- 1. 文系がプログラミングを習得するのは無理?
- 2. 文系でプログラミングに向いている人・いない人
- 3. 文系が学生のうちにプログラミングを学ぶメリット
- 4. 文系におすすめのプログラミング言語
- 5.文系がプログラミングを学習する方法
- 6. まとめ
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1. 文系がプログラミングを習得するのは無理?
「文系にプログラミングは無理?」と思う人がいるようですが、文系であってもプログラミングを習得し、IT系の職種に就くことはできます。
文系とプログラミングの相性が悪いと思う理由の一つは、「プログラミングには数学的な知識が必要」というイメージからではないでしょうか。確かに、数学の知識があるとアルゴリズムの理解に役立ちますし、ゲーム開発やAI分野のプログラミングでは数学的な思考が求められます。
ただ、基本的には高度な数学の知識がなくてもプログラミングを行うことは可能です。文系・理系に関わらず、論理的な思考力や継続して学習する意欲があればプログラミングを習得できるでしょう。
最近は、学習サイトやスクールが充実しているので、誰でも気軽にプログラミングを学べる環境も整っています。
また、プログラマーやエンジニアに求められるのはプログラミングスキルだけではありません。基本的に、システムやソフトウェアはチームで開発を行うため、協調性やコミュニケーション能力も大切な要素です。
実際に、IT業界では文系出身の技術者が多く活躍していることから、文系であることを理由に就職の選択肢を狭める必要はないといえます。
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2. 文系でプログラミングに向いている人・いない人
プログラミングを学習するか迷っている文系の方は、プログラミングの向き・不向きを把握しておくと良いでしょう。
プログラミングに向いている人
プログラミングに向いている人には、以下のような特徴があります。
最新情報をキャッチアップできる
IT業界はトレンドの移り変わりが激しく、就職した後もプログラミングを含めて常に最新の情報をキャッチアップしていく必要があります。そのため、好奇心が強く新しいことを学ぶのが好きな人は、プログラミングに向いている可能性が高いです。
ものづくりに興味がある
ものづくりに興味があり、何かが完成したときに喜びを感じられる人は、プログラミングを楽しいと感じやすいでしょう。アプリやシステムは実際に手にとれる製品ではありませんが、プログラミングには、出来上がるものをイメージしながら試行錯誤するものづくりの要素があるからです。
チームで動くことができる
システムやソフトウェアの開発はチームで行うため、周りのメンバーと助け合う協調性も必要です。プログラミングスキルを身につけプログラマーやエンジニアを目指す場合は、チームで仕事をするのが好きかどうかも考慮しましょう。
文章作成能力がある
チームで開発を進める際は、メールやチャットといったテキストでコミュニケーションをとることも多いです。そのため、文章をまとめるのが得意な方は、プログラマーやエンジニアに向いているかもしれません。
システム開発においては、計画書やマニュアルを作成したり、それらの資料を読んだりする場面もあるため、文系の国語力を活かせます。
関連記事:プログラミングは楽しい?やりがいを感じる瞬間や向いている人の特徴
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プログラミングに向いていない人
反対に、以下のような人はプログラミングに向いていない可能性があります。
地道な作業ができない
プログラミングに少しでもミスがあると、プログラムは正常に動いてくれません。プログラミングにおいては、エラーをその都度解消する作業が必須だと考えましょう。そのため、エラーの原因を調べて修正する地道な作業に抵抗を感じる方は、プログラミングに向いていない可能性が高いです。
勉強が嫌い
IT技術は流行り廃りのサイクルが非常に速く、エンジニアは常に最新の情報をインプットした上で、それを使いこなさなければいけません。たとえば、プログラミング言語の場合、「1年前までは主流だったものが今ではほとんど使われていない」といったことが起こり得ます。
常に新しい技術や情報を学ぼうという姿勢がないと、プログラミングを続けていくことは難しいといえるでしょう。
人とのコミュニケーションが苦手
プログラミングを使って何かを開発する場合、基本的にチームで役割分担をしながら進めていくことになります。一緒に仕事をするメンバー同士のコミュニケーションがスムーズにいかなければ、プロジェクトの進行が滞ってしまう恐れもあるでしょう。
また、クライアントから依頼を受ける際は、クライアントのニーズを引き出し、開発するプロダクトについてクライアントに説明するコミュニケーション能力が必要になります。
そのため、人とのコミュニケーションが苦手という人は、プログラミングを使った仕事に不向きな可能性があります。
一方、コミュニケーションが得意な方、人と話すのが好きな方は、文系・理系に関わらずプログラミングスキルを活かす仕事に向いているでしょう。
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3. 文系が学生のうちにプログラミングを学ぶメリット
文系でプログラミングに興味を持っている人は、できるだけ早く学習を開始することをおすすめします。学生のうちにプログラミングを習得するのには、以下のようなメリットがあるからです。
就職先の選択肢が広がる
プログラミングスキルは、プログラマーはもちろん、システムエンジニアやサーバーエンジニア、データベースエンジニアなどさまざまな仕事に活かせます。
新卒採用を実施する企業はスキルを問わないこともありますが、基礎的なスキルがあると即戦力をアピールでき、選考で有利になるでしょう。
また、プログラミングスキルはIT業界以外でもニーズがあります。たとえば、プログラミングで顧客情報を自動管理するツールをつくれば、営業の仕事に活かせます。今やITスキルはあらゆる業界で役立つので、プログラミングスキルがあれば幅広い企業にアピールできるでしょう。
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フリーランスや副業の選択肢が広がる
プログラミングスキルがあると、将来的にフリーランスのITエンジニアとして独立できる可能性が出てきます。また、プログラミングはパソコンがあればできるので、副業にも向いています。副業には、本業で得られない経験を積めるメリットがあり、独立の足がかりとして取り組む人もいるようです。
大学生は学習時間を確保しやすい
社会人になってから仕事と勉強を両立するのは大変ですが、大学生は夏休みや冬休みなどの長期休暇があり、プログラミングの勉強時間を確保しやすいです。さらに、授業と授業の空き時間を使って勉強すれば、効率的に学習を進められるでしょう。
インターンでスキルを学べる
大学生向けのインターンでは、プログラミングを基礎から学べる場合があります。就業体験をしながらプログラミングを学べるのは、大学生の特権です。企業によっては時給が出ることもあり、スキルを磨きながら収入を得られるメリットは大きいでしょう。
インターンの情報は、インターン情報サイトや大学の就職課などで探せます。
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4. 文系におすすめのプログラミング言語
プログラミングに興味がある人は、代表的なプログラミング言語を把握しておきましょう。ここでは、文系におすすめのプログラミング言語をいくつか紹介していきます。
HTML
HTMLは、Webサイトのタイトル・見出し・写真の配置などの骨組みを作成するための言語です。普段、私たちがブラウザで観ているWebページのほとんどが、HTMLで作られています。
関連記事:HTML入門者がまず知っておきたい基礎知識を徹底解説!
CSS
HTMLでWebサイトの骨組みを作成した後は、各パーツに色や形をつけていく必要があります。その際に利用されるプログラミング言語がCSSです。
HTMLとCSSは、プログラミング言語の中では最も基礎的なものです。Webページをつくるエンジニアには必須の言語であるといえるでしょう。また、ほかの言語に比べて難易度がそれほど高くないため、Webサイトの作成に興味がある文系の学生におすすめです。
関連記事:HTML・CSSを本で勉強したい学生へ!おすすめの本と選び方
JavaScript
JavaScriptは、Webサービスにおいてユーザーが見たり操作したりする部分を開発する言語です。たとえば、「Webサイト上でカーソルをボタンの上に合わせた際に色が変化する」「画面をスクロールするとアイコンが合わせて動く」といった動的な処理はJavaScriptを用いることが多いです。
さまざまな現場で使用されている非常に汎用性が高い言語であるため、IT系の職種を目指す文系の学生におすすめできます。
関連記事:JavaScriptとは?できることや将来性・勉強方法を解説
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PHP
PHPもJavaScriptと同様、Webサービスの開発でよく用いられるプログラミング言語です。JavaScriptがユーザーの目に見える部分の処理を行う一方、PHPはユーザーから見えないサーバー側で動くのが特徴。
インターネット上に情報が多いので気軽に学習を始めやすく、構文がシンプルな点でも文系の方が学びやすい言語です。
関連記事:学生向けPHPの入門方法!環境構築や基本構文を紹介
Java
JavaはGoogleが開発に使っていることでも知られるプログラミング言語で、Webサービスから業務用システムまで幅広い開発に活用されています。
Javaの大きな特徴は、「Java仮想マシン」が含まれているコンピューターであれば、OSを問わずどんな環境でも動作すること。実行環境の自由度の高さから、世界中でニーズの高い言語の一つとなっています。
関連記事:学生向け|Javaとは?就職で役立つ特徴や活用事例をチェック
Python
Pythonは主にWebサービスの開発に用いられきた言語で、最近では機械学習や深層学習などAI関連の分野で注目を集めています。
AI市場が年々拡大していることから今後も需要がある言語とされており、AIに興味がある方におすすめです。文法が分かりやすく、学習サイトや書籍も充実しているため、文系が最初に学ぶ言語としても最適でしょう。
関連記事:新卒でPythonエンジニアとして就職する方法
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5.文系がプログラミングを学習する方法
では、文系がプログラミングを学習するにはどうすれば良いのか、具体的な方法を紹介していきます。
独学
まず、書籍や学習サイトなどを活用して、プログラミングを独学する方法があります。独学は最も低予算で学習を進められる上に、勉強するペースを自身で調整できるのがメリットです。「プログラミングがどんなものか経験してみたい」という方は、まずは独学で基礎に触れてみると良いでしょう。
プログラミングスクール
独学は不明点を質問できないことから、挫折する人が多いのも事実です。一人で学習する自信がない、独学したけど難しかったという人は、プログラミングスクールを活用しましょう。
プログラミングスクールでは、カリキュラムに沿って効率的にスキルを習得できます。また、不明点はいつでも講師に質問できるので、挫折する心配が少ないのがメリットです。
スクールは独学に比べて費用がかかるのがデメリットですが、レバテックでは大学生/大学院生向けに月額29,800円でプログラミングを学べるレバテックカレッジを運営しています。リーズナブルな価格でプログラミングを学びたい方は、ぜひ利用を検討してください。
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長期インターンシップ
エンジニアの長期インターンシップでは、実際の仕事現場を体験しながら、現役のエンジニアからプログラミングの指導を受けられます。インターンシップ先の企業への就職を検討している場合、社内の雰囲気を感じて自分との相性を確かめることもできるでしょう。また、インターンは社員とのやり取りを通じてコミュニケーション能力を伸ばす機会にもなります。
注意点として、企業によっては基礎的なプログラミングスキルを参加条件としている場合があります。インターンの募集要件をよく確認し、必要があれば最低限の知識は勉強しておきましょう。
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6. まとめ
文系の大学生であっても、プログラミングのスキルを身につけることは可能です。IT業界には文系出身の技術者も多く、意欲があれば文系・理系の壁を気にする必要はありません。
ただし、プログラミングには適性があるので、自分に向いているかあらかじめ確認することをおすすめします。プログラミングを学ぶと決めたら、興味のある言語を選び、自分に合った学習方法を検討していきましょう。
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