IT企業のインターン座談会で聞くべきことは?逆質問のネタが欲しい【IT就活一問一答】

今回はIT企業のインターン座談会で「他社との違い」を引き出せる質問について、ITエンジニアの就活支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが解説します!

Q. IT企業のインターン座談会で何を聞けばいいのか分かりません。その企業ならではの「強み」や「他社との違い」を引き出せる質問を教えてほしいです。
SIerやITコンサルのサマーインターンに参加することが決まっているのですが、企業ごとの違いがイマイチ掴めず悩んでいます。
企業のホームページやパンフレットを見ると、どの会社も「上流から下流まで一貫したサービス」「独立系だからこその提案力」といった似たような特徴が書かれていて、正直どこも同じように見えてしまいます。
座談会で「御社の強みは何ですか?」と、ストレートに聞いてしまっても良いのでしょうか。
現場の社員さんから「その会社ならではのリアルな特徴や強み」を自然に聞き出すための良い質問や、逆質問のコツがあれば教えてほしいです!
A. ストレートに「強み」を聞くのではなく、「現場社員の具体的なエピソード」を引き出す質問を投げかけるのがポイントです!
企業の採用サイトには会社のビジョンや全体像が分かりやすくまとめられていますが、それだけで他社との細かな違いまで掴み切るのは難しいですよね。
本当に知るべきなのは、そうした特徴の先にある、社員が日々働くなかで感じている「リアルなやりがいや大変さ」や「この会社だからこそ得られた経験」といった具体的な体験談です。
社員個人のエピソードを聞き出す質問をすることで、採用サイトには載っていないその企業ならではの強みや独自のカルチャーが自然と見えてくるはずです。
また一方で、企業側も座談会でのあなたの質問内容をしっかりチェックしています。
まずは、「社員がどんな観点で逆質問を聞いているのか」を押さえた上で、他社との違いを掴む効果的な質問を用意していきましょう。
企業側が「座談会の逆質問」で見ているポイント
座談会は交流の場であると同時に、企業側が学生の意欲や適性を確かめる評価の場でもあります。社員は主に以下の2つの観点から、あなたの質問内容をチェックしています。
IT業界やエンジニアの仕事に対する「解像度」の高さ
「残業時間はどのくらいですか?」「社風はどんな感じですか?」といった、どの業界でも使い回せるような抽象的な質問ばかりだと、面接官や社員は「本当にITやエンジニアの仕事に関心があるのかな?」と疑問を抱いてしまいます。
実務のリアルな流れや現場の動きを踏まえた質問ができると、「IT業界を本気で理解しようとしている」という良い印象を与えることができます。
企業の「リアルな姿」を主体的に知ろうとしているか
企業側は、入社後に「思っていた仕事内容と違った」というギャップで早期離職してしまうことを懸念しています。
そのため、表向きの華やかなイメージだけでなく、現場での実際の課題や仕事の苦労も理解しようとする姿勢が質問から感じられるかどうかを見ています。
良い面も大変な面も含めてその企業のリアルを理解しようとする姿勢こそが、企業への熱意や本気度として高く評価されます。
他社との違いがくっきり見えてくる「質問のアプローチ」
企業ごとの違いを明確にするためには、「〇〇の強みは何ですか?」と聞くのではなく、社員の仕事体験にフォーカスした質問を投げかけるのが効果的です。
どのような質問をして良いか具体的に思いつかない場合は、以下の3つの切り口から質問を組み立ててみましょう。
1. 他社と比較した際の「選ばれる理由」起点
同業他社と比較された際に「お客様から選ばれている理由」を聞くことで、現場で真に評価されているポイントや企業ごとの特徴が見えてきます。
質問例
「他社様と提案が競合した際、最終的にお客様から選ばれる決め手や、特に評価されるポイントはどこにあると感じますか?」
狙い・効果
会社案内や採用サイトの基本情報だけでは捉えきれない、「実際の現場で顧客から選ばれている理由や具体的な差別化ポイント」を把握することができます。
2. 現場での「具体的な行動・スタンス」起点
多くの企業が大切にしている「顧客志向」や「お客様目線」という言葉について、現場レベルでの「具体的なこだわりや実践スタイル」を深掘りする質問です。
質問例
「『お客様目線に立つ』という言葉を御社ではとても大切にされていますが、日々の業務の中で、具体的にどんな行動や工夫を意識されているのか教えていただきたいです」
狙い・効果
企業理念だけに留まらず、働く社員の方々がどのような姿勢や行動規範を大切にしているかを聞くことで、その企業独自のカルチャーや仕事への向き合い方の違いが自然と見えてきます。
3. 課題への向き合い方・チームでの乗り越え方起点
プロジェクトにおける難局や変化に対して、組織としてどのように連携し、立ち向かっていくのかを聞く質問です。
質問例
「SI(またはコンサル)の現場では、仕様変更や複雑な課題に直面することもあるとお伺いします。そうした局面で、皆様が周囲と協力してどのように乗り越えられたか、印象的なエピソードがあれば教えてください」
狙い・効果
実際の業務におけるリアルな取り組み姿勢を知ると同時に、「個人の主体性を重視する文化なのか」「チーム全体でフォローし合う文化なのか」といった、チームワークや組織風土のスタイルの違いを確かめることができます。
座談会は貴重な対話の場。 そこでの気づきを、次の選考にも活かそう
インターンの座談会は、単に質問をして疑問を解消するだけの時間ではありません。現場社員のリアルな仕事体験や生の声を直接引き出せる、絶好のチャンスです。
座談会で社員が話してくれた「具体的なエピソード」や「現場ならではの工夫」をしっかりメモに残しておきましょう。
そして面接に進んだ時に、「座談会で〇〇様からお聞きした△△という姿勢に強く共感し……」と志望動機に組み込むことで、他の就活生には真似できない、説得力のある志望動機が完成します。
ぜひインターンの座談会では、社員の生の声からその会社ならではの魅力をどんどん引き出していきましょう。
この質問の回答者

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