世界一周で見つけた「仕組み」の必要性。AIを駆使して最速で価値を届ける、新卒モバイルエンジニア

「自分が死んだ後も、孫の世代まで価値が残り続ける仕組みを創りたい」
そう語る浅田さんの原点は、学生時代の世界一周にあります。アフリカの貧困地域でボランティアに参加して痛感したのは、一過性の物資支援では変えられない現実。そんな彼が解決の糸口として見出したのは、現地の人々の手に握られた「スマートフォン」というインフラでした。
未経験からエンジニアを志し、3社・計1年半にわたるインターン期間を経て、株式会社アトラエへ入社。入社1年目の挫折を乗り越え、現在はAIツールをフル活用し、OSの境界をも超えて「最速」で価値を形にするスタイルを確立しています。
世界一周で得た想いを、いかにして技術という形に昇華させたのか。AI時代の最前線を走る新卒モバイルエンジニアの、揺るぎないスタンスと現在地に迫ります。
そう語る浅田さんの原点は、学生時代の世界一周にあります。アフリカの貧困地域でボランティアに参加して痛感したのは、一過性の物資支援では変えられない現実。そんな彼が解決の糸口として見出したのは、現地の人々の手に握られた「スマートフォン」というインフラでした。
未経験からエンジニアを志し、3社・計1年半にわたるインターン期間を経て、株式会社アトラエへ入社。入社1年目の挫折を乗り越え、現在はAIツールをフル活用し、OSの境界をも超えて「最速」で価値を形にするスタイルを確立しています。
世界一周で得た想いを、いかにして技術という形に昇華させたのか。AI時代の最前線を走る新卒モバイルエンジニアの、揺るぎないスタンスと現在地に迫ります。

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「テクノロジーで人の可能性を拡げる」をミッションに掲げるピープルテックカンパニー。IT業界最大級の転職サイト『Green』、組織力向上プラットフォーム『Wevox』、ビジネス版マッチングアプリ『Yenta』など、データとテクノロジーを駆使した多角的な事業展開を行っている。また、特定の管理職を置かない「ホラクラシー」的な組織運営でも知られ、社員一人ひとりが高い主体性を持ってプロダクト価値の最大化に向き合っている。
■お話を伺った人
浅田 悠太
株式会社アトラエ モバイルエンジニア
2023年新卒入社。広島市立大学 情報科学部 知能情報工学科卒。大学を休学し、世界一周や貧困支援活動を経験。帰国後、ほぼ未経験の状態からエンジニアを志し、複数のインターンを経て株式会社アトラエへ入社。現在はAndroid/iOSの両OSに加え、AIを活用した新規プロダクト開発に従事。また、その他の活動として「Flutter Tokyo」のオーガナイザーも務める。
最初は、ある組織が管轄している場所での支援活動に従事していたのですが、活動を続けるうちに「支援が必要な現場の本当の実情を、もっと自分の肌で感じて知らなければならない」という強い使命感に駆られ、休学を決意しました。
そして、アフリカや東南アジアなどの発展途上国を中心に、現地の貧困地域を自分の目で確かめ、実際にボランティアとして支援活動に従事する旅に出ました。
そこで得た気づきがあって、帰国してからはプログラミングの学習を本格的に再開しました。実は休学前に大学の講義でC言語やJavaを触ったことはあったのですが、当時は熱心に打ち込んでいたわけではなく、世界一周を挟んで記憶も薄れていました。
実質的にはゼロからのリスタートでしたが、「それでもまずはやってみよう」とインターンにも挑戦しました。インターン先の開発の現場では、エラーが出るたびに自分で調べては手を動かすことの繰り返しでしたが、その分、できなかったことができるようになる成長の実感があり、純粋に楽しさを感じていました。
その支援が途切れたら元に戻ってしまうという「一過性の限界」を痛感し、貧困の「負の連鎖」を断ち切る難しさを知りました。そのような経験から、「自分がいなくなった後も、孫の世代まで価値が残り続ける持続可能なシステムそのものを作る必要がある」と確信したのです。
そんな時、ふと辺りを見渡すと、インフラが整っていない地域でも、誰もがAndroidのスマートフォンを当たり前に持っていました。その光景を見て「これだ」と直感しましたね。「このデバイスなら、自分が作りたい『仕組み』を世界中に届けられるかもしれない」と思い、帰国後にモバイルエンジニアの道を目指すことを決意しました。
インターン開始時はGitやAPIの仕組みも理解できておらず、return文の役割を十分に理解できていなかったり、変数の命名も適当だったりと、まさに「大学の授業で少し習った程度」のレベルからのスタートでした。
そこから、インターン開始前後の期間でProgateやReactのチュートリアルを進めたり、Android開発にシフトしてからはGoogleの公式ドキュメントやコードラボなどの一次情報を読み込んだりと、エラーにぶつかるたびに自分で調べて手を動かす泥臭い反復を繰り返すことで習得しました。
ネット上の断片的な情報ではなく、開発元が定義した思想を正しく読み解くことは当時から意識していました。今振り返るとその姿勢こそが、変化の激しいモバイル領域で揺るぎない基礎を築く最短ルートだったと感じています。
この期間に実際に手を動かし、開発の現場を経験できたことが何より大きかったです。その過程で「自分は何を作りたいのか」が具体的になり、アトラエのミッションが自分の想いと重なっていることを確信できました。
アトラエには、エンジニアであってもプロダクトの企画やビジネスサイドの議論に当たり前に踏み込んでいく文化があります。そして、選考やインターンの過程では、社員の皆さんが「なぜそれを作るのか」という私の思想の部分までトコトン深掘りして向き合ってくれたのが印象的でした。
その熱量に直接触れられたことで、他社と比較することなく、迷わず入社を決断できました。
先ほどもお話しした通り、世界一周のボランティアを通じて、物資を配るだけの一過性の支援では、貧困の連鎖を断ち切れないことを痛感しました。それと同時に、自分がその場を去っても価値が残り続け、「孫の世代まで支援が届くような、持続可能な仕組み」を作らなければならないと思いました。
そう考えたとき、アトラエの掲げる「テクノロジーで人の可能性を拡げる」というミッションは、まさに私がスマホアプリという手段に託した「国境や時間を越えて仕組みを届け続ける」という目的そのものでした。
また、エンジニアとしての「役割の広さ」も決め手でした。一般的な開発現場では、与えられた仕様通りに実装することがメインになりがちですが、アトラエには職種に関係なく「プロダクトのあるべき状態」や「今、何を実現すべきなのか」を対等に議論するタイミングが定期的にあります。
「どう実装するか」だけを考えるのではなく、「そもそも何のために作るのか」という本質的な問いから、エンジニアも対等に議論の輪に加わっています。 実際にアトラエのインターンを通じてその文化を肌で感じ、「この会社なら実装者としてだけでなく、仕組みを創る当事者として貢献できる」と確信し、アトラエへの入社を決めました。
その後、社内で立ち上がった新規プロダクトの開発にスライドしましたが、そこではモバイルの枠に留まらず、必要に応じてあらゆる領域に手を広げてきました。AndroidとiOSの両OS開発を並行して行いつつ、さらにはWebのフロントエンド実装なども幅広く担当してきました。
「プロダクトのエンジニアリング全般をリードできる状態」を目指して、着実に自分の守備範囲を広げてきた期間だったと思います。
世界一周を経てエンジニアを志し、インターンを通じてAndroid開発の経験を積んできた私は、「特定の技術を極めるスペシャリスト」を目指している側面もありました。
しかし、入社後にいざ新しい領域であるiOS開発に直面した際、プロの現場で求められるスピードや品質に対して、自分の技術が全く追いついていませんでした。タスクを完遂できず、エンジニアとしてのバリューを出せていない焦りだけが募り、精神的にもかなり追い詰められていたと思います。
そんな中、転機となったのは、先輩からの「チーム全体の成果を最大化するために、いまの自分に何ができるかを考えよう」というフィードバックでした。
そこで初めて、技術はあくまで手段であり、たとえ自分が未熟な部分があっても、チームの役割としてどう貢献できるかという広い視野を持てるようになりました。
Claude CodeなどのAIエージェントを徹底的に活用していますが、単にコードを自動生成させるだけではありません。
開発のスピード感が以前とは比較にならないほど上がっているからこそ、浮いた時間を使って「より最適な設計パターンはどれか」をAIを使って検証したり、自分一人では見落としがちな「複雑なロジックの壁打ち」にリソースを割いたりしています。そうすることで、実装のクオリティをこれまで以上に高めることに挑戦しています。
また、職種の枠に縛られることなく、「プロダクトを最速で形にするために最適な手段は何か」という視点を日々大切にしています。例えば、AI開発や設計のプロセスにおいてバックエンドの仕様まで深く考慮し、プロダクト全体として整合性の取れた最適な設計を行うといったことです。「プロダクト全体を俯瞰したエンジニアリング」を強く意識しながら、仕事をしています。
だからこそ、Googleの「Material 3」や、Appleの「Human Interface Guidelines」といったデザインシステムの知識を疎かにしてはいけないと考えています。
ハイスキルなエンジニアを目指すなら、単に動くものを作るだけでなく、各OSが推奨するガイドラインを徹底的に自分の中に落とし込み、ユーザーが違和感なく操作できる「指先のホスピタリティ」を実装レベルで追求し続ける姿勢を忘れてはならないと思います。
モバイルアプリはユーザーが常に持ち歩くデバイスだからこそ、指先の感覚に馴染むような細かい挙動の一つひとつにまでこだわることが重要だと考えています。
モバイルエンジニアは、ユーザーとの距離が一番近く、ダイレクトに価値を届けられる職種です。自分が書いたコードが、誰かの生活の一部になり、手元で動く。その「実感が持てる楽しさ」は、何物にも代えがたいやりがいです。
また、モバイルアプリは生活に密着しているからこそ、使う人のことを考えた「ホスピタリティ」が欠かせません。
画面を触ったときの直感的な心地よさや、誰もが等しく使えるアクセシビリティなど、「ユーザーがストレスなく、自然に使い続けられる体験」を細部まで考え抜くことを楽しめる人は、モバイルエンジニアに向いていると感じます。
だからこそ、「自分はここまで」と領域を区切るのではなく、デザイン、フロントエンド、バックエンドを一つの連続した価値の流れとして捉える視点が、今後は必要だと思います。
そのうえで、AIがやるべきことと人間がやるべきことを整理し、専用のAIエージェントを構築するなど、「AI駆動開発」の仕組みそのものを整えていきたいです。
その時々でベストな貢献を模索し続け、 最速でプロダクト価値を届ける仕組みを創り出すことが、自分らしいキャリアだと思いますし、現在の私の目標でもあります。
また、技術を磨くと同時に、外の世界にも目を向けてみてください。connpassなどのプラットフォームを活用してエンジニアイベントやカンファレンスに積極的に参加し、志を同じくする仲間と繋がることも、モチベーション維持には非常に効果的です。
そして最後に、AIによって技術的ハードルが下がった今だからこそ、「誰のために、何のために作るのか」という想いを大切に、手元で動く楽しさを全力で味わってほしいと思います。
「テクノロジーで人の可能性を拡げる」をミッションに掲げるピープルテックカンパニー。IT業界最大級の転職サイト『Green』、組織力向上プラットフォーム『Wevox』、ビジネス版マッチングアプリ『Yenta』など、データとテクノロジーを駆使した多角的な事業展開を行っている。また、特定の管理職を置かない「ホラクラシー」的な組織運営でも知られ、社員一人ひとりが高い主体性を持ってプロダクト価値の最大化に向き合っている。
■お話を伺った人
浅田 悠太
株式会社アトラエ モバイルエンジニア
2023年新卒入社。広島市立大学 情報科学部 知能情報工学科卒。大学を休学し、世界一周や貧困支援活動を経験。帰国後、ほぼ未経験の状態からエンジニアを志し、複数のインターンを経て株式会社アトラエへ入社。現在はAndroid/iOSの両OSに加え、AIを活用した新規プロダクト開発に従事。また、その他の活動として「Flutter Tokyo」のオーガナイザーも務める。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/

世界一周で確信した、「スマホ」というインフラの可能性
Q. 学生時代に学んだこと・力を入れたことは?
2年間の休学期間を利用して、世界一周を経験したことです。私自身がひとり親家庭で育ち、周囲に支えられてきた経験から、「人の笑顔が見たい」「今度は自分が誰かの役に立ちたい」という想いを人一倍強く持っていました。その想いを具体的な形にするため、まずは学生時代に貧困支援の活動に携わり始めました。最初は、ある組織が管轄している場所での支援活動に従事していたのですが、活動を続けるうちに「支援が必要な現場の本当の実情を、もっと自分の肌で感じて知らなければならない」という強い使命感に駆られ、休学を決意しました。
そして、アフリカや東南アジアなどの発展途上国を中心に、現地の貧困地域を自分の目で確かめ、実際にボランティアとして支援活動に従事する旅に出ました。
そこで得た気づきがあって、帰国してからはプログラミングの学習を本格的に再開しました。実は休学前に大学の講義でC言語やJavaを触ったことはあったのですが、当時は熱心に打ち込んでいたわけではなく、世界一周を挟んで記憶も薄れていました。
実質的にはゼロからのリスタートでしたが、「それでもまずはやってみよう」とインターンにも挑戦しました。インターン先の開発の現場では、エラーが出るたびに自分で調べては手を動かすことの繰り返しでしたが、その分、できなかったことができるようになる成長の実感があり、純粋に楽しさを感じていました。
Q. モバイルエンジニアを目指した理由や背景は?
ボランティア活動を通じて、持続可能な「仕組み」を作ることの大切さに気づいたのが決定打でした。当時は文房具や服を配るといった直接的な支援をしていたのですが、どうしても目の前の人しか救えない現実に直面しました。その支援が途切れたら元に戻ってしまうという「一過性の限界」を痛感し、貧困の「負の連鎖」を断ち切る難しさを知りました。そのような経験から、「自分がいなくなった後も、孫の世代まで価値が残り続ける持続可能なシステムそのものを作る必要がある」と確信したのです。
そんな時、ふと辺りを見渡すと、インフラが整っていない地域でも、誰もがAndroidのスマートフォンを当たり前に持っていました。その光景を見て「これだ」と直感しましたね。「このデバイスなら、自分が作りたい『仕組み』を世界中に届けられるかもしれない」と思い、帰国後にモバイルエンジニアの道を目指すことを決意しました。
Q. モバイルエンジニアになるためにやったことは?
帰国後である休学2年目の夏から、1社目のインターンを始めました。最初の3ヶ月間はReactやNext.js、TypeScriptを用いたWeb開発でプログラミングの基礎を身につけ、その年の秋には本格的にAndroid開発へとシフトしました。インターン開始時はGitやAPIの仕組みも理解できておらず、return文の役割を十分に理解できていなかったり、変数の命名も適当だったりと、まさに「大学の授業で少し習った程度」のレベルからのスタートでした。
そこから、インターン開始前後の期間でProgateやReactのチュートリアルを進めたり、Android開発にシフトしてからはGoogleの公式ドキュメントやコードラボなどの一次情報を読み込んだりと、エラーにぶつかるたびに自分で調べて手を動かす泥臭い反復を繰り返すことで習得しました。
ネット上の断片的な情報ではなく、開発元が定義した思想を正しく読み解くことは当時から意識していました。今振り返るとその姿勢こそが、変化の激しいモバイル領域で揺るぎない基礎を築く最短ルートだったと感じています。

Q. 就職活動全般について振り返ると?
実は、いわゆる「就職活動」らしいことはほとんどしておらず、アトラエだけに絞っていました。内定獲得まで、合計で約1年半のインターンを経験しましたが(1社目で1年、アトラエで5ヶ月、メガベンチャーで1ヶ月)、最終的にはインターン先として最も深く関わっていたアトラエに入社を決めました。この期間に実際に手を動かし、開発の現場を経験できたことが何より大きかったです。その過程で「自分は何を作りたいのか」が具体的になり、アトラエのミッションが自分の想いと重なっていることを確信できました。
アトラエには、エンジニアであってもプロダクトの企画やビジネスサイドの議論に当たり前に踏み込んでいく文化があります。そして、選考やインターンの過程では、社員の皆さんが「なぜそれを作るのか」という私の思想の部分までトコトン深掘りして向き合ってくれたのが印象的でした。
その熱量に直接触れられたことで、他社と比較することなく、迷わず入社を決断できました。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/

「個人の活躍」から「チームの成果」へ。視座の転換に繋がった1年目の悩み
Q. なぜアトラエを選んだのか?
アトラエの「People Tech(人の可能性を拡げる)」というミッションが、自分の原体験である貧困支援への想いと、技術で「仕組み」を作りたいという志向性に深く重なったからです。先ほどもお話しした通り、世界一周のボランティアを通じて、物資を配るだけの一過性の支援では、貧困の連鎖を断ち切れないことを痛感しました。それと同時に、自分がその場を去っても価値が残り続け、「孫の世代まで支援が届くような、持続可能な仕組み」を作らなければならないと思いました。
そう考えたとき、アトラエの掲げる「テクノロジーで人の可能性を拡げる」というミッションは、まさに私がスマホアプリという手段に託した「国境や時間を越えて仕組みを届け続ける」という目的そのものでした。
また、エンジニアとしての「役割の広さ」も決め手でした。一般的な開発現場では、与えられた仕様通りに実装することがメインになりがちですが、アトラエには職種に関係なく「プロダクトのあるべき状態」や「今、何を実現すべきなのか」を対等に議論するタイミングが定期的にあります。
「どう実装するか」だけを考えるのではなく、「そもそも何のために作るのか」という本質的な問いから、エンジニアも対等に議論の輪に加わっています。 実際にアトラエのインターンを通じてその文化を肌で感じ、「この会社なら実装者としてだけでなく、仕組みを創る当事者として貢献できる」と確信し、アトラエへの入社を決めました。
Q. 入社からこれまで経験した業務内容は?
入社後はまず、ビジネス版マッチングアプリ『Yenta』のチームに配属され、Androidアプリの開発をメインに担当し、モバイルエンジニアとしての基礎を固めました。その後、社内で立ち上がった新規プロダクトの開発にスライドしましたが、そこではモバイルの枠に留まらず、必要に応じてあらゆる領域に手を広げてきました。AndroidとiOSの両OS開発を並行して行いつつ、さらにはWebのフロントエンド実装なども幅広く担当してきました。
「プロダクトのエンジニアリング全般をリードできる状態」を目指して、着実に自分の守備範囲を広げてきた期間だったと思います。
Q. 苦労したこと、大変だったことは?
入社1年目のことなのですが、それまで経験のなかったiOS開発の言語「Swift」に初めて触れ、思うように成果が出せない自分自身の不甲斐なさに、ただただ落ち込んでいた時期がありました。世界一周を経てエンジニアを志し、インターンを通じてAndroid開発の経験を積んできた私は、「特定の技術を極めるスペシャリスト」を目指している側面もありました。
しかし、入社後にいざ新しい領域であるiOS開発に直面した際、プロの現場で求められるスピードや品質に対して、自分の技術が全く追いついていませんでした。タスクを完遂できず、エンジニアとしてのバリューを出せていない焦りだけが募り、精神的にもかなり追い詰められていたと思います。
そんな中、転機となったのは、先輩からの「チーム全体の成果を最大化するために、いまの自分に何ができるかを考えよう」というフィードバックでした。
そこで初めて、技術はあくまで手段であり、たとえ自分が未熟な部分があっても、チームの役割としてどう貢献できるかという広い視野を持てるようになりました。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/

ユーザーに最も近い場所で、ホスピタリティを形にする面白さ。
Q. 現在の仕事内容や働き方は?
現在は、新規プロダクトの開発に従事しています。これまで身に着けてきた技術領域をAIツールによって極限まで効率化し、いままでにないような速さでプロダクトを形にするスタイルを実践しています。Claude CodeなどのAIエージェントを徹底的に活用していますが、単にコードを自動生成させるだけではありません。
開発のスピード感が以前とは比較にならないほど上がっているからこそ、浮いた時間を使って「より最適な設計パターンはどれか」をAIを使って検証したり、自分一人では見落としがちな「複雑なロジックの壁打ち」にリソースを割いたりしています。そうすることで、実装のクオリティをこれまで以上に高めることに挑戦しています。
また、職種の枠に縛られることなく、「プロダクトを最速で形にするために最適な手段は何か」という視点を日々大切にしています。例えば、AI開発や設計のプロセスにおいてバックエンドの仕様まで深く考慮し、プロダクト全体として整合性の取れた最適な設計を行うといったことです。「プロダクト全体を俯瞰したエンジニアリング」を強く意識しながら、仕事をしています。
Q. 仕事をする上で大切にしていることは?
デザインシステムへの深い理解と、プラットフォーム特有の「作法」へのこだわりです。モバイルアプリにおいて、Google Play StoreとApple App Storeは単なる配信プラットフォームではなく、それぞれ独自の思想を持ったエコシステムです。だからこそ、Googleの「Material 3」や、Appleの「Human Interface Guidelines」といったデザインシステムの知識を疎かにしてはいけないと考えています。
ハイスキルなエンジニアを目指すなら、単に動くものを作るだけでなく、各OSが推奨するガイドラインを徹底的に自分の中に落とし込み、ユーザーが違和感なく操作できる「指先のホスピタリティ」を実装レベルで追求し続ける姿勢を忘れてはならないと思います。
モバイルアプリはユーザーが常に持ち歩くデバイスだからこそ、指先の感覚に馴染むような細かい挙動の一つひとつにまでこだわることが重要だと考えています。
Q. モバイルエンジニアの魅力や面白さ、やりがいは?
一番の魅力は、自分の作ったものが手元のデバイスですぐに動く、その純粋なワクワク感です。モバイルエンジニアは、ユーザーとの距離が一番近く、ダイレクトに価値を届けられる職種です。自分が書いたコードが、誰かの生活の一部になり、手元で動く。その「実感が持てる楽しさ」は、何物にも代えがたいやりがいです。
\15年超の実績を持つレバテックが運営/
\15年超の実績を持つレバテックが運営/

AI時代だからこそ大切な「作る目的」。手元で動くワクワクを原動力に、仲間と共に成長してほしい
Q. モバイルエンジニアに向いている人はどんな人?
自分の作ったアプリが動くことに素直に感動でき、そのワクワク感を原動力にできる人です。また、モバイルアプリは生活に密着しているからこそ、使う人のことを考えた「ホスピタリティ」が欠かせません。
画面を触ったときの直感的な心地よさや、誰もが等しく使えるアクセシビリティなど、「ユーザーがストレスなく、自然に使い続けられる体験」を細部まで考え抜くことを楽しめる人は、モバイルエンジニアに向いていると感じます。
Q. 今後の展望・描きたいキャリアイメージは?
現在はAIをフル活用した開発をしているのですが、その中で感じているのは「職種の境界が溶け合っている」ということです。具体的には、AIの台頭により、デザインやプログラミングといった領域のハードルが下がり、そこまで専門性がない人でも幅広いアウトプットを出せるようになってきています。だからこそ、「自分はここまで」と領域を区切るのではなく、デザイン、フロントエンド、バックエンドを一つの連続した価値の流れとして捉える視点が、今後は必要だと思います。
そのうえで、AIがやるべきことと人間がやるべきことを整理し、専用のAIエージェントを構築するなど、「AI駆動開発」の仕組みそのものを整えていきたいです。
その時々でベストな貢献を模索し続け、 最速でプロダクト価値を届ける仕組みを創り出すことが、自分らしいキャリアだと思いますし、現在の私の目標でもあります。
Q. モバイルエンジニアを目指す学生へのメッセージ
まずは、言語の習得とあわせて、公式のドキュメントやチュートリアルを通じて「公式API」を正しく理解することに貪欲に取り組んでみてください。モバイル開発は変化の激しい領域ですが、この「一次情報」を自力で読み解く姿勢が、揺るぎない技術の基礎になります。また、技術を磨くと同時に、外の世界にも目を向けてみてください。connpassなどのプラットフォームを活用してエンジニアイベントやカンファレンスに積極的に参加し、志を同じくする仲間と繋がることも、モチベーション維持には非常に効果的です。
そして最後に、AIによって技術的ハードルが下がった今だからこそ、「誰のために、何のために作るのか」という想いを大切に、手元で動く楽しさを全力で味わってほしいと思います。
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レバテックルーキーは、レバテックが運営するITエンジニア専門の就活エージェントです。多数のITエンジニアのキャリア支援経験のあるアドバイザーが、あなたのスキルと希望に合わせた企業の紹介から、人事目線での面接対策など、就職までを一貫してサポートします。ES添削、面接対策、ポートフォリオ作成サポートなども実施していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。
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