表情は大きく作る必要はありませんが、うなずきや視線の安定があるだけでも、誠実さが伝わります。

オンライン面接では、内容+話し方の両方で、「この人は続けられそうだ」という安心感を与えることが重要です。

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9. まとめ

「継続力」は、新卒の自己PRにおいて企業が再現性を判断しやすい強みです。ただし、評価されるのは「長く続けた事実」ではなく、目的を持って主体的に続け、工夫や試行錯誤を重ねたプロセスです。

学業・部活・アルバイト・趣味など、経験のジャンルや成果の大きさは問いません。重要なのは、なぜ続けたのか、続ける中で何を変えたのか、何を学んだのかを一貫したストーリーで伝えることです。

また、「継続力」という言葉に頼らず、言い換えや他の強みとの掛け合わせによって、自分らしい表現に落とし込むことで差別化が可能になります。エピソードが弱いと感じる場合でも、小さな継続を整理し直すことで、十分に評価される自己PRは作れます

自己PR・ES・面接のすべてで同じ軸を保ち、「この人は入社後も続けられる」と思ってもらえる伝え方を意識することが、継続力を最大限に活かすポイントです。

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