文系が目指せるIT系技術職と就職を成功させるためにやっておくべきことについて文系からIT技術職は目指せるのか?就職前に考える・やるべきこと

最終更新日:2021年9月15日

IT業界、特に技術職は理系の学生しかなれないと一般的には考えられています。しかし、システムエンジニアやプログラマーのような、文系の学生でも目指せるIT系技術職は存在します。ここでは、IT技術職の主な職種5選、IT系技術職の適性、そして文系学生がIT業界で働くためにやっておくべきことについて解説します。

 

1. IT系技術職の主な職種5選

IT系技術職の主な職種5選について解説します。年収の情報は、レバテックキャリアに掲載されている募集情報を参考にしています。なお新卒の場合、平均年収はどれも約250〜300万円です。

システムエンジニア

システムエンジニアは、システム開発において上流工程と呼ばれる部分を担当する仕事です。クライアントとの打ち合わせ、要望に合わせたシステムの設計、プログラマーとのコミュニケーションなどを行います。平均年収は、400~500万円です。

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書を元に、実際にプログラミングを用いてシステムを開発する仕事です。平均年収は、400~500万円です。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、インターネット、ネットワーク、サーバー、データベースなどITサービスを提供する土台になる部分を開発、運用、保守する仕事です。インフラは領域が広いため、分野によって細かく仕事内容が分かれています。平均年収は、500~600万円です。

プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダーは、システム開発プロジェクトの現場責任者を担う仕事です。チームメンバーをまとめながら、予定通りにプロジェクトが進められるようにスケジュールやタスクの管理を行います。平均年収は、400~500万円です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、システム開発プロジェクト全体の責任者を担う仕事です。プロジェクトリーダーとの大きな違いは、現場よりもクライアントや関係企業などの対外的な対応がメインにあるという点にあります。平均年収は、550~650万円です。

文系未経験の学生が目指せる技術職は「Sler系」

文系未経験の学生が目指せるIT系技術職として挙げられるのは、上述したシステムエンジニアとプログラマーが該当するSIer系の仕事です。他の職種に関しては、よほどスキルがない場合は採用されることは極めて困難であると言われています。

しかし、SIer系でシステム開発の上流から下流工程を経験しスキルを磨いた後、転職でその他の職種を目指すことは十分に可能です。
また、SIer系は入社してから数ヶ月間の研修を行っている企業も多いため、未経験でもある程度の訓練を積んでから現場に出ることができるというメリットもあります。

2. IT系技術職の適性

次に、IT系技術職の適性について解説します。

勤勉である

IT技術は、非常に速いスピードで進化を続けています。数年前まではスタンダードとして使用されていたシステムやプログラミング言語が、現在はほとんど使われなくなった、ということは頻繁に起こります。また、IT業界は実力主義であるため、勤務年数などに関係なく、高いスキルを持った人材が企業に重宝されることになります。したがって、IT系の技術職で活躍するためには自ら進んで最新の技術を学び続ける勤勉さがある人でなければなりません。

柔軟性がある

IT技術は常に変化し続けているため、IT系技術職の働く環境も頻繁に変化することを求められます。定期的に使い慣れた技術ややり慣れたルーティンを刷新できる柔軟性が必要です。つまり、決まったルーティンワークをしたいと言う人にはIT系技術職は向いていないといえるでしょう。

コミュニケーション能力が高い

技術職は一人で黙々と作業をする仕事であるというイメージを持つ人が多いでしょう。しかし実際には、ほとんどのWebサービス・アプリケーションの開発は一人ではなくチームで行います。つまり質の高い仕事をするためには、他メンバーと良好な関係を保ち、スムーズなやり取りをする必要があります。また、システムエンジニアのような職種の場合は直接クライアントと打ち合わせをします。したがって、IT系技術職には、高いコミュニケーション能力が求められます。

3. 文系学生が技術職に就職するためにやるべきこと

最後に、文系の学生が技術職に就職するためにやるべきこと4選について解説します。

プログラミングの勉強

プログラミングを勉強する方法は、主に書籍・オンライン学習サイトを使った独学、またはプログラミングスクールに通うという選択肢があります。書籍・オンライン学習サイトを使った学習は、場所や時間に影響されず低予算で進めることができます。しかし、分からないことをすぐに誰かに質問できない、モチベーションを維持が困難などのデメリットがあります。オンライン学習サイトは、Progate、ドットインストール、Schooなどがおすすめです。

その一方で、プログラミングスクールは教育のプロが作成したカリキュラムに沿って、一定期間内に確実にスキルを身に付けることが可能です。また、インストラクターにいつでも質問ができる環境が整っています。しかし、プログラミングスクールは独学と比較すると、高額な費用が発生するという点にはご注意ください。

長期インターンシップの参加

長期インターンシップとは、学生が興味のある企業で一定期間実際に働く体験ができる制度です。体験とはいえ、現役エンジニアとコミュニケーションを取りながら実際の仕事を任されることになります。したがって、実践的なスキルが身につく、人脈を広げることができるなどのメリットがあります。

インターンシップの募集情報は、一般的に求人サイトで検索することができます。また、大学のキャリアセンターを活用することもおすすめします。無料で自分に合った情報を提供してくれるだけではなく、その大学限定の募集情報が存在する場合もあります。

資格の取得

資格は必須ではありませんが、企業に対して自身の具体的なスキルレベルをアピールする方法として最適です。大学生に特におすすめの資格は、ITパスポート試験、基本情報技術者試験、そして各プログラミング言語の認定試験です。ITパスポート試験と基本情報技術者試験はどちらも経済産業大臣が実施する国家資格で、基本的なITスキルを身に付けていることを認定します。

ポートフォリオの作成

ポートフォリオとは、エンジニアやデザイナーが自身の制作物を資料にまとめた作品集のことを指します。ポートフォリオは、過去の具体的な成果を提示することができるため、企業に対してスキル、経験値、熱意などをアピールする方法として非常に効果的です。また、企業によってはポートフォリオの提出が必須の場合もあるため、必ず作成しましょう。

4. まとめ

IT系技術職には、プロジェクトリーダーやインフラエンジニアなどさまざまな職種があります。その中でも文系かつプログラミング未経験の学生が目指せるのは、原則「SIer系」に属するシステムエンジニアやプログラマーです。SIer系の企業で一から技術を身に着けたあと、転職等でWeb系企業に転職したり、マネージャー職を目指したりすることが可能になります。

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