GitHubとは何か?ITエンジニアへの就活にどう役立つのか?学生向けに解説GitHubとは?使い方と就活に役立つ活用方法について解説

最終更新日:2021年7月14日

GitHubとは、Web上でソースコード等、開発成果物のバージョン管理と共有・公開を行うことができる、効率的にチーム開発を行うためにはなくてはならないサービスです。しかし、初めてプログラミングを学習する学生にとっては、わからないことが多く難しいイメージがありますよね。
そこで本記事では、ITエンジニアを目指す学生向けに、GitHubの知識や利用方法、就活への役立て方について解説します。

1. GitHubとは

まずは、GitHubの概要と、GitHubでできることについて解説します。

GitHubの概要

GitHubとは、GitHub社によって運営されている、アプリケーション開発プロジェクトのためのソースコード管理サービスです。Web上でソースコードの共有、編集、バージョン管理とプロジェクト管理を行うことができ、チームで効率よく開発を進めるのに役立ちます。GitHubは個人・企業問わずに無料で利用可能です。

GitHubとGitの違い

Gitはソースコードの変更履歴を管理する分散型バージョン管理ツールで、Linuxの生みの親、リーナス・トーバルズ氏がLinuxカーネルの開発のために産み出したものです。
GitHubはGitの仕組みを応用し、Web上でソースコードのバージョン管理と公開を可能としたサービスです。つまりGitHubは、GitをWeb上でサービス化したものということです。

GitHubでできること

GitHubが提供する機能で実現できることは下記の通りです。
 

  • ・ソースコードのバージョン管理

    ・ソースコードの共有・公開

    ・プロジェクト管理・コミュニケーション
     

ソースコードのバージョン管理

GitHubに登録したソースコードに対して加えた変更点を、バージョンとして複数世代管理することができます。そのため、過去の任意のバージョンに戻すことも可能です。

ソースコードの共有・公開

ソースコードをチーム内で共有することで、ソースコードの分担・統合を行いながら効率よく開発することができます。インターネット上にソースコードを公開することも可能です。

プロジェクト管理・コミュニケーション

GitHubはソースコード管理だけではなく、プロジェクト管理やメンバーとのコミュニケーション機能もあります。プロジェクト管理としては、課題管理(Issue)や、スケジュール管理(Milestone)などの機能が用意されています。コードレビュー(Pull Request)や課題管理機能を使ってコミュニケーションツールとしても利用可能です。

2. GitHubを使うための前提知識

GitHubを利用する前に、最低限知っておきたい用語と考え方について解説します。

リポジトリ

リポジトリとは、GitHubでバージョン管理を行いたいファイルやディレクトリの状態を記録・管理する場所のことを指します。記録された状態は、ファイルの変更履歴として管理されます。リポジトリは下記の2種類に分けられます。
 

  • ・ローカルリポジトリ

    ・リモートリポジトリ
     

ローカルリポジトリ

ローカルリポジトリは自分のPC上のリポジトリです。開発メンバー一人ひとりがそれぞれのPC上で作業を行えるよう、個別にPC上に配置します。

リモートリポジトリ

リモートリポジトリは、PC上ではなくネットワーク上の専用サーバーなどに配置して、チームで共有するリポジトリです。

リポジトリの基本的な利用イメージ

開発メンバーそれぞれの作業PC上で、リモートリポジトリから取得したファイルの変更を行い、ローカルリポジトリに反映します。その後、変更内容をリモートリポジトリにアップロードするという方法で反映させます。リポジトリを2種類に分けることで、チームで効率よく開発ができるようになります。

ブランチ

ブランチは、作業を分岐させて変更履歴を記録するためのものです。
ブランチはそれぞれ独立しているため、他のブランチで保存されている現行のバージョンのソースコードに影響を与えずに、同じリポジトリ内でバグ修正や機能追加などを個別に開発することができます。

コミットとプッシュ

コミットは、ソースコードの追加や修正をローカルリポジトリに反映し、そのタイミングのバージョン履歴を残すことを指します。プッシュは、ローカルリポジトリの内容をリモートリポジトリにアップロードすることです。コミットとプッシュを行った時点で、ソースコードに加えた変更が同期・確定されることになります。

3. GitHubの基本的な使い方

GitHubの基本的な利用方法について、最初の導入・準備と、基本的なソースコードの変更と反映までを解説します。

アカウント作成

GitHubを利用するには、まずアカウント登録が必要です。GitHub公式サイトからサインアップを選択し、ユーザー名とパスワードを登録してアカウントを作成します。有料プランもありますが、初心者はまずは無料のFreeプランがおすすめです。

リポジトリ作成

アカウント登録が完了したら、いよいよGitHubを利用することが可能となります。GitHubにログインし、ソースコード等を登録するためのリポジトリを作成します。Public(公開)、Private(非公開)を選択可能ですので、用途・目的に応じてリポジトリを作成しましょう。

ファイルの作成・編集

リポジトリが作成できたら、ファイル名を入力してソースコード等のファイルの登録を行います。その後自由にソースコードの編集等を行うことが可能となります。既存のソースコードに対して追加開発を行う場合は、ブランチを作成して個別に編集を行うことで、既存のコードを保全したまま追加・改修が可能です。

リポジトリへの反映

ファイルの編集が終わったらコミットを行います。コミットを行うことでローカルリポジトリに反映され、バージョン履歴が記録されます。その後、リモートリポジトリのURLへプッシュし、ローカルリポジトリの内容をリモートリポジトリに反映します。

4. 就活に役立つGitHubの活用方法

GitHubは、ITエンジニアへの就活にも役立てることができます。
例えば、作成したソースコードをGitHubでポートフォリオ(作品集)として公開することで、コーディング技術をアピールできる可能性があります。 近年では、エンジニア採用でGitHubを活用する「GitHub採用」を行う企業や、採用ページの応募フォームからGitHubのURLを入力可能にしている企業など、GitHubを採用に活用したいと考える企業が増えています。 フォームに入力されたGitHubを閲覧した採用担当者が優秀と判断したら、企業側からアプローチされるケースもあります。GitHub採用に臨む際は、READMEを作成して採用担当にわかりやすいよう技術や構成、目的などを示しておくと良いでしょう。 

5. まとめ

GitHubとは、Gitの仕組みを応用した、Web上でソースコードを管理・公開するためのサービスです。ソースコード等のバージョン管理、共有・公開、コミュニケーション機能などを搭載しています。就活の際にGitHub上に自作のソースコードを公開して、企業にコーディング技術をアピールすることで有利に就職できる可能性もあるので、ぜひ学生のうちに活用しておくべきです。

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