就活生がプログラミングを学ぶべき7つの理由とは?4つのおすすめ言語も解説

就活生がプログラミングを学ぶべき7つの理由とは?4つのおすすめ言語も解説
IT人材は慢性的に不足しており、需要は高まり続けています。そのため、プログラミングスキルは就活で有利になると言われているものの、実際に学習している就活生はあまり多くないのが実情です。 この記事では、プログラミングが就活で有利にはたらく理由やおすすめ言語と学習法を解説しています。企業が見ているポイントやプログラミングとセットで準備すべき事柄についてもまとめたので、ぜひ参考にしてください。

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1. 就活生がプログラミングを学ぶべき7つの理由

就活生がプログラミングを学ぶべき理由を7つ解説します。就活を有利に進めたいと考えている人は、積極的にプログラミングを学びましょう。

IT人材は人手が不足しており需要が高いから

技術革新や世の中が便利になっていくスピードは目覚ましく、その背景にはプログラミングスキルが大きく貢献しています。プログラミングスキルを持つ人材への需要は非常に高く、IT業界や市場の規模は今後も拡大していくでしょう。

そして、日本社会では深刻なIT人材の不足が問題視されています。「IT人材需給に関する調査(20p)」によると、IT人材は2023年時点で約33.7万人不足しており、2030年には最大で79万人不足するようです。

このような状況から、ITスキルを持つ人材の価値は非常に高く、企業はスキルを持つ人材の積極的な採用を進めています。さらに、現在IT化が進んでいない業界におけるIT化の動きも加速する見込みであることから、プログラミングは業界や企業を問わず欠かせないスキルと言えるのです。

文系・未経験者もITエンジニアを目指せるから

プログラミングスキルを身につければ、文系出身者もITエンジニアを目指せるでしょう。

IT人材白書2020(190p)」によると、現在、AIやIoTなどの先端IT領域に携わる人材の最終学歴について、専攻分野がIT・情報系だった人の割合は36%であることが報告されています。そして、次いで多いのが文系学部出身者の30.2%という結果でした。

実際、プログラミング言語は種類により難易度は異なり、大学でプログラミングを学んでいない文系の学生も習得しやすいものが数多くあります。そのようなプログラミング言語を選ぶことで、ほかの就活生と差別化できるようになるでしょう。

IT人材として就職した後も、スキルをさらに磨けば幅広いジャンル・業界で活躍することができます。

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就活で強みとしてアピールできるから

IT人材の需要が高まっていることから、プログラミングスキルを持ち合わせることで、就活において強みをアピールできるようになるでしょう。

そもそも、プログラミングを学ぶには相当な時間とやる気・粘り強さが必要なため、スキルを身につけられれば学習意欲の高さもアピールできます。

企業としても、既に一定程度のスキルがあり、学習意欲の高い人材を確保できれば、教育コストを下げられるメリットもあるため、プラスの評価を受けやすくなるでしょう。

プログラミング以外の能力も身に付くから

プログラミングを学ぶと、言語自体の習得だけでなく、以下を中心にさまざまな能力が身につきます。
 

  • ・問題解決力

    ・論理的思考力

    ・アイデアを形にする力


プログラミングは、コードが一文字でも間違っているとエラーが発生し、思い通りの挙動をしてくれません。エラーを解消する過程で、原因に対する仮説検証や、エラーを防ぐためのコーディングをどのようにすべきかなどを考えるため、自然と問題解決力や論理的思考力が養われるのです。

また、プログラミングスキルを身につけることで、「もっと効率的に業務を進めたい」「こんな機能があれば便利なのに」など、自分が考えたアイデアを形にすることも可能になります。

プログラミング学習を通して培われるこれらの能力は、就活でアピールできるだけでなく、一人のビジネスパーソンとして、就職後の仕事に役立てられるでしょう。

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ITエンジニアの適性を確認できるから

学生のうちにプログラミングを学ぶことで、自身の適性を判断できます。

得手不得手を就職前に知っておくことでミスマッチを防げるのは、キャリア形成における大きなメリットです。事前にプログラミングを学び、「どのような仕事をすることになるのか」「会社に貢献するにはどのようなスキルが求められるのか」を体感して損することはないでしょう。

プログラミングを扱う職種が適職と判断できれば、スキル習得にも力が入るはずです。また、自信を持って就活に取り組めるようになるでしょう。逆に、適性がないと判断できれば、自身にマッチする職種を探すヒントになります。

スキル習得以外のプラスな側面もあるため、プログラミングは学生のうちに学んでみましょう。

将来のキャリアが広がるから

プログラミングスキルを学べば、取り得るキャリアの選択肢は相当広がります。

プログラミングを扱う職種は多岐にわたり、業界や扱う製品・サービス・業態などは異なったとしても、根底にあるスキルさえあれば就職は十分可能です。広い視野で就活を進めれば、内定獲得の確率も上げられるでしょう。

就職後に関しても、自身の適性に合わせてキャリアチェンジしたり、専門性を高めて希少性の高い人材を目指したりできるため、ほかの仕事に比べて活躍の幅は広い傾向です。

なお、総務省による「令和5年度版情報通信白書(74p)」では、2021年の情報通信産業(IT業界)の名目国内生産額は、不動産、商業に次いで約52兆7,000億円と報告されています。

今後、IT技術はあらゆる業界と結びついてさらなる発展を遂げると予測されており、プログラミングスキルを持つ人材の活躍の場はますます増加するでしょう。その分、多様なキャリアを歩めることが期待できるのです。

フリーランスとして働く選択肢が生まれるから

プログラミングスキルを身につけると、キャリアだけでなく働き方の選択肢も広がります。

フリーランスの場合、働く場所や時間、受注案件など、すべてを自分で選ぶことが可能です。会社に所属する以上、組織の一員として働き方や業務内容に制限がかかる上、業績悪化や倒産のリスクは常につきまといます。この点、フリーランスはすべて自己責任であり、行動した結果が報酬や理想とするライフスタイルとして反映できるでしょう。

もちろん、フリーランスは社会的な信用が会社員に比べて劣ったり、案件獲得にはプログラミングスキル以外の営業力も必要だったりするため、どちらも一長一短あるのは事実です。

この点を踏まえても、プログラミングを学んで就職して経験を積み、市場価値を高めた上で独立するのは選択肢としておすすめできます。

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2. プログラミングスキルを活かせる職種・仕事内容とは?

プログラミングスキルを活かせる職種は数多くあるため、ここでは、代表的な7つの職種を解説します。求められるスキルについても紹介しているので、どのようなIT人材を目指すか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、Webサイトやスマホで提供されるWebサービスのシステム・アプリケーション開発のなかでも、ユーザーが目にする見た目の部分を実装する職種です。

後述するバックエンドエンジニアを含めた複数人で開発業務に従事し、相互に連携してサービスの完成に向けて作業します。

フロントエンドエンジニアはデザインに関する一定程度の知識も求められ、開発過程と成果が目に見える特徴があります。

フロントエンドエンジニアが扱うプログラミング言語はサービスによってさまざまですが、サイトに動きをつけるJavaScriptは、高確率で利用するでしょう。

新卒でITエンジニアを目指す場合、フロントエンドエンジニアは就職先として候補に上がりやすい職種の一つです。

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、ユーザーの目には見えないロジック・裏側部分を実装する職種です。フロントエンドエンジニアとは対をなす職種で、ログイン機能やコメント機能、お気に入り追加などの実装をメインでおこないます。

バックエンドエンジニアも、開発するサービスによって必要な知識や使用するプログラミング言語は異なるものの、PHPやRubyなどを使う傾向が強いようです。

バックエンドエンジニアとフロントエンドエンジニアを総称して「Webエンジニア」と言いますが、いずれも開発を行う実働部隊という意味では共通します。

バックエンドエンジニアのほうが業務の間口が広いため、新卒からITエンジニアを目指す場合は特におすすめと言えるでしょう。

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プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書に沿ってプログラミングを行う職種です。

プログラムは一つでもミスがあるとバグが発生するため、プログラマーには高いプログラミングスキルだけでなく、正確性も求められます。

プログラマーは、数あるITエンジニア職のなかで、未経験者も比較的目指しやすい職種です。そのため、これからプログラミングの学習を始めようと考えている就活生にもおすすめです。

関連記事:新卒がプログラマーになるには?後悔しない方法と就活に向けてやりたいこと

システムエンジニア

システムエンジニアは、システム開発において顧客からヒアリングしたり、要件定義や設計をしたりするなどの上流工程を担う職種です。また、システム開発のチーム全体をまとめるリーダーのような役割を担う場合もあります。

システムエンジニアには、プログラミングスキルはもちろん、IT関連の幅広い知識・スキルが欠かせません。さらに、顧客のニーズを的確に引き出すためのコミュニケーションスキルや、チームをまとめるためのマネジメント能力なども求められます。

新卒でシステムエンジニアに採用されるケースは比較的珍しく、プログラマーとして現場経験を積んだ後、チームを束ねる立場として任されることが多い職種です。

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社内SE

SEはシステムエンジニアの略称で、社内SEは、非IT企業の情報システム部門に所属するシステムエンジニアのことです。

社内SEは、その会社の社員として社内システムの開発や運用、インフラ構築などを行い、業務効率化やコミュニケーションの円滑化を図ります。社内のITシステム関連の業務を一手に担う社内SEには、ITに関する幅広い知識やスキルが欠かせません。

また、求められるプログラミング言語は企業によって異なるため、社内SEを目指す就活生は、汎用性が高いJavaやC言語などを学んでおくとよいでしょう。

社内SEの場合、就職先が業界で限定されないため、幅広い業界から求められる職種と言えます。

関連記事:社内SEに新卒で就職するメリットとは?仕事内容や必要なスキルも紹介

Webデザイナー

Webデザイナーは、顧客からの要望に沿ってWebサイトのデザインを行う職種です。フロントエンドエンジニアとは異なり、デザインに特化しているのがWebデザイナーの特徴です。

Webサイトの見た目や配色だけでなく、ユーザーの利便性や運用後の情報追加・更新のしやすさなども考えてデザインを考えます。Webデザイナーになるには、Webサイト開発に使用されるHTML・CSS・JavaScriptなどの言語スキルが必要です。

これらは、プログラミング未経験者も比較的学びやすい言語とされています。プログラミングスキル以外にも、顧客の要望を形にするデザイン力や企画力も求められますが、Webデザイナーは文系の就活生も目指しやすい職種といえるでしょう。

関連記事:新卒でWebデザイナーに?年収、適性、主な就職先について解説

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3. プログラミング未経験から就職する企業の傾向

一口にIT系の企業に就職すると言っても、職種とは別で、業務形態や仕事の受注形態によって企業は分類できます。具体的には、IT系の企業は「自社開発」「受託開発」「SES」の3つに大別でき、それぞれの特徴も把握しておくと、就職先を検討しやすくなるはずです。

自社開発

自社開発企業はその名の通り、自社で運営するサービスやアプリケーションなどを開発しています。

市場のニーズなどを踏まえて1からサービスを開発するのが最大の特徴で、自社開発企業では社内で担当が分けられ、工程ごとに各部署が連携してサービスを開発する流れです。

自社開発企業には、誰もが知っている認知度の高い有力企業・サービスもあれば、ベンチャーがBtoB向けに立ち上げたサービスなど、規模はさまざまです。

規模感の違いはありますが、各種Webサービスを提供する会社を総称して「Web系企業」と呼ぶこともあるので覚えておきましょう。

なお、自社開発企業はクライアントの要望をもとにサービスを開発するものではないため、納期に追われにくいという特徴もあります。

受託開発

受託開発企業は、クライアントの要望をもとにシステムを自社内で開発して納品する業務形態の企業です。

発注者である企業や自治体などから依頼を受け、アプリケーションや社内システムなどの制作を請け負い、期限までに納品します。開発するサービスによっては複数の企業に業務を下請けに出し、数百人規模で開発に臨むケースもあります。

エンジニアの就職先にはさまざまな企業・職種があるものの、受託開発会社は間口が広いため、新卒の就職先として候補に挙がりやすいのが特徴の一つです。受託開発のなかでも、企業向けシステムを開発する会社(SIer:システムインテグレーター)は比較的人気を集めています。

新卒でITエンジニアを目指す際は、受託開発企業か後述するSESがおすすめです。

SES

SESは「System Engineering Service」の略で、客先常駐とも呼ばれる業務形態です。

所属する企業からクライアントの企業に派遣され、システム開発業務に携わります。SESは都度さまざまな案件に参加できる働き方で、依頼を受けた企業などへ出向き、開発の一部を担当したり、サポートしたりするポジションで仕事をします。

さまざまな案件やポジションを経験できる反面、作業環境や労働条件が不安定な場合もあるため、この点は注意が必要です。SESも新卒からITエンジニアを目指しやすいため、選択肢として入れておいて損はないでしょう。

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4. そもそもプログラミングとは

プログラミングを学ぶべき理由や代表的な職種を紹介しましたが、そもそも、プログラミングとはコンピュータのプログラムを設計・構築する作業を指します。

コーディングしたプログラムを通じてコンピュータに特定の指示を出せるようになり、あらゆるインターネット上のサービスやサイトは、プログラミングによって開発されています。

機械を動かすための言語を習得するという特性上、論理的で分かりやすく、間違いのない記述が求められ、日本語のようにニュアンスで意図が伝わるものではありません。

「プログラミング=習得が難しい」というイメージを持っているかもしれませんが、英語などと同様に新しい言語を学ぶことと大差はないため、さほど構える必要はないでしょう。

ITエンジニアが向いている人の特徴

プログラミングを扱うITエンジニアに向いている人の特徴をいくつかピックアップしました。
 

  • ・コツコツと地味な作業を長時間行える人

    ・問題解決力がある人

    ・論理的思考が得意な人

    ・新たなことへの興味、関心が高い人

    ・学習意欲が高い人

    ・コミュニケーション能力がある人


機械を動かすための言語であるプログラミングには正確性が求められるため、バグやエラーに対して調べながらコツコツ対応できる人や、論理的に問題解決できる人はエンジニアに向いていると言えます。

また、IT技術は移り変わりが激しいため、最新技術をキャッチアップし続けられる興味関心の高さや学習意欲の高さがある人も、エンジニアとして活躍できるでしょう。

さらに、エンジニアはチームで開発するのが前提で、メンバーやプロジェクトの進行を管理したり、クライアントとの良好な関係を構築するためのコミュニケーション能力も欠かせません。

上記の特徴に該当するのであれば、エンジニアとして十分活躍できるはずです。

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5. 採用担当者が就活の面接で見ているポイント

プログラミングスキルがあると就活で有利にはたらくとした際、企業の採用担当者は学生のどこを見ているか気になる人も多いでしょう。

ここでは、採用担当者が就活の面接で見ているポイントを2つ紹介します。

自走力・問題解決力があるか

企業の採用担当者は、就活生がプログラミングスキルを習得した上で、各々の自走力や問題解決力がどの程度あるのかを見ています。

学生に複雑な機能を実装したサービスやアプリの開発経験があれば、その過程で発生したバグやエラーを解決するための行動をとってきたと推測できます。逆に、インターネットからコピーペーストして作ったような簡易的なアプリしか制作したことがない場合、問題解決力があると評価されにくいでしょう。

ITエンジニアとして活躍するには、エラーに対して真摯に向き合う姿勢が欠かせないため、企業の採用担当者は、就活生の自走力や問題解決力を見ているのです。

知的好奇心や学び続ける素養があるか

プログラミングへの向き合い方を通じて、就活生に知的好奇心や学び続ける意欲・素養があるかも見られています。

IT周りの技術革新は目まぐるしく進歩しているため、エンジニアとして学び続ける姿勢は欠かせません。そのため、学生のうちからプログラミングを学習しているという姿勢は、少なからず企業にとってプラスの評価にはたらくでしょう。

ただし、その動機や学習期間の長さによっては「内定獲得のためだけに学習しているのでは」と思われかねません。

知的好奇心を持って、学び続けることが習慣となるようにプログラミングと向き合えると、就活ではより有利になるでしょう。

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6. 就活で有利になるおすすめのプログラミング言語4選

ここでは、数あるプログラミング言語のなかでも、就活生に特におすすめな言語を4つ紹介します。これからプログラミングを学習する予定の人は、このなかから、自身の適性や将来のビジョンを踏まえて選ぶとよいでしょう。

Java

Javaは動作環境に依存せずに開発できる汎用性の高さから、多くの企業で採用されている人気のプログラミング言語です。

業務システムやWebアプリケーション、Androidアプリの開発などを中心に、さまざまな開発に用いられています。

なお、Javaを習得するにはオブジェクト指向というプログラミング独特の概念を理解する必要があり、難易度は決して低くはありません。しかし、Javaを使用できるITエンジニアの求人数は非常に多いため、習得すれば就活で有利になるでしょう。

なお、プログラミング未経験の就活生のなかには、JavaとJavaScriptを混同してしまう人もいますが、まったくの別物なので気をつけてください。

関連記事:学生向け|Javaとは?就職で役立つ特徴や活用事例をチェック

PHP

PHPは、動的にWebページを生成したり、サーバーサイドでデータを扱った処理をしたりする際に用いられるプログラミング言語です。

WebサービスやWebアプリ開発に特化した言語とされていますが、業務システムやゲーム開発に使用されることもあります。構文がシンプルなことに加え、書いたプログラムをすぐに実行でき動作確認しやすいという特徴があり、人気が高い言語です。

数あるプログラミング言語のなかでも、PHPの習得難易度は低いとされています。学ぶための書籍や参考となる情報も豊富にあるため、これからプログラミングを学ぶ就活生でも取り組みやすい言語といえるでしょう。

バックエンドエンジニアとして活躍したい人は、PHPの学習が特におすすめです。

関連記事:学生向け!PHPを使ってできることや学習方法を徹底解説

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Python

Pythonは、アプリケーション開発やAI・人工知能、データ解析などさまざまな用途に使用できるプログラミング言語です。

シンプルなコードで、先進的かつ高度な技術を扱えるため、世界的に高い人気を誇ります。

特に、AIや機械学習といった最新技術は近年急速に拡大しており、Pythonを使用できるITエンジニアの需要はますます拡大する見込みです。習得の難易度は中級レベルですが、身につければ就活を有利に進められるでしょう。エンジニアやプログラマーだけでなく、データサイエンティストやマーケティングなど、目指せる職種の幅も広がります。

関連記事:Pythonで何ができるの?実用例&言語習得のために必要なことを解説

Ruby

Rubyは日本で開発されたプログラミング言語です。

シンプルなコードで多様な機能を実現でき、ECサイトやSNSの構築、Webアプリケーションの開発など、おもにWeb系システムの開発に使用されています。

ベンチャーやスタートアップの自社開発企業ではRubyで開発するケースも多いため、スキルを磨けば即戦力として活躍できるでしょう。

汎用性があり需要の高い言語ですが、習得難易度は比較的低いのが特徴的です。また、外国で開発されたほかのプログラミング言語と比較すると日本語のドキュメントが多く、参考書籍も多数発行されているため、学びやすさの観点からもおすすめです。

関連記事:学生向け|Rubyとは?メリットや使われている業界などを解説

案件・求人の多いプログラミング言語トップ3

上記4つのプログラミング言語は、学習のハードルや需要の高さなどから紹介していますが、実際に求人情報・案件として募集されているのはどのような言語が多いのか気になる人もいるでしょう。

レバテックフリーランスによる調査結果によると、レバテックが保有する案件データをもとに算出した案件数の多い言語トップ3は以下の通りでした。
 

  • ・1位:Java(5,564件)

    ・2位:JavaScript(3,902件)

    ・3位:PHP(2,836件)


Rubyは第5位、Pythonは第6位という結果で、求人数は比較的多いことが分かります。これからプログラミングを学習したいと考えている人は、これらをもとに検討してみてください。

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7. 就活生におすすめのプログラミング学習法

ここでは、プログラミングを学習する方法を解説します。自身の状況や続けやすさなどを踏まえて検討してみてください。

プログラミングスクールに通う

プログラミングを挫折することなく学びたい人は、スクールに通うことをおすすめします。プログラミングスクールではプロの講師から丁寧に教わることができる上、分からないことはすぐに質問できる環境もあるため効率よく学べるでしょう。

また、多くのプログラミングスクールでは受講生への就職支援も提供しているため、就活を有利に進められます。

メリットが多い一方で、費用面に関してはネックと言わざるを得ません。受講するスクール次第ですが、10〜80万円前後の費用を見ておく必要があります。学習する言語によっても金額や学習時間も異なるため、慎重な比較検討は欠かせないでしょう。

費用がかかるのは事実であるものの、就職支援もセットになっていたり、挫折しづらい環境が用意されたりしていることを踏まえると、費用対効果は高いと言えそうです。

大学生・大学院生におすすめのプログラミングスクール

レバテックでは、大学生・大学院生向けに月額29,800円でプログラミングを学べる「レバテックカレッジ」を運営しています。

現場で活躍するエンジニアが考案した「確実に成長できる」オリジナルカリキュラムで、未経験者でも3カ月でWebサービスの開発に必要なスキルを身につけることが可能です。

また、教室にはベンチャー企業のエンジニア内定者を中心としたメンターが常駐しているため、分からないことをいつでも気軽に相談できます。さらに、オンラインでは、Zoomでの相談会を開催しているほか、Slack上でもメンターに質問することも可能です。

リーズナブルな価格で、一生もののスキルを身につけたい方は、レバテックカレッジをご検討ください。

関連記事:ITスクールがプログラミング習得におすすめの理由と選び方を解説!

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独学で身に付ける

プログラミングは独学で学ぶことも可能です。

問題集だけでなく、Webサイト・アプリなども充実しているため、費用をあまりかけずに自分のペースで学習できるのは独学の大きなメリットと言えます。参考書は3,000円程度で購入でき、Progateやドットインストールといった有名な学習Webサイトなら、月額1,000円ほどで利用できます。

自分のペースで自由に勉強できる一方で、疑問点が生じた時に質問できる相手がいないため、挫折する確率が上がってしまうのは大きなデメリットです。そのため、独学でプログラミングを学ぶには強い意志が欠かせないでしょう。

また、問題集や学習サイトは、基本的なレベルの知識しか習得できなかったり、最新情報を網羅していなかったりすることも少なくありません。そのため、独学はプログラミングの基礎を学び、就活前に自身の適性を知る手段と捉えておくとよいでしょう。

関連記事:プログラミングを独学して就職することは可能?初心者向けの言語や学習方法

IT系企業の長期インターンシップに参加する

IT系企業の長期インターンシップに参加して、働きながら学ぶ方法もあります。長期インターンシップは、学生が興味のある企業で、一定期間職場体験できる制度です。

長期インターンシップでは、企業にもよりますが、収入を得ながらプログラミングスキルを身につけることができます。また、実務を経験するなかで、ビジネスマナーや働く上で必要なコミュニケーション能力なども身につけられるでしょう。

ただし、長期インターンシップに参加するには、選考試験を突破しなければなりません。人気が高い企業は競争率も高く、あらかじめ自分で基本的なプログラミングスキルや知識を学んでおかないと選考を通過できない可能性が高いです。

事前学習を踏まえて、より実践的な内容を働きながら学べるのは、長期インターンシップならではと言えるでしょう。

関連記事:エンジニアのインターン参加は未経験でも可能?選考を突破するコツも解説

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8. 就活生がプログラミングを学ぶ際の3つの注意点

プログラミングの学習は、やみくもに行ってはいけません。以下で紹介する3点に注意した上で、効率よく学習を進めましょう。

目的に合わせてプログラミング言語を選ぶ

プログラミング言語はさまざまありますが、使用場面や目的は異なるため、自身の希望や展望に合わせて学ぶ言語を選ぶ必要があります。

需要の少ない言語や自分が携わりたい仕事で使わない言語を選択してしまうと、就活で有利になりづらいため注意が必要です。そのため、まずは自分が学ぼうとしているプログラミング言語の需要や、志望する業界・職種で必要とされる言語を把握するようにしてください。

特定の開発領域で使用されるプログラミング言語もあれば、複数の開発領域で汎用的に使われる言語もあるため、自分の目指す方向性と照らし合わせて適切な言語を選択しましょう。

関連記事:プログラミング言語の特徴とは?新卒向けにおすすめの言語を紹介

就活では学習時間ではなく成果物をアピールする

プログラミング学習の努力は、「結果」「成果物」でアピールする必要があります。

仮に、プログラミングを1,000時間学習したとしても、簡単なアプリ・サービスしか開発できないようではアピール力に欠けてしまいます。逆に、学習時間が300時間の場合でも、独自性のあるアプリ開発をしている就活生なら、後者のほうが評価を受けやすいのは明らかです。

IT系の企業から内定を獲得するには、学習時間ではなく、目に見える形でスキルレベルや努力の結果を提示するようにしてください。自身の略歴や制作物をまとめたポートフォリオサイトや架空のWebサイトを制作するなど、実際に手を動かして作成した成果物をアピールすることが重要です。

ITエンジニアとして採用されるには、ポートフォリオの作成は必須であると覚えておきましょう。

関連記事:エンジニア向け!就活で使えるポートフォリオの構成例と作成の注意点

挫折しないための対策をする

プログラミングの学習は、挫折しないための環境づくりが極めて重要です。

さまざまな専門用語を覚えたり、プログラミング特有の概念を理解したりする必要があるだけでなく、エラーやバグの発生とその解消は日常茶飯事です。それぞれに対して調べながら対応していると、途中で挫折してしまう人は少なくありません。

なお、学習環境が整ったプログラミングスクールでも、基礎文法の習得に必要な時間は100時間程度とされています。

そのため、学習を始める前に明確な目標を立てたり、相談し合える学習仲間を作ったりするなど、挫折しないための対策を施しておくのがおすすめです。プログラミングの学習時間を毎日同じ時間帯に確保して、学習を習慣化するのも効果的でしょう。

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9. 就活生がプログラミング学習以外にすべき3つのこと

IT系の企業への就職を目指すにあたって、プログラミング学習以外にしておいたほうがよいことを3つ紹介します。就活をさらに有利に進めたい方は、以下で紹介する内容もぜひ参考にしてください。

目指すエンジニア像を明確にする

プログラミングスキルの習得だけでなく、目指すエンジニア像・将来のキャリアについて考えることも大切な就活準備の一つです。
 

  • ・どのような分野で活躍するエンジニアになりたいのか

    ・エンジニアとしてどのような働き方をしたいのか


目指すエンジニア像を明確にする際は、上記の項目などを言語化するとよいでしょう。将来のキャリアイメージをはっきりとさせることで、応募する企業や職種選びをスムーズに進められます。また、志望動機もより説得力のある内容で作成できるでしょう。

自己分析の一環として、将来像・ゴールを設定しておくことは非常に大切です。エンジニアの具体的なキャリアイメージは次の章で解説しています。

IT関係の資格を取得する

就活を有利に進めるために、IT関連の資格取得もおすすめです。

エンジニアとして活躍するにあたり、資格は必須ではありません。しかし、資格を取得していれば知識があることの証明になり、就活でアピールできます。また、資格取得という目標があると、勉強のモチベーション維持にも一役買ってくれるでしょう。

エンジニアを目指す学生におすすめの資格には、ITの入門的な試験である「ITパスポート」や、エンジニアに必要な知識を網羅的に持っていることを証明できる国家資格「基本情報技術者試験」などがあります。

また、「Ruby技術者認定試験」や「PHP技術者認定試験」といった、プログラミング言語ごとの認定試験を受験してもよいでしょう。志望する企業や職種に求められるものと合致する資格を取得していれば、高評価につながりやすくなるはずです。

関連記事:プログラミング資格を大学生が取得するメリットは?おすすめ5選を紹介

ITエンジニアに特化した就活エージェントを利用する

プログラミングスキルを活かせる仕事への就活をスムーズに進めたい学生は、就活エージェントを利用しましょう。

就活エージェントは、豊富な経験を持つプロのアドバイザーが、就活生の希望条件や目指すキャリア、特性などをヒアリングした上で、最適な就職先を紹介してくれるサービスです。

また、多くの就活エージェントでは、応募書類の添削や選考試験・面接対策などもサポートしてもらえるため、安心して就活を進められるでしょう。

ただし、一口に就活エージェントといっても、対象とするユーザーや強みとする分野はそれぞれ異なるため注意が必要です。プログラミングスキルを活かした仕事への就職を目指すなら、新卒向けでIT人材の就活に特化したエージェントを選びましょう。

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10. ITエンジニアに就職した後のキャリアイメージ

最後に、ITエンジニアに就職した後のキャリアイメージについて紹介します。エンジニア就職後に考えられるキャリアは、大きく分けて以下の4パターンです。
 

  • ・技術力を高めてスペシャリストになる

    ・上流工程や管理に携わってゼネラリストになる

    ・フェーズに合わせて転職しながらスキルの幅を広げる

    ・スキルを磨いて独立する


特定の言語に特化して専門性を高めるのも一つの選択肢と言える一方、現場業務からシステムエンジニアやマネージャーポジションにステップアップするキャリアをたどる人も多いです。

ほかにも、現職の仕事に満足感を得た段階などで、スキルの幅を広げるために転職してキャリアアップするエンジニアも比較的多い傾向です。その結果として独立する選択肢も取れるため、キャリアを考える上で、IT関係の仕事が相互にどのように関連しているのかや、職種の全体的な理解は欠かせないと言えるでしょう。

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11. まとめ

学生のうちにプログラミングを学ぶことで、職種の選択肢が増えるだけでなく、問題解決能力や論理的思考力など、就活でアピールできるさまざまなスキルも身につけられます。

国内ではIT人材の需要が高まり続けているため、文系理系を問わず、プログラミングスキルを備える人材を積極的に採用する企業は増加傾向です。

就活を有利に進めたい人は、本記事で紹介したおすすめのプログラミング言語のどれかから学習を開始して、適性を判断することから始めてみましょう。

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