プログラミングは難しい?苦手意識の解消法と学生におすすめの勉強法を解説

プログラミングは難しい?苦手意識の解消法と学生におすすめの勉強法を解説
近年はIT業界を目指す方が増加傾向にあります。IT業界で活躍するにはプログラミングスキルは必要不可欠。しかし、プログラミングは難しいと感じて習得できずにいる方も多いようです。 この記事では、プログラミングが難しいと言われる理由や苦手意識の解消法、おすすめの学習方法を解説します。また、未経験者や初心者でも学びやすい言語も紹介しているので、プログラミングは難しいと悩んでいる方はぜひご一読ください。

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1. プログラミングが難しいと言われる理由

プログラミングに興味があるもの、難しいと感じて習得に至らないという方は、まずは「自分がプログラミングの何を難しいと感じているか」を明らかにすることが大切です。ここでは、プログラミングが難しいと言われる理由について解説します。ぜひ参考にしてください。

プログラミング言語が多い

プログラミング言語は250種類以上存在していると言われており、新しい言語も次々と開発されています。これからプログラミングを始めようと考える未経験者にとっては、言語の種類が多過ぎるため「どの言語で何ができるのか」「自分に合っているものはどれなのか」が分かりません。結果として、プログラミングは難しいというイメージを抱いてしまう方が多いようです。

関連記事:学生におすすめのプログラミング言語と選び方について解説

覚えることが多い

プログラミングでは、覚えなければならない文法やルールが数多くあります。さらに、実務で使えるスキルを身に付けたい場合は、目まぐるしいスピードで日々更新される新たな情報やIT技術もキャッチアップして学び続けなければなりません。そのため、人によっては、「そんなにたくさんのことを覚えられない」と思い、プログラミングを難しいものだと感じてしまうようです。

専門用語や特有の考え方を理解する必要がある

プログラミングを習得するには、専門用語や特有の考え方を理解する必要があります。たとえば、未経験者には馴染みがない「変数」や「高水準言語」といった専門的な技術用語や、「オブジェクト志向」(開発するもの一つひとつを「もの」と捉えて、その仕組みを考えながらプログラムを作る考え方)などの理解は、プログラミング習得には欠かせません。しかし、数多くある専門用語を理解するには時間や労力が必要です。また、概念は抽象的なもので、未経験者がそのすべてを理解することは難しいと言われており、多くの方がプログラミングに苦手意識を持つ一因になっています。

エラー・バグが多い

プログラミングは、記述したプログラムに一文字でもミスが含まれているとエラーやバグが発生します。そういった問題の原因を突き止め、修正するのも大切な作業の一つです。しかし、初心者の場合、時間をかけてもエラーやバグの原因をわからず、解決に至らないことも少なくありません。特に学びはじめは、エラーやバグが大量に発生するため、プログラミングは難しいと感じ、挫折してしまう方も多いようです。

プログラミングは難しいという漠然としたイメージ

プログラミングというと、羅列された大量の英語や記号、複雑なルール、専門用語などのイメージが頭に浮かび、漠然と「難しそう」と考えてしまう方が多いようです。また、「自分には理系や情報系の知識がないので理解できないだろう」と思いこんでしまう方も。実際にプログラミングに触れたことがない方にとっては、プログラミングは未知のものであるため、「わからない=難しい」というイメージに繋がってしまうようです。

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2. プログラミングは難しい…は勘違いと言える理由

プログラミングの習得は、言語や方法を選べば決して難しいものではありません。ここでは、プログラミングは難しいものではないといえる理由を解説します。

難易度が低い言語が増えている

前述したとおりプログラミング言語は250種類以上あると言われていますが、すべての言語が難しいというわけではありません。たとえば、RubyやPythonのようにシンプルな構文でわかりやすく、未経験者でも学びやすいものもあります。プログラミングは難しいというイメージから学習に踏み出せずにいる方は、まずは難易度の低い言語の学習からスタートさせると良いでしょう。

環境構築をしなくても学習できる

プログラミングの学習には、ソフトウェアをパソコンにインストールしたり、周辺機器を用意したりするなどの環境構築をしなくてはいけないと思い、学びをスタートさせるのは難しいと考える方もいるでしょう。しかし、近年は、環境を整えなくても気軽にプログラミングを学べるWebサイトやアプリが数多くあり、そういったものを利用すればすぐにプログラミング学習を始められます

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3. プログラミングは難しい…を解消する方法

ここでは、プログラミングは難しいというイメージを解消する方法を紹介します。悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

基本的な知識を身に付けることから始める

プログラミングは難しいという苦手意識を持っている方は、まずは基本的な知識を身に付けましょう。ソフトウェアのインストール・アンインストールやキーボードのショートカットといったパソコンの機能・操作法など、基礎的なコンピューターリテラシーはプログラミングを学ぶうえで最低限必要なものです。これらを理解していないと、プログラミングの学習が進まず、プログラミングは難しいという思いが益々強まってしまう可能性があります。逆に、しっかりと身に付けていれば効率的に学習することができ、プログラミングは難しいというイメージを解消しやすくなるでしょう。

プログラミングを学習する目的を明確にする

プログラミングは難しいと感じている方は、学習をはじめる前に、学習する目的を明確にしましょう。「プログラミングスキルを使って何をしたいのか」をはっきりとさせることでモチベーションを維持でき、挫折しにくくなります。また、スキルの習得後に「どういった分野のエンジニアになりたいのか」といった将来像を考えておくことも大切です。目指すエンジニア像を設定できれば、習得するべきプログラミング言語が自ずと決まってきます。

学習を習慣化する

プログラミングは難しいと学習を敬遠しがちな方は、1日の中で決まった時間をプログラミングの学習用として設定し、学習を習慣化すると良いでしょう。継続的に学ぶくせをつけることで、途中で壁にぶつかっても、少しずつ挑戦しやすくなります

また、仲間と一緒に学ぶのもおすすめです。自分と同じように勉強する仲間がいることで学習を習慣化しやすいだけでなく、情報を共有したり、プログラミングを学ぶうえでの悩みを相談し合ったりすることでモチベーション維持にも繋がります。

すべてを暗記しようとせず、手を動かしながら覚える

「プログラミングは難しい」という方がやりがちなのは、プログラミングで使用するコードをすべて覚えようとすることです。しかし、これは英単語の辞書を丸暗記しようとする行為に等しいといえます。プロのエンジニアであっても、コードをすべて覚えているわけではありません。分からないことはその都度調べながら作業を進めています。

プログラミング学習では、最初から完璧にすべてを理解しようとするのではなく、まずは手を動かしてみることが大切です。そうすることで徐々にコードを覚え、専門用語やプログラミング特有の考え方も理解できるようになるでしょう。プログラミングは難しいというイメージも解消されていくはずです。

効率性を意識しながら学ぶ

プログラミングは学習がなかなか進まないので難しいという方には、効率性を意識して学ぶことをおすすめします。たとえば、比較的難易度が低く、取り組みやすいと言われている言語から学習をスタートさせたり、わからないことをすぐにに調べられるように検索力をアップさせたりすると学習を進めやすくなるでしょう。また、学習するなかで、何にどれくらい時間がかかっているのかを把握し、無駄をなくすことも効率をアップする方法の一つ。効率性を意識してスムーズに学習を進めることができれば、プログラミングに対する抵抗感やストレスが低減されるはずです。

関連記事:新卒からエンジニアを目指すための、プログラミング勉強法を解説

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4. プログラミングは難しいから脱却…おすすめの学習方法

次に、プログラミングは難しいと感じている学生におすすめのプログラミング学習方法3つについて解説します。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。

書籍・オンライン学習サイト

プログラミングは難しいという苦手意識を持つ方には、まずは書籍・オンライン学習サイトを使って基本的なスキルや知識を習得するという方法がおすすめです。この方法であれば、低予算で学習をはじめられるうえ、時間・場所に関係なく勉強を進められます。近年は、環境構築が不要なオンライン学習サイトや無料のアプリなども数多くあるので、そういったものを上手く活用して学習すると良いでしょう。

ただし、独学の場合は分からないことが出てきた場合に相談する人がいないため、挫折率が高いというデメリットがあります。また、最新のITスキルや情報が取り入れられていないことも少なくありません。独学でプログラミングは難しいという苦手意識が解消でき、実際の仕事で活かせるスキルを身に付けたいと考える場合は、ほかの学習法も検討すると良いでしょう。

長期インターンシップ

長期インターンシップに参加することで実践的なプログラミングスキルを身に付けるという方法もおすすめです。インターンシップは、企業が実施している職場体験の制度で、学生は興味がある会社を訪問したり、実際に仕事の一部を体験したりすることができます。

インターンシップには、期間によって短期・中期・長期の3種類がありますが、実際のスキルを身に付けたいのであれば、数ヶ月以上働く長期インターンシップに参加しましょう。なぜなら、プログラミングを学べるということ以外にも、現場の空気感を体感できる、人脈を広げられる、報酬をもらえる場合がある、などさまざまなメリットを得られるからです。

ただし、長期インターンシップに参加するためには、原則として採用試験に合格する必要があります。まったく知識がない状態では合格が難しい場合もあるので、基本的なプログラミングスキルは事前に自分で身に付けておいた方が良いでしょう。

プログラミングスクール

プログラミングスクールに通うことでプログラミングを勉強するという方法もあります。スクールでは、プログラミングは難しい…と苦手意識を持つ方でも、プロが作成したカリキュラムに沿って一定期間で効率的にスキルを身に付けることができます。また、挫折の最大の原因である「分からないことを質問できる人がいない」という問題も、インストラクターが解消してくれるので安心です。
ただし、プログラミングスクールの場合、ほかの方法に比べ、高額な費用がかかる点がデメリットといえるでしょう。

レバテックでは、大学生・大学院生向けに月額29,800円でプログラミングを学べるレバテックカレッジを運営しています。現場で活躍するエンジニアが考案した「確実に成長できる」オリジナルカリキュラムで、未経験者でも3ヶ月でWebサービスの開発に必要なスキルを身に付けることが可能です。また、教室には成長するベンチャー企業のエンジニア内定者を中心としたメンターが常駐しており、わからないことをいつでも気軽に相談できます。リーズナブルな価格で、一生もののスキルを身に付けたい方におすすめのプログラミングスクールです。

5. プログラミングは難しいという初心者におすすめの言語

最後に、プログラミングは難しいと感じている初心者におすすめの言語を紹介します。習得難易度が低くても、需要が高く、就活でも有利になる言語は数多くあります。どのプログラミング言語を学べば良いか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

JavaScript

JavaScriptは、主に動的なWebサイト制作に使用される言語です。具体的には、カーソルを合わせるとメニューバーが開く、スクロールするとサイトの内容が変化するなどが例として挙げられます。HTML・CSSと合わせて勉強することで、自由にWebサイト制作ができるようになるほか、ブラウザゲームやWebアプリなどの開発も可能です。プログラミングは難しいと苦手意識を持つ方でも比較的理解しやすい文法で、汎用性が高いという特徴があり、人気が高い言語の一つ。開発環境がそろってなくても学びはじめることができるので、初心者が手始めに学ぶには最適な言語といえるでしょう。

Ruby

Rubyは、柔軟性が高く、Web開発を効率良く行える言語で、Webサービス・アプリケーションやスマホアプリケーションなど、さまざまな場面で使用されています。Rubyによって開発されたWebサービスの例として、TwitterやCookpadなどがあり、国内外問わず需要が高い言語です。Rubyは日本人によって開発された言語なので、公式サイトや参考サイトの多くは日本語で書かれています。比較的難易度も低いため、プログラミングは難しいと感じている方でも習得しやすいでしょう。

PHP

PHPは、主にWebサービス・アプリケーション開発に使用される言語です。具体的には、WordPressやECサイトなどが例として挙げられます。PHPの特徴は構文がシンプルなこと。学ぶ際の参考にできる情報や書籍も多くあるので、プログラミングは難しいと感じている方でも習得しやすいでしょう。近年はWebサービスの需要が高まっており、PHPを学ぶことで就活を有利に進められます。

関連記事:PHPとは?HTMLとの違いや学生が学習するメリットを解説

Python

Pythonは、シンプルですが高度な技術を扱えるという特徴があり、Webアプリケーションや人工知能などの機械学習、データサイエンスといった幅広い分野で使われている言語です。前述したJavaScriptやRuby、PHPと比べると難易度はやや高いとされているため、プログラミングは難しいと感じている方には手を付けにくい言語かもしれませんが、習得すればできることの幅が広がります。需要も高いので、就活でも大きなアピールとなるでしょう。

関連記事:【学生向け】Pythonは何ができるの?就活には有利になる?

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6. まとめ

プログラミング学習を難しいと感じる主な理由としては、覚えることが多く、継続的に勉強し続けなければならないこと、エラーが発生する原因がわからず、すぐにつまづいてしまうことなどが挙げられます。自分一人での学習が難しいという方は、費用がかかるというデメリットはありますが、手厚いサポートで挫折しにくい環境が整っているプログラミングスクールでのスキル習得がおすすめです。

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