
本記事では、エンジニアになるためにまず学ぶべきことや、避けるべき勉強の進め方、学習を継続させるコツについて丁寧に解説します。また、実際の勉強法やおすすめの無料学習サイト、必要な勉強時間の目安なども紹介しています。
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1.エンジニアにとって勉強が重要な理由

エンジニアにとって学び続ける姿勢が重要だとされる主な理由は、以下の2つです。
職種によって必要な知識やスキルが異なる
エンジニアの仕事は、職種によって必要な知識やスキルが異なります。そのため、「業務の幅を広げたい」「専門性が異なる職種に転身したい」といった場合には、あらためて勉強しなければならないケースがほとんどです。
エンジニアとして活躍するためには、一般的なIT知識に加えて、専門性が求められます。エンジニアにとって、将来的なキャリアの選択肢を増やすためにも、学びを通じた自己成長は欠かせないといえるでしょう。
最新の技術を学び続ける必要がある
エンジニアとして活躍するには、常に最新の技術を学び続ける必要があります。IT業界は技術や情報の移り変わりが非常に激しく、数年前まで主流だった技術が今ではほとんど使われていないといったケースも珍しくありません。
そのため、エンジニアとして長く活躍を続けるためには、新たな技術や知識を学ぶ姿勢が不可欠です。IT分野に対する高い関心を持ち、積極的に自らの知識をアップデートしていける人ほど、エンジニアに向いているといえるでしょう。
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2.エンジニアの種類と必要な勉強

エンジニアとは、工学に関する専門知識やスキルを持つ人材のことで、IT業界においては、主に「IT技術者」を意味します。
エンジニアと一言でいっても、職種によって担当する分野や業務内容はさまざまです。ここでは、代表的な職種とそれぞれに求められる知識を解説します。
システムエンジニア
システムエンジニアとは、クライアントからヒアリングした要望をもとに、システムを設計するのが主な仕事です。
システムエンジニアの仕事において、システムの設計に必要なプログラミングの基礎知識を身につけておく必要があります。なお、システム開発の上流工程を担当するうえで、技術的な能力だけでなく、ヒアリング能力やマネジメント能力も求められるでしょう。
プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアが作成した設計書に沿ってプログラミングし、システムを構築します。
プログラミング言語は種類が非常に多いため、自分の興味関心や挑戦する分野を絞ってスキルを身につけるのがポイントです。さまざまなプログラミング言語を用いて、情報システムやアプリケーションの開発を担います。
組み込みエンジニア
組み込みエンジニアの主な仕事は、家電や工業機器などの機械製品に組み込まれるソフトウェアの開発です。
組み込みエンジニアとして働くためには、プログラミングスキルだけでは不十分だといえます。設計書や仕様書をよく理解して開発を進めるためには、電子回路などのハードウェアに関する知識も欠かせません。
Web系エンジニア
Web系エンジニアとは、WebサイトやWebサービスなどの企画から、開発、運用、保守までを担います。
Web系エンジニアのなかでも、利用者が目にするWebサイトやWebサービスのフロント側を設計・構築するのが「フロントエンドエンジニア」です。プログラミング言語のほか、HTML/CSSなどのデザインフレームワークの知識が求められます。
一方で、サーバーやデータベースなどのロジック部分を担当するのが「バックエンドエンジニア」です。主に、プログラミング言語をはじめデータベースの知識が必要とされます。
インフラエンジニア
サーバやネットワークをはじめとするシステム開発の基盤となるインフラの設計から構築、運用、保守までを担うのが、インフラエンジニアです。
なお、インフラエンジニアは専門領域によってさらにサーバーエンジニアやネットワークエンジニア、クラウドエンジニアなどに細分化されます。
サーバーエンジニアの場合はOSの知識が必要になるほか、ネットワークエンジニアであればネットワーク機器を提供する製品の知識やルータなどの知識が求められます。ほかにも、近年需要が高まっているクラウドの知識など、幅広い学習が必要です。
関連記事:エンジニアの種類26種をまとめて解説!仕事内容や年収はどう違う?
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3.エンジニアを目指す学生がまず勉強すべきこと

ここでは、エンジニアを目指す学生がまず勉強すべきことを2つ解説します。
ITの基本知識
エンジニアを目指すなら、学生のうちからITに関する基本知識を勉強しておくのがおすすめです。エンジニアとして仕事をするために必要なITの基礎知識には、以下のようなものがあります。
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・データベース
・ネットワーク
・サーバー
・セキュリティ
職種によって携わる分野が異なるため、実際に担当する業務でこれらすべての知識を必要とするとは限りません。
しかし、コンピュータやインターネットの基本構造や仕組みを幅広く理解していれば、クライアントやチームメンバーとスムーズにコミュニケーションを取れたり、対応できる仕事の幅を広げられたりするでしょう。
エンジニアとしてのパフォーマンスを高めるためにも、まずはIT全般の基礎知識をしっかりと勉強しておくことが大切です。
関連記事:IT知識を基礎から完全解説|初心者が知っておきたいITの基礎知識
プログラミング
エンジニアを目指すうえでは、プログラミングの勉強も欠かせません。特に、開発系やWeb系エンジニアに求められるスキルのなかで最も重要なものが、プログラミングスキルです。
エンジニアの種類によって、主として使用するプログラミング言語が異なります。開発内容別によく使われるプログラミング言語の一例は、下記のとおりです。
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・Webサイト開発:Ruby、PHP、JavaScript
・スマホアプリ開発:Swift、Java、Kotlin
・ゲーム/ソフトウェア開発:C#
・AI/機械学習開発:Python、R言語
・IoTの組み込み系開発:C言語
なお、初心者の場合は「Webサイト開発」に使用されるRubyやPHPなど、比較的習得する難易度が低い言語から勉強するとよいでしょう。これらのプログラミング言語は汎用性も高いので、就職先の選択肢も広げられます。
関連記事:プログラミングを学ぶメリットとは?必要性や勉強方法まで徹底解説
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4.エンジニアになる上で避けるべきアプローチ

エンジニアになるためには、効率的かつ確実な勉強方法で取り組むことがとても大切です。
本章では、エンジニアになる上で避けるべきアプローチについてご紹介します。
目標や目的を明確にしないまま勉強をはじめる
プログラミング学習を始める際、何を目指して学ぶのかを明確にしていないと、途中でモチベーションが下がりやすくなります。
「アプリを作りたい」「転職したい」など、具体的な目的があると学ぶ内容に優先順位がつき、効率も上がります。目的のない勉強は方向性を見失いやすく、挫折の原因にもなってしまうでしょう。
まずは、自分がなぜエンジニアになりたいのかを言語化することから始めることが大切です。
勉強方法を変えずに続ける
プログラミング学習には相性の良い方法とそうでない方法があります。例えば、書籍だけで理解できない人が無理に独学を続けても効率はよくありません。
理解が進まないと感じたら、動画、演習、オンライン講座など別の手段に切り替えることが重要です。最初に決めた方法にこだわりすぎず、柔軟にアプローチを変えることで、着実な成長につながります。
楽にできるものを繰り返し行う
一度覚えた内容を繰り返すのは気が楽ですが、成長にはつながりにくいでしょう。学習が進むにつれて、難しい課題に取り組む必要があります。
常に“少し難しい”と感じるレベルに挑戦し続けることが、実力を伸ばす秘訣です。快適ゾーンにとどまるのではなく、時には不安や緊張を感じる内容にチャレンジする意識が重要となります。
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5.エンジニアになるための効率的な勉強の進め方

本章では、エンジニアになるための効率的な勉強の進め方についてご紹介します。
関連記事:プログラミングは独学で習得できる!初心者の独学法を紹介
アウトプットの時間を必ず取る
プログラミングは「読む」「見る」だけでは身につきません。実際に自分でコードを書く“アウトプット”の時間が極めて重要です。
学んだ内容を手を動かして確認することで、理解が深まり、エラーへの対応力も養われます。毎日の学習には必ずアウトプットの時間を設け、学んだ知識を自分の言葉や動作で定着させましょう。
フィードバックを受けられる環境をつくる
独学だけでは、自分のコードの良し悪しや改善点に気づきにくいことがあります。フィードバックをもらえる環境、たとえばメンター制度があるスクール、SNSの勉強コミュニティ、友人とのペアプログラミングなどを活用しましょう。
他者の視点が加わることで、自分では見えなかった課題に気づくことができ、スキルアップのスピードが大きく変わります。
3か月間毎日続ける
プログラミングの基礎力を身につけるには継続が不可欠です。特に最初の3か月間は、毎日少しずつでも学習を続けることが大切です。
1回の学習時間は短くても構いませんが、日々継続することで知識が定着しやすくなります。また、習慣化されることで、自然とプログラミングに対する抵抗感も薄れ、次第に「学ぶことが当たり前」と感じられるようになります。
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6.エンジニアになるためにおすすめの勉強方法4選

本章では、エンジニアになる上でおすすめの勉強方法を4つご紹介します。
効率的かつ自分に合った方法で勉強を進めていきましょう。
関連記事:初心者におすすめのプログラミング学習本|いきなり言語の本を読む前に読む本
書籍で独学する
プログラミングの書籍は、基礎から応用まで体系的に学べる点が魅力です。紙の本でじっくり学ぶことで、全体像を掴みながら理解を深められます。
特に、文法や理論をしっかり学びたい人にはおすすめです。ただし、手を動かす演習を並行して行うことで、より効果的に知識が定着します。
はじめての学習では、初心者向けにわかりやすく解説された書籍を選ぶと良いでしょう。
オンライン学習サイトで学ぶ
動画と演習がセットになっているオンライン学習サイトは、パソコンと通信環境があればどこでも実践的な学習ができます。
自分のペースで進められるため、忙しい人にも最適です。また、動画は視覚的に学べるため、文だけでは理解しづらい内容も把握しやすくなります。
疑問点をすぐに検索できる環境も整っているため、挫折しにくい点も魅力です。
プログラミングスクールに通う
短期間で効率よく実践力を身につけたい場合は、プログラミングスクールの活用がおすすめです。
現役エンジニアから直接学べるほか、個別サポートや転職支援などのサービスも充実しています。独学での限界を感じた人や、何から始めればいいかわからない人にとって、大きな支えになるでしょう。
費用はかかりますが、その分成果も得やすい学習法といえます。
勉強会やセミナーに参加する
実際に人と交流しながら学べる勉強会やセミナーは、学習への刺激を得る絶好の機会です。
最新技術のトレンドを知れたり、他の学習者の取り組みに触れたりすることで、モチベーションの維持にもつながります。
オンラインで気軽に参加できるものも増えているため、興味のあるテーマを見つけたら積極的に参加してみましょう。
関連記事:エンジニア向け勉強会が見つかるおすすめサイト7選!参加メリットや必要なものを解説
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7.【無料】プログラミング勉強におすすめのサイト3選

先ほどご紹介したオンライン学習サイトのなかには、無料で利用できるサイトもあります。
そこで本章では、無料で利用できるおすすめのプログラミングの学習サイトをご紹介します。
Progate
Progateは、初心者向けに特化したプログラミング学習サイトで、ブラウザ上で実際にコードを書きながら学べる点が特徴です。
スライド形式の説明とインタラクティブな演習が組み合わさっており、視覚的に理解しやすい構成になっています。基本は無料プランでも十分学べる内容が揃っており、はじめてコードを書く人にとって、最初の一歩に最適な学習ツールです。
ドットインストール
3分ほどの短い動画で構成されているドットインストールは、忙しい人やスキマ時間を活用したい人におすすめの学習サイトです。
HTMLやCSS、JavaScriptなどの基本はもちろん、少し発展的な内容にも対応しているため、初心者から中級者まで幅広く活用できます。動画を見て実際に手を動かすことで、実践的なスキルを身につけることができます。
Udacity
Udacityは、AIやデータサイエンス、Web開発など、実務に近いスキルが学べるオンラインプラットフォームです。
英語で提供されているコースが多いですが、GoogleやAmazonなど大手企業と連携した実践的な内容が魅力です。特に「ナノディグリー」プログラムは実務を意識した構成で、履歴書に書けるレベルのスキルを身につけたい人におすすめとなります。
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8.エンジニアになるために必要な勉強時間

エンジニアを目指す学生が、エンジニアに必要な知識やスキルの習得には相当な時間がかかるといわれています。
目指すエンジニアの種類やレベルによって必要な知識やスキルが異なるため、一概に「△△時間の勉強が必要」とはいえないものの、習得に多くの時間を要することは確かです。
そのため、エンジニアを目指す方は、比較的自由な時間を確保しやすい大学生のうちに勉強を始め、ある程度のレベルまでスキルを身につけておくとよいでしょう。
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9.エンジニアの勉強でモチベーションを保つコツ
エンジニアの勉強は時間がかかるため、モチベーションを保つ工夫が必要です。特に、情報系以外の文系学生や未経験者の場合、分からないことがあったときに解決できずに挫折してしまうケースも少なくありません。
エンジニアの勉強でモチベーションを保つには、以下のようなコツがあります。
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・勉強時間を決めて学習を習慣化する
・情報共有したり悩みを相談したりできる学習仲間をつくる
・資格取得などの具体的な学習目標を立てる
まず、毎日の決まった時間を「エンジニアになるために勉強する時間」として割り振っておきましょう。習慣化することで勉強を継続しやすくなります。
また、勉強の進捗状況や調べた情報の共有、悩みの相談などをできる学習仲間をつくるのもおすすめです。同じタイミングで学習を進めながら切磋琢磨し合える仲間がいれば、モチベーションを維持しやすくなります。
そのほか、資格取得など、具体的な目標を定めるのもよいでしょう。エンジニアの就職に役立つ資格の多くはレベル別に分かれているため、初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。なお、合格することでこれまでの頑張りを見える化できるので、達成感も得やすいでしょう。
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10.エンジニアの勉強で挫折しないための3つのポイント

エンジニアを目指して勉強するときは、以下の3つを意識するのがポイントです。
自分のレベルに合わせて学習を始める
エンジニアの勉強で挫折しないためには、自分のレベルに合わせて学習を始める必要があります。「エンジニアになるための勉強」といっても、以下のように基礎レベルから業務レベルまでさまざまです。
・用語を理解して指示通りにプログラミングができるレベル
・仕様書をもとに自分で考えてプログラムを構築できるレベル
・自分で要件定義から提案、設計、構築ができるレベル
自分のレベルと勉強するレベルにミスマッチがあると学習を思うように進められず挫折する可能性が高まります。また、目標を高く設定しすぎても、なかなか達成感を得られず、挫折につながりやすいでしょう。
エンジニアの勉強を継続させるためには、自分のレベルを正しく把握したうえで、学習を進めることが大切です。
基礎から順に勉強を進める
エンジニアになるための勉強では、基礎を飛ばさずに順を追って学習を進めていく必要があります。なぜなら、エンジニアの勉強で欠かせない専門的な用語や特有の概念など、基礎をしっかりと身につけていないと、さらに上のレベルの知識を学ぶのが難しくなるからです。
学び始めはわからないことや知らないことだらけで時間がかかってしまい、もどかしく感じる場面も多くあるでしょう。しかし、基礎からしっかりと固めていければ、結果的に効率よく知識やスキルを身につけていくことにつながります。
手を動かして学ぶ
エンジニアとしてのスキルを身につけるには、参考書や講義などから知識を増やしつつ、実際に手を動かすことが重要です。トライ&エラーを繰り返すうちに、実際の操作を覚えられるほか、エラーの原因を分析する力や対応力も身につきます。
IT業界は、知識や資格より実践できるスキルが重視される傾向です。エンジニアに求められるスキルは、参考書を読んだり、講義を受けたりするだけでは身につきません。
最近では特別な環境を構築しなくても作れるシステムやツール、Webページなどもあるので、基礎的な知識を勉強したら積極的に手を動かしてみましょう。
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11.エンジニアを目指す学生が勉強の次にやるべき就活対策

エンジニアを目指すための勉強に加えて、ここでは、就活を有利に進めるための具体的な対策を4つ解説します。
目指すエンジニア像の明確化
エンジニアを目指すうえで大切なのは、理想とするエンジニア像を明確にすることです。前述のとおり、エンジニアにはシステムエンジニアやプログラマーなど、さまざまな職種が存在します。
職種によって求められるスキルや特性が異なるため、「自分がどのような分野の開発に携わりたいのか」「どの職種として将来的に活躍したいのか」などを考え、適切に対応することが大切です。
なお、目指すエンジニア像を明確にしておくのは、志望動機を作成するうえでも重要です。就活準備のなかでも念入りに時間をかけて考えてみましょう。
関連資格の取得
就活対策として、関連資格の取得もおすすめです。実際のところ、エンジニアになるうえで、必須の資格はありません。しかし、エンジニアとして活躍を続けるためには、ITに関する幅広い知識を身につけておくことが大切です。
合格という明確な目標があると、勉強のモチベーションを維持しやすいだけでなく、取得後は自分のスキルを客観的に示す証明にもなります。
エンジニアを目指す学生なら、国家資格の「ITパスポート」「基本情報技術者試験」から取得を目指すとよいでしょう。いずれも、エンジニアとして仕事をするために必要なIT知識を網羅していることを証明する資格です。
ほかには、志望する企業や携わりたい分野の開発で使用されるプログラミング言語の資格もおすすめです。具体的には、以下のような認定試験があります。
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・PHP技術者認定試験
・Ruby技術者認定試験
・Oracle Certified Java Programmer
・Python3エンジニア認定基礎試験
プログラミング言語の資格の多くは、レベル別に種類が分かれているので、プログラミングの勉強を始めたばかりの初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。
企業のなかには、社員に資格の取得を推奨しているケースもあります。そのため、学生のうちに関連する資格を取得しておけば、採用選考でも高評価につながりやすいでしょう。
関連記事:プログラミング資格を大学生が取得するメリットは?おすすめ5選を紹介
長期インターンシップへの参加
エンジニアとしての就職を目指すなら、長期インターンシップへの参加がおすすめです。学生向けの職場体験制度であるインターンシップのなかでも、長期のものは数ヶ月から一年ほど、企業に所属して実際に業務の一部を担います。
長期インターンシップに参加する主なメリットは、以下のとおりです。
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・現場レベルの実務的なスキルを身につけられる
・上司や先輩社員とのやり取りを通じてコミュニケーション能力を磨ける
・業界や職種に対する自分の適性を確認できる
・就活において熱意や志望度の高さをアピールする材料にな
長期インターンシップはメリットも多くありますが、参加するためには選考を通過しなければならないケースがほとんどです。そのため、エンジニア志望の学生は、できるだけ早いタイミングでITの基礎知識やプログラミングなどを勉強しておくとよいでしょう。
関連記事:エンジニアインターンは未経験でも参加できる?未経験参加可能な求人の応募方法
ポートフォリオの作成
勉強して少しでもスキルが身についたら、実際の制作物を用意しておくと、就活でのアピールに役立ちます。
ポートフォリオとは、エンジニアやデザイナーなどがこれまでの制作物や作品を一つの資料にまとめたものです。特に、新卒のように実務経験がない場合、履歴書だけで自分の知識やスキルを正しく伝えるのは難しいでしょう。
ポートフォリオは、企業にとっても学生のスキルを測る判断材料として役立ちます。就活を少しでも有利に進めるためにも、ポートフォリオに実績をまとめておきましょう。
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12.まとめ
IT業界は技術や情報の移り変わりが非常に激しく、ITエンジニアとして活躍するためには、常に学び続ける姿勢が求められます。
なお、エンジニアになるためには、IT知識やプログラミングスキルはもちろん、コミュニケーション能力や論理的思考を身につける努力も大切です。特に、プログラミングに関しては、学生のうちから勉強を始めておくと、就活を有利に進められるでしょう。
勉強方法としては、参考書や学習サイトを利用して独学するほか、プログラミングスクールに通って短期間でスキルの習得を目指すのもおすすめです。自分の適性や目指すレベルに合わせて、学びを深めていってください。
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