座談会で使える自分に合う業界を見極めるための質問を知りたい 【IT就活一問一答】

今回は座談会で使える自分に合う業界を見極めるための質問について、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!

Q. さまざまな業界のサマーインターンに参加予定です。インターン中の座談会で、どんな質問をすれば自分に合う業界を絞り込めるでしょうか?
IT業界だけでなく、メーカーや商社、サービス業などさまざまな業界のインターンに参加を予定しており、現在サマーインターンの準備を進めています。
インターンを通して自分に合う業界を絞り込んでいきたいと考えているのですが、座談会で何を聞けば良いのかがイメージできず困っています。思い浮かぶのは「残業時間」や「会社の強み」 といった無難な質問ばかりです。
自分自身の適性を確かめ、後悔のないように志望業界を絞り込んでいくために、座談会で社員の方々に伺うべき「効果的な質問」やポイントがあれば教えてほしいです。
A. 異なる業界の座談会で「同じ質問」を伺い、自分の価値観や就活の軸と照らし合わせるのがおすすめです!
座談会は、「その業界で働く実際の様子」を社員の生の声として聞けるため、自分の適性とすり合わせる絶好の機会です。
特におすすめなのが、複数の業界の座談会で「同じ視点の質問」を重ねてみることです。
「時間の使い方」「誰と働くか」「成果の基準」という3つの視点で共通の質問を伺うと、業界ごとの決定的な働き方の違いがクリアになり、自分が進むべき道を論理的に絞り込めるようになります。
また、座談会の質問タイムは、企業側も学生の意欲や視点の高さを確認している時間でもあります。社員の方がどんな観点から質問を見ているのかを把握した上で、自分に合った業界を見極める質問を用意していきましょう。
企業が「座談会の逆質問」で見ている2つのポイント
座談会は比較的カジュアルな雰囲気で行われることが多いですが、企業側は学生の姿勢や思考力をしっかり観察しています。社員の方は主に以下の2つの観点から質問を確認しています。
1. 自分のキャリアや適性を「自分の頭で考えているか」
ただ「やりがいは何ですか?」といった抽象的な質問をするのではなく、「自分が活きる環境を見極めるために、意図を持って情報を集めているか」という、キャリアに対する主体性や思考の深さを見ています。
自分自身の向き不向きを真剣に捉え、自分に合った環境を主体的に探そうとしている姿勢は、どの企業からも高く評価されます。
2. 質問内容の深さや業界理解への姿勢
業界を比較している段階であっても、質問の深さや視点の鋭さによって「よく調べて考えている優秀な学生だ」「なかなか良い視点を持っているな」と高評価につながるケースは少なくありません。
しっかりと事前に企業の基本情報を調べた上で、より深く理解しようとする質問を意識してみましょう。
また、質問内容だけでなく座談会に臨む態度もチェックされています。カジュアルな場であっても油断せず、社会人に対する最低限のマナーと節度を守って参加することが大切です。
業界の実態を比較して絞り込む「3つの質問フレーム」
異なる業界の座談会で「まったく同じ切り口の質問」を伺うことで、業界ごとの働き方やカルチャーのギャップがはっきりと見えてきます。自分の就活軸を見極めるために、以下の3つの切り口で質問を組み立ててみましょう。
1. 時間の使い方の比較
日常業務のどこに多くのエネルギーが割かれているかを知ることで、その業界の本質的な仕事内容が分かります。自分が毎日どのような業務と向き合いたいかをイメージしながら比較してみましょう。
質問例
「若手社員の方の一日のスケジュールの中で、最も『時間と頭(意識)』を使っている業務はどのようなものでしょうか?」
狙い・効果
例えば「IT業界ならエラーの解明や設計業務」「メーカーなら社内各部署との調整」「コンサルなら資料作成と仮説検証」など、業界ごとのリアルな業務比率や時間配分の違いを比較することができます。
2. 人間関係・関係者の比較
一つの仕事を動かす際に「どんな人たちとどのような距離感で関わるか」を聞くことで、自分の対人適性や希望する働き方にマッチするかを確認できます。
質問例
「一つのプロジェクトや業務を前に進める際、社内・社外でそれぞれどのような立場の方々と関わり、合意形成をしていくことが多いですか?」
狙い・効果
例えば「ITなら少人数の開発チームで手厚く協力し合う」「商社なら多種多様なステークホルダーと折衝・調整を重ねる」など、顧客との距離感やチームでの巻き込み方の違いが明確になります。
3. 評価・やりがいの基準の比較
その業界や企業において「どのような人が評価されるのか」を知ることで、求められるスタンスや企業文化の違いが見えてきます。
質問例
「現場で『成果を出している』『仕事ができる』と評価されている若手社員の方に、共通する行動パターンや仕事への向き合い方はありますか?」
狙い・効果
「課題に対する自走力や技術への探求心」「地道な信頼構築力や実行力」など、成果の定義を知ることで、自分が強みを発揮しやすい環境かどうかを判断できます。(※評価制度そのものについては、人事面談などで確認できる場合もあります)
座談会での比較を重ねて、自分にぴったりな業界を明確にしよう
異なる業界の座談会で同じ視点の質問を伺ってみると、採用サイトを見るだけでは分からない 「リアルな働き方の違い」が浮き彫りになります。
座談会が終わったら、社員の方々から得た回答をメモに残し、「A業界は時間をかけて技術を深めるスタイルだったが、B業界は多様な人と調整する業務に重きを置くスタイルだった」というようにノートに整理してみましょう。
それぞれの業界の特徴を客観的に並べてみることで、「自分はどの環境で一番力を発揮できそうか」「どのような働き方にワクワクするか」という自分の価値観が自ずと整理され、自信を持って志望業界を絞り込んでいくことができますよ!
この質問の回答者

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