文系出身者でもなれる!システムエンジニアとして活躍するために必要な知識・スキルなどを解説します文系でシステムエンジニアを目指すために知っておくべきこと

最終更新日:2021年4月1日

「システムエンジニアになりたいけれど、自分は文系だから難しいのでは…?」と思っていませんか。実は、システムエンジニアの仕事には技術力だけでなく、顧客とのコミュニケーション能力も求められるため、文系出身者でも十分活躍できると言われています。ここでは、システムエンジニアの仕事内容、文系出身者がシステムエンジニアになれる理由、求められる知識・スキルと習得方法などについて解説します。

1. システムエンジニアの仕事内容

まず、システムエンジニアの仕事内容について解説します。
システムエンジニアは、いくつかあるITエンジニアの職種の一種です。システムエンジニアの登竜門としてプログラマー、上位のキャリアパスとしてプロジェクトマネージャーなどが位置づけられます。

要件定義・設計

要件定義とは、システム構築の前段階で、システム化に必要な機能や要求をわかりやすくまとめていくことです。具体的には、顧客に対して現在の業務やシステム化するための要望・要件をヒアリングし、要件定義書としてまとめます。その後、要件定義書を元に、画面などのユーザーインターフェースや、サーバーやOSなどのインフラ、データベースやアプリケーションなどの設計を行います。

システム開発・テスト

システム開発は、設計書を元にプログラマーがプログラミングにより行います。プログラムモジュールなどが完成するとテストを行います。機能単体のテストからモジュール間の連携テストやシステム全体のテスト、最後に顧客との最終テストを経てシステム開発が完了します。

運用・保守

システム稼働後にも顧客に快適な環境を提供し続けるために、運用・保守を行います。エラーやバグなどによりシステムに障害が発生した場合は、システム修正などのリカバリ対応を行い、ハードウェアの点検やバックアップなど定期的な保守作業も担当します。

システムエンジニアには高度な知識や実務経験が求められることから、一般的には数年程度経験を積んでから活躍できる職種と考えておいた方がよいでしょう。新卒採用の場合は、一般的にテストや軽微なコーディング業務から担当するケースが多いでしょう。

2. 文系出身者がシステムエンジニアになれる理由

次に、なぜ文系出身でもシステムエンジニアとして活躍できるのか解説します。

システムエンジニアには、ITに関する知識やスキルだけでなく、高いコミュニケーション能力も必要です。プロジェクトチームとの打ち合わせや、顧客との交渉の場面では多くの対話が求められ、わかりやすく説明しながらプロジェクトを円滑に進めていく必要があります。一般的にコミュニケーションが得意とされる文系出身者にとっては、活躍できる職種と言ってよいでしょう。

具体的な場面としては、顧客との折衝などが必要となる要件定義とテスト工程です。
要件定義では、システム化に関する顧客の要望を細かく聞き出すヒアリング力が必要とされます。また、テスト工程では、要件通りにシステムが完成しているか顧客と確認を行うため、頻繁なコミュニケーションが求められます。

設計やコーディングなどの技術領域については、前提知識がなくても習得できるため文系でも十分可能です。ただし、組込開発やデータサイエンスなどの一部の領域では、統計学や情報工学などの知識が求められるため理系の方が有利な場合があります。

3. システムエンジニアに求められる知識・スキル

次に、システムエンジニアに求められる知識・スキルついて解説します。

ITシステムの知識と業務知識

ITシステムでは、システムのベースであるハードウェアやソフトウェアに関する知識が必要です。ハードウェアとはサーバーやストレージ、ネットワーク機器などを指し、ソフトウェアはOSやミドルウェアとその上に構築されるアプリケーションなどを指します。
また、顧客の業務をシステム化するためには、顧客の事業や業務内容についての知識を身につけている必要があります。

システム開発の知識・スキル

システム開発では、大規模な開発でよく使われるウォーターフォール型開発手法、近年Web系などの開発で利用されるアジャイル型開発手法などの知識が必要とされます。
また、自分の担当する開発に適したプログラミング言語の知識やスキルも重要です。業務システムではJava、WebシステムではPHPなどを用いる場合が多いです。

コミュニケーションスキル

2章でも触れましたが、コミュニケーション能力はシステムエンジニアにとって重要なスキルです。システム開発はプロジェクトなどのチームで行うため、メンバーとの円滑なやり取りが常時必要とされます。また、システム開発の要件定義やテストなど顧客と頻繁にやり取りを行う場面も多いため、技術内容とともに高いコミュニケーション能力が求められます

システムエンジニアには、IT技術に加えて顧客業務など幅広い知識・スキルが必要です。新卒の場合、最初はシステムエンジニアの登竜門であるプログラマーを任されることが多く、まずプログラミング関連の知識が必要とされますが、経験を積むにつれて、前述のさまざまな知識やスキルを求められるようになります。

4. 新卒採用に向けて習得しておくべき知識とスキル、習得方法

最後に、新卒で求められる知識・スキルと習得する方法ついて解説します。
新卒採用では、基本的にポテンシャル採用と言われる将来の可能性を見越した判断がなされることが多いため、就活の時点で実践的な知識・スキルまではそれほど求められません。ただし、以下のような基礎知識を身につけていると有利になるでしょう。

習得しておくべき知識・スキル

IT全般の基礎知識

IT全般の知識として、サーバーやストレージなどのハードウェア、OS・ミドルウェアなどの基本ソフトウェア、セキュリティ、データベース、ネットワークなどの基礎知識が必要とされます。
ただし、新卒入社後の研修でカバーしている企業もあるため、すべての企業で求められるわけではありません。

プログラム言語の基礎的な知識・スキル

システムを構築するうえで重要なプログラム言語の基本的な知識があると、就職後も役立ちます。独学でもよいので、できればプログラミングを体験しておくとよいでしょう。

基本的なコミュニケーションスキル

システムエンジニアは人と接する場面が多いため、コミュニケーションスキルも培っておく必要があります。特別な勉強が必要なわけではありませんが、報告・連絡・相談などの社会人として基本的なスキルはしっかり身につけておきましょう。

習得方法

参考書などの書籍を活用する

新卒で求められる知識・スキルのレベルは初歩的なため、書籍での独学でも十分対応可能です。自力でコツコツ学習するタイプの人には向いています。

オンラインの動画教材を活用する

基礎的な内容であれば無料のものも多く公開されています。気軽に自分のペースで学べる点や、進捗管理がしやすい点などがメリットです。

スクールを活用する

費用面で問題がなければ、プログラミングなどのスキルをしっかり習得できるスクールがおすすめです。挫折しにくく、未経験でも安心して学習を続けられます。

資格の取得

大学生・大学院生向けには、はじめに情報処理推進機構(IPA)が実施するITパスポートの取得がおすすめです。ITパスポートは、IT全般の共通知識を問うための基本的な試験と位置づけられおり、取得することによってシステムエンジニアを目指すための基礎知識があることを証明できます。

インターンシップへの参加

インターンシップに参加すると現役のシステムエンジニアと仕事ができ、実際に現場で必要なスキルを習得することができます。また業務内容や会社の雰囲気を把握できるため、就活の際の判断材料にもなるでしょう。インターンでの仕事ぶりが高く評価されれば、そのまま正社員として新卒採用されるケースもあります。

5. まとめ

システムエンジニアの仕事には、プログラミング言語などの技術的な知識、スキルだけではなく、論理的な思考、顧客とのコミュニケーション力などが大きく求められます。特にコミュニケーション力などは一般的には文系出身のエンジニアが得意とするところでもあり、システムエンジニアとして十分に活躍できると言えます。さらに、自主的にプログラミングスキルを身に着けたり、インターンシップに参加したりすることで、就職活動を優位に進めることができるでしょう。

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