「ガクチカがない」と悩むあなたへ|日常から見つけるエピソードの作り方

「ガクチカがない」と悩むあなたへ|日常から見つけるエピソードの作り方
「ガクチカに書けることなんて、何もない」。エントリーシートの欄を前にして、そう感じて手が止まってしまう就活生は、とても多くいます。SNSなどを見ていると、他の就活生はインターンやサークル、留学など、立派な経験ばかりしているように見えるかもしれません。

けれど、心配はいりません。企業がガクチカで見ているのは、経験の華やかさではありません。本記事では、特別な実績がなくてもガクチカが見つかる理由と、日常の中から自分らしいエピソードを掘り起こす方法をお伝えします。
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1. 「ガクチカがない」と感じるのは自然なこと

「自分には書けることがない」と感じるのは、特別なことではありません。同じ不安を抱えている就活生は、とても多くいます。


「立派なエピソードがない」「これで伝わるのかわからない」と感じながら就職活動を始める人がほとんどです。


「何もない」という感覚は、努力が足りないサインではなく、多くの就活生が最初に通る、ごく自然なスタート地点といえます。

2. 企業が見ているのは「結果」ではなく「過程」

企業がガクチカで重視しているのは、経験の派手さではなく、その人の考え方や行動の過程です。


多くの企業が採用でまず注目するのは、学業の成績や目立った実績よりも、その人の人柄や、物事への向き合い方です。


企業がガクチカを質問する目的は、大きく2つあります。1つは、その人の考え方や価値観が、自社の文化や働き方に馴染むかどうかです。もう1つは、その行動に再現性があるか、つまり学生時代に見せた力を、入社後の仕事でも同じように発揮できそうか、という点です。


たとえば、課題に気づいて自分なりに動いた経験は、職場で壁にぶつかったときにも工夫を重ねられる人だ、という手がかりになります。だからこそ、留学や大会出場のような大きな経験でも、「指示されたとおりに動いただけ」では、評価にはつながりにくいものです。反対に、ありふれた経験でも、そこに自分なりの気づきや工夫があれば、十分にその人らしい魅力が伝わります。


見られているのは結果の大きさではなく、その手前にある考え方の部分です。

3. 「書くことがない」の多くは「忘れているだけ」

書くことが見つからない原因の多くは、経験の不足ではなく、自分の行動を忘れていたり、過小評価していたりすることにあります。


特別な経験を探す必要はありません。日常の中で何気なく行っている小さな工夫の中に、ガクチカの種は隠れています。たとえば、次のような経験です。
 

  • ・レジが混雑する時間帯に、お客さまを待たせないよう商品の配置を覚えて打つ順番を工夫した

  • ・飲食店のホールで、忙しいときほど雑になりがちな声かけを、ひと言丁寧にするよう意識した


どちらも華やかな経験ではありません。しかし、ここには「お客さまを待たせたくない」「気持ちよく過ごしてほしい」という問題意識と、それに対する自分なりの工夫が表れています。企業が知りたいのは、まさにこの部分です。


大切なのは、「やったこと」だけでなく「そのとき何を考えたか」をあわせて思い出すことです。「レジを早く打った」だけでは、ただの作業に見えてしまいます。しかし「なぜ早くしたかったのか」「どう工夫したのか」を加えると、その人らしさが見えてきます。

4. まずは1週間、自分の行動をメモしてみる

エピソードが思い出せないときは、1週間ほど自分の行動をメモすることから始めるのがおすすめです。


やり方はとてもシンプルで、授業やアルバイト、家のこと、趣味など、その日にやったことを寝る前に書き出すだけです。最初から「ガクチカを探そう」と気負う必要はありません。


1週間分たまったら、その中から「少しでも自分なりに工夫したこと」や「無意識にこだわっていたこと」を探してみます。たとえば、毎日同じ時間に勉強していた、自分から後輩に声をかけていた、参考書を何冊も見比べていた、といった行動です。こうした小さな引っかかりが、ガクチカの種になります。


自分では気づきにくい場合は、家族や友人、アルバイト先の先輩に「自分が普段何気なくやっていることで、助かっていることはあるか」を聞いてみるのも効果的です。自分にとっての「当たり前」が、他人から見ると長所として映ることもよくあります。

5. 飾らずに、自分の言葉で書く

エピソードは、無理に飾らず、自分の言葉でそのまま書くのが効果的です。


種が見つかると、よりよく見せようとして話を大きくしたくなるかもしれません。しかし、誇張したエピソードは面接で深掘りされたときに説明が難しくなり、かえって評価を下げてしまう可能性もあります。面接官が信頼するのは、結果の大きさよりも等身大の正直さです。


ありふれた毎日を自分の言葉で語ることこそが、一番の強みになります。

6. 等身大のあなたを評価してくれる場所を選ぶ

就職活動を進めていると、「結局は経歴や実績で見られるのでは」と感じる瞬間があるかもしれません。しかし、選び方を工夫すれば、あなたの考え方や人柄そのものを見てくれる企業に出会えます。


その1つが、スカウトサービスの活用です。レバテックルーキーでは、プロフィールに登録した経験やガクチカを見て、企業から直接オファーが届きます。華やかな経歴ではなく、あなたが自分の言葉で書いた「中身」に対して声がかかる仕組みです。


まずは、行動メモから見つけた種を1つ、プロフィールに書いてみることから始めてみましょう。それが、就職活動の確かな一歩になります。

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7. まとめ

「ガクチカがない」と感じても、心配はいりません。企業が見ているのは経験の派手さではなく、その人の考え方や行動の過程だからです。


日常の中の小さな工夫にも、あなたらしさは表れています。まずは1週間、自分の行動をメモして、「やったこと」と「そのとき考えたこと」をあわせて振り返ってみると、エピソードの種が見つかります。見つけた種は、飾らずに自分の言葉で書くことが大切です。


等身大の自分を言葉にすることが、就職活動を前に進める第一歩になります。